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巌剛新道から谷川岳

2026070422(ニッコウキスゲ)

【 山 名 】谷川岳
【 山 域 】谷川連峰
【 日 時 】2026年7月4日(土)
【 天 候 】晴れのちくもり
【 ルート 】土合駅6:40→7:05西黒尾根登山口→7:25巌剛新道登山口→8:10第一見晴→9:20ラクダノコル→11:00谷川岳(トマノ耳)→11:25オキノ耳11:35→11:55肩の小屋→12:50熊穴沢避難小屋→13:30天神平

☆巌剛新道から谷川岳

 谷川岳は下から登るときつい山である。土合駅の標高は653mくらい、オキの耳は1977m、単純な標高差でも1324mある。登山道ではあるがマイナーコースの巌剛新道を登ってみたかったが、なかなか実現しなかった。谷川岳は近くて良い山と言われるが、車ならともかく、公共交通機関で行こうと思うと近くて遠い山である。高崎からの上越線で土合駅に着くのは始発が遅く8時半過ぎ、西黒尾根を登っても頂上までの行程は約5時間かかる。単純計算でも頂上には13時半過ぎになってしまう。この時期、午後遅くなると天候悪化の危険性が高まるし、雷などに遭う可能性も高くなる。できれば午後早い時間に下山したい。近すぎて手前までの夜行バスはないし、ごく短期間、某登山バスの会社が走らせているようだが、かなり運賃がかかるようである。土合駅の時刻表を見ると水上行きの列車は6時半という早い時間に一本ある。越後湯沢なら夜中に着くのでちょっときついが夜行バスが使える。湯沢ICから越後湯沢まで徒歩20分くらいのようなので夜行日帰りで行ってみることにした。

 バスタ新宿から新潟行きの高速バスに乗る。3時半過ぎの到着予定だったが、少し早く着いたようで3時20分頃だった。もちろん自分以外に降りる人などいなかった。目の前に湯沢方面と書かれた階段があり、地下道に入る。水の流れるICのガードの道を左に進むと暗い道に出た。左にトイレがあると書かれていたので階段登ってICのトイレに立ち寄った。戻って高速の横を先に進む。こっちで良いのか分からないのでスマホで地図を確認する。便利になったものである。一応、ヘッドランプを取り出して手に持ってはいたが、今日は月夜で月も見えていて、思ったほどは暗くない。ただ、それでも地理感がないだけにちょっと不安である。

 そのまま先に進んでいくと広めの道路に出る。これを右に行けばよいらしい。この道はしっかりと街灯があるので有り難い。しばらく歩いていると車が一台通ったが、こんな夜中に歩いているやつを見かけて不審に思っただろうか。ひたすら道を先へ進んでいく。民家もあり、だいぶ夜道にも慣れてきた。左手には大きな道路があるので、車の走行音が聞こえてくる。左に曲がることもできたが、そのまま直進して歩いていくとやがて道が左の大きな道と合流した。横断歩道があり、それを渡る。そのまま大きな道が左へ続いていたので、その道を歩くことにした。先には大きなマンションのような建物が見えた。歩くと薄暗いが左に湯沢町役場があるようだ。さらに進むと陸橋になっている。渡ると行きすぎな気がしたので、左の側道に入る。少し進むと川のように見えたが、凹んだ形の道路の横に出た。右に進むと道路に出る。しばらく進むと再び左に入れそうな道があったので、そちらに進む。遠くに越後湯沢の新幹線の駅と思われるものが見えているが、煌々と明かりがついている。一晩中付けっぱなしになっているようだ。勿体ない気もするが、よく考えると掃除の人がいたり、保線などの人が作業したりしているのかもしれないなと思う。適当な所で右に曲がって進んでいくと、やっと越後湯沢の駅に着く。

 3時40分くらいだろうか。もちろん駅は閉まっているが、ベンチがいくつかあるので座ることができる。そこに座って仮眠する。と言っても寝られる訳もなく、目をつぶって静かにするくらいである。4時を過ぎるとたまに人が来たりするようになったし、空が明るくなった。5時になると駅の電気が付く。しかし、入れるのは5時半である。持ってきたおにぎりの朝食を食べて、ペットボトルのコーヒーを飲む。ようやく5時半に駅に入るが、列車は6時過ぎである。

2026070401(土合駅。越後湯沢からだと降りたのはトンネル内ではなく、地上ホームである)

 やっと列車の時間になり、乗り込む。乗客は少ないが登山者も何人も乗っていた。土合駅で下車し、歩き出す。意外に晴れていて日差しがある。天気は悪くないようだ。付近には森の香りが漂っていた。他にも数人同様に谷川岳を目指す人がいた。一人、自分とあまり変わらないくらいのスピードのおじさんがいて、前を歩いている。ロープウェイ駅には目もくれず、西黒尾根を登るのかなと思ったけど、裏側に回った所でロープウェイ駅に入っていった。ロープウェイの関係の人だったのだろうか。その先に進むとマイカーなどで来た人達もいるようで、先を歩いている人が結構いる。西黒尾根の登山口に着くとみなさん登っていく。すでに蒸し暑いので、今日はしっかり持ってきたクールタイプのシャツに着替えた。

2026070402(西黒尾根を登る人は多い)

 先に行く人はいないようである。しばらく道路を歩いていく。やはり湿気が多い。あじさいがよく咲いていた。

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くねくねと歩いていくとケルンを見てさらに先に行くとマチガ沢がよく見える所に着く。

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 この蒸し暑いのにしっかりと雪渓が残っていた。少し先に進むと左に巌剛新道の入口がある。

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 持ってきた2Lの水のペットボトルの口を開けて一口飲み、気合を入れて登り始める。

2026070406(ホタルブクロやカラマツソウが咲く)

 草が生えた道が続く。少し進むと水の流れる道となる。さすがに水量は少ないが、それでも深い所はあるので石を伝う。しかし、やはり苔があったりして滑りやすい石もあるので注意しながら登っていく。

2026070407(道には草が多いが、迷うほどではない)

 水のなくなった所もあるが、その先に行くとまた水が流れている所に出たり、何度かそんな道を登っていく。途中にはクガイソウが一輪咲いていた。樹林がないので日差しがあって蒸し暑く、こんな所をカンカン照りの時に歩きたくないなと思う。あまり斜度は高くはないが、ひたすら登っていく道はあまりスピードを出して登ると後で足に来そうなのでセーブしつつ登っていく。色の濃いホタルブクロとカラマツソウがよく咲いていた。それなりに登っていくとロープの付いた所に出る。少し先の右にマチガ沢へ向かうのか、踏み跡のようなそうでないような所があるので、間違って入らないようにという配慮からだろうか。その先に行くと水が流れている所はなくなり、ひたすら直線的に登っていく。

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 先の方には岩壁が見えるが、まだかなり先である。ひたすら登っていく。

2026070409(遥か下にさきほどいた広場が見えた)

 ふと後ろを振り返ると、さきほどマチガ沢が見えた広場が下に見えた。もうそれなりに登ってきた感はあるが、まだまだ上は遠い。さらに登っていく。斜度が少し上がったようだ。ひたすら登るとマチガ沢がよく見える所に登り着いた。ここが第一見晴のようだ。見ると標柱が置かれていた。

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 それにしてもマチガ沢の眺めがすごい。

2026070412(第一見晴から雪渓の残るマチガ沢の眺め)

 上部の雪渓はなだらかで簡単に歩けそうに見えたりするが、やっぱり谷川岳はすごい山だなと思う。

2026070434(マチガ沢上部の雪渓。上はガスに包まれている)

 右手のシンセン岩峰もやっぱりすごい。尖った岩峰はとても登れそうにはない。まあ、そんな所はクライマーさんしか行けない所ではあるが。

2026070413

 先へ進むと斜度が上がる。樹林が少し出てきて、この先は日差しの影響がなさそうなので帽子を脱ぐ。高度も少し上げたせいか気温も若干はマシになるが、それでもまだ蒸し暑い。ひたすらきつい道が続く。ただ、自分のペースで登ればよい。

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 随分登るとやっと少し緩やかになった所に登り着く。水を飲んでから先に進む。マチガ沢からは離れたようで上部の雪渓が見えるが、ちょっと遠くなった。

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 トラバース気味の道をしばらく進むと小さな沢を渡る所は足元が崩れていてロープなども付いている。念のためにロープも掴んで先に進む。また斜度のきつい道となり、ひたすら登る。随分登るとレポなどでよく見る鎖場に出る。

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 鎖が何段にも付いているが難しくはなく、軽く登れる。その先も斜度のある登り、しばらくこなすと2つ目の鎖場、これもそんなに厳しくはなかった。さらに鉄ハシゴが出てくる。

2026070417(ハシゴはこの時期、草が多い)

 草が生えたハシゴになっていて、ふと足元を見ると布のようなものが巻き付けられているのだが、これがちょっと朱色に染まっている。まさか血じゃないよね。何かのペイントだよねと思いながらハシゴを登る。難しくはないが、その先に行くと木の根で段差のある所に出る。これが高いのでなかなか厳しい。ぐいと勢いを付けて登らなくていけないので結構体力を使った。

2026070418(コバギボウシが咲く)

 トラバース気味の道となり、岩も多く、なかなかしんどい。しばらく進むと左が急斜面になっている所に出る。

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 まさかそんな所を登らないよねと思ったら、回り込むように右に出るが、そこに三つ目の鎖場がある。これがなかなかしんどい。岩溝のようになっているところを鎖で登るのだが、足を掛ける所が少なく、溝に足を踏み込んで鎖を使って登ったりもした。やっぱり体力のいる道である。その先に進むともう鎖場はないが、それなりにきつい登りが続く。

2026070420(待ってろ岩峰:実際はガレ沢ノ頭)

 ちょっとした岩があり、左から登ろうとしたがこれは登れず、右下に一足下って岩に足を掛けるとなんとか登れた。小さな岩だが、右から巻き気味に登るのが正解だった。その先もまだまだきつい登りが続く。するとその先でまたトラバースのような所に出て、ロープが付いている。早い時期だと雪渓が残りそうな感じ、ここもわずかに足元が崩れ気味なのでロープは有り難い。先に登って行くと先に待ってろ岩峰が見えてくる。あそこまで登れば西黒尾根の登山道と合流するだろう。しかし、やっぱりその先もきつい登り、なんとかこなして登ると西黒尾根の登山道と合流しているラクダノコルに着いた。

2026070421

 前に西黒尾根を歩いた時も付けられていたが、ガレ沢ノ頭という表示があるのだが、これは誤りである。さきほど見えていた岩峰がガレ沢ノ頭である。先に進む。さすがに西黒尾根の登山道を登る人は多く、早い人が何組もやってくるので遅い自分はパスさせる。それにしても早い人が多い。それだけ自分が遅くなったということか。だいぶ足が重たくなった。岩場をひたすら登る。それでも鎖場で女性のグループなどもパスしたりした。左手には天神平が見える。すっきりと晴れは期待できないが、ガスはわずかに上がっているようだ。途中にはニッコウキスゲが咲いていた。やはりお花がそれなりに咲いている。

2026070423(おそらくマルバシモツケ)

 ガクウラジロヨウラクやマルバシモツケなどを見る。イブキジャコウソウも群落で咲いていた。香りを嗅ぐ余裕はなかったが。ウスユキソウも咲いている。近くにホソバヒナウスユキソウもなんとか咲き残りを見ることができた。ツクバネウツギはちょっと終わり掛けのものが多かった。まだまだ岩場の登りは続く。

2026070424(岩場の登り)

 途中、先の方でちょっと岩場で滑っている人を見る。一枚岩が二つ続いている所で横に渡ろうとしたときだと思うが、危ないという程の場所ではない。自分がそこまで進むとわずかに下に足を掛ければそれほどの場所ではない。やはり岩場もコース取りが大事である。やがてザンゲ岩の表示のある所を通る。左の岩場がそうなのだと思うけれど、こんなガスっている天気ではただの通過地点である。

2026070425(アカモノはわずか)

 まだまだ登り、やはり足がだいぶ重い。それでも抜いていく人はもうあまりいないようだ。やっと左に進んで登り、高い道標を見る。積雪の時に高くないと困るからだろう。先に進もうとするとご夫婦らしき人たちが降りてきて、女性がこの先は厳しいみたいですよと言う。登れるだろうと進んで見ると岩場になっていて、足を掛ける所がなく、やっぱり登れなかった。人の話は聞くものである。戻ろうとすると二人ほど登ってきたので、自分は登れないですと言いながら下った。分岐に戻って肩の小屋への道に進むとすぐに大きな雪渓になっている。ロープで肩の小屋方面を示しているが、ちょっと躊躇すると右上の高みに道標が見えた。雪渓の脇を登ると問題なく道標近くに出て、左に進んで登ると道標の所に登ることができた。さらに先にしばらく登ると左下の肩の小屋からの道と合流する。するとやはり登って来ている人が多かった。ガスが切れて左に眺めがある。ガスでない谷川岳は久しぶりな気がする。先に進むと人だらけで登山道は渋滞気味、それでも後に続いて登るとトマノ耳に着く。山頂にはたくさんのヨツバシオガマが咲いていた。

2026070426(トマノ耳ではガスが切れた。右は茂倉岳か)

 ここもすごい人が休んでいて、山名柱も写真は撮れない。ひっきりなしに人が登ってくるし、オキノ耳に向かう人も多い。さすがに登り疲れたので腰を下して昼食を取ることにした。ちょっとガスが邪魔するものの、やはり眺めがあると随分気分も違うものである。足の疲れはすぐには取れない。それでもやっぱりオキノ耳までは行くことにしよう。先に進むと進む人も多いが、戻って来る人も多い。やっぱり途中、すれ違いで結構待たされたり、待たしたりの連続である。お花は多く、ハクサンチドリがよく咲いていた。山頂手前はすごい人でやっぱり渋滞。しばらく待ってようやく山頂に着く。山名柱の撮影待ちして写真を撮った。

2026070427

 休もうと思うが人だらけなので、少しだけ先へ行く。確か神社があったと思ったが、少し先の小さな岩峰の先まで行くと先の方に小さな鳥居が見えたが、遠く見え、足が重いので止めた。少し戻って休んだ。

2026070428(ハクサンチドリ)

 さて、下山にかかることにする。トマノ耳へ戻るのがまた一苦労である。やっぱりまだまだたくさんの人がやってくるし、戻っていく人も多い。足の早い人も多く、後ろから来ると立ち止まってパスさせてから進む。山頂下まで戻るだけでも結構な時間がかかった。もう休まず先へ下っていく。天神尾根の分岐から右に入るとやっぱり人。下っている人も多く、若い人はグループの上に早いのでパスさせるのが面倒なくらいだった。

2026070429

 コバイケイソウがたくさん咲いている所があった。これを見ると夏山という気がする。久しぶりの肩の小屋に着く。ここへ来たのは何年ぶりだろうか。おそらく来たのは20年以上前だろうか。ここもたくさんの人が休んでいた。小屋の入口の写真を撮って、少し水を飲んで下山にかかる。

2026070430

 下りに入るとやっぱり人。まだまだこの時間登って来る人も多く、下っていく人も多い。パスさせることが多かったが、たまにパスしたりしながら下っていく。ひたすらの階段地獄、これだから天神尾根はあんまり歩きたくないんだよね。岩の下りも多く、足が痛くなるので、あまり早いペースでは下れない感じだった。それでもなんとか下っていく。暑さが少しずつ増す。若い人がたくさんパスして下っていく。立ち止まるのが面倒だったが、足の遅い自分は仕方がない。やがて岩場の所で人が休んでいる。そこが天狗の留まり場のようだ。さすがにちょっと疲れた。石に腰掛けて休む。すると後ろからたくさん人がやってきた。若い人も休んでいる。頃合いを見計らってあまり人が出発しない時に出発する。

2026070431(避難小屋付近は人がいたので道標だけ)

 先に進むと風が通り、涼しい場所もあったが、やがてまた蒸し暑い下りになる。やがて鎖の下りなどもある。ストックを使って下っているおばさんがいたが、鎖場でそれは逆に危ないよと思うけれど、かなり慣れている人のようで、鎖を掴まずに下っているのはすごいと思った。それでも自分は鎖を掴んで下るとその人よりは早く下れた。やはり鎖場は鎖を使って下る方が安全だし、それなりのスピードで下れる気が自分はするのだが。その先は岩場の下りが続く。鎖がない所は横の木の枝などを掴んで下ったりする。さすがにこのあたりまで来るともう自分をパスするような人は少なくなる。まだまだこの時間登って来る人に会う。ひたすら下っていくと先の方に天神平がちらりと見えたがまだ遠い。ようやく少し緩やかになってきたと思うが、それでもまた岩場の下りが連続する。ロープの付いている所などもあったりして下っていくとようやく熊穴沢避難小屋に着いた。

2026070433(ロープウェイ駅付近は風が吹き抜けて涼しく、白毛門がよく見えた)

 道標の写真を撮り、水を飲んでから出発する。さすがに水は随分飲んで残りが少なくなった。予備の麦茶も飲む。先に進むと木道が続き、比較的平らな感じだが、小岩があって歩きにくい所も多い。しばらくそんな道を進んでいくと急に下ったりもする。何度か急な所を下ったが、先へ進むと今度は木段の登り返し、これがまたきつい。すっかり足が重くなってなかなか登れない。やはり何人か早い人がやってくるのでパスさせて進む。木段の下りもあるが、たまにやっぱり登り返し。標高を下げたから蒸し暑く、厳しい道である。うんざりしてきた頃、ようやく右に天神峠への道が分岐する。そんな所へ登ろうなんてひとかけらも思いつかない。そのまま天神平に向かう。まだまだ木段の道は続き、早く天神平に着かないかなと思いながら進む。下りはもちろん、小さな登り返しもあったり、水が流れるように大きな樋のようなものがあってまたがないといけない所もあったりする。やっと左に田尻尾根を分岐し、右に進むとロープウェイなどの稼働音が聞こえるようになった。木道の道をまだしばらく進むとようやく明るい所に出て、左下にはロープウェイ駅が見え、右に下っていく。左に曲がって緩やかに下れば天神平である。風が吹き抜けていて涼しい。ベンチがあるので座った。先には白毛門がしっかりと見えていた。植えられたものかニッコウキスゲが咲いている。すると奥にはたくさんキスゲが咲いていた。近寄ろうとまでは思わなかったが、たくさん咲いていた。

2026070432(ニッコウキスゲがよく咲いていた)

 ロープウェイ駅に入り、片道切符を買うがここでも一悶着あった。それでも無事に切符を買うことができて、列にならぶ。あまり人は多くなかったが、自分の番近くなって後ろを見ると行列がちょっと長くなっていた。スマホで帰りのバスの時間を調べると残念ながらすぐのバスには乗れなさそうだ。次のバスは1時間近く待たねばならない。しばらく乗って山麓駅に着く。バスがいるのが見えたが、発車していくのが見えた。駅の中を降りてバス停に行くとすでにベンチが埋まるくらいに人が座っていた。しばらく自分も待ったが、もう一度調べると電車で水上駅に行くのと30分くらいしか違わないようだ。水上駅までのバス代は高いので、安上がりな電車で帰ることにする。道路をしばらく歩いて土合駅へ。土合駅に着いて時刻表を見ると水上駅行きは15時半過ぎにあるが、越後湯沢へ行く列車は17時過ぎまでない。前に臨時列車があったが、今はないようだ。越後湯沢で温泉に入って蕎麦を食べて帰ろうという案もあったが、これは無理なようである。駅中にはお店があるようだ。こんなトンネル駅を見に来る観光客目当てのようである。このあたりは飲食店も少ないので、お店に入っている人も少なくはなかったようである。

 一時間半くらい待たされてようやく水上駅行きの列車に乗る。水上駅で下車し、以前に行ったふれあい交流館に行く。自分の後からやはり山帰りと思われる人が結構入ってきて、それなりに人が多かった。さくっと入浴して水上駅に行く。するとほとんどのお店は17時で終わりらしく、一軒だけ営業していたお店でうどんを食べた。後はすることもなく、駅でしばらく待って列車で帰宅する。帰りは深夜近くなり、さすがに疲れた一日となった。

 

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コメント

10年ほど前に高校時代の仲間と行きましたが、天神平から登りました。
避難小屋の近くでクマに遭遇しましたが、登山者が多いのですぐに藪に消えました。
人の少ないときだったら大変でした。
朝早くは東京方面からは電車が少なく、新幹線で越後湯沢まで行って土合駅に出ました。
肩の小屋で泊って夜遅くまで話し込みました。

西やんさん、

天神平からの谷川岳は一般コースですね。それでも木段や鎖のある岩場などもあってそれなりに登り、下りがありますが。
泊まりなら、安心ですね。夕方とかガスが切れたりすると良い眺めを楽しめますね。

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