天下茶屋訪問とアツモリソウに会いに三ツ峠山
(天下茶屋前からの富士山)
【 山 名 】三ツ峠山(木無山、三ツ峠山、御巣鷹山)
【 山 域 】御坂山塊
【 日 時 】2025年6月21日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】10:30天下茶屋バス停11:10→11:20三ツ峠登山口→12:40木無山13:00→13:15三ツ峠山→13:40御巣鷹山→14:05四季楽園→14:35八十八大師→15:20達磨石→16:10三つ峠駅
☆天下茶屋へ
久しぶりに三ツ峠山へ行きたいと思った。以前にもたくさんのお花を見ているし、この暑さでほとんどは終わっているであろうが、それでもいくつかは見られるだろう。それに天下茶屋に行ってみたい。まだ自分は天下茶屋に行ったことがなく、できれば、そこからの富士山も眺めて見たかった。なので行くならば晴れが絶対だと思っていた。滅多に自分は飲食店には入らないが、ついでに天下茶屋でほうとうを食べるのも楽しみである。

天下茶屋行きのバスは最近はあまり早い時間はなく、一本だけで少し遅い時間である。バス時間に着く電車ではなく、河口湖行きの直通電車に乗ったのだが、みなさん考えることは同じようで、河口湖駅でトイレに行ってからバス停に行くとすでに長い列、増発便を出してくれるということだったが、自分は一台目のバスに乗り込んだ。それでも増発便を待つ人達は結構いたようだ。電気バスになっていて、坂にかかるとやはり少し重いようだ。混雑もあり、予定時刻よりだいぶかかって三つ峠登山口に着く。たくさん人が降りたが、自分が行く頃にはほとんどいなくなっていることだろう。増発便が到着して乗り換える人達を乗せてようやく天下茶屋に着いた。

目の前からはやはり富士山がきれいに見えていた。谷筋にわずかに雪が残るだけの富士山である。もうすっかり夏、やはり日差しは強烈である。写真を撮り、速攻茶屋に入る。まだお客さんが少ないが、今日はかなり人が来る予想らしい。特等席と思われる角の席を確保、そこからはしっかり富士山を見ることが出来て良い席だった。きのこほうとうにも惹かれたが、普通のほうとう(¥1250)を頼む。窓が開けてあるが、涼しい風が通り、とても爽やかな涼しさでわずかに寒いくらいである。太宰治が逗留したのは有名だが、こんな気分の良い場所に逗留したくなるのはよく分かる感じである。しばらく待つと野菜たっぷりのほうとうが来た。やさしい味である。分量もちょうどよく、ほどよくお腹に収まった。

茶屋を出て、さて、三ツ峠山に向かうことにしよう。まずは道路を歩いて三つ峠登山口へ戻ることにする。バス停があるが、午前中の一便しかなく、帰りに使うことはできない。道路を下っていくが、走る車は少なく、のんびりと歩ける。その上、今日は風もあって爽やかである。しかし、しばらく下って三つ峠登山口のあたりまでくるともう爽やかという感じではなくなった。やはりある程度の標高から上でないとダメなようである。

道路をしばらく登っていく。何度か曲がりながら登ると突き当り、左に折れて進むと駐車場があった。トイレに立ち寄っておく。先から登る。

林道を進みかけたが、右の踏み跡に入って少し進むと登山道に出る。いつも林道を登るのでたまには違う道を登ってみたいと思っただけである。こちらは歩いている人があまりいないらしく、人には会わない。淡々と登っていく。静かな登行がいい感じである。しばらく登るとそこそこ大きなモミの木などもあって、悪くない感じだった。その先に登ると上にガードレールが見えて、もう林道コースと合わさるようだ。少し登ると林道に出た。ちょうど人がいて、自分が登ってきたからか、登ってきたコースを下るようだった。

先に登っていくとグループがゆっくり登っている。案内している人が木について解説していた。小耳に聞きながら登ったがすっかり忘れてしまった。さらに登るとやはりグループが登っている。どうやら同じグループらしい。かなりの人数で登っていたようである。コロナの時は団体さんの登山がほとんどなくなってしまったけれど、最近はようやく大人数でのグループがまた登るようになったようである。途中で休んでいるので、その先に行くと人が減り、自分のペースで登っていく。途中、右などにお花畑と思われる場所があるが、しっかりと柵などでふさがれているし、この時期はあまりお花もなさそうである。先へ淡々と登って折り返して進む。だいぶ登ると道が分かれているが、先に木無山に行こうと思う。
(キンポウゲ)
右に進む。少し進むと展望のある場所に出る。しかし、富士山はもう雲がかかってしまったようだ。

少し先に行くと左に入れる所がある。入って進んで見ると岩場で行き止まり、しかし、そのあたりからは街並みを眼下に見ることができて良い感じだった。

戻って先へ進むとまだヤマツツジが咲いていた。さらに進むと木無山、左右に道が分かれているあたりの左はお花畑のようだ。すると先の遠くにお目当てのアツモリソウが檻の中に5つほど咲いているが、無茶苦茶遠い。このために望遠レンズを持ってきたのでレンズをそれに付け替えて撮影する。でもやはり遠いのでなかなか難しかった。

もう少し他にないかなと少し先まで行ってみる。もうこの時間、やはり下山にかかる人に何組も会った。先まで行くともう一つ檻があったが、そこは咲いていなかった。戻って母の白滝の方にも進んでみる。緩やかに下ったが、そこも特にお花などはなく、急降下していくので諦めた。戻るとお一人、やはり望遠レンズで撮影している人がいた。その人は初めて見たと話をしていた。もう一度撮影し、満足して先へ行くことにする。

道を分岐まで戻り、すぐ先が三つ峠山荘、休んでいる人たちが多いが先へ進む。わずかに登って目の前に三つ峠山と岩場を見る。左手に見えているのは御坂山などであろうか。先に進み、四季楽園の建物の先へ進むと右に道が分かれている。それに入る。すぐにもう古くなって使われていない小屋を見てさらに登る。しばらく登ると木段の登り、電波塔の近くにはやはりヤマツツジがきれいに咲いていた。もうしばらく木段を登っていくと山頂に着く。

それなりに休んだり、眺めを楽しんでいる人たちがいた。近くに見える大きな山は御正体山だろうか。やはり堂々としたシルエットである。富士山は雲の中のままであった。

さて、御巣鷹山に向かう。細い道を下って電波塔を見て、先に進む。やはり電波施設のある横を過ぎてさらに下る。樹林の中に入るとやはり少し風が涼しいので良かった。さらに進んで左に道を見てさらに先に進むと再び明るい所に出る。草原に柵があり、その中ではアヤメがちらほらと咲いていた。だいぶ鹿などに食べられたのであろうが、柵で復活したようである。

少し登ると檻の中にアツモリソウが一輪咲いていた。さすがに咲いてからかなり時間が経っているものでだいぶ傷んでいた。その上虫が付いていた。それでも、近くで見られたのは嬉しかった。

先へ進んで登ると御巣鷹山、電波施設が占拠しているので、あまりピークという感じでもない。

時計を見るともう13時30分をとっくに過ぎている。そろそろ下山しなければ。この時期は一番日が長い時期だから、この時間からの下山でも問題はないと思うが、それでも自分のいつもの歩きからするとかなり時間が遅い方である。下って再びアヤメを見て先に進み、道標の所から右に四季楽園へ巻く道に入る。しばらく歩いていくと分岐に出て、四季楽園へ行く。もう14時近い。右に少し登って日当たりの良い所で水を飲む。最後に三つ峠と近くの山の眺めを楽しみ、下山にかかることにする。

四季楽園の横から下山路に入るが、あまり慣れていない感じのグループが歩いている。しばらく後ろを付いていたが、ようやく気づいて道を空けてくれたので、先に下った。歩きにくい急な道を下り、左に行くと岩場に出る。さすがにこのよく晴れた日、何組もクライマーさんが岩場に取りついていた。途中、岩場にクライマーさんがいたし、右に踏み跡があったのでそちらに降りかけたが、それは道ではなかった。戻って先へ行くとどいてくれた。さらに進むとまたクライマーさんがクラックに取りついていた。

その先はもうクライマーさんの世界からは離れたようで、人にも会わず、岩場を先へ進む。しばらく進むと神鈴権現社と書かれた看板がある。上に神社があるのだろうと登ってみる。すると大岩の下に石祠と小さな鳥居が置かれていた。

お参りして下る。道に戻り、先へ進むと一字一石供養塔と書かれた石碑があり、その前にケルンが積まれていた。一礼して先へ進む。

少し下って水の流れる谷などを見ながら進むと建物の残骸などがある所を通る。その先に愛宕尊と書かれた斜めに置かれた石碑と坂東三十三カ所観音塔と案内板のある石碑があった。

先へ進み、また明るい所に出る。富士山の下の方だけ見える。先へ進むと今度は親不知と書かれた案内板と大石がある。さらに先へ進んで下ると見覚えのある八十八大師に出る。だいぶ風化が激しいようだし、頭がなくなって石が置かれている石像もいくつもあるようだ。さらに下に下るとやはり頭の部分が石に置き換えられてしまっている大きな石仏があった。横には小さな石像と石碑があり、空胎上人の墓と案内板が立っていた。近くにはベンチがあり休むのに好都合である。富士山はこの時間になって再び見え始めたようだ。頭が雲の上に出ていた。ベンチに腰かけて眺めながら水を飲んだ。

さて、この先も長い。もうすでに14時半を過ぎている。17時までに下山できれば良いかなと思う。さて、腰を上げて下りに入る。石の多い長い下りが続く。ひたすら道をときどき曲がりながら下っていく。15時を過ぎるとさすがに樹林の中は少しうす暗く感じる所もあった。やがて下の方から人の声が聞こえる時もある。下山している人の声であろう。でも、まだ遠そうな感じである。ひたすら下っていくと少し緩んだ所にベンチがあり、そこからも富士山が見える。

そこでもベンチに少し腰を下し、わずかに休憩、富士山の写真を撮り、水を飲んだら再び下り始める。しばらく下っていくとやがて先を下る人達に追いつき、パスさせてもらう。それから先は何組も下っている人達がいて、結構パスして進んだ。足は快調、ちょっときついがそれでも問題なく下っていく。さすがに蒸し暑くなってきた。汗をときおり拭きながら下っていく。随分下ったと思うと下に道が見えた。しかし、それからまだ何回か折り返して下ってようやく簡易舗装の道に出る。休んでいる人達を見て通る。すぐ先に右に入るように案内板があったので、右に下るとすぐに達磨石である。下りだと裏返しなので回り込むと梵字が書かれている。大日如来を示すらしい。

そこから少し下って橋を渡ると林道に出る。

もうそこからは舗装路の歩きである。下っていくとタクシー乗り場がある。ここから携帯電話も通じるのであろう。さらに下ると左に小さな水路があり、そこにパイプがあって水が出ていた。触ってみると冷たい水、顔を洗うとクールダウンできた。さらに歩いていく。下っていくと右に公園があり、比較的新しい遊具なども置かれている。ちょうど草刈り中で何人かが草刈り機を動かしていた。さらに下っていくと山祇神社の前に出る。大きな木がある。奥の杉もなかなか大きい。無事に降りることができたので、お祈りすることにする。鳥居をくぐって先に行くと奥に神社があるがその前まではいけないようで、手前の屋根掛けされた所に賽銭箱が置かれていた。そこでお参りした。

さて、道路に戻り、先へ進むとグリーンセンターがある。そこから先は民家を見ながら道路を歩くが、日差しが厳しい。こういう時は長袖シャツで助かる。強烈な日差しの中を耐えながら下る。できるだけ日陰を歩きたいが、道にはあまり日陰がなかった。緩やかに下っていくとやっと橋を渡り、その先で富士急線の下をくぐる。少し先の役場の手前を右に曲がり、少し進んで右に行くとやっと三つ峠駅だった。

写真を撮って改札に行くと7分ほどで次の列車が来る時間。ホームに行くと待合所には結構列車を待っている人がいた。水を飲んで一息付くともう列車が来る時間、あまり待たずに乗る事ができた。大月駅で乗り換えて帰宅した。
(シロガネソウかな)
(カモメランも咲き残っていた)
(きれいに富士山が見えた)


























































































































































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