登山(北アルプス)

大日三山縦走へ その2

2025082413(大日岳を振り返る)

【 天 候 】24日 晴れ
【 ルート 】24日 大日小屋5:45→7:40大日平小屋7:50→9:25大日岳登山口→9:35称名滝9:45→10:05称名滝バス停

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☆下山

 4時頃にはアラームの音や話声がするので目が覚める。今日の行程を考えると5時に起きれば問題ないだろうともう少し寝ていたが、結局、4時半頃には起きた。外へ出てみると少しガスが上がってぼんやりとした景色は見えたが、剣岳などにガスがかかっていて上の方は見えなかった。しばらくするとさらにガスが増え、結局、また白一色になってしまった。風が少しあるようだ。再び部屋からガス缶などを持ち出してお湯を沸かすが、風があるせいでなかなか沸かなかった。だいぶ時間がかかり、ようやく沸いたお湯でいつものカレーめしを作る。考えたら昨日の夕食もカレーリゾット、またカレーになってしまった。再び大日岳を往復しようかと思っていたが、こんなガスの中では昨日と同じ事なので行く気にならなかった。少し明るくなってきたので、そのうちにはガスが上がるかもしれないとは思ったが、涼しいうちに下ることにした。

2025082402

 朝食時間で人が少ない時にトイレに行っておく。時間によってはかなりの行列になるようだが、わずかな待ちで入ることができたのでちょうど良かった。すっきりしてザックをまとめて出発する。大日岳に行く人を見て、左に下る道に入る。

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 少し急な下りもあり、岩の多い道でなかなか下りにくい道である。やがて右に進むことが多いようだ。少しガスが薄くなり、眼下に広い草地が広がっているのが見えた。さらに下っていくと遠くは晴れている感じである。やはり天気は良いようだ。おそらくガスも切れるだろうと思う。

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 ひたすら岩の多い道を下っていく。やはりここの道はテント泊装備では歩きたくないきつい道である。テント場がなくて正解だと思う。左に右にと大きくじぐざぐを切りながら下っていくが、直に下るような所もあり、足にかなり来る道である。

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遠くに赤い小屋が見えるのだが、目指す大日平山荘ではないよね。

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 随分下ると水音が聞こえてくる。一人登ってきた人に会った。沢近くになってきた感じ、そろそろ水場が出てくるのかなと思いながら、岩の道を下ると、わずかに水の流れのある沢っぽい所を過ぎて、さらに下ると右に水が流れている所があった。しかし、汲むのはちと厳しそう。もう少し下ってみると岩に水が流れている所を過ぎて、さらに下ると再び小さな沢に出る。

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 ちょろだが、水が流れている。2Lくらいはまだ水を持っていたので汲まなくても下まで歩けるとは思ったが、この暑さだし、念のために1L汲んでおく。コップで汲まないとダメなのでコップを出して一杯口に含んでみるとなかなか甘い水、しかも冷たい。これなら大丈夫だ。しっかり汲んでおいた。

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 先に進む。まだまだ岩の多い道は続き、さらに下っていくと再び沢を渡る。そこでも汲めそうだ。また折り返して下り、再度、沢に出る。ここが一番水量が多い。ここで汲んでも良かったかなと思いながら冷たい水で顔を洗う。クールダウンできた。一人、早い人が来て降りて行ったのを見る。後から自分も下り始める。まだまだ岩の多い道を下っていく。だいぶ下るとようやく岩が少し減ったが、まだまだ石は多く、決して歩きやすいという道でもない。だいぶ降りてきたなという感じになり、先には広い場所が広がっている。やがて木道が出て来た。すっかり先は晴れていて、振り返るともう大日岳もガスが取れたようだ。自分のいる時だけガスだったようである。そんなものだよね。

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 先の方を女性二人が歩いているのが見える。自分より先に下った人達のようだ。やがて湿原の中を通る。このあたりはラムサール条約に登録された湿原らしい。広い湿原は少し尾瀬を連想させる。ときどき沢へ降りて登り返したりするのでなかなか骨の折れる道である。先に小屋が見えたが、やはりあの遠くにあった小屋が大日平山荘のようだ。まだしばらく歩かされてようやく小屋に着いた。

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 小屋のベンチで休憩する。もう大日岳が随分大きい。パンを食べて、節約する必要がないので、水をたっぷり飲んだ。それにしても今日も暑くなりそうだ。さきほどの女性二人が先に出発する。登ってきた人が数人来たので、数分後に自分が出発した。

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 それからは次から次へと人に会う。ランナーさん系の人が多いようだ。一日で大日岳に登って室堂に抜けるのは相当厳しいと思うが、最近は強い人が多いので普通なのかもしれない。大抵、自分が少し横に避けると通っていくのだが、自分が来ると避けてくれる人もいた。先に進むと草地が広がり、良い雰囲気の所だ。かんかん照りなのが厳しいが、広い雰囲気はゆっくりしていきたい所でもあった。木道をひたすら緩やかに下っていく。先の方にはぼんやりしていたが富山市街と思われる街並みも見ることができた。

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 やがて道が少しずつ斜度をましていく。まだまだ木道が続き、登ってくるたくさんの人に会いながら進む。途中で前を行く女性二人をパスしてさらに先に進む。随分下ると木道が終わり、谷にこれから向かって下っていくようだ。岩を削って段になっているような所を下り、さらに下ると左右が谷になっている間の尾根になる。左右いずれもかなり切れ落ちているようだ。道幅はあるし、木もあるので問題はないが、もし転落したりしたら数百メートルは落下するのではないかと思いながら急坂にかかる。やはり岩を削った階段をしばらく下って進んでいくと前を行くグループがゆっくり下っていた。リーダーは女性のようで声を掛けている。初心者のグループを引き連れているという感じだった。すぐにパスさせてくれたので、通り過ぎるとハシゴの連続となる。きつい下りが続き、暑さも増してきた。木段が埋め込まれた急坂をひたすら下る。これはかなりきつい。もし転倒などしたら、木段に付けられた釘が出っ張っているので、胸などを打ったり、ささったりするかもしれず、危険な感じである。なので絶対に転倒などしてはならず、注意深く慎重に下らなくてはいけなかった。しかし、まだまだ登って来る人に会う。この急坂を登るのもきついが、下りも半端ない。ひたすらそんな道が続く。ハシゴは数えなかったが、5つ以上はあったと思う。やがて左右に曲がりながら下る。先には滝と思われるようなものを見るが、とても写真を撮るような余裕はなかった。暑くなって汗をかきまくり、とにかく下る。随分下るとベンチがあったが、休んでいる人が多く、そこで休めるような感じではなかったので通り過ぎる。少し進んで下った所で誰も来ない感じになったので水を飲んでわずかに休んだ。

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 また下っていく。かなり標高を落としているとは思うが、まだまだ道は続く。木段の道も続く。さすがに登って来る人はたまにという感じになった。やっときつい道は少なくなってきて、横に進むことが多くなった。やはり暑さが厳しい。左に進み、右に進み、どのくらい下っているのかよく分からない。沢音が近くなってきて相当下ったとは思うのだが、視界がないのでまだ高さが分かりかねる。ひたすら下るとようやく小さな道標があって12-1と書かれていた。たぶんもう少しで登山口に出るのではとそこでザックを下して水を飲んだ。

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 歩き出し、少し緩やかになって歩きやすくなった道をしばらく下っていくとやはりそれほどはかからず、登山口に下りついた。

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 日差しが暑い。ベンチがあったが、とてもそこで休もうとは思わない。さて、左に滝を見に行くことにする。

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 緩やかな上り坂の道路を進む。滝からのものか、水煙が舞っているようだ。やがて先に進むと称名滝の案内板がある。何段かに分かれていて、トータルで350mの落差があるようだ。先へ進むとさらに水煙が増え、ゴウゴウと音が聞こえてくる。やがて滝が見えた。橋があるので、そこまで行く。橋を渡っていると滝からの水煙でちょっと濡れる感じである。やはりすごい滝である。右に展望台があるので登ってみる。ザックが重く感じられたが、ゆっくり登ると何段かに分かれている。一番上まで行くと称名滝の表示があり、上の方までよく見ることができた。

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 さて、バス停に向かう。のんびり下っていると観光客がたくさんやってくる。時計を見ると10時のバスに少し間に合わなさそうだ。次の11時のバスに間に合えばよいかと思い、急がなかった。結構、駐車場までは歩かされる。随分歩いて左にレストハウスを見る。その下へ行けば、バス停のある駐車場だ。時計を見ると10時を5分過ぎていた。左に建物があり、入ってみたが、特に面白そうではなかったので外に出て、バス停の左手にある古いベンチに座って休む。しばらく座っていたら何人かやってきた。やがて時間近くなってバスがやってきて乗り込む。時間までには降りて来た人、観光客などを含めてそれなりに人が乗車した。立山駅までは500円、乗車時間は約15分だが、結構な距離で、とても歩ける距離ではなかった。目の前に冷たい美味しい水が出ているので汲んで持って帰ると良いですよと運転手さんがアナウンスした。

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 駅で降りると暑い。熊王の水と書かれていた水場の水を飲んでみたら、確かに冷たくて美味しい水である。駅の近くで入浴できる施設は限られる。一軒、入浴できそうなホテルがあるので行ってみたら、「本日の日帰り入浴は受付を終了しました」と書かれていた。入れないのかと諦める。帰ろうとすると一人出て来た。その人は途中で自分を追い抜いて行った人だった。10時のバスに乗れていれば入浴できたようである。もう少し急ぐべきだったかなと思う。駅に戻り、持っていた水を捨てて、2L汲んだ。家まで持って帰るつもりである。

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 駅の右に切符売り場と書かれていたのできっぷを買おうと思ったら、これはアルペンルートの切符売り場だった。駅の中に入り、下に降りると富山地方鉄道の乗り場がある。やはり体がべたべたなので汗を流して帰りたい。温泉ではないが、スーパー銭湯が不二越駅というところの近くにあるようなので、そこまでの切符を買った。

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 普通列車に乗り込む。結構人が乗車して座席はほとんど埋まるくらいであった。地方の鉄道らしく、レトロな車両である。富山駅の一つ前の稲荷町というところで乗り換える。不二越駅方面のホームに行くと下は木が使われている。枕木のような感じでもしかすると廃材を再利用しているのかもしれない。しばらく待ってきた列車に乗る。二駅なのですぐに不二越駅、一番先頭へ行き、運転手さんに切符を渡して下車する。細いホームの小さな駅である。時刻表を見ると土日の昼間は01分に到着し、富山方面は10分発という分かりやすいダイヤで覚えやすい。1時間ほどなので、汗を流すにはちょうどよい時間である。駅を出るとすぐ右が施設の入口だった。

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 残念ながら温泉ではないが、スーパー銭湯の満点の湯という施設で駐車場の中をしばらく進むと施設に着く。850円とそれほど高くはなく、人工温泉のお湯もあるし、露天風呂もいくつもあり、石造りで良い雰囲気で汗を流すには十分であった。不二越駅に戻って列車を少し待つ。富山までは数駅なので座らなくてもよかったが、列車はまだ座席に余裕があったので座った。しばらく走れば電鉄富山駅に着く。富山駅に行き、新幹線の切符を購入する。今回は美味しいものを食べてから帰宅したい。まだ2時頃だったが、余裕を見て17時過ぎの列車の切符を買う。お盆過ぎだし、先日のような連休ではないので「かがやき」の切符を問題なく購入できた。

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 そういえば昼食はパンを食べただけでお腹もすいている。やはり富山はすしだろうと寿司屋に入り、寿司と白エビの唐揚げなども付いたセットを頼んで打ち上げした。土産物などを購入したが、まだ時間に余裕がある。喫茶店で時間を潰した。最後はラーメンで仕上げをとこの地方のものらしいラーメン屋さんに並んだが、待たされてなかなか入店できない。新幹線の時間が迫り、なかなか出てこなさそうな雰囲気もあったので食べるのを諦めた。その代わりに夕食として「焼き鯖寿司」を購入した。新幹線に乗り込む。二人席の窓側は空いてなかったので、滅多に取ったことのない三人席の窓側を取ったのだが、隣には子供連れの家族が来てしまい、ちとうるさかった。酒は寿司屋で飲んだのでお茶と合わせて「焼き鯖寿司」を開けて食べたら、これが絶品。きつかった下りを思い返しながら、小さな幸せにひたった感じだった。東京駅に着くと人がわんさかいる。東北新幹線が一時、車両故障などでストップしたのでその影響らしい。なんとか人混みを抜けて帰宅した。

 

大日三山縦走へ その1

2025082324(ひさしぶりのタカネマツムシソウ)

やはり奥大日岳から先、大日岳縦走はかなりきつい道です。足元に十分に注意を。

【 山 名 】奥大日岳、大日岳
【 山 域 】北アルプス
【 日 時 】2025年8月23日(土)~24日(日)
【 天 候 】23日 晴れのち霧
【 ルート 】23日 室堂9:00→9:45雷鳥沢キャンプ場→10:15新室堂乗越→11:50奥大日岳12:00→中大日岳→13:40大日小屋→14:05大日岳14:10→14:30大日小屋(小屋泊)

☆室堂から奥大日岳、大日岳へ

 やっぱりこう暑いとアルプスに行きたい。以前から行きたいと思っていたが、小屋泊まりというのがネックで出かけたことが無かった大日岳に初めて行ってみることにした。お盆過ぎということもあるのか、調べると土曜日にもかかわらず空いているようだったので予約した。宿泊料金も高騰しているので、素泊まりにした。水の少ない稜線の小屋という事もあり、水もたっぷり持っていくことにした。なんで営業小屋泊まり1泊なのにこんなに大きな荷物なのっていうぐらい、40Lザックはパンパンに膨らんでかなりの重さになった。

2025082301(懐かしい赤牛岳も見えた)

 夜行バスで扇沢に入る。隣には誰も来なかったのでゆっくり眠れると思ったが、前の人が思いっきり座席を倒したのでかなり狭く、いつもどうりあまり寝られなかった。早朝、まだ暗いうちに扇沢駅に着く。シュラフで寝ている人もいたりして、以前に来たときにあまり人がいなかった時とは違うようだった。随分待たされて朝の切符販売が始まる。今回はWEB切符にして予約したので当日券に並ぶ必要は無く、簡単に発券できて改札の列に並ぶ。何とか1台目に乗ることができた。黒部ダムで下車する。ダムは満水らしい。地方によっては水不足が聞こえるが、今年は雪が多かったから黒部は全く問題ないらしい。

2025082302

 ケーブルカー駅に行くと自分の前の女性まで臨時便に乗れたが、自分からは次の便を待つことになった。ケーブルカーでは初めて座席に座ったが、大観峰に着くとかえって降りるのが遅くなり、次のロープウェイの列では最後尾近くなった。トイレに行っていたら列が進んでいて、本当に最後尾になってしまう。進むと途中で列が切られてまた次の便かと思ったら、残っていたのが6人くらいのせいか、係員の人が行っちゃいましょうと言って乗れることになった。やはり最後になってドア近くに乗る。次の室堂行きのバスもやっぱり目の前で切られて次の便を待つ。どうも今回はこんなタイミングである。ドアの向こうに温度計があり、なんと表示は9.99度。10度に届いていなかった。しかし、人が来たら一気に11度くらいに上がっていた。やはり人が来ると温度が上がるなと思う。トロリーバスから変わって初めての電気バスだけど、なんとなく見たことのあるような作り。たぶんお隣の大国製なんだろうね。1台目に乗り込み室堂へ。降りるとたくさんの人だった。

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 朝食はおにぎりを食べたのだか、やはり今回もおやきの野沢菜を買う。外に出るとカンカン照り。とは言え、風は涼しく、おやきを食べて出発する。まずは水を汲む。いつもの立山玉殿の水、冷たい水を2L汲み、これで持って来た水と合わせて4Lとなる。小屋泊まりだし、下りで水場があるのでこれで十分だろう。

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 さて、みくりが池の方に進む。さすがにもう夏のお花は終わりだろうと思っていたが、やはりアキノキリンソウ、オヤマリンドウなどが多かった。このあたりは観光客も多く、その後ろをゆっくり歩く。テント泊装備の人がたくさん登ってきた。

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 みくりが池を見て、立山を見ながらのんびり歩く。日差しはきつく長袖シャツで防ぐ。しばらく歩いて雷鳥荘を見る。進むと左に雷鳥沢を見る。もう随分長いこと道は通行止のまま、もう歩けるようにはならないようである。左にその道を見ながら歩いていく。

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 さらに進むとオヤマリンドウがよく咲いていた。

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 どんどん下って行き、右にテント場を見る。剣岳の帰りに泊まったテント場で思い出も深い。土曜日の午前中にしてはかなり張られていて、今日来た人も何人も張っているのを見るし、昨日から張っている人も多いようだった。

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 キャンプ場の中を通り、左に進む。下に降りて橋を渡る。

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 右へ一ノ越などへの道を分けて、左に進む。すぐに剣御前などへの道をさらに分けて左に新室堂乗越への道に入る。すぐにシオガマギクやウサギギク、オトギリソウなどが咲いていた。緩やかな登りだが少しきつい所もある。

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 登りよりも日差しの方がきつかった。途中には小さなリンドウ、これはミヤマリンドウであった。

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 チングルマのたくさんの果穂が広がっている。咲いている時にここを通れば相当なもののようだ。今年は白山の別山ですごいチングルマの斜面を見たが、やはり立山のチングルマはそれ以上のようである。やはり上部はそれなりにきつかったが、登って行くと新室堂乗越に着いた。

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 以前に剣から来た所である。そこから左に進む。前に奥大日岳と思われる山が見えるが、かなり大変そうに見えた。先に向かって登っていくが、緩やかな登りが続く。風が涼しいが、日差しがきつい。ただ少しガスが上がり始めている感じ、時折、雲で日差しが陰るのがありがたい。途中には少し終わりかけの雰囲気もあったが、イワイチョウがちらほらと咲いていた。さらに登っていくと一旦登りついた所から右に剣岳が見えた。やはり岩の殿堂、すごい山である。しかしガスがもう取り巻いているので、すぐに見えなくなってしまいそうだった。

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 先には大きな山が見えてきて、道が登っているのが見える。奥大日岳であろう。進むと結構な登りになる。左に進んで巻くように進むとさらに先に山が見えてくる。ときおり休んでいる人をパスして先へいく。

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 随分ガスが上がってきているが、歩いている所は日差しがあるままだ。どうせ眺めが遮られるのならば、もう少しガスが増えて曇ってくれると嬉しいのだが。歩いていると左手のくねくね道路をパスが走っているのが見えた。自分はまだ室堂から先のアルペンルートには乗ったことがない。そのうちには乗らなくては。随分歩かされた気がするが、先に大きな山がまた見えて来た。途中にはこんな山の上なのに巨大なハクサンフウロが咲いていた。通常の1.5倍くらいはあるような大きなものだ。コバノコゴメグサだろうか、たくさん咲いていた。もうすっかり右の剣岳はガスになってしまったが、下の雪渓が少し見えた。

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 先へ進むとヨツバシオガマがまとまって咲いていた。

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 さらにトモエシオガマも久しぶりに見かけた。また大きな山が出てきて道が上に続いている。すると滅多に見ない赤いお花を見かける。これはカライトソウだ。自分は相当久しぶりに見るお花である。ちょっぴり旬を過ぎている感じはあるが、会えただけで嬉しい。

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 先へ行くとミヤマトリカブトだろうか咲いている。岩の多い所を登らされたりしながら登る。これはやはりテント泊装備で登るにはちと厳しい所のようだ。小屋泊まり程度の装備の方が確かに歩きやすいと思う。大きなシナノキンバイも見る。

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 先に進むとハクサンイチゲもまだ咲いている。

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 さらにチングルマが果穂ではなく、しっかり咲いていたのには吃驚した。

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 やはりミヤマリンドウも多い。

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 少ないがイワツメクサも見かけた。進んでいくと池塘があり、その横を通過する。さらに登ると奥大日岳の狭い山頂に着く。すっかりガスで全く眺めがない。暑いせいか結構しんどい。水を飲んで、菓子パンを食べた。

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 先に進むが、山頂からどう進めばよいのか分からない。地図を見ると少し戻るようだ。わずかに戻ると分岐になっていた。右へ大日岳に進む。細い道で左が崩壊しているのでわずかな区間だが慎重に進む。細い尾根道が続いて下っていく。さらに進むと鎖場に出る。一気に高度を落とす。このあたり急降下してハシゴなども出てくる。登り返しがまたきつかったりしてなかなか骨の折れる道である。さすがにこのあたり水の重さがずっしりときた。途中で左から少し涼しい風が来るところがある。わずかにクールダウンできたが、すぐにまた暑くなる。途中にはこれまた久しぶりのタカネマツムシソウ、それにミヤマシャジンと思われるお花が咲いていて楽しかった。

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 やがて先に壁のような山を見て登る。岩を登ってさらに登ると鎖場である。足場はそれなりにあるので怖くはないが、登りがきついので結構苦しい。やはり修行の山だな。鎖場が終わっても大きな岩の上を登らされるきつい道が続き、ようやく緩むが、まだ先はそれなりに登る。少し平な所でザックを下して水を飲んだ。

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 さらに先へ進む。まだ登りは続く。タカネニガナを見ながら登り、さらに進むと七福園と思われる場所を通過する。ガスっていて写真を撮る気にならないし、岩が多く歩きにくいのでひたすら道を先に進むだけである。やがて木道が出てくる。なんとなく写真を撮った。

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 右手に踏み跡のようなものが見えたが、これはやはり踏み跡らしく、そのまま進むように小さな道標が置かれていた。緩やかに登っていくと岩があったが、どうもこれが中大日岳らしい。それを過ぎると少し進んで下りになるが、もう下に小屋が見え、人がいるのが見えた。

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 結構近くに見えたが、降りていくにはやはり岩などの道でそれなりに時間がかかった。ようやく小屋に着いた。

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 さて、どうしようかと思ったがまだ時間も早いし、受付をせずにそのままザックを持って大日岳を往復することにする。小屋の横を通って先に進むと右下に下る。木段で下ると左に向かう道は大日平に降りる道、大日岳は右へ登る。少し登った所に小さな道標があり、先に大日岳を示していた。先に進むとウサギギクやミヤマリンドウがよく咲いていた。緩やかに登っていく。特に難しい所もなく、淡々と登って行くと大日岳の山頂に着く。

2025082329

 ガスで眺めもないので単に山頂を踏んだだけ、近くには石が積まれたようなものがあり、中に何かあると見ると小さな石像が置かれていた。石に座ってしばらく休み、小屋に戻ることにする。

2025082330

 お花を見ながら下っていく。だいぶ下っていくと女性がずっとカメラで何かを撮っている。なんだろうと思って近づくと親子の雷鳥であった。雛は2羽、あまり逃げず、ゆっくり撮影した。自分が雷鳥に会うとかなりの高確率でその後に雨に降られるのだが、この日は珍しく、雨は夜まで来なかったようであった。ようやく雷鳥が動いて草むらに入ると女性がクマはいましたかと聞かれたのでいませんでしたよと答えると安心して登っていった。食べ物でもないかぎり、そうそう出てこないだろうとは思ったが。

2025082331(きれいなウサギギク)

 しばらく下れば再び分岐、少し登って小屋に戻る。受付をする。

2025082332

 自分にあてがわれた場所は入口の近くの二段ベッドの下だったが、カーテンを引くことができて個室の雰囲気である。本当に久しぶりの営業小屋泊まりである。コロナ以降は営業小屋に泊まるのは初めてではなかっただろうか。自炊室はないので入口の所で煮炊きして下さい、ということだったが、雨でなければ外で作る方が良いだろう。もう15時近いので、外へ出て木のベンチに座って酒を飲む。少し重いが小さめの黄桃の缶を背負ってきたので、これを食べるとのどの渇きも癒される。ガスで何も見えずちと寂しい。出た時はたくさんの人がいて会話していたが、気づくとほとんど人がいなくなっていた。

 一旦、部屋に戻って少し休み、1回目の夕食が始まった17時頃に外に出て夕食を作る。ガスは二缶持ってきた。前の時に使った残りが少ししか残っていないようなので、念のために新しいものを持ってきたのである。でも前のガス缶だけで問題ないようである。今回は初めてモンベルのカレーリゾットを買ってみた。少し値段が高いが使用する水の量が少なく、水場の遠い小屋では重宝しそうだ。それと持ってきた野菜ジュースを合わせて食べれば満足し、部屋に戻った。することもなく、寝ることにする。

 今回は昔初めてテントやシュラフを買ったときに一緒に買ったシュラフシーツを持ってきた。小屋のページに推奨と書かれていたためである。20年以上経つ年代物で、ずっと押し入れに仕舞いっぱなしでほとんど使っていなかったのだが汚れてしまっていた。洗濯してもまだ保管袋には染みが付いたままだったりした。せっかく持ってきたのでそれを出して中に入る。やはり快適である。毛布を掛ければ暑いくらいだった。たくさんの人が泊まっているので話声などがうるさく、結局、8時頃まで話し声が収まらなかったのでなかなか寝られなかったが、ようやく静かになるとあとはぐっすりと寝ることができた。

続く。

 

焼岳へ 下山編

2025062831(槍ヶ岳、穂高連峰、上高地の眺め)

続きです。

☆中の湯へ下山

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 しばらく休んで下山にかかることにする。やはり下りも足元が悪い下り、ほんのわずかに下ると左の石に下山と書かれた道があり、そちらを少し下る。再び登りの道と合流して右上にある噴気孔を見る。湯気の量はそんなに多くはないが、あたりの岩が黄色に変色しているのを見るとかなりの硫化水素が含まれているのであろう。

2025062833

 しばらく下れば分岐に下りつく。そこからははるか下の方まで人が登っているのが見える。ここから随分下らないといけないのだなと思う。

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 下りに入り、少しトラバース気味に右へ下る。岩も多く、ゆっくり下る。しばらく下って行くと右下に小さな火山湖が見える。

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 振り返ると上にはやはり噴気孔があり、これはかなり激しく噴気を噴き出していた。中の湯からは続々と人が登ってくるようだ。目の前には南峰があるが、崩れる危険があるので登山禁止になっている。古い道標らしき木切れが下に落ちていた。

2025062836

 そこから下る。日差しがかんかんと照りつける。それでもまだこのあたりは標高があるので風が爽やか、しかし、下へ行けばかなり厳しいのだろうなと思う。それにしても随分な人が登ってくる。こんなに登ってくる道だとは知らなかった。中の湯登山口まで車で入れば、それほどではないからなのかもしれないが、それでも、山頂までは結構な登りだと思う。次から次へと人に会いながら下る。ところどころ立ち止まって水を飲んだ。やはり直射日光の強さはかなりである。水をそれなりに飲んでおかないとまずいであろう。もちろん長袖のシャツを袖まで止めて、日焼けを防ぐ。

2025062837

 結構きつい下りがひたすら続く。足は大丈夫だが、またすっ転んだりしないように注意しながら下る。さすがに下の方まで降りると暑さを感じる。それでもまだ低山よりはかなりマシか。さらに下っていくと横はあまり見えなくなり、ひたすら道を追って下る。たまに左側がちらりと見えると雪渓があるようだ。さらにしばらく下るとやはり左が見えるところに出た。

2025062838

谷沿いに雪渓があるが、この暑さでかなり溶けているようでもう沢底が出ている所も多い。それでもまだ雪が残っていて、やはり北アルプスらしい感じである。

2025062839(咲き残りのムラサキヤシオツツジ)

 木段なども交えながら下ると、小さな広場のような所に出る。日差しが暑いので少し樹林で日陰になっている所に入り、振り返るともう焼岳が随分高く、遠くなっていた。それにしても良い天気で青空である。

2025062840

 先へ進んで樹林の中を下っていく。さすがにもう樹林の中なので、袖を上げても良いだろうと袖をまくると少し涼しい。やはりまだこのあたりは少しひんやりとして風が若干涼しいようだ。さきほどよりは人が減ったが、ときおり登ってくる人に会う。そろそろこの時間だと日帰りはちょっと厳しいのではないかと思うが、それでもまだたくさんの人に会う。そんなに小屋に泊まるとも思えないし、何時に下山するのだろうか。しばらくは緩やかな下りが続いて、足の負担もそれほどではなかった。途中わずかに平坦になっている所で水を飲む。さらに先に進んでいくとちょっと登り返しになる。結構きつくて足にきた。登った所で一休み。随分下ったように思えるけれど、樹林の合間から先の山がちらりと見え、まだかなりの高さにいることが分かる。休んでいると一人、先へ下っていった。

2025062841

 少ししてから自分も先へ進むと、また急な下りとなる。たまたまだけど、ちょうどよい所で休んだようである。ひたすら下りが続く。こちらから登るのは大変そうに思う。まだまだひたすら下りが続く。わずかに緩やかになったかなと思いながら下るとまたきつくなる。左右に曲がりながらの大下りとなる。先には遠くに山が見えたが、飛騨の山だろうか。どこの山かさっぱり分からなかった。さらに下ると途中にはブナと思われる大きな木があったが、ちょうど下っている人をパスした所で立ち止まるのは難しそうだったので写真は撮らなかった。まだしばらく下りが続き、下を走る車などの音が聞こえるようになった。そろそろ終わりが近いなと思っていると右に進んでから左に折り返す。すると下に道路が見えた。再び折り返して右へ進んでいく。緩やかな山道になって、左下にはちらちらと道路が見える。風があって爽やかな道をしばらく進むと登山口の表示があり、さらにその先に進むと道路に出るが、たくさんの車が置かれていて、登山口の目の前まで車が駐車していた。

2025062842

 先に道を下りたいが、その道はどこにあるのか分からない。道路を下ろうかとも思ったが、ここはかなり冗長な道なのでできれば登山道を下りたい。左右に道を探すと車と車の間を抜けるとなんとなく道っぽいものがあるが、単に水が流れるようなところにも見える。これで良いのかと入ってみるとやはりこれが道のようだ。かなり細いので、戸惑うが、それでも下へ続いている。少し下ると埋め込まれた木段があってやはり道だった。踏み跡に従って下っていくと問題なく、道路の横に出る。さらに下へ続いてはいるようだったが、そろそろ道路を歩いた方が無難に思えたので、左に出て道路を下る。やはり冗長な感じの道で、かなり左へ行ってから折り返して右へ行く。進んでいくと中の湯温泉の看板がある。右に道を登る。左に駐車場を見て、坂を登ると旅館の建物で、左に階段を登ると玄関である。見ると日帰り入浴は12時からのようである。時計を見ると後15分くらいなので、始まるまで待つことにした。スマホで帰りのバスを予約する。今は新島々行きのバスは完全予約制になってしまって面倒である。電波は届いていたので問題なく予約できた。よさそうな時間のバスはすでに予約でいっぱいだったのでかなり余裕のある時間のバスを予約した。しばらく待つと時間になり、入浴をお願いする。柔らかいお湯で内湯がぬるめ、露天風呂は熱いお湯だったので、内湯でのんびり浸かり、霞沢岳などを見ながら入浴した。

2025062843

 さて、バス停に向かう。まだこの時間だとバス停に着くのはかなり早そうである。以前は道路横に下山路があったようだが、今は歩く人もなく、なくなっているようである。普通に道路を歩いて下る。やはり長い道路だが、樹林が多く、あまり日が当たらないし、やはり吹く風は意外に爽やかで、暑いという感じではないのが有り難い。車の通りもときたまだし、歩道はないが、道路の幅がかなりあるので特に問題なく下っていける。下の方へいくと沢音が聞こえてきて、やがて下から車の爆音が聞こえてくるようになる。安房トンネルを飛騨に抜けるルートだから、走る車も多いようだ。やがてその道路に出る。右手に見えるのは安房トンネルの入口である。左に折れて下っていく。しばらく下ると左に沢があり、かなりの水が流れている。涼しいかと思ったが、そうでもなかった。さらに下れば中の湯のバス停が見えてくる。梓川の流れが橋の上から眺めた。近くにある卜伝の湯は入浴できないのが残念である。ネットで調べるとあたりが崩落したらしい。

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 バス停に行くが、日当たりもあり、座るところもないので釜トンネルの手前の中の湯売店に行ってみる。準備中の札がかかっていて、やっていない。入口に座って時間を潰す。ここにいるとさすがに釜トンネルから吹いて来る風が冷たく、ウィンドブレーカーを着込んだくらいだった。さわんど行きのバスは頻繁に通る。どれもかなりの客が乗っていて、車で来る人達のいかに多いことか。ようやく時間近くになってバス停に行き、新島々行きのバスに乗り込む。スマホを見せようかと思ったが、名前を呼ばれたので答えただけであった。座席は自由になっていて、すでに空いている列はなく、通路側の席で空いている席に座らせてもらった。このバスはさわんどを過ぎると安曇支所前、新島々しか止まらない。観光客向けのバスになっているようである。新島々で乗り換える。スマホ予約は松本までにしたので、すでに料金は払ってある。スマホを見せると料金支払済の切符をくれた。のんびり乗って松本駅で下車する。土産物や弁当などを買い込み、いつものようにのんびりと各駅停車で帰宅した。

 

焼岳へ 山頂へ編

2025062813(焼岳へ向かう)

【 山 名 】焼岳
【 山 域 】北アルプス
【 日 時 】2025年6月28日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】上高地バスターミナル5:30→クマ遭遇→6:05焼岳登山口→7:45焼岳小屋7:50→8:05旧中尾峠→9:05分岐→9:15焼岳北峰9:25→9:30分岐→10:30広場→11:25中ノ湯登山口→11:45中の湯温泉13:15→13:55中の湯バス停

☆登山口へ向かうとクマに遭遇

 梅雨はどこへ行ったのか、温暖化のせいか6月末だというのにもう真夏である。こう暑いと高い山に行きたくなる。焼岳は上高地からも見えるし、一番印象的だったのは、霞沢岳から見た焼岳である。噴煙を上げているいかにも火山、去年、一時的にレベルが引き上げられて入山できなくなったが、今年は再びレベル1に引き下げられた。なので行けそうである。さらに珍しく上高地行きの夜行バスがキャンセルでもあったようで予約することができたのでこれで行こうと思った。

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 いつものようにバスタ新宿から乗り、上高地バスターミナルで下車する。焼岳に直接行くのであれば帝国ホテル前で下車した方が近いが、上高地バスターミナルからたいした距離でもないし、いつものように上高地の良い雰囲気と穂高連峰を眺めてから登ろうと思ったので終点まで乗った。上高地バスターミナルで下車すると都会の暑さが嘘のように寒いくらいである。バス中で気温16度と案内されていたが、やはり上高地の涼しさはちょっと違う感じである。登山届などを記入し、トイレに行っておく。普段だとおにぎりの朝食にしているが、バスでの移動を考えて、今日は菓子パンの朝食を取った。暑さを考えて水も念のため追加で入れておき、3Lくらい持つことになる。さすがにそこまでは飲まないとは思うが、これで準備はOKである。

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 まずは梓川に出るとやはり穂高連峰が眺められる。雪は少ないようだが、まだ沢筋にはそれなりには残っているようである。この時間は少し雲が多く、くもりに近い感じだが、今日は晴れの予報できっとかなり暑くなるであろう。川沿いの道を歩く。以前に夏に近くを歩いた時に見た水量よりも少し川の水量が多いのは、この時期はまだ雪解け水が含まれているからだろうか。しばらく歩いて左にトイレを見る。最後のトイレなので念のため立ち寄っておく。先に進むと田代橋、右に折れて橋を渡る。やはり川の水量があってなかなかである。随分前に友人と登った西穂高岳への登山口を見て、左に進む。ちょうどおじさんが一人、右から来て先を行く。

 右に建物を見てそのあたりからは焼岳がちらりと見えたが、樹林が結構多いのでなかなか良い眺めの所がない。しばらく進んでいくとちらりと焼岳が見えるところがあったが今一つである。さらに進んでいくと急におじさんが戻って来る。クマがいる、というので見てみると、確かにクマがいる。そこそこの大きさ、こちらに歩いてきそうなので、ゆっくり後ずさりする。これ以上近づいたらどうしようかと思いながらしばらく後ずさりすると向こうも面倒くさくなったのか、急に右の草むらの中に入った。しめたと思い、ゆっくりと近づくとやはり草の中から出てきそうになかったので、速足で先へ進んだ。それを見たからか、おじさんも後から追いついてきた。後ろを振り返ったが、移動したようでもう出てくる気配はなかった。こんな登山道近くに出てくるとは思わなかった。やはり早朝はクマに遭いやすい時間帯なのである。去年の尾瀬での遭遇以来の接近遭遇だった。なんか最近、クマとの接近遭遇の間隔が短くなってないだろうか。

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 先へ行くと焼岳が見える。しかし、かなり高い。あそこまで登るのは大変そうだなと思いながら先へ進むと焼岳登山口であった。

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☆焼岳へ

 登山口から先へ進むと緩やかな道が続く。あまりきつくもなく、また気温も低く、ひんやりした感じ、長袖シャツのまま登っていく。途中、沢を何度か渡る。小さくても水量があり、やはり北アルプスらしい感じである。思ったほど湿気度も高くなく、涼しいので登りやすい。やはり上高地の朝ならでは、気分よく快調に登っていく。やがてまた沢を渡る。するとそこから先は斜度が上がった。大きな石なども多くなり、段差の大きい登りも続くようになる。それでもやはり涼しいので登りやすい。やはり雰囲気の良い針葉樹林の森の中を登っていく。

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 ときどき一、二段の小さな木段も付けられていて、斜度はそれなりにあるようだ。だいぶ登るとゴゼンタチバナがよく咲いていた。どんどん登っていくとやがて左に谷を見て、ロープの付いた細い所を登る。危険というほどのところではないが、ロープを掴んだりしながら登る。すると大きな焼岳がちらりと目の前に高く見えた。さらに進むと右に進んで登り、そこからわずかに下に下る。目の前には大きな焼岳が見える。さすがに直登ではなく、右に登るようである。暑さを我慢して登っていく。左にガレた谷が見えるところに出る。

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 後ろから来た人達に数人パスされる。もう一人、パスさせようと思ったら、休憩するみたいなので自分が先に進む。やがて日差しのある場所に出る。北アルプスなので少しは涼しいだろうと今回は長袖シャツにした。少し暑いが、低山ではないのでこれで良いだろう。以前ならば多少日焼けしても良いかと思っていたが、最近はあまり日焼けすると皮膚がんとかのリスクも高まるし、女性ほどではないけど、できれば日焼けしないように長袖シャツを着るようにしている。それに最近は暑さが厳しいし、以前よりも直射日光もきつい気がするのである。

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 やがて先に桟道が見えて、しばらく登って進むとアルミの桟道に出る。それを進むが、右側にロープが付けられているので、それを軽く掴んで登る。なかなか高度感のある桟道である。先に進むと今度は鉄はしご、垂直の古い鉄はしごを登る。さらに登るとアルミのハシゴ二連続、なかなかきつい登りである。二段目は垂直で、怖くはないが、息が上がる。さらに今度は鎖の付いた登り、たいしたことはないが、一枚岩はちょっと登りにくかった。左手から岩の凹みに足をかけて登った。さらに進むと目の前の焼岳が大きく見えた。すごい眺めである。やはり北アルプスだなと思う。

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 また暑い日差しを浴びながらしばらく登る。先にアルミのハシゴが見えてくる。しばらく登るとそこに達して垂直に近いアルミ梯子を登る。やっぱりきついね。

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 再び明るい所に出て、ひたすら登っていく。右手の方の峠に向かうようだ。何度も折れて登っているとさきほど自分をパスした人に追いついて自分が先に登る。それでも軽い荷物のようなのでそのうちにまたパスされるだろう。もう随分上の方まで来たようだ。イワカガミが咲いていた。色の薄いウラジロヨウラクもあった。さらに登っていく。日差しは暑いが、長袖シャツでガードしながら登っていく。途中、登っていた人に暑いですねと話をしながら登る。何度も曲がりながら登っていくとやっと峠らしき所に登りつく。そこからは緩やかな下りになって、日陰に入って涼しくなる。少し降りていくと焼岳小屋に着いた。


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 ベンチがあるので休んでいく。やはりひんやりして気持ちがよい。さすがにアルプスという感じである。しばらく休み、クールダウンできたので先に進むことにする。

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 進むと先に西穂などへの道が分かれて、左へ登る。やはり涼しいので登りやすい。風が爽やか、やっぱり良い感じである。しばらく登ると目の前には大きな焼岳、まだかなり登らないいけないなぁと思う。樹林の中にはマイヅルソウにツマトリソウ、この時期に咲いてしまうと8月には咲くお花がなくなっちゃうなとも思う。暑いがやはり良い天気、もうすっかり夏山である。しかし、今年はどこまで気温が上がるのだろうか。夏の水不足がちょっと心配でもある。さらに登ると展望台と思われる場所に登りつく。定点カメラが設置されている。そのあたりからは左に笠ヶ岳、正面には槍ヶ岳と穂高連峰を眺めることができた。近くから湯気が出ている。草についた露が日差しで温められたものかと思っていたら、近くにいた人がわいていますねというので、見るとそれは噴気孔である。噴気を上げていたもののようだ。

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 先へ進む。右手にちらりと雪を抱く山が見えたが、あれは笠ヶ岳だろうか。

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 あたりにはアザミとニガナがよく咲いている。随分たくさんのニガナが咲いていた。

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 中にはシロバナニガナも見ることができた。

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 ザレた登りにかかる。やはり登りはそれなりにきつい。

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 さすがに夜行の疲れも出て来たようだ。なんとなくふらつくことがある。左に噴気を上げている所があり、ガスが来るとやはり硫化水素臭い。ちょっと汚物のような匂いもしてあまり気分が良くない。

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 さらにザレた所を登っていると左右どうしようかなと思った所で、かなりザレた右を選んでしまった。危ないかなと思いながら登ると足元が滑り、バランスを失う。あっ、と思ったが、やはりふらついてバランスが取れず、そのまま転倒して転がり落ちた。落ちた所に右に岩があり、頭を少しぶつける。強打はしなかったが、右手の小指が痛む。すぐさま起き上がり、怪我の具合を確かめる。小指からは血が少し出ているのですぐさま持っていた絆創膏を取り出して付ける。問題は右の頭だ。触ってみると少し痛いが血は出ていないようだ。ハンドタオルを付けるとやはり少し痛い。汗を拭く。とりあえず強打した訳ではないので、このまま登れそうだ。水を飲んで落ち着く。自分はヘルメットなどは持っていないが、こうして転倒すると、やはりこういう山ではヘルメットは必要なのかなとちょっと思った。よく見ると左手の手のひらにも血豆や擦過傷を作っていて少し痛い。後で気づくのだが、右の脇腹あたりも打撲傷を作っていた。

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 気を取り直して再び登り始める。ザレた登りはまだまだ続くので十分に注意しながらゆっくり登る。やっぱり自分もそれなりに年を取った。いつまでこのような山登りが続けられるのかなとちょっと思う。下って来る人が多くなった。滑りやすそうな所は注意深く登り、左に登っていく。ここまで来るともう上高地ははるか遠い所である。あんな所から登ってきたのだなという気もする。噴煙を上げる噴気孔を見ながら登る。やっぱりちょっとふらつく。どうも硫化水素の火山ガスを若干吸ったことも影響しているのだろうか。角に出るとようやく上が近くなってきたが、まだ結構登らなくてはいけないようだ。イワカガミやかなり小さなアカモノがたくさん咲いていた。さらに登るとイワカガミだらけである。アカバナヒメイワカガミもあったが、やはり普通のイワカガミが多い。

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 それでも、これでもかとたくさん咲いているイワカガミのお花畑はさすがにすごかった。この山はイワカガミの山として記憶されそうである。田中澄江さんの本にあるかなと思ったが、焼岳は入っていないようだ。昔はこの山はやはり火山のため、登山禁止だったからであろう。たくさんのイワカガミを見ながら何度か折れ曲がって登るとやっと中ノ湯方面の道が分岐している所に登りついた。

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 ここから北峰まではあと少しであろう。中の湯方面からも結構な人が登っているのが見えた。北峰に向かう登りもそれなりにきつい。やはりザレた所もあり、注意してゆっくり登る。やっぱり噴気孔があり、ごうごうと音がしている。風向きがこちらではないのであまり影響はない。しばらく頑張るとたくさんの人が休んでいる山頂に着く。

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 やはり良い眺めである。今日は本当に天気が良い。笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、上高地、霞沢岳、このあたりの山を一望する。やっぱり良い山である。眺めを楽しんでから、岩に座って早い昼食にする。霞が多いのは最近の高温と水蒸気の多さのせいだろう。以前のようなクリアな景色は秋でないと見られないようである。温暖化で山も変わっていくようである。

続く。

 

浄土山、龍王岳へ

念願の剱岳へからの続きです。

最終の3日目は軽く歩けそうな浄土山へ。

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そんなに早く出発しなくても良いのですが、アルペンルートは時間もかかるし、やっぱり5時30分過ぎに出発。

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登り返しがきついこと。大日三山方面が見えました。

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池塘なんかもあって、良い雰囲気です。

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みくりが池を回って室堂に向かいます。向こうにはこれから登る浄土山が見えます。

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室堂で美味しい水を汲み、室堂平から浄土山に向かいます。

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最初こそ緩やかですが、なかなかきつい。昨日の歩きで足が重いのでなかなか登れませんでした。やっと展望台の分岐。せっかくなので行ってみます。

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展望台に着くと素晴らしい北アルプスの眺め!薬師岳、笠ヶ岳、水晶岳、槍ヶ岳とたくさんの山々を望むことができて吃驚。先の平な所は五色ヶ原でしょう。小屋が見えました。

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分岐に戻り、山頂に向かって登りますが、岩ゴロのきつい登り。上になるほど斜度が上がって半端ない登り。重荷はきつかった。それでもなんとか登り切るともうこのあたりが浄土山の山頂のようです。左は行き止まりの表示がありましたが、行ってみました。

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目の前には立山、写真の左奥は昨日登った剱岳。やはり感慨深いですね。

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先は緩やかな道。向こうにちらりと見えるのは龍王岳。

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あまりかからず、一の越分岐に着きます。もう龍王岳は目の前。

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ちょっと分岐を先に行きすぎたら、足元に雷鳥が!すぐ草むらに入ってしまったので写真は撮れませんでしたが、つがいのようでした。小さなサプライズの後は分岐に戻ってしばらく登ると龍王岳。

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誰もおらず、静かな山頂。最後の素晴らしい眺めを存分に楽しめました。

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分岐に戻って下っていけば、平日でもそれなりに人の多い一の越。

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たくさん人が登ってくる道を足早に下ったけれど、やはり途中からは足が痛くなってゆっくりになってしまいました。

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たくさんのヨツバシオガマ!

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せっかくなので玉殿岩屋に行ってみました。最初こそ緩やかですが、急な下りになり、下まで降りるのかと思ったら途中にありました。二つあり、こちらは手前のお地蔵さんが立ち並ぶ岩屋。

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道は×印があって進めませんが、あたりには他にも岩穴がある崖になっているようです。

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戻って古い建物があるなと思ったら室堂小屋という日本最古の山小屋だそうな。扉が開いて人が出て来たので吃驚。中は資料館になっていました。

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のんびり歩きます。みどりが池です。

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みくりが池を反対からも見ました。やはり良い池だなぁ。

 

念願の剱岳へ

立山からの続きです。今回ばかりは重いカメラは敬遠し、サブザックにスマホ持って登ります。セルフビレイ用に短いザイルにカラビナを付けたものをザックに忍ばせていきました。

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早朝4時30分の暗い中をヘッドランプで出発。剱山荘に着いて振り返るともう少し明るくなり始めていました。ふとザックを見ると帽子がない!テントの中に忘れてしまったようです。ヘルメットは持って来るつもりなかったけど、帽子まで忘れるとは。

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一服剱までは鎖場があるけど掴まなくても行けるくらい。登り切った所で見る前剱はものすごい高さ。

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ガラ場の登りも厳しかったけど、鎖場が出て来て次から次へと登らされます。前剱の手前あたりまで来るとやっと剱岳の本峰が見えました。

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ということで前剱の山頂。構わず進みます。

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テレビでもやっていた鉄製の橋や横に進む鎖など次から次へと出てきます。さすがに夏の終わりの月曜日ということもあってそんなに人は多くなく、待ちもわずかでした。登るのに夢中であまり撮りませんでした。とうとう来たなカニのタテバイ。さすがに数人待ちになりましたけど、みなさん慣れている感じでするすると登っていくので、5分くらいしか待ちませんでした。鉄杭がしっかりあるので足場にできて簡単に登れます。こんな鎖などがない時代はどうやって登ったのかなと思いながら登りました。

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さらにきつい登りをこなすと念願の剱岳山頂!さすがに近くにいた人に撮ってもらいました。その写真は非公開ですけど、思い出になりました。(^^;

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剱沢が眼下に。向こうには槍ヶ岳なども見えて素晴らしい景色。

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写真にはあまり写らなかったけど、肉眼では富士山も見えていました。

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山頂にはたくさんの人が休んでいましたが、下りが渋滞する前に下ります。さすがにまだ下る人は少なく、自分のペースで下れました。こんな所登ったかなと思うような急な下りがたくさん。それでもようやく「カニのよこばい」に到着。

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最初は長い鎖。これはたいしたことないけど、しばらく下ると問題の核心部。でも、鎖を掴めば思ったよりも簡単に足場が見つかりました。足場を横に進めば、通過できました。やはり一般ルートだよね。でも、どうやってあの足場を作ったのかなと思います。自分が一番怖かったのはその先のハシゴの下り。踏み外したらさようならですからね。鎖よりも階段掴むのって難しいです。たまにハシゴの写真を上げているサイトがありますけど、自分には真似できません。

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下ると小さな建物。古いトイレのようですが、使えません。携帯トイレがあれば多少の目隠しにはなるかな。

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先へ進むのですが、鎖の連続。

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ときおり登り返しがあってこれまたきつい。鎖場自体はもう慣れているのでそれほどではないんですけどね。

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途中、右奥のピークでテント泊らしい荷物を持った女性がいたので自分もそちらへ行ってみると、近くの山の眺めや市街地まで見渡せて良かったです。

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まだ登らされる~。

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またガラ場をひたすら下っていきます。登り返しは暑いです。一服剱で一休み。ここまで来ればあとわずか。やはり良い眺めですね。

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振り返った前剱。目に焼き付けましょう。

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どんどん降りて剱山荘に到着。目の前に流されている生水は飲まないといられないよね。

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道を先に進んでテント場に戻りました。もう剱岳には雲がかかってしまっていました。

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テント場に戻り、テントを畳んでザックを担ぎますが、ずっしりと重いこと。その上登りがきついです。もう下はガスになってしまいました。

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昨日、入口の屋根の下で雨宿りさせてもらった剱御前小屋にやっとたどり着きました。

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新室堂乗越に向かいます。少し進むと左の遥か下にキャンプ場が見えました。

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タテヤマリンドウがまだ咲いていました。

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降りていくと暑いこと。水をだいぶ飲んで先へ進むとちょっと大日三山が見えました。そのうちに歩きたいな。

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新室堂乗越から雷鳥沢キャンプ場に向かいます。

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ひたすら下って川近くに出た所で左に進んでようやく橋を渡ります。

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登り返しの石段がきついこと。やっと雷鳥沢キャンプ場に着きました。ということで本日はここで終了。ここも千円でした。

続く。

 

立山へ

8/27は立山へ。ちょっと遅い夏休み。土曜日の天気予報が悪かったので日曜日から歩くことに。

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夜行バスで扇沢へ。自分はトロリーバスから変わって初めての電気バスでした。アルペンルートを乗り継いで久しぶりの室堂。

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まずは一の越に向かいます。まだウサギギクがありました。

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雄山に向かいますが、日曜日でも人が多いですね。

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イワギキョウを見かけます。

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トウヤクリンドウは開いておらず。

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ということで雄山の頂上。これで3回目の登頂ですが、明日の剱岳が控えているので事故など無いように、初めて実際の山頂を踏み、祈祷(¥700)してもらいました。

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先へ進んでザックを置いて岩を登って大汝山。ガスってあまり見えず。

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先へ進みます。

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富士ノ折立もザックを置いて往復して登りました。

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真砂岳に向かいます。右下の雪渓は氷河認定されているらしいけれど、猛暑でこんなに少ないともう氷河じゃないよね。

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イワツメクサもそろそろ終わりな雰囲気。

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結構登らされて真砂岳。休んでいたら、ゴロゴロという音が。夕方には雷雨が来るのかな。

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別山へ大きく下って登り返しますが、きつい道。巻き道が分岐していました。

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やっと別山の山頂に到着。でもガスで何も見えず。ぽつりぽつりと雨が。

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前は行かなかったので、北峰を往復。晴れていれば剱岳を望めるらしいけれど、真っ白。

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戻る途中には左手に小さな池。硯ヶ池でしょうか。別山に戻って下ろうとすると急に本降りの雨が降り出しました。雨具を着て下りますが、さらに雷!避けようがなく、ひたすら下ります。テント場に直接下るつもりでしたが、とても無理なので剱御前小屋に下りました。ときどき鳴る雷に脅されながら下り、なんとか小屋に辿りついて雨宿りさせてもらいました。

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30分くらいするとようやく雨が弱くなってきたので出発。まだたまに雷が鳴ってました。岩ゴロのきつい道を下っていき、ようやくテント場が見えて来ると雨もだいぶやんでポツポツ降りになりました。

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テント場に着くとほとんど止んだ感じ。ホッとしてテントを張りました。そのうちに晴れあがり、剱岳もしっかり見えるようになりました。明日はどうなるのかな。

続く。

 

黒部五郎岳へ その五 クマに遭う

続きです。8/2も良い天気。

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今日もテント場からは笠ヶ岳が見えていました。下山だけだからのんびり出発しても良かったのですが、やはり暑さとの戦いになりそうなので早めに出発準備。テントを畳んでいたら、「おはようございます」という声が。昨日の女性二人が声をかけてくれました。「お気をつけて!」と声を掛けて出発を見送ります。なんか良い朝だなぁ。。。しばらくしてから自分も出発。

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チングルマの果穂って、やっぱり独特ですよね。

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やっぱり槍ヶ岳のシルエットを見ながら進みますが、日差しを浴びると朝からすでに結構暑いこと。

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チシマギキョウが咲いていました。

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こんな暑い中でもまだ雪渓が残っていました。

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快晴で雲なし。気分は良いけど、やっぱり暑い。。。

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ということで名残惜しいけれど、笠ヶ岳分岐。これで稜線とはお別れです。

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どんどん下りますが、たくさんの人が登ってました。途中にはハクサンフウロが良く咲いていました。

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食材も減り、ザックも軽くなった模様。どんどん歩いて鏡平。こんなに天気の良いのは初めてです。

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小田原のおじさんがいつもここに来るとかき氷を頼む、という話をされていたので、自分もかき氷を頼んでみました。確かに冷たくてあっという間にたいらげてしまいました。

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少し先からは、初めての槍ヶ岳の眺め。残念ながら風が強く、鏡のようには写りませんでしたが、今回3度目だったかで初めてこの槍ヶ岳の眺めを眺めることが出来たのですから文句はありません。しばらく眺めました。

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下っている人もたくさんパスして、さらに登って来る人も多数会いながら下っていきます。途中で会った登ってきた女性が「この先でクマを見かけたので気を付けてくださいね」とのこと。ええ、本当にクマいるの?京都のおじさんもクマでしばらく足止めされたなんて話をしていましたが、まさか遭わないでしょうと思いながら下ります。

だいぶ下ったところで、3人くらいのグループが、「すぐそこでクマがいました」という。そのまま下ろうとしたら、「行くんですか?」と言われたけど、これを通らなきゃ帰れないのでと言い残し、先に進むと、確かにクマが!

でも、どうやら子熊らしいのと、登山道の左の樹林の中にゴソゴソと入っていったので、これなら大丈夫とエヘンと咳払いなどしながら足早に通過。少し先へ行って振り返ったけど、こちらには来ていないので安心しました。少し先に進むと登ってきたグループが「クマいませんでした?」と聞くので、「すぐそこで遭いました。」と言うと、「自分達をずっと先導して登山道を歩いていたんだよ。」とのこと。あまりにも登山者が多いので、人に慣れてしまっている様子です。ちなみに自分が双六小屋などのテント場を予約した時もわさび平小屋は熊出没のためにテント場が封鎖されていました。まあ、何もなくて良かったです。

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チボ岩という所を通り過ぎます。ザックを下ろして一呼吸休みます。

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水が流れている、ということでザックを放り投げて顔を洗うと気持ち良いこと。しかし、事件はこれだけでは終わらなかった。ザックを背負うとあれ、帽子がない!あたりを探してみたけど、どこにもなく、どこに入れたのかも思い出せない状況。もう使い古しの随分古い帽子だったけれど、いろんな山に持っていった帽子なのでかなりショック。しかもこの直射日光で帽子なしはきつすぎる。たまたまザックに入れたおいたバンダナがあったのでそれを巻いてなんとかなりました。チボ岩まで登り返してみたけど、やはり見当たらず、諦めますが、気分ダダ下がり。。。(T_T)

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消沈した気分で秩父沢を渡ります。

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暑いことこの上なしの林道を歩き、わさび平小屋。ベンチが日当たり良好。なんとか日影の場所を見つけて休めました。テント場は8/10にはクマの目撃情報がなくなったようで、現在は再開されているようです。

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ひたすら林道を歩きました。途中、煙が上がっていてなんだろうと思ったら、風穴からの冷気でした。さらに歩いて新穂高温泉に下山し、山行終了でした。

 

黒部五郎岳へ その四

続きです。8/1の朝も良い天気。

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テント場からは笠ヶ岳がよく見えました。小田原のおじさんは再び折立へ戻るということで、京都の人と一緒に出発していきました。
自分は今日は双六小屋までなので、のんびりでも良いのですが、天気が良いので久しぶりの鷲羽岳を目指すことにします。

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三俣蓮華岳へ向かって登っていきます。朝一の登りはすでに暑いのできついです。今日は黒部五郎岳もしっかり。

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三俣蓮華岳は後で踏むはずなので、巻き道を三俣山荘に向かいます。

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やはり北アルプスらしい山深い雰囲気で良い感じ。

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沢を何度も渡って進んでいきます。ようやく三俣山荘が見えると雪渓が残っていました。左は鷲羽岳。

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ということで久しぶりの三俣山荘。ザックをデポして鷲羽岳を往復しようかと思っていましたが、誰も置いている人がいないです。最近はテントが盗まれる、なんてニュースもよく聞くし、このまま持って登ることにします。

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曇っていたような気がしますが、いつの間にか日がさすようになり、ひたすら頑張って、随分久しぶりの鷲羽岳。裏銀座縦走以来でしょうか。20数年ぶりの山頂。

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天気も良く、360度大展望が楽しめました。笠ヶ岳方面。

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裏銀座の山々が見えます。左は水晶、右は野口五郎岳やその先が烏帽子岳の方でしょうか。

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もちろん歩いてきた北ノ俣岳、黒部五郎岳も手に取るようでした。

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戻り始めたあたりから鷲羽池越しの槍ヶ岳。猛暑のせいか、池が小さいですね。

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だいぶ下ってハイマツの間の道を抜け出た直後、足元に二羽の雷鳥が!向こうも驚いたみたいで吃驚した感じで一羽は飛んでいってしまいました。登山道だから許してね。ああ、また会っちゃったよ。少し先が伊藤新道の分岐。道標があってわずかな踏み跡が下っていました。

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三俣山荘で休んだ後、三俣蓮華岳に向かいますが、直射日光が厳しく、暑さがひどくてヘロヘロ。ようやく三俣峠と書かれた分岐に登り着きました。

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三俣蓮華岳に向かおうとすると軽い荷物を持った女性二人が後ろからやってきました。自分は遅いのでパスしてもらい、後から登ります。

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イワギキョウが咲いていました。

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しばらく頑張ると三俣蓮華岳。さすがに雲がだいぶ出て来たようです。もう鷲羽岳が高いなぁ。

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少し休んだ後、先に進みます。タテヤマリンドウやタカネヤハズハハコ、ウサギギクなどがよく咲いていました。

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まだ双六岳は遠いな。

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中道コースの分岐でさきほどの女性二人に追いつき、話を聞くと水晶小屋に泊まったそうな。コロナで完全予約なので混んではいなかったようです。自分は先に進んで双六岳に向かったけど、振り返ったらこちらには来なかった模様。さすがに双六岳の登りは少しきつかった。それでも着かない登りはないです。

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個人的にはこの双六岳から先の道の眺めが好きなんですよね。どこまで続いているんだろうと思わせてくれる雰囲気が。

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下りに入ると急降下。ようやく双六小屋が見えましたが、あたりの岩場はチングルマのお花畑。

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中道コースなどと合わさってからも小屋に降りるまでが長い道。ようやくの事で双六小屋に着きました。こんなきれいな小屋だったのね。

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ということでテント場へ。こちらも予約制で2000円です。風が強く、テントを張るのが難しく、ペグで抑えてようやく張れました。張ってしばらくしてこちらもテントがようやく乾いたなと思ったら、やっぱり雨。ホント、雷鳥パワーは強力です。夜まで雨は降り続きました。

続く。

 

黒部五郎岳へ その三

続きです。

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黒部五郎岳の肩まで戻ると、なんとガスが晴れて薬師岳、赤牛岳などが見えて来たではありませんか。これには吃驚。

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薬師峠で隣にテントを張っていた方としばらくお話しながら昼食。小田原の方で丹沢や南アルプス深南部によく行かれているとか。

稜線の道は一般的ではないらしいので、ごく普通にカールへ下る道に入ります。

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カールに向けて下っていくと斜面にコバイケソウがたくさん咲いていました。

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カールに下ると雪解け水か、冷たい水がたくさん流れています。顔を洗うと気持ち良いです。

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沢に近い道を下っていきます。天気が良くなってきたようです。とっても山深い良い所。

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どんどん下っていきます。水晶岳、鷲羽岳なども見えるようになりました。結構岩ゴロの道が多く、意外に時間がかかります。

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さらに下っていきますが、さすがに日差しが出ると暑いです。その上、樹林帯は大きな岩がゴロゴロしていて、岩を乗り越したりしなくてはならないので結構きついです。沢を何度も渡るので、そのたびに顔を洗ってクールダウン。

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キク科のお花はそれほど撮らないのですが、ウサギギクだけは大好きなんですよね。

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ようやく樹林帯を抜けて草原の広がる鞍部に小屋が見えました。

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ということで本日の宿泊場となる黒部五郎小舎に着きました。なかなかきれいな小屋。テント場は少し先に進んだところにあります。
ここはテント場も予約が必要です。テント場は2000円でした。

テント場は上と下に分かれていて、上に張りました。さきほどのおじさんも来て、近くにいた方ともお話。京都から来て6泊7日で立山まで行くとか。テントが乾いたなぁと思ったら、夕方頃にやはり雨。京都の方はシングルウォールのテントで雨が漏れてくるのでシートをかぶっていたとか。

その方のお話で上のテント場は雨が降るとウォーターベッドになると小屋で言われたということでしたが、雨の最中、小やみになったところで自分のテントの入口を少し開けたら、自分のテントの下を水が流れている状態に。マット上までの浸水はなかったので、そのままにしましたが、隣のおじさんのところも含めて、確かにウォーターベッド状態でした。少し下に張っていた黒部に住む方は自作のテントだとか。張っていた場所は水溜まり状態になっていて、近くに引っ越ししていました。雨が止んだ時にしばらくみなさんでお話し、楽しい時間を過ごしました。

続く。

 

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