大渕登山口から破風山
(山頂から両神山、奥秩父の山、二子山などの眺め)
【 山 名 】前原山、秩父破風山
【 山 域 】奥武蔵
【 日 時 】2025年12月27日(土)
【 天 候 】快晴
【 ルート 】皆野駅8:35→8:50大渕登山口→9:20前原山→男体拝→10:25風戸分岐→10:45猿岩→11:00秩父破風山11:05→高橋沢コース→12:05野巻→12:30梵の湯→皆野駅
☆秩父破風山へ
秩父破風山へ出かけたのはもう5年ほど前、紅葉の時期だった。今回は年末ということもあり、皆野駅から歩きだすコースを歩いて見ることにする。前原山を経由するコースは皆野アルプスとして整備されているようだ。これを登ってみることにしよう。一番電車で行くつもりだったが、30分ほど二度寝して次の列車で行く。西武秩父駅でトイレに行っていたら、列車の時間までわずかになってしまい慌てて小走りにお花畑駅に向かい、なんとか間に合った。皆野駅で下車したのは数人のようだ。

駅から右へ細い道を進み、すぐに踏切を渡って歩く。それにしても寒い。おそらく気温はマイナスだろう。後で調べると皆野町の最低気温はマイナス4度だったようだ。さすがに降りた時間は8時半過ぎなので0度近くくらいには上がっていたと思われるが、それでも寒かった。手袋を外すと手が痛いくらいである。しばらく道路を歩いていく。やがて橋に向かって下りになるが、遠くには奥秩父の雪で白い山を見ることができた。橋を渡るが歩道がない上に車の通行が多いので注意する。右に進んで再び橋を渡ると左に道を分け、車道にしては少し急な登りで先に進む。車の通行が多い道をそのまま過ぎて先へ進むと右に曲がるように道標がある。少し右へ進んでいくと左に大渕登山口と書かれた小さな道標を見て、左に曲がって山道に入る。少し進むと小さな鳥居と木祠が見えたので、遠くからだが安全を祈った。少し進むとクマ注意の表示と道標があり、そこから上に登る道が始まっていた。

そちらの道に入って登っていく。少し急な登りがしばらく続く。足元が落ち葉で滑りやすいので少し注意しながら登っていく。ようやく体が温まってきたのでフリースも冬用パーカーも脱いでウィンドブレーカーに着替える。

しばらく登るとわずかに緩むが先へ行くと再び急登、頑張って登っていく。ようやく登り着くとそこが前原山の表示、四等三角点であった。周りは樹林であまり眺めはないが、樹林越しに大きな山が向こうに見える。それが破風山であろう。まだ結構遠い感じである。

先へ進んでいく。下りは薄暗い樹林で冷たい風が来てかなり寒い。手袋は手放せない感じである。少し急な下りが終わると登り返し、ちょっとごつごつした感じの所を登ったりもしてなかなかきつい。ロープの付いている所もある。少し登ると左手に眺めがある所に出て、そこからは奥多摩方面の山だろうか、雪を抱く山が遠くに連なっているのが見えた。

しばらく進んで眺めの良い小ピークに出る。前原までは読めるが、その先が古くなっていて読めなくなっている手製の道標がある。あたりは岩がごつごつした感じ、先に山が見えるくらいである。左手はやはり秩父や奥多摩の山々が連なっているが遠くに見えた。

先に進むと少し岩場の下りになる。特に危険はないが、少し段差が大きい所もあって若干慎重気味に下る。長くはなく普通の道になって先へ進み、緩やかに登っていく。樹林の中を登っていくと途中にまた分岐がある。長生荘バス停と書かれていて、自分の地図には乗っていない分岐のようである。淡々と樹林の中を登っていくとやがてまた樹林越しに破風山が見えてくる。多少は近づいたが、まだそれなりにありそうだ。比較的緩やかな尾根をしばらく進んでいくと再びかなりの急登になり、頑張って登る。小ギャップに登り着くとだいぶ目の前に破風山が大きくなった。

また先へ少し下ってから進んでいき、またそれなりの登りを登っていく。

うろ覚えだが、このあたりに岩場の横を通る所があったように思う。ロープも付いていて難しくはないが、それなりに注意を払って通過しないと行けない所である。さらに進んで登り着いた所は「男体拝」という表示があった。見ると確かに男体山が枝の合間からわずかに見えていた。

先へ進んでいくと人の声がちらりと聞こえてくる。おそらく風戸方面から人が登ってきているのだろうか。しばらく進んでいくと風戸分岐、まだ人は登ってこないようである。

先へ進む。またしばらく登ると急な木段で登らされる。汗をかかされながらしばらく登り、先に行くと破風山が近くなってくる。

やがて左に進むように道標を見て左に軽く下る。すると右上に岩がある。なるほど岩の尾根を避けて左下を巻くように進むようである。すると右上に向かって木段で急な登り、これもまた段差が大きく結構きつい。しばらく登っていくと右に大きな岩があり、それが猿岩だった。5年前に来たときにさっさと登ってしまい、どこに猿岩があったのか分からなかった事があったが、左手に注意して登っていて右手を見なかったのだろう。

多少斜度は落ちるが、まだ先へ進むとそれなりには登らされる。途中、下って来る人に二人ほど会った。広い緩斜面の登りをしばらく登ると休憩舎がある。この時期は日陰でちょっと寒そうだ。先へ進む。もう山頂は近い。細い尾根をしばらく進み、最後の登りを終えると眺めの良い破風山の山頂に着いた。

山頂には数人が休んでいた。やはり今日も良い展望である。秩父盆地から秩父の山々、奥多摩の山々、そして両神山、二子山、奥秩父の白い雪山と楽しめる。しばらくするとグループが休憩舎へ向かって降りていったので静かになった。両神山を見ながらパンを食べた。

☆野巻へ下山
さて、下山にかかることにする。木に皆野アルプスの表示が付いていた。それを見ると、歩いてきた山々から天狗山まで行けば皆野アルプス完登になるようだ。今日はそこまで行くつもりはなかった。

先を数分下ると道標があり、そこで戻るように左に折れて、下山路に向かう。

少し道が細い。こんな所を歩く人もそんなに多くはないだろう。少し右が切れ落ちているので足元に注意しながら進む。しばらく進むと左に道を分岐する。緩やかに下っていく。左にちょっと皆野の町などを見たりしながら下っていく。やがて左に折れて下っていくと林道らしい道に降り立った。道標があり、左が歩きたい道である。

そちらに進んでいくとあたりはゆずが植えられていて実っていた。林道という感じの簡易舗装された道を下っていく。途中にはやはり無人販売でゆずが売られていた。さらに進んでちょっと暗い樹林の中を抜けるとゆず園である。そちらでもゆずが売られていた。曲がりながら下るとやがてゆず園が終わり、少し下ると林道も終わってそこからは山道になる。カウンターが設置されていたので押しておく。

薄暗い樹林の中をしばらく下った後、急降下になる。ちょっと歩きにくい下りがしばらく続く。ロープの付いた所を過ぎると少し歩きやすくなるもののそれでもさらにどんどん下っていく。やがて谷の近くまで下ると木橋を渡って右に進む。左に沢があるがこの時期は涸れているようで水は流れていないようだ。古い道標があるが、サビサビで書いてある文字は消えている。さらに先に行くと再び木橋を渡る。どんどん先へ行くとやがて水音が聞こえるようになった。再び道標があるが、これは文字が見えて破風山を示していた。

先へ行くと林道に出る。あまり使われている林道ではないが、やはり林道は歩きやすい。スピードを上げてどんどん歩く。特にこれというものもなく、単調な山の中をひたすら進む。ようやく明るい所に出ると、もうそこは野巻の集落の手前であった。ウィンドブレーカーをパーカーに着替えた。

民家の横を通って道路に出る。しっかりと道標があった。左に進んで皆野駅方面に進む。歩いていると左にソーラーパネルが並んでいる所がある。最近は山にほんとに多くなった。遊休地を利用する小規模な発電ならば良いけど、最近は森を大規模に切り開いてソーラーパネルを並べるのは逆に環境破壊である。さすがに国も気づいたようで制限をしようとしているが、一度壊れた自然は元に戻ることはない。そんな事を考えながら歩いていくとそんなにかからずに朝に歩いた道に出る。右に曲がって下り、車の多い道に出る。まだ時間も早い。そのまま駅に行くのではなく、ちょっと離れた所にある秩父川端温泉に行ってみることにする。朝に歩いた道を左に見てそのまま直進する。800mと書かれていたが、もっとありそうだ。先に進むと少し上り坂である。歩いていると途中にはバス停がある。西武秩父駅と吉田元気村の間のバスのようだ。ちょうどバスが来る時間のようだったが、そのまま進む。しばらく歩いて看板を見て左の道に入る。少し行くとやはりバス停があるが、そこを過ぎるとちょうど後ろから西武秩父駅のバスが抜いていった。さらに少し進むと大きな橋があり、その手前で左に折れて温泉に向かう。少し左に曲がって下ると秩父川端温泉に着いた。
(皆野は秩父音頭のふる里らしい)
ゆっくり入浴して温まった。さて、駅まで30分ほどかかるようだ。さきほど歩いた道を戻って歩く。バスは一日5本なのでよほど運がなければ時間は合わないだろう。しばらく戻って朝に歩いた道の信号に出て、橋をまた渡る。駅へ向かう登りが少ししんどかった。踏切近くまで来ると踏切の警報音が鳴り出し、踏切は閉まってしまった。しかも来る列車は乗ろうと思っていたお花畑駅方面行き。ありゃ、一本行っちゃったよ。通り過ぎるのを眺めて踏切を渡り、左に駅に行く。少しすると寄居方面の列車が来るようだ。どうしようかと思っていたが、それでも良いかと駅に入ったら、もう列車が来る所、ホームは反対側なので踏切を渡らなくてはいけないが、すでに踏切は閉まっていた。なので列車がいるのに乗れないということになった。
しょうがない次の列車を待つか。次は40分くらい後である。時間があるので待合所で座っていたら、バス停案内の地図があり、そこに地元の土産物などを扱うお店がありそうだ。駅から数分なので行ってみる。やはり小さなお店で地元のおせんべいや干し芋などが売られていた。せんべいを買ってみた。お店の人に破風山ですか、と聞かれたのでそうです、なかなかきつかったですと答える。前日は雨が降ったと話をしていた。駅に戻ってしばらく待ち、三峰口方面の列車に乗る。お花畑駅で乗り換えてしゃくしな漬けを買い込んでから帰宅した。
今年のレポはまだ残っていますが、来年になりそうです。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

















(石尊山からの雪山の眺め)















(尾根の途中から南アルプスと思われる雪山が見える)










































(山頂から枝越しに雪の付いた山を見る)


(登ってきた尾根を振り返る)
(田代山への急登)










最近のコメント