(カイフウロ)
【 山 名 】石丸峠、熊沢山、大菩薩峠、大菩薩嶺
【 山 域 】大菩薩
【 日 時 】2026年8月1日(土)
【 天 候 】晴れときどき曇り一時にわか雨
【 ルート 】小屋平バス停8:55→10:00石丸峠→10:15熊沢山→10:30大菩薩峠→11:10雷岩→11:20大菩薩嶺→11:30雷岩11:40→唐松尾根→12:35上日川峠→裂石→13:55大菩薩の湯

☆石丸峠から大菩薩峠
こう暑いと涼しい山に行きたくなる。先週は特に厳しかったので高い山に行きたいが、やはり手軽に高い山を歩けるのは大菩薩嶺、もう何度歩いたか分からないが行くことにした。少し早めの電車で甲斐大和駅へ。途中の小屋平で降りるためか臨時便には乗せてもらえず、次の定期バスに乗るがしばらく待たされた。補助席まで満杯になって出発。小屋平で数人が下車した。

登り始めると気温はそこそこだがやはり風は涼しい。やはり猛暑日は1500m以上の山に行かないと厳しいようである。結構きつい登りが続く。車で来て早朝から歩いている人達か、結構下って行く人にときどき会った。樹林帯を登っていくと林道に出る。石丸峠登山道口が崩れたため250m先に変更しましたという看板があるが、ここが変更されてから随分経つだろうと思う。しばらく右に行き、登り口があるが、そのまま少し右に行くと富士山を見ることができた。

戻って登って行く。さすがに早い人が数人抜いて行った。時折人に会いながら登って、明るい所に出る。少し雲が多くなってきたがまた富士山が見えていた。さらに先に進むとハクサンフウロかと思ったが、よく見るとカイフウロのようだ。だいぶ線が薄いものだったが、少し先に行くと線の濃いカイフウロが咲いていた。ちらほらとあたりには咲いている。
(線の色の濃いカイフウロ)
先へ進んでいくとコウリンカもときどき咲いていた。さらに先へ行くと石丸峠に近づく。右手の山は小金沢山だろうか。その手前あたりの草原が良い雰囲気である。

先へ進んでいくと左にフェンスで囲まれたお花畑がある。
(ウスユキソウ)
近づいて見てみるとアザミやウスユキソウ、ヒヨドリバナ、カイフウロ、コオニユリ、キク、コウリンカなどが咲いていた。

しばらく進めば石丸峠、何度来ても良い所である。風が吹き抜けていて気持ちが良い。

富士山と道標も悪くない組み合わせである。小菅の方に下りたい気もするが、8月はバスが少なくなり、ちょっと敷居が高いので普通に大菩薩嶺に向かうことにする。

熊沢山への登りはやっぱりそれなりにきつい。それでもしばらく頑張り、道から外れて少し登ると熊沢山である。

先にも進めるが、下りがちょっと面倒だった記憶があるので道に戻って進むことにした。しばらく進むと下りになって岩の多い道を下る。登って来る人にときどき会う。しばらく降りていくと大菩薩峠に着く。

いつもここはたくさんの人が休憩しているけれど、今日はちょっと人が少な目な感じだった。南アルプスも見えてはいるが、少し雲が掛かり気味で甲斐駒ヶ岳もてっぺんは雲だった。
(たぶんイワオトギリ)
先へ進む。するとたくさんの人に会うようになった。わずかな時間の差だったようで、人が降りてくる少し前だったのだろう。岩場を登るが、なかなか足が進まない。最近は本当に足が遅くなった気がする。岩場にイワオトギリと思われるお花が咲いていた。
(コウリンカ)
左手の草原にはコウリンカがこれでもかと咲いている。シカはコウリンカはお嫌いなのだろうか。雲がだいぶ隠してしまっているが、富士山と大菩薩湖の組み合わせも悪くない眺めである。親不知ノ頭の左へ行くと塩山の街並みなども見ることができた。

下って避難小屋を見る。今日は扉が開いていた。だいぶ老朽化しているように見えるが、雨をしのぐくらいは問題ないと思われる。その先から見る大菩薩嶺への稜線はいつみてもたおやかである。
(大菩薩嶺への稜線)
登っていく。緩やかに見える稜線も登るとそれなりにはしんどい。急ぐ必要もないのでのんびり登る。やはり日射しがあるとちょっと暑い。でもだんだん雲が増えて来たようだ。たくさんの下ってくる人に会いながら登っていく。途中にはシロバナニガナが咲いていた。

やっと雷岩まで登った。するとシカが二頭、草を食べていた。お願いだからお花を食べないでね。富士山はもう雲に隠れた感じだった。

写真だけ撮って休まずに先に進む。しばらく登っていくと大菩薩嶺、ちょうど人が少ない所だった。写真を撮ってすぐに引き返す。

するとたくさんの人が登ってきた。最近は唐松尾根を登ってから大菩薩嶺に向かう人が多いようだ。来ている人たちもほとんどは唐松尾根を登ってきた人達だと思われた。雷岩まで戻る。岩の下あたりに座り込んで塩山方面の眺めを楽しみながら昼食とした。ふと気づくとハナイカリを見かけた。大菩薩でハナイカリを見たのは初めてのように思う。小さいものだったが会えてよかった。

さて、唐松尾根を下る。まだまだたくさんの人が登ってきていた。ちょっと急な下りが続く。樹林帯に入ってもまだ人が登ってくる。やはりこの時期、人気の道である。下部になると外国人に会うことが多くなった。随分下って福ちゃん荘の近くに降りた。

福ちゃん荘の前を通り、登山道を上日川峠に向かうことにする。一時はかなり歩きにくい道だった気がするが、最近は通行する人も多いので踏まれて歩きやすい道になっている。それでも多少のアップダウンがある。上日川峠に近い所は雨などのせいでえぐれているような所もあって下りにくい所があった。上日川峠の手前で道路に出るともうバス待ちの列が出来ているのが見えた。バスでさっさと帰ろうかとも思ったが、やはり裂石まで下ることにする。

道路を少し進むと裂石への道が分かれている。いつものようにそちらの道に入る。軽い荷物を持った人が来たのでパスさせる。一時はだいぶ歩きにくい所もあったが、ここもやはり通行する人がそれなりにいるようで以前よりも歩きやすい感じである。

落ちていた枝などを整備してくれたのか、特に問題もなく下っていく。前を行く人が何を思ったのか途中でショートカットするらしく右に降りる。自分は折り返している登山道を左へ進む。再び折り返して下って行くと右上からさきほどの人が降りて来た。わざわざ登山道を外して降りても時間的にあまり変わらないから意味ないよね、とちょっと思った。少し先へ下ると一旦道路に出る。

道路を少し進んで再び登山道に入る。だいぶ雲が厚くなってきたのか、薄暗くなってきた。もしかして雨が降るのかな。以前もこの道を降りていると雨に降られたように思う。夏の午後は大菩薩に雲がかかり、雨が降りやすいのであろうと思う。淡々と下っていくとやはり登って来る人に時折会う。さすがに下っていくと蒸し暑くなった。随分下って沢音が聞こえるようになったが、雨がパラパラと降り出したようだ。樹林の中なので雨はまだ通らないが、そのうちに傘を出さないといけないなと思う。ちょっと下りにくい所もあったが、左右に曲がりながら下っていくと一旦下りついた。先は樹林が切れているのでパラパラ雨に降られると思い、傘を出す。傘をさして少し進んだが、再び樹林の中に入るので傘は畳んだ。のんびり下っていくと千石茶屋の前を通る。そのまま橋を渡る。お地蔵さんが置かれていた。
再び登山道に入り、緩やかに下っていくが、ここはいつも石コロが多いので歩きにくい。再度、道路に出て後は道路を下っていく。水を製造している建物の近くまで来るとまだ大きな石仏が残されていたので、安全に下れたことを感謝して祈る。もう雨は止んでいた。さらに下ると丸川峠への登山道を見て、さらに下る。再び日差しを受けると暑い。道路も熱くなっていて照り返しが厳しい。下っていくと右に雲峰寺への石段があるがとても登ろうなんていう気も起きない。さらに下っていくと新しくなった番屋茶屋を見る。さらに下って大菩薩の湯へ向かう。道路を歩き、しばらく下って入口から左に入るのだが、施設まで結構長いんだよね。やっと大菩薩の湯に到着。日射しが暑かった。下はもっと暑いのだろうな。入浴する。あまり混んではおらず、ゆっくりと入浴。バス時間まで施設内でゆっくりしてバス停に行く。数人がバス待ちだった。来たバスは座席の少ないバスだったが、なんとか座ることができた。塩山駅に出て、帰宅した。
余談だが、この山行の前に調べたら、塩山温泉の宏池荘は今年の1月頃で閉業してしまったようだ。若い頃から大菩薩や西沢渓谷方面の帰りによく利用させてもらった施設だった。それだけでなく、駅から歩いていけるということもあり、中央線沿線の山の帰りにも途中下車して入らせてもらったことも何度もあった。特に暑い時期に源泉の冷たいお風呂に入ってひんやりし、また熱いお湯に入って温まるというのがまた気持ち良かったのだが、もうあのお風呂に入れないと思うと非常に残念である。このご時世だから仕方がない事なのかもしれないが、気軽に汗を流して帰れる施設がまた一つ減ってしまったようであった。
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