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文殊山へ

2026091934(山頂分岐付近からの眺め)

文殊山に登る人は少ないようでこの時期はかなり藪っぽかったです。涼しい時期の方が良さそうですし、道も細く、山慣れた人の方が良さそうです。

【 山 名 】文殊山
【 山 域 】山形の山
【 日 時 】2026年9月19日(土)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】高畠駅9:50→10:50登山口→11:35分岐→11:45愛宕神社→11:55文殊山→12:25登山口→亀岡文殊堂参拝→昼食13:05→14:05高畠駅

☆文殊山へ

 台風が近づいているが日本海側の遠くは多少影響が少ないようだ。土曜日はくもり、日曜日は雨の予報だったが、雨でも歩けそうな小さな山を選択して出かけてみることにした。

2026091901(偶然にこの日奥羽本線のデビュー車両に乗れた)

 さすがにシルバーウィーク初日ということもあって土曜日朝の山形新幹線の予約は一杯で取れなかった。しかし高畠駅はそれほど遠くはない。福島駅まで自由席に乗ってそれから各駅停車に乗り継ぐプランとした。とは言え、自由席は相当な混みが予想されたので一番電車で東京駅に行く。やはりすでに新幹線の改札口には列が出来ていた。並んで改札を通過し、トイレに行ってから自由席の方に向かうとすでに長い列になっていたが、それでも20人くらいだろうか。問題なく座席を確保、やはり後から来た人は立って乗る人が多かったようである。とても乗り切れないのか、その後の駅では指定席車両のデッキを使っても良いことになっていたようである。福島駅で降りるが、やはりどんよりと雲が重かった。奥羽本線のホームに行くと何やらイベントをやっている。マスコットキャラクターなどもいるようだ。列車はきれいな車両で新型車両のようだ。乗ると新車の匂いがまだあった。発車時間近くなるとたくさんの人。鉄オタな感じの人が多く、やたらとカメラで車両の写真を撮っていた。

2026091902(高畠駅)

 あまり長い乗車ではないが、米沢駅に向かう。途中の山岳区間はやはり低い雲が山にかかり、かなり白かった。霧もかかり、やはり雨なんだろうなと思いながら乗っていた。峠駅では今も力餅を売っている。停車時間は1分もないわずかな時間だが、後方の扉に人が集まり、買っていたようである。米沢駅で山形駅行きに乗り継ぐが、かなり待たされる。列車は早く来て停車しているので乗車して待った。しばらく乗った高畠駅で下車する。雲は多いものの、予想外に日差しも少しある感じだった。

2026091903(遠くの正面が文殊山)

 タクシーという手もあるが、片道一時間で登れる山、それに今日は高畠駅近くの宿に泊まる予定なのでのんびり歩けばよいと思う。駅から歩き出す。右手に公園があり、通れそうだったが、出口があるのか分からなかったので、左に進んで右に折れて車の走る道路の歩道をしばらく進む。やがて突き当るので、右に折れて少し進むと右手に公園が見えたが、やはり通れるようだ。帰りは公園の中を通ろうと思う。線路を渡らなくても左に道があるようなのでその道を歩いていく。日差しがあるので少し蒸し暑い。帽子を取り出してかぶった。しばらく進むと広い道路に出る。左に進んでいく。左に高畠駅を示す看板があったが、これは車に向けたものだろう。そのまま道路を歩いていく。やがて先の方に山が見えてくる。電車の車内からも高畠駅に近くなった時に見えていた山である。やはり予想通りあれが文殊山なのだろう。「亀岡文殊」を示す道路標識が先の道を示している。しばらく進んでいくと右に農産物直売所がある。今日が帰りならばこういう所で野菜や果物などを購入するのも良さそうだが、今日は泊まりなので素通りである。見るとシャインマスカットなどが売られているのが見えた。

2026091904(亀岡文殊口の信号手前)

 さすがに一時間の徒歩が長いなと思いながら歩いていくとようやく亀岡文殊口の信号、横断歩道を渡って先へ進み、少し先の横に通っている道路を左へ進む。しばらく歩くと右に大きな石門を見る。時間があれば立ち寄ってみたいと思う。さらに先へ道路を進むと亀岡文殊右の表示があり、右に折れると先に山門が見えてくる。

2026091905

 女性が一人、山門に興味があったようである。

2026091906(苔の付いた参道)

 山門から先へ苔の付いた道があるが、少し先に右に駐車場への道路がある。そちらの道路を右へ進んで少し登ると駐車場に出る。先に「いにしえの散策路案内図」というあたりを示す地図があり、これを見ておく。

2026091907(石仏いっぱい)

 石段を登ると先にたくさんの石仏が置かれている。四国八十八箇所文霊と書かれた看板があった。右に行くと登山道っぽい道を緩やかに上がり、右にお堂を見る。これはさきほどの地図によると薬師堂らしい。

2026091908

 そこに左に文殊山登山口を示す看板があった。少し草の生えた道を緩やかに登ると左右に通っている林道らしき道に出る。しかし、そこから先に進む道がよく分からない。目の前に登るのかと登ってみたが、先はヤブ、再び戻って林道を左に進んでみるとこれは下っていく道、となると戻って右へ行くしかないと草の多い道を進むと先に登山口を示す木の看板があった。

2026091909(登山口)

 そこから登山道に入る。少し進むとすぐに石祠が置かれている。

2026091910

 安全に登れるように心で祈って先へ進む。道を登っていくが少し細い道で草もかぶる。その上湿気が多いので蒸し暑い。今日もたっぷりと汗をかかされそうだ。それなりの急坂が続く。

2026091911(ホツツジ)

 ちらほらとホツツジが咲いていた。足元にはちょっとした岩もあり、少し登りにくい所もある。汗をかかされながらひたすら登るとわずかなスペースの所に登り着く。そこから先もまた少しきつい登りが続く。わずかに草が減った所もあり、ホッとする所もあるが、その先に行くとまた草のかぶる道となって邪魔くさい。やっぱり登る人は少なそうだ。それでも細い道は続いている。ちらりと遠くが見えたが、青空もあって下は天気が良さそうだ。

2026091912(予想外に良い天気)

 登っているとママコナを見つける。

2026091913(ママコナ)

 さらに登って進むと右に斜めに登っていくようになり、やがて小さな凸凹の岩場に出る。

2026091914

 道が怪しい気がしたが、岩場の先に踏み跡があり、単に進めばよいだけのようだ。さらに登ると倒木が何本も倒れている。上を乗り越えるのは難しく、下をくぐるが、またザックが木にぶつかり、汚れてしまった。何回かくぐって進み、さらに登るとようやく分岐に登り着いた。

2026091915(山頂と愛宕神社への分岐)

 古い道標が2つほど付いている。山頂へ先に行くと右の愛宕神社へ行きたくなくなってしまいそうなので、先に右へ愛宕神社に向かうことにする。やはりそちらも踏み跡っぽい感じ、草が生えているが、なんとなくそれらしい所をたどる。左がわずかに開けている所があり、近くの山や民家が見えた。少し先に行くとおそらく周回コースの分岐と思われる所があるが、この時期は歩く人もいないようでとても分岐には見えなかった。その先はコースか何かを示しているのだろうか古いビニールテープが続いていた。

2026091916(とても道の分岐に見えない)

 少し進むと左にトラバース気味に歩くが、一番キライな大きなクモの巣があり、女郎蜘蛛がしっかりいた。頭の上くらいの高さだったので、下をくぐって進む。さらに進むと岩があり、その横を通って進み、さらに登ると斜めになって壊れかけた感じの屋根掛けされた木祠があり、これが愛宕神社だった。あたりは樹林で眺めはない。戻ることにした。

2026091917(壊れかけた愛宕神社)

 往路を戻る。さきほどのジョロウグモの巣を警戒して木の枝を手に取り進んだ。やがてクモの巣があった所に出ると巣はそのままだったがジョロウグモはどこかへ隠れたようでいなかった。また下をくぐって先へ行く。しばらく進むと分岐に戻る。そこから山頂へ向かう。

2026091918(山頂へ道があるように見えない)

 やはりそちらも草が生えた踏み跡という感じ、少し進むと岩が邪魔する。右を巻く所も灌木の枝や葉が邪魔して分かりにくかった。なんとか通ると先へ進むことができて、さらに先へしばらく登る。すると建物が見えて、それが羽山権現らしい。左に回り込むと中が見えるが、わずかに御幣のような紙があるだけでほとんどお参りに来る人もいない雰囲気に見えた。建物も傷んでいて右奥は先の空が見えていた。しばらくすればこの建物も朽ちてしまうのであろう。あたりも樹林が邪魔するが、わずかに隙間から田んぼなどが見えたくらいだった。

2026091919(羽山権現のある山頂)

 休むような場所もなく、昼食のパンを持ってきていたがとてもここで食べようなんて思わない。下に売店があって通った時にラーメンの文字が見えた。そこで食べることにしよう。往路を戻るが、途中、岩場に出る。岩の上なんて歩いてないよねと左の巻く踏み跡の入口が分かりにくかった。少し先へ行けば分岐に出る。さっさと下ることにする。

2026091920(カモシカに接近遭遇!)

 しばらく下っていく。また倒木の下をくぐり、細い道を下る。さすがに下りは早いなと思って下っていると、急に下でブシューという空気の抜けるような音がした。なんだなんだと下を見るとなんとカモシカ!去年、甑岳に行ったときに邪魔されたのは記憶に新しいが、また山形の山でカモシカに邪魔されるとは!

 お願いだからどいてよ~とまた話かける。カメラを取り出して撮影する。すると動き出したが、進むのは登山道の方向、そっちへ行きたいんですけどね。追うような感じになってしまってあまり近づくとこちらに向かってきたりすると嫌なのであまり近づかないようにそっと下る。さきほどカモシカがいた角で右に曲がるとカモシカが振り返ってこちらが来るのに気づいたようで、右の岩場の方にぴょんと跳ねて入ってくれた。これはしめた!登山道は左に続いているのである。こちらの様子を伺っているけれど、知らんふりして近くを通り、左に下る。しばらく下ってから振り返ったが、特に追ってくるような様子はないようだ。良かったと安心して下っていく。まあカモシカはクマと違って比較的おとなしいはずだから、よほど刺激しなければ大丈夫だろうとは思うが。淡々と下っていく。下部になって蒸し暑くなり、さらに下っていくと左に曲がって石祠の横を通り、登山口に出た。右へ進んで道を降りて右へ進めば、石仏の並んでいる所に戻ることができた。

2026091921(無事に降りられて麦つき地蔵にお祈り)

 右手には「麦つき地蔵」と看板のあるお地蔵さんがいる。ただ布が掛けられていて、麦をついているのかどうかまでは分からなかった。まずは右手に進む。大聖寺と思われる寺院の入口には高い木が二本立っていた。

2026091922

 そこから右に登って亀岡文殊堂に向かう。石段を登るが、途中には石像や石塔が置かれていてやはり雰囲気を醸し出している。

2026091923(雰囲気のある参道)

 和尚さんの石像も置かれていて名前などが書かれていた。横にはそれなりの大きさの杉の木などがある。

2026091924

 石段を登っていくと亀岡文殊堂に着く。

2026091925(亀岡文殊堂)

もちろんお祈りしておく。右手に水場があるようだ。利根水(りこんすい)と言われている水で天然の水が滾々とパイプから流れていた。飲んでみると柔らかい水、ちょうど人もおらず、せっかくなのでボトルに汲ませてもらった。

2026091926(今更だけど縁結び観音もお参り)

 一回りして左側は縁結び観音らしい。せっかくなのでお参りしておく。

2026091927(十六羅漢はかなり古そう)

 石段を下ってお店に入る。米沢ラーメンと書かれていたのでそれを頼む。期待はしていなかったが、なかなか美味しかった。

2026091928(稲荷神社)

 さて、駅へ戻ることにする。せっかくなので回り道する。案内図に青麻神社と書かれていたので駐車場の下まで行ってみたが入れる所がない。諦めて戻ってさきほどの登山口近くの薬師堂から左に進むと下って墓地に出る。その先に稲荷神社があった。左手に西来院というお寺を見る。大きな木もあるようだった。右へ下ると青麻神社への道があったが、うす暗い感じであまり行きたいと思わなかった。そのまま進む。梵字らしい読めない文字の書かれた大きな石碑などが道の脇には置かれていた。先へ進むと文殊一の宮と書かれた石碑があり、先に神社があるようだ。明るいので行ってみる。

2026091930(参道の石仏)

 お参りすると左手には少し広場があるが草が多い。ちょうど台地の端になるので眺めがよさそうだった。

2026091931

 右に大きな山門を見て、再び往路の道路を戻る。やはり長い道、雲が多くなり、日差しが遮られるようになったので有り難い。淡々と歩いて大きな道路から右の小さな道路に入り、さらに進んで帰りはやはり公園に直進する。公園の中を通って先へ行けば駅に着く。この高畠駅には駅舎の中に温泉があるという珍しい駅である。昔、津南駅にある温泉に入浴したことがあるが、駅の温泉というとそれ以来だろうか。しかも入浴料は400円と安価である。ちょっとお湯が熱めであったがさっぱりした。少し駅近くにあるベンチで時間を潰してから宿に行って泊まった。

 

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コメント

文殊山はいくつかあるようです。
私には実家に近い福井県の文殊山がなじみです。
高畠の文殊山と同様、昔から修行の地として登られていたようです。

西やんさん、

結構、文殊山という山はいろんな所にありますね。
亀岡文殊は京都や奈良の文殊とともに、日本三大文殊の一つだそうです。
先日、梵珠山に登りましたので、なんとなく殊繋がりということで。
知恵を司るらしいので、学問の神として親しまれているようですね。少しは賢くなったかな。(笑)

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