(弘法山から大山、高取山を望む)
【 山 名 】塔の山、聖峰、高取山、善波山(名古木浅間山)、念仏山、弘法山、権現山
【 山 域 】丹沢
【 日 時 】2026年1月31日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】比々多神社前バス停7:50→8:10東入口→8:30塔の山→8:40西入口→9:05聖峰登山口→九十九曲→9:30聖峰→10:10分岐→10:15高取山→11:35善波峠→11:55弘法山12:05→12:20権現山12:25→12:45名水はだの富士見の湯13:45→14:15秦野駅
☆聖峰へ
こう寒いと近場の小さい山に出かけたくなる。聖峰は以前に歩いたような気もするが、記録は残っていないようだ。歩いた気になっただけで記憶違いで実際に歩いていないのかもしれない。いずれにしても行ってみることにする。ついでに近くには塔の山という公園の山があるようだ。そちらも歩くことにする。伊勢原駅から栗原行きの一番バスに乗る。思ったよりも人が乗り込んだ。途中には工業団地があるらしく、働いている人たちか、そのあたりのバス停で降りていく人が多かった。それでも、栗原まで乗る山登りと思われるグループが何人か乗っていた。比々多神社前で下車するが、そこで降りたのは自分一人だった。

さすがに山の麓の8時前はかなり寒い。吐く息も白い状態だった。バス停から少し戻ると比々多神社を示すプレートがあって、それに従って左へ進むと神社の入口がある。やはり入口からして御神木が高く、やはり良い神社である。この神社は10世紀前半に編纂されたとされる延喜式神名帳にも記載があるという古刹である。創建はなんと紀元前660年らしい。すごい神社である。中に入るとまた御神木の杉だろうか、大きな木が立っている。先へ進んでお参りする。怪我などしないようにお祈りした。

境内を出て、先へ進む。少し進むと案内板がある。少し左に行くと関東ふれあいの道の看板が立っていた。もっと年を取って山を歩けなくなるくらいになったら山麓を歩いてみるのも良いかなと思う。さらに先に進んでいくと左に小さな山が見え、正面から右に山々が連なっている。奥の高い電波塔のようなものがある山は高取山らしい。少し土が露出してハゲているような感じの山が聖峰のようだ。さらに先に進んでいくと塔の山を示す案内板がある。少し先を左に折れて、塔の山緑地公園を目指す。

少し歩くとまた道路が別れていて、左に進めば良いようだ。さらに進むと小さな川を渡り、先を右に進む。すると緩やかに登って東入口に出た。書かれていた開園時間を見ると少しフライングのようだ。特に塞がれている訳でもないので、そのまま入ることにする。そこから道を登る。少し進むと巨樹が右側にある。案内板があり、大樟らしい。幹周り5.5mだそうで、樹齢などは調査中だが、推定樹齢200歳を越えているようですと書かれていた。確かにかなりの大きな木である。樹勢は旺盛で、まだまだ大きくなるのであろう。
(塔の山の大樟)
先へ進んで登っていく。緩やかに登ると左側に芝生広場と書かれている所に出る。

遠くには海が見えてよい場所である。

ヒル注意の看板がある。このあたりは夏場はかなりヒルが出るようだ。やはり秋から春が適期であろう。そこからは丹沢名物の木段登り、さすがに木段登りが続くと体も温まる。少し登ると展望台があったが、さきほど見た景色とそんなに違いはないので、写真を少し撮っただけでそのまま木段を登る。しばらく木段が続いて息も上がり、一旦登り着いたあたりでザックを下ろしてフリースを脱ぐ。さすがにまだちょっと寒い。

しばらく緩やかに登る。雑木林が良い感じである。もう少し進んでさらに登るとようやく山頂に着く。

山頂は左が樹林で日陰になっていて少し寒い。右には大山が見える。正面がこれから登る聖峰のようだ。寒いので切り上げて下ることにする。またちょっと木段の下りがあって、ゆっくりめに下る。それが終わると緩やかな道となって進んでいく。右に森の小径と書かれた道が分岐していたが、そのまま先へ進む。やっぱり木段の下りになってしばらく下っていくと西口に出た。そこには右からさきほどの森の小径が来ていた。そちらを歩いても良かったかもしれない。

道路に出て、右へ下っていく。左手には山が広がっている。しばらく下ると途中には左にお寺への道もあるようだ。やがて右に駐車場があり、公園の施設らしきものも見えた。のんびり道路を下っていき、分岐を右に行けばさきほど通った道に出るが、左に進んで聖峰への道路に出ることにする。しばらく進むと少し細くなるが、曲がって進んでいくと聖峰へ向かう道に出た。右下にはトイレなどがあるようで、そのあたりで団体さんが体操中だった。左に進んでいくとまた分岐がある。右に進めば良いようだ。三ノ宮・栗原遺跡という看板があり、あたりには複数の横穴墓があったようだ。遺跡は調査ののち、工事で埋められてしまったのであろうか。ちょっと斜度の上がった道路をしばらく登って右に進むと目の前が広がり、山々が並んでいる所にでる。あたりには農地があるようだ。

左にカーブして進んでいく。先の方を歩いている人達が見える。登って進んでいくと錆びたモノレールが設置されていたりした。以前はかなり農地でいろいろなものが作られていたのであろうが、今はだんだんと少なくなっているのであろう。さらに先に進むと団体さんが固まっている所が登山口、左に曲がって山に向かう道に入る。

簡易舗装の道になっていて、そこを登るが、斜度があり、なかなかにきつい。先を歩いている人を数人パスして進む。しばらく登って進むと左に進んで獣害避けの柵を通る。また少し進むと右に道が別れていて、山の神社と書かれていたのでそちらに入る。少し登るとしめ縄の付けられた石が置かれていた。

これがそれなのだろう。さらに先に進むと再び左下からの道と合わさるが、すぐ先が九十九曲の登山道が始まっている。右に進めば女坂である。もちろん九十九曲の道に入る。

小さく何度も曲がりながら登っていく。やはり九十九曲の名前は伊達ではない。上を見るとまだまだ先は長そうだ。ひたすら左に右にと進んで登っていく。随分登って上に青空が近くなるとススキが多くなる。もう山頂は近そうだと思いながらもまだ少し左に右にと進んで登るとようやく展望が広がっている所が出てきて、先に幟が見えればもう聖峰不動尊であった。
とても眺めの良い場所である。町並みや海などを見て楽しむ。

近くにいたご夫婦の女性が暑いですねと言う。確かに日差しを浴びて登っていると暑かった。自分もパーカーを脱いでウィンドブレーカーに着替える。不動尊にお参りする。石仏や石祠などが並べられている。

白梅がよく咲いていた。たくさん人が登ってきたので先に進むことにする。

☆高取山から弘法山、権現山
先に進むと薄暗い樹林の中に入り、やっぱり寒い。ウィンドブレーカーに着替えたのは早かったかなと思いながらもそのまま進む。少し登ったあたりが実際の聖峰の山頂と思われるが、単に樹林の中の場所という感じである。先に進むと下りになって少し下る。緩やかに尾根をしばらく進むと去年の8月終わりの日付で熊目撃地点というプレートが付けられていた。さすがにもう移動しているだろうと思われるが、このあたりでも熊が出没するようになっているようである。

先に進み、それなりの登りが続く。やがて先の上の方に電波塔のピークが見える。高取山が近づいてきたようだ。

さらに登ると今度はまた木段。これがまた段差が大きくかなりきつい。しばらく登ってまだ続くかなと思ったら、右にロープの付けられた木段の急登、真面目にきつい登りが続いて息も上がる。

まだまだ木段の登りは続き、やっと左に進むとようやく高取山と善波峠をつなぐ道に登り着いた。ちょうど下から一人登ってきた。大山とかまで行くのかなと思いながら先に進むのを見て自分も高取山に向かって後ろから登る。やっぱり高取山へ向かう道もそれなりにきつい。木段も出てくる。しかし、もう少しだと思えば、なんとか登って高取山に着く。

山頂ではそれなりに人が休んでいた。木の合間から大山が見える。やっぱり大きな山である。左には寺山という表示があったが、地図を見る限り左へ降りるとゴルフ場に入ってしまうはずである。あまり面白い道ではなさそうである。少しだけペットボトルの麦茶を飲んで下りにかかる。下りもまた急である。下っているとさきほどの人が早足で降りていった。大山まで行くのではなかったようだ。聖峰の分岐に戻った所で聖峰を見ると随分下に見えた。

先に進むとやはりかなりの下りが続く。登ってくる人たちに何組か会う。するとその先はぱったりと人に会わない。人の波はたくさん来るときとそうでないときで随分差がある。しばらくしてようやくまた人に会うが、まばらな感じである。厳しい下りが終わって先に進み、細い尾根になって先へ進む。登り返しになるが、やがて先の道は通行止になっていて、右のトラバース道に入る。あたりは林道などが作られていて下にも見える。しばらく進んでから左に曲がってさらに進む。尾根が降りてきている所に出ると左には立入禁止のテープが付けられていた。踏み跡があるので誤って入らないようにするための表示であろうか。わずかに進むと一人やってきたが、後ろを振り返ったら、テープを無視して登っていくのが見えた。あえてマイナーピークを踏んでいくことにしたのだろうと思われた。下っていくが、なかなか長い下り、足も痛くなる。先に進むと途中で富士山が見えたが、もう雲が来ているようだった。

さらに進んでいくと登り返しになってやがて念仏山に着いた。

ベンチがあるが数人が休んでいる。そのまま先へ行くと念仏山の由来が書かれた表示板がある。それによると山頂で念仏を唱えた山らしい。もう少し進むと壊れた石祠やお地蔵さん、古い墓石のような感じの石が置かれていた。さらに先に進むと鹿柵があり、それを開けて通ったが、どうも先の道が怪しい。方向を確認するとどうやらこれは違うようだ。再び柵を通ってさらにベンチの所まで戻るとやはり右に道があってそれが弘法山に向かう道だった。

そちらの道を下っていく。グループが多く登ってくる。何グループか会った。このあたりはグループ登山にちょうどよいのであろう。たまに鹿柵などもありながらどんどん下っていき、わずかに登ると名古木浅間山(善波山)の表示が付いていた。そのまま先へ道を進んで下っていく。しばらく下ったが、なんとなく怪しい。方向を確認するとやっぱりこれは違う方向で道路に降りてしまうような尾根の踏み跡らしい。仕方ない戻ろうと登り返すが、結構時間がかかった。ようやく山頂表示の所まで戻り、右に進むと自分が入った踏み跡に横に木の枝が置かれていた。こちらへ入ってはいけなかったようである。右の先に続いている道に入って下っていく。道を緩やかに下っていくと明るい雰囲気で気分も良い。やがて古いトタンの塀を見るとじぐざぐで降りて善波峠に降り立った。

石仏とお地蔵さんが置かれているが、お地蔵さんはいずれも頭がなかった。いかにも峠らしい所である。

先に進んで右に登る小さな道に入る。すぐに御夜塔が置かれていた。もう少し登ると平に近くなり、先に進むと左下から登ってきた良い道と合わさる。もうこのあたりは普通のハイキング道、軽装で歩いている人も多くなる。緩やかに登って下ると右に道を見る。さらに先に進んでまた緩やかだが長い登り、思ったより地味にきつい。それでも登っていくと弘法山の山頂にようやく出た。左には大師堂があり、弘法大師が祀られているので、手を合わせる。久しぶりに来た山頂だが、以前にはなかった展望デッキが作られていた。やはり海や江の島などが見えて良い感じだった。ベンチに座って紅茶を入れてパンを食べた。
(権現山から大山)
さて、権現山に向かう。のんびりと下る。ほぼ散策路、のんびり進んでいくとやがて権現山への登りとなる。ひたすら石段を登っていくと平和塔のある山頂に着く。相変わらず広い山頂が良い感じ、左に進めば大きな展望台がある。その近くには水仙が咲いていた。展望台に登る。箱根の山などをよく見ることができる。反対側はやはり大山だ。海はちょっと木が邪魔していた。

さて、今日は名水はだの富士見の湯に行ってお湯に浸かることにする。そちらへの道に入るとやはり木段の下り、足が痛い。急な下りがしばらく続くと駐車場の横に降り立つ。左に駐車場の横から道が始まっていて、案内板もある。その道を降りていく。のんびりと曲がって下ると登山道が左にあるようで、秦野駅などを示していた。そちらに入って下る。たまに登って来る人に会う。山道はそんなに長くはなく、下っていくとやがて道路に出た。そこから左に降りるとすぐに大きなクリーンセンターが左にある。その横に名水はだの富士見の湯がある。クリーンセンターの余熱が使われているのであろうか。この日は内湯がちょうどよい温度、露天風呂は寒いせいか熱めになっていて、入っていると熱く、出ると風が寒くてあまり長くは入れなかった。

温まって駅に向かう。駅まではちょっと距離がある。しばらく進むと車の多い道に出て、適当に歩いていく。水無川に沿って歩いていくとやっと駅に着く。駅前には地下水が滾々と流されていた。小田急線で帰宅した。
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