梵珠山へ
(水蒸気が多く、山頂からぼんやりの陸奥湾)
【 山 名 】梵珠山
【 山 域 】青森県の山
【 日 時 】2026年9月6日(日)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】サワグルミコース登山口8:00→8:35岩木山展望所→8:55釈迦堂山→9:05梵珠山9:10→9:20寺屋敷広場→9:35陸奥湾展望所→9:55自然ふれあいセンター→10:50大釈迦駅
☆梵珠山へ
岩木山のついでの山と言っては失礼かもしれないが、小さな山に行くことにする。大釈迦駅から歩けば5Kmくらいあるらしい。帰りの時間が限られているので、時間短縮のためにタクシーを使うことにする。大釈迦駅にはタクシーはいないようなので一つ手前の浪岡駅から乗ることにした。宿の朝食を食べて弘前駅から7時過ぎの列車に乗る。本当は弘前城なんかも観光したかったが、今回は割愛せざるを得なかった。天気は晴れのようだが、青空はあまり見えず白い感じ、水蒸気が多いようで遠望は無理なようだ。数駅乗った浪岡駅で下車するが、地元の人が一人二人くらい降りたくらいである。タクシーがいるかどうか微妙だったが、駅前に止まっているのが見えたので安心する。タクシーに乗り込み、梵珠山の登山口をお願いする。一駅前の駅だから、多少金額が上がるのは仕方がない。大釈迦駅をすぎてからも距離がある。サワグルミコースの入口に止めてくれる。予想よりはわずかに高かったが、4200円と5000円はいかなかったので助かった。
(サワグルミ登山口)
指導所と書かれた張り紙のある建物がある。横にトイレがあるので立ち寄る。古いものだった。道を登り始める。左に大きな沢がある谷を登っていく感じである。キバナアキギリやツリフネソウなどを見かける。

緩やかにしばらく登っていくと二股のような所に出るが、道は折り返して右へ登る。今日は少し風があるようだ。湿気が感じられるのでTシャツで十分である。この山は県民の森として整備されているようだ。道はしっかりしていて全く問題はない。

しばらく登っていくと途中に迂回路と書かれた所があり、右に木段が整備されていた。その道を登っていく。小さな沢を渡ってさらに登る。進むと尾根道に出るが、道標があってミズバショウの道と合流だった。

風が強く吹く。やはり風があるとわずかに寒いくらいだが、すぐに風は収まるのでそのまま登る。

ブナも出てきて、それなりに大きなものもあった。

栗の木が多いようで、たまにガサガサっと実が落ちてくる。頭に当たったらたまったものではないなと思う。風がなくても落ちてくるのはもしかすると鳥などがいたずらしているのかもしれなかったが、鳥の鳴き声は聞こえなかった。こんなに栗があるとクマが出てもおかしくないかもしれないとちょっと思う。ただ中を割って見た訳ではないけど、熟すにはまだちょっと早いのではないかという気もする。静かな道で人の気配はない。五合目の表示を見る。登っていくと登山道脇に大きなブナの木があった。巨木とまでは言え無さそうだがそれなりに高い。
(岩木山はほんのわずかにシルエットが見えた)
登り着いた所で左に進むとそこが岩木山展望所、ただ、今日は霞んでいてわずかにそれらしいシルエットが見えるくらいであった。

先に登っていく。やがて尾根の右側になるとブナが増える。右側の斜面の方がブナが多そうだ。風が吹き付け、やはりいつも風が吹いて少し寒い場所なのであろう。

先へ進むと緩やかになり、再び大きな木を見る。これはそれなりに太い木だった。手前の右に道標があり、梵珠山を示している。そちらに進みかけたが、地図を見るとこれは釈迦堂山を巻いて向かう道のようだ。せっかくなので釈迦堂山を踏んでいこうとそちらの道に入ると草が少し生えていて歩く人はちょっと少ないようだ。少し先から登るようになるが、道は歩く人が少ないものの続いている。大きくじぐざぐで登ると釈迦堂山の山頂に着いた。
(釈迦堂山の山頂にある避難小屋と小さなお堂)
避難小屋と小さな小屋があった。避難小屋はやはり雪の多い地方のせいか、上の方に積雪期に入るための窓のような入口があるようだ。開けてみる勇気はなく、そのまま先へ進むことにする。
(ゲンノショウコたくさん)
わざわざ踏む人も少ない山頂のようで、先の道も少し細い。最初はわずかに急だったが、先へ進むと緩やかな道になり、しばらく進んで右下から来ている道と合流する。先に進んでちょっとだけ木段の登りをこなすとゲンノショウコがたくさん咲いている。その先は広い所に出て、そこが梵珠山の山頂だった。
(梵珠山の山頂)
山頂からは町とその先には海が広がっている。陸奥湾の方であろうか。左手は低い山が連なっている。残念ながらぼんやりの景色ではあったが、それでも悪くない眺めだった。
(低い山がぼんやり)
少し先に進むと屋根掛けされた所がある。回り込むと七観音が置かれていた。この山には北斗七星の形に七つの神社を建てたという伝説があるらしく、それと関係があるようだ。
(七観音)
まだ先に道は続いているようだが、ここで戻る。もう一度眺めを楽しみ、まだ時間も早いが下山にかかる。往路を少し戻り、釈迦堂山の分岐を左に進んで少し下るとすぐにトイレがあった。少しお腹の調子が良くなかったのでトイレに立ち寄った。天水を使っているようだが、こんな山上なのに水洗トイレであった。
(寺屋敷広場付近)
休憩舎を見て、左のマンガンコースに入る。わずかに急な下りである。
(やはり大きな木)
少し下ると途中に大きなブナの木、やはり良い木があるようだ。さらに下っていき、深い谷が左も右も見て下って行くと鈴の音が聞こえて人に会う。その先からは次々と登って来る人に会うようになった。山頂まで人に会わなかったのは、あまり早い時間には来なかったというだけの事のようだ。樹林の中を下っていくと途中に陸奥湾展望所がある。
(陸奥湾展望所からも山頂と変わらずぼんやり)
山頂と同様に霞んでいた。まだまだ人に会った。樹林の中をさらにどんどん下っていく。やがて谷にむかって降りていき、沢横に出る。
(沢にかかる橋)
少し先に橋があり、それを渡る。さらにもうしばらく沢沿いの道を進むとあっけなく登山口に出た。
(登山口)
左には自然ふれあいセンターがある。開館中の表示があったが立ち寄ろうとは思わなかった。

そのまま大釈迦駅に向かうことにする。すぐ先には駐車場があり、まだ車が来ていた。少し道路を歩くと右にミズバショウの道があって、さらにすぐ先にさきほど登ったサワグルミコースの入口に着く。また古いトイレに立ち寄り、先へ進む。道路歩きはやはり長い。直線的な道をひたすら歩く。日射しがあるが、盛夏と異なり、柔らかい感じでそれほどは暑くはない。帽子をかぶって進む。随分歩いて左に曲がるとようやく小屋などが見えてきてだいぶ民家が近くなってきた。
(駅はまだ遠い)
まだしばらく歩いて小さな工場らしき建物を左に見る。地図を見るとその先を右に進めば駅まで近そうだが、やたらと車が走っている。どうやらこの道はバイパス道らしい。あまり歩きたくない感じの道だし、歩道もあるかどうか分からない。そのまま進んでタクシーが走った旧道と思われる道を歩くことにする。ガードをくぐって先へ進むと民家が出てきて、道なりに進むと車の走る道路に出る。歩道があるので安心である。しばらく歩いていくと大釈迦という表示のある交差点に着く。
(遠くに見える山が梵珠山か)
そこで右に曲がって橋のような道を進む。線路に近い所で右を見るとちらりと見える山が梵珠山らしい。自分がもう一度行くことはないだろう。先に進んですぐに左に道があるので折れてそちらに入る。しばらく進むと駅であった。
(大釈迦(だいしゃか)駅)
時刻を見ると青森方面は30分ほどの待ちのようである。トイレもない駅だった。小さな駅舎にベンチが二つほどあるのでそこで列車を待つ。弘前方面の列車が来たら、若い人が一人降りて来た。ベンチに座るのでどうするのかと思ったら、すぐに車で来た女性が迎えに来ていた。なるほどそういうことねと納得した。青森方面の列車の時間になると人が集まってきた。来た列車は結構座席が埋まっていて立って乗る。一旦新青森駅を通過し、青森駅に行く。
青森駅の駅ビルなどはすっかりきれいになっていて、以前とはまったく様変わりしていた。27年も前に来た駅で当時の面影はない。まあ無理もないよね。しばらく歩いて温泉へ行く。途中にはのっけ丼などが食べられる海産物を売るところもあった。青森まちなか温泉はホテルが経営しているお風呂のようだが、530円という低料金で入浴できる有り難い施設である。結構お湯が熱く、温まる温泉だった。さて、昼食である。調べておいた駅近くの郷土料理のお店はたくさんの人が並んでいたので諦める。駅近くのビルの中のお店で青森づくし御前というのを頼む。貝焼き味噌、ホタテのフライ、ホタテの刺身、ほやなどが付いていて美味しかった。食事も堪能し、お土産を買い込み、新青森駅へ。ここでもお土産を物色し、新幹線で帰京した。
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青森、行ったことは無いです。
知人の出身が五戸だったかな。
という程度の知識です。
投稿: 西やん | 2026年9月15日 (火) 21時59分
西やんさん、
自分は遥か昔ですが、八甲田山や十和田湖に行ったことがあります。
奥入瀬渓谷も歩きたかったのですが、台風などの影響で遊歩道が通行止になっていたので諦めて観光にしました。それ以来、なので久しぶりでした。
投稿: リブル | 2026年9月16日 (水) 19時24分