胡桃ヶ岳へ
(中ノ岳から潟沼、右奥は花淵山か)
【 山 名 】胡桃ヶ岳、中ノ岳
【 山 域 】宮城の山
【 日 時 】2026年6月13日(土)
【 天 候 】晴れ、一時雷雨
【 ルート 】鳴子御殿湯駅10:00→10:40胡桃ヶ岳登山口→10:55胡桃ヶ岳11:00→11:20中ノ岳11:30→11:45潟沼→11:55レストハウス→12:30鳴子温泉駅
☆胡桃ヶ岳、中ノ岳へ
久しぶりに温泉泊まり山行に行くことにした。土曜日は天気がちょっと不安定なようだ。それでも小さな山だから大丈夫だろう。新幹線で古川駅へ。仙台駅までは天気が良かったが、その先に行くと雲が多くなり、くもりっぽい所も多くなった。どうも朝は濃霧だったらしく、古川駅で下車すると、そんな雰囲気が残っていて雲が多かった。陸羽東線の列車が少なく、しばらく待たされる。駅にある喫茶店でコーヒーをゆっくり飲んでようやく列車に乗る。鳴子御殿湯駅で下車する。晴れてはいるものの、雲が多い感じ、さすがにちょっと蒸し暑い。

歩き出して以前に泊まった高友旅館の前を通過する。最近はあまり宿泊できないようである。それでも日帰り入浴はできるようだ。先へ進んでいき、分かれている道を右に入る。少し進んで再び右に進むと緩やかに登り道となって、しばらく進むと右に折れる。そこからは山に向かって登っていく。広い道路で山中の道とは思えない感じの道である。しかし、通る車はない。結構きつい坂でなかなか登っていくのも骨が折れる。やはり蒸し暑いので汗をかかされる。ひたすらS字カーブもこなして道路を登っていくと途中で車が止まっていて、大きな葉などを取っている人を見かける。自分は知らないが、山菜の一種なのだろう。

さらに先へ進んでいくと右に道が分かれている所があり、そこが鳴子温泉駅からの道の分岐だった。わずかに先に進むとすぐに左に胡桃ヶ岳登山口があった。

登山口の案内板はだいぶ黒ずんでいて目立たない。しかし、細い道は続いている。入って細い道を進む。少し横の草がうるさいが、それでも問題なく登っていく。やはり蒸し暑く、結構汗をかかされる。遠くで何やら音がうるさい。定期的にドーンという音がしていて、クマなどの動物避け対策で音を鳴らしているのかなとも思ったが、それにしては頻度が高すぎるのでちょっと違うようだ。眺めもない細い道をひたすら登っていくとやっと胡桃ヶ岳の山頂に登り着いた。

ここもやはり眺めはない。三等三角点が置かれている。少し先にわずかにスペースがあるので座り込んで水を飲んだ。あまり長居する山頂ではない。先に進む。大崎市が付けたクマ注意の看板がある。左右に曲がりながら下るが、倒木なども邪魔している所があったりした。それでも道は続いていて、細い道を追って下っていく。笹なども多く、意外に山深い感じ、その割には下の道路などからの音も聞こえてきて深山とも言えないので不思議な感じもする。やがて先に少し盛り上がった山が見えたが、あれが中ノ岳であろう。下っていくと鞍部に出る。右に道があり、潟沼へ降りることもできるが、足元で急に何か動いて吃驚!大きな蛇で思わずうわっと声を上げてしまった。かなり大きいやつだったが、あまり攻撃的ではないようで、すぐに草むらの中に入っていった。踏まなくて良かったとホッとして通り過ぎる。

再び登っていく。少し雲が多くなり、ちょっと日当たりのよい場所も通過するが、日差しが陰ったせいであまり暑くなく助かった。さらに進んで登っていくとロープの付いた登りになる。雨の後などは滑りやすそうだが、今日は特に問題もなく、登りということもあって特に掴まなくても問題なかった。明るい所に出るとそこが中ノ岳の山頂、右にこけしの看板があり、潟沼が見える。相変わらず音がうるさい。地図を見ていたら、先には射撃場があるようで、なるほど、そこからの音だったようだ。右の山は花淵山だろうか。以前に歩いた山である。

反対方向にはさきほど列車が通ってきた方面が見える。ベンチがあり、そこに座って昼食のパンを食べた。

下りに入る。淡々と樹林の中の道をしばらく下っていく。やがて分岐に出る。特に案内板などはないが、道が分かれている。これを取れば潟沼へ5分ほどで出られるようだ。

先に進んでもあまり面白くもなさそうなので、この道を下る。草が少し多かったが、踏み跡は続いていて、何度か曲がりながら下っていくと潟沼に沿った道が見え、やがてそれに降りることができた。

苔の生えた道はふかふかで気持ち良い。湿気が多いので、このように苔が生えているのであろう。しばらく進んでいくと右に潟沼が見える。硫化水素が発生しているようなのであまり近づかない方が良いらしい。さらに進むと休憩舎があり、そこから潟沼を見ることができた。対岸にはお店があるようだ。

さらに左に歩いていく。相変わらず射撃場の音がうるさい。進んでいくと温泉が湧いている所があり、どこかへ引き湯もしているようだ。広い所に出てさらに先に行けばお店に出る。立ち寄る気にはならなかったので、目の前の潟沼の景色を写真に撮っただけとした。

先ほどの休憩舎が対岸にあった。少し先の公衆トイレに立ち寄ってから鳴子温泉駅に向かうことにする。茂吉と書かれた歌碑の石碑が置かれていた。斎藤茂吉の歌碑だろう。ここも訪れたようである。

坂を上っていくが、車ならともかく、足で歩くと結構きつい。それでもあまり長くはなく、緩やかになり、さらに進むとさきほどの胡桃ヶ岳の登山口に出る。車が通って行くが、左の道には入らず、そのまま直進していくようだ。左に折れて鳴子温泉駅に向かう。のんびり歩いていたら、急に空に黒い雲が出てきて、ぱらぱらと細かい雨が降って来たようだ。やがてピカッと光る。その後にドドーンと雷の音。今日は雷注意報が出ていたと思うけど、こんなに早く雷が来るとは思わなかった。樹林の中を下るので、あまり影響はしないが、途中で折り畳み傘を取り出して準備。しばらく下っているとまた雷音。音だけ聞くと結構近そうに思えたけど、光ってから時間が経っていたので実際はまだ遠いようだ。車は一台も通らない。やはりあまりこちらには来ないようだ。さらに下ると温泉施設が見えてきて、そこに降りていく。途中には共同浴場があるようだったが、地元の人のためのもので外来者は入浴禁止と書かれていた。さらに降りていく。民家の間を抜ける道でこれなら車が通らないのも頷ける。雨はまだ大丈夫なようだが、左手の山には霧のようなものがかかっていて、もう雨が降っている感じである。下っていくと商店街に出るが、左に曲がって駅に向かおうとするとやはり雨が降り出した。傘をさして歩く。しばらく歩けば鳴子温泉駅である。

さて、まだ宿に向かうには早すぎる時間である。滝の湯で入浴することにする。傘をさしたまま道を登っていく。しばらく登った所にある滝の湯で入浴。かなり昔、温泉旅行で来た時に入浴したことがあるので、随分久しぶりである。やはり白濁の硫黄泉は良い感じだったが、広い浴槽はかなり熱めだった。外へ出るともう雨は止んでいた。
駅に戻って列車を待ち、鳴子御殿湯で下車。この日は勘七湯という旅館に宿泊する。建物は新しくはないが、良い部屋に入れてくれて自炊施設なども揃っていたので完璧だった。とろっとしたお湯に何度も浸かって温泉も堪能できた。
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