登山(北アルプス)

黒部五郎岳へ その五 クマに遭う

続きです。8/2も良い天気。

2022080201

今日もテント場からは笠ヶ岳が見えていました。下山だけだからのんびり出発しても良かったのですが、やはり暑さとの戦いになりそうなので早めに出発準備。テントを畳んでいたら、「おはようございます」という声が。昨日の女性二人が声をかけてくれました。「お気をつけて!」と声を掛けて出発を見送ります。なんか良い朝だなぁ。。。しばらくしてから自分も出発。

2022080202

チングルマの果穂って、やっぱり独特ですよね。

2022080203

やっぱり槍ヶ岳のシルエットを見ながら進みますが、日差しを浴びると朝からすでに結構暑いこと。

2022080204

チシマギキョウが咲いていました。

2022080205

こんな暑い中でもまだ雪渓が残っていました。

2022080206

快晴で雲なし。気分は良いけど、やっぱり暑い。。。

2022080207

ということで名残惜しいけれど、笠ヶ岳分岐。これで稜線とはお別れです。

2022080208

どんどん下りますが、たくさんの人が登ってました。途中にはハクサンフウロが良く咲いていました。

2022080209

食材も減り、ザックも軽くなった模様。どんどん歩いて鏡平。こんなに天気の良いのは初めてです。

2022080210

小田原のおじさんがいつもここに来るとかき氷を頼む、という話をされていたので、自分もかき氷を頼んでみました。確かに冷たくてあっという間にたいらげてしまいました。

2022080211

少し先からは、初めての槍ヶ岳の眺め。残念ながら風が強く、鏡のようには写りませんでしたが、今回3度目だったかで初めてこの槍ヶ岳の眺めを眺めることが出来たのですから文句はありません。しばらく眺めました。

2022080212

下っている人もたくさんパスして、さらに登って来る人も多数会いながら下っていきます。途中で会った登ってきた女性が「この先でクマを見かけたので気を付けてくださいね」とのこと。ええ、本当にクマいるの?京都のおじさんもクマでしばらく足止めされたなんて話をしていましたが、まさか遭わないでしょうと思いながら下ります。

だいぶ下ったところで、3人くらいのグループが、「すぐそこでクマがいました」という。そのまま下ろうとしたら、「行くんですか?」と言われたけど、これを通らなきゃ帰れないのでと言い残し、先に進むと、確かにクマが!

でも、どうやら子熊らしいのと、登山道の左の樹林の中にゴソゴソと入っていったので、これなら大丈夫とエヘンと咳払いなどしながら足早に通過。少し先へ行って振り返ったけど、こちらには来ていないので安心しました。少し先に進むと登ってきたグループが「クマいませんでした?」と聞くので、「すぐそこで遭いました。」と言うと、「自分達をずっと先導して登山道を歩いていたんだよ。」とのこと。あまりにも登山者が多いので、人に慣れてしまっている様子です。ちなみに自分が双六小屋などのテント場を予約した時もわさび平小屋は熊出没のためにテント場が封鎖されていました。まあ、何もなくて良かったです。

2022080213

チボ岩という所を通り過ぎます。ザックを下ろして一呼吸休みます。

2022080214

水が流れている、ということでザックを放り投げて顔を洗うと気持ち良いこと。しかし、事件はこれだけでは終わらなかった。ザックを背負うとあれ、帽子がない!あたりを探してみたけど、どこにもなく、どこに入れたのかも思い出せない状況。もう使い古しの随分古い帽子だったけれど、いろんな山に持っていった帽子なのでかなりショック。しかもこの直射日光で帽子なしはきつすぎる。たまたまザックに入れたおいたバンダナがあったのでそれを巻いてなんとかなりました。チボ岩まで登り返してみたけど、やはり見当たらず、諦めますが、気分ダダ下がり。。。(T_T)

2022080215

消沈した気分で秩父沢を渡ります。

2022080216

暑いことこの上なしの林道を歩き、わさび平小屋。ベンチが日当たり良好。なんとか日影の場所を見つけて休めました。テント場は8/10にはクマの目撃情報がなくなったようで、現在は再開されているようです。

2022080217

ひたすら林道を歩きました。途中、煙が上がっていてなんだろうと思ったら、風穴からの冷気でした。さらに歩いて新穂高温泉に下山し、山行終了でした。

 

黒部五郎岳へ その四

続きです。8/1の朝も良い天気。

2022080101

テント場からは笠ヶ岳がよく見えました。小田原のおじさんは再び折立へ戻るということで、京都の人と一緒に出発していきました。
自分は今日は双六小屋までなので、のんびりでも良いのですが、天気が良いので久しぶりの鷲羽岳を目指すことにします。

2022080102

三俣蓮華岳へ向かって登っていきます。朝一の登りはすでに暑いのできついです。今日は黒部五郎岳もしっかり。

2022080103

三俣蓮華岳は後で踏むはずなので、巻き道を三俣山荘に向かいます。

2022080104

やはり北アルプスらしい山深い雰囲気で良い感じ。

2022080105

沢を何度も渡って進んでいきます。ようやく三俣山荘が見えると雪渓が残っていました。左は鷲羽岳。

2022080106

ということで久しぶりの三俣山荘。ザックをデポして鷲羽岳を往復しようかと思っていましたが、誰も置いている人がいないです。最近はテントが盗まれる、なんてニュースもよく聞くし、このまま持って登ることにします。

2022080107

曇っていたような気がしますが、いつの間にか日がさすようになり、ひたすら頑張って、随分久しぶりの鷲羽岳。裏銀座縦走以来でしょうか。20数年ぶりの山頂。

2022080108

天気も良く、360度大展望が楽しめました。笠ヶ岳方面。

2022080109

裏銀座の山々が見えます。左は水晶、右は野口五郎岳やその先が烏帽子岳の方でしょうか。

2022080110

もちろん歩いてきた北ノ俣岳、黒部五郎岳も手に取るようでした。

2022080111

戻り始めたあたりから鷲羽池越しの槍ヶ岳。猛暑のせいか、池が小さいですね。

2022080112

だいぶ下ってハイマツの間の道を抜け出た直後、足元に二羽の雷鳥が!向こうも驚いたみたいで吃驚した感じで一羽は飛んでいってしまいました。登山道だから許してね。ああ、また会っちゃったよ。少し先が伊藤新道の分岐。道標があってわずかな踏み跡が下っていました。

2022080113

三俣山荘で休んだ後、三俣蓮華岳に向かいますが、直射日光が厳しく、暑さがひどくてヘロヘロ。ようやく三俣峠と書かれた分岐に登り着きました。

2022080114

三俣蓮華岳に向かおうとすると軽い荷物を持った女性二人が後ろからやってきました。自分は遅いのでパスしてもらい、後から登ります。

2022080115

イワギキョウが咲いていました。

2022080116

しばらく頑張ると三俣蓮華岳。さすがに雲がだいぶ出て来たようです。もう鷲羽岳が高いなぁ。

2022080117

少し休んだ後、先に進みます。タテヤマリンドウやタカネヤハズハハコ、ウサギギクなどがよく咲いていました。

2022080118

まだ双六岳は遠いな。

2022080119

中道コースの分岐でさきほどの女性二人に追いつき、話を聞くと水晶小屋に泊まったそうな。コロナで完全予約なので混んではいなかったようです。自分は先に進んで双六岳に向かったけど、振り返ったらこちらには来なかった模様。さすがに双六岳の登りは少しきつかった。それでも着かない登りはないです。

2022080120

個人的にはこの双六岳から先の道の眺めが好きなんですよね。どこまで続いているんだろうと思わせてくれる雰囲気が。

2022080121

下りに入ると急降下。ようやく双六小屋が見えましたが、あたりの岩場はチングルマのお花畑。

2022080122

中道コースなどと合わさってからも小屋に降りるまでが長い道。ようやくの事で双六小屋に着きました。こんなきれいな小屋だったのね。

2022080123

ということでテント場へ。こちらも予約制で2000円です。風が強く、テントを張るのが難しく、ペグで抑えてようやく張れました。張ってしばらくしてこちらもテントがようやく乾いたなと思ったら、やっぱり雨。ホント、雷鳥パワーは強力です。夜まで雨は降り続きました。

続く。

 

黒部五郎岳へ その三

続きです。

2022073115

黒部五郎岳の肩まで戻ると、なんとガスが晴れて薬師岳、赤牛岳などが見えて来たではありませんか。これには吃驚。

2022073116

薬師峠で隣にテントを張っていた方としばらくお話しながら昼食。小田原の方で丹沢や南アルプス深南部によく行かれているとか。

稜線の道は一般的ではないらしいので、ごく普通にカールへ下る道に入ります。

2022073117

カールに向けて下っていくと斜面にコバイケソウがたくさん咲いていました。

2022073118

カールに下ると雪解け水か、冷たい水がたくさん流れています。顔を洗うと気持ち良いです。

2022073119

沢に近い道を下っていきます。天気が良くなってきたようです。とっても山深い良い所。

2022073120

どんどん下っていきます。水晶岳、鷲羽岳なども見えるようになりました。結構岩ゴロの道が多く、意外に時間がかかります。

2022073121

さらに下っていきますが、さすがに日差しが出ると暑いです。その上、樹林帯は大きな岩がゴロゴロしていて、岩を乗り越したりしなくてはならないので結構きついです。沢を何度も渡るので、そのたびに顔を洗ってクールダウン。

2022073122

キク科のお花はそれほど撮らないのですが、ウサギギクだけは大好きなんですよね。

2022073123

ようやく樹林帯を抜けて草原の広がる鞍部に小屋が見えました。

2022073124

ということで本日の宿泊場となる黒部五郎小舎に着きました。なかなかきれいな小屋。テント場は少し先に進んだところにあります。
ここはテント場も予約が必要です。テント場は2000円でした。

テント場は上と下に分かれていて、上に張りました。さきほどのおじさんも来て、近くにいた方ともお話。京都から来て6泊7日で立山まで行くとか。テントが乾いたなぁと思ったら、夕方頃にやはり雨。京都の方はシングルウォールのテントで雨が漏れてくるのでシートをかぶっていたとか。

その方のお話で上のテント場は雨が降るとウォーターベッドになると小屋で言われたということでしたが、雨の最中、小やみになったところで自分のテントの入口を少し開けたら、自分のテントの下を水が流れている状態に。マット上までの浸水はなかったので、そのままにしましたが、隣のおじさんのところも含めて、確かにウォーターベッド状態でした。少し下に張っていた黒部に住む方は自作のテントだとか。張っていた場所は水溜まり状態になっていて、近くに引っ越ししていました。雨が止んだ時にしばらくみなさんでお話し、楽しい時間を過ごしました。

続く。

 

黒部五郎岳へ その二

その一からの続きです。

2022073101

7/31の朝は良い天気。5時20分にテント場を出発。これから歩く北ノ俣岳から黒部五郎岳がよく見えていました。

2022073102

槍ヶ岳も見えていました。

2022073103

小屋から先に進み、北ノ俣岳を目指します。なかなか図体が大きな山ですね。

2022073104

太郎山の表示があり、右入ってわずかに登ると太郎山。小屋泊まりのグループが眺めを楽しんでいました。
富山方面の街並みや日本海を眺めることができました。

2022073105

ヨツバシオガマがたくさん咲いていました。

2022073106

さすがに北ノ俣岳への登りは途中木道もありましたが、涸れ沢横の登りは、結構きついです。ようやく登った、と思ったら、そこはまだかなり手前の小ピーク。ようやく山頂が見えました。しかし、雲にかなり覆われてしまいました。

2022073107

あたりはチングルマ、コイワカガミの広がる草原。

2022073108

左手はハクサンイチゲが咲きまくり。

2022073109

緩やかに登っていきますが、山頂はもうガス一色でした。

2022073110

先へ進みますが、やはりガスの中をひたすらアップダウン。岩場を通り過ぎて歩きますが、そのあたりが、赤木山であった模様。
途中で会った人が雷鳥がいます、ということで見たら確かに雷鳥がいるのが見えました。個人的には雷鳥にはあまり会いたくないのです。なぜなら、自分が雷鳥に会うと午後や夕方に雨が来る確率が80%以上だから。

2022073125

左手にコバイケイソウなどが咲く、緩やかなあたりを通過しますが、その付近が中俣乗越だったのでは。ガスなのでよく分からず通過。

2022073111

ピークまでは登らないけれど、左に巻く当たりの登りが結構きつく、ちょっと休憩。その先へ進むとガスが少し切れ始めたような雰囲気。追いついたテント泊らしい単独の女性と天気が良くなるといいですね、と話をして先へ。

2022073112

黒部五郎岳への登りはかなりきつい登り。途中で前を歩いていたおじさんと話をしますが、薬師峠で横にテントを張っていた人でした。登りの途中で一呼吸休みましたが、やっぱりきつかった。でも時間的にはそれほどではなく、黒部五郎の肩に着きました。

2022073113

ザックをデポしてサブザックで往復。やはりガスでした。

2022073114

でも、なんとかカールだけは下に見ることができて、まあ良かったかな。

続きます。

 

黒部五郎岳へ その一

7月30日から久しぶりにテント持って北アルプス縦走へ。

2022073001

暑いのと、このあたり、午後になると雷雨が多いので、夜行バスを使い、折立で下車。

2022073002

さすがにたくさんの人が登ってます。途中は登山道渋滞も発生。かなりの人数をパスして登りました。
やっと三角点まで登りましたが、直射日光が厳しいのなんの。今年は半端ない暑さですね。

2022073003

右手に山などが見えます。奥は白山あたりかな。

2022073004

暑い登りが続きます。さすがにこのあたりで足も遅くなり、随分パスされました。

2022073005

さらに登っていくとあれ、ガスで曇ってきました。

2022073006

途中、ニッコウキスゲが結構咲いてました。先日、大量のニッコウキスゲを見た後ですが、それでもやはり良いもの。

2022073007

小屋が近づくとチングルマが大量に咲いてます。もう果穂になっているのも多かったです。

2022073008

久しぶりの太郎平小屋。最近は小屋は随分高くてなかなか泊まれないなぁ。

2022073009

薬師峠のテント場に向かいます。ようやく少しお花の写真を撮る余力が出て来ました。オトギリソウやヨツバシオガマ、タテヤマリンドウなどを見かけました。

2022073010

木道を歩いていくと薬師峠のテント場。やはりコロナのせいか、以前に張った時よりも若干少な目な感じがしました。

13時頃でしょうか、雨が降り始め、夕方まで降り続きました。一時は結構強く降り、テントがずぶ濡れになりました。

次の日に続く。

 

奥黒部ヒュッテから黒部ダム

続きです。

2018080601

この日の泊まりは6人ほど。そのうちお一人は読売新道を登る方でした。予定通り?3時過ぎに出ていったようでした。

この小屋は立山室堂山荘と同じ経営のようです。夕食のみで泊まりましたが、大きなハンバーグの夕食はとても美味しく、ごはんも大きなどんぶり茶碗で2杯も食べてしまいました。(^^;

小屋番さんのお話ですとここから上は小屋で整備、ここから下は関西電力で整備だそうです。
読売新道は、読売新聞社の当時の社長さんが山好きだったようで開いた道ですが、その後の社長さんはまったく興味はないようで、整備にお金を掛けるような事はまったくないようです。ということでほぼ全額、小屋で出して整備しているようです。
関西電力もこないだの台風の影響も相当あるでしょうし、今後、どこまで道の整備を続けてくれるか微妙な感じではありますね。

2018080602

のっけから失敗。小屋から直進してしまい、川に出てしまって行き詰まりました。テント場の右手に細い道があり、それが正しい道でした。小さな道標がありましたが気が付きませんでした。すぐに橋があり、ちょっとひしゃげています。

2018080603

しばらくは平らな道を進みますが、黒部川に沿って進んでいくと桟道の連続になります。ここは最大の崩壊地、これは振り返った所ですが、すごい長い桟道でなかなかきついです。この道はしばらく通行止めだったと聞きましたが、また大雨でもあると崩壊して通れなくなってもおかしくない所ですね。

2018080615

桟道地帯を過ぎてしばらくは樹林の中を進みます。やがて川から黒部湖になり、静かになります。予想外に早く船着き場に着きました。

2018080604

時間がかなりあったので、少し先にあるという避難小屋まで行ってみました。小屋というよりは休憩所という雰囲気。扉もなくて泊まるような小屋ではなく、雨避け程度という感じでした。

2018080605

随分待ってようやく来た渡し船に乗りました。船の写真は撮り忘れました。(爆)
屋根付きの船は故障中とのことで、屋根なしの平船でした。
その分、小船らしい感じで、普段の山登りでは経験できない経験ができました。

2018080606

平の小屋には立ち寄らず、先を急ぎました。
ひたすら黒部湖に沿った道を歩きますが、とにかく長い。その上暑い。途中、大きな川は左に巻いてから下りますが、河原は道が分かりにくい所が多いです。相当歩いてようやくロッジくろよんが対岸に見えましたが、見えてからも随分遠いです。

2018080607

途中、何度も木橋を渡ります。

2018080608

ほんとに河原は道が分かりにくいです。写真だと見にくいけれど、橋が見えて、適当に先へ進んで橋を渡りました。

2018080609

ようやくの事でロッジくろよん。 ここから先は遊歩道の感じ、観光客も歩いていました。

2018080610

黒部ダムの直前には長い吊橋。しっかりした橋なので揺れもしませんでした。

2018080612

黒部ダムの堰堤はすごい観光客。もう赤牛岳の山頂は雲の中でした。

2018080613

ちょっと写真がボケてしまいましたが、トロリーバスは今年がラストイヤー。来年からは電気バスに変わるようです。最後に乗ることができて記念になりました。ちなみに14時過ぎのバスに間に合いました。

2018080614

ということで今年も大町温泉郷で下車し、薬師の湯で入浴。それにしても酷暑の夏で暑かったです。一番熱い硫黄泉のお湯でさらに暑くなりました。(^^;
信濃大町駅に出て帰りました。

 

赤牛岳から読売新道

続きです。

2018080531

先を見ると黒部湖へ向かって尾根が伸びています。まだ遠いなぁ~。かなり暑くもなってきました。

2018080532

少し下ると登って来た人に会って吃驚。それ以後、誰にも会わず、登ってきたのはその人達だけでした。
岩だらけの道はなかなか大変です。

2018080533

途中から振り返るともう赤牛岳が随分高くなっていました。

2018080534

天空の道という感じ。ハイマツで先が分かりにくくなっている所もありました。

2018080535

やがて低木が出てきます。

2018080536

4/8の表示のある場所。草原に木道がある感じ、いい雰囲気の場所ですね。

2018080537

樹林の中をひたすら下っていきます。3/8の表示のある場所は樹林の中で少し涼しい感じです。

2018080538

古い読売新道の表示が残っていました。昭和の時代のものでしょうね。

2018080539

途中には何箇所か岩があり、小さな岩小屋になっています。こちらは比較的大きめでしたが、中に資材のようなものが置かれていて、あまり入るような場所ではありません。

2018080540

問題の2/8の表示。ここまでは比較的ふらふらと下れますが、この先は急に道が厳しくなり、ロープの付いた急降下あり、大きな木の根を踏んでの急登、急下降などの道が続きます。

2018080541

古い鎖が付けられていた所には木段が整備されていたので、安全に歩けるようになっているみたいです。

2018080542

さすが黒部の奥、かなりの大きさの木がごろごろ。そのおかげで、ひどい道になっていたりもしますが、いたしかたのない所。

2018080543

1/8の手前は崩壊地がありますが、ロープや木段があり、安全に歩けました。だいぶ下ると右下に沢が見えましたが、黒部らしく水量があり、落ちたら人間などひとたまりもなさそうでした。

2018080544

予想外のお昼すぎに奥黒部ヒュッテに到着。ご年配の小屋番さんにも平の小屋まで行けるよと勧められましたが、おそらく自分がここに来る事はもう一度はたぶん無いはず。
ということでまだ早い時間ですが、泊まることにしました。

続く。

水晶岳から赤牛岳

続きです。

2018080501

普段なら明るくなってから出発する自分ですが、今回ばかりはそうもいかず、黎明の4時20分出発。まだ足元は薄暗かったのでヘッドランプ点けて出発です。

2018080502

右手の斜面から暴風が吹け上がっていて寒いのなんの。長袖シャツの上からウィンドブレーカーの替わりに雨具の上まで付けて歩きました。
去年歩いた湯俣への道の分岐まで来るとだいぶ明るくなってきました。

2018080503

縦走路から見る槍ヶ岳もまだ雲がかかっていました。

2018080504

ひたすら歩いて東沢乗越。赤牛岳への稜線には雲がかかっているけど、大丈夫なのかな。

2018080505

でも、水晶岳は雲が取れて日差しが当たり始めました。

2018080513

途中、早いランナーさんグループに抜かれたけれど、頑張って水晶小屋。予定よりも随分早く到着。時間の余裕ができたようです。道を聞くと問題ないということでした。買って飲んだ缶ジュースが沁みました。さすがに日差しがでると少し暑いです。

2018080506

水晶岳に向かいます。雲がすっかり無くなり、いい感じです。

2018080507

それなりに頑張って登り、ようやくの水晶岳。久しぶりに新しい百名山を踏みました。素晴らしい展望に恵まれ、槍ヶ岳から笠ヶ岳の眺めは目に焼き付きました。

2018080508

これから向かう赤牛岳を見ると思わず、随分遠いなぁ、とつぶやいてしまいました。

2018080509

アップダウンあり、岩場あり、岩で道が分かりにくい所あり、となかなか大変です。
頑張って歩いていくと高天原への分岐が付いていましたが、温泉沢を下るのはおそらくかなり山慣れた人でないと難しいでしょうね。

2018080510

だいぶ近づいたものの、まだ赤牛岳は遠いです。ちなみに赤牛岳の山頂は写真で見える一番高い所ではなく、その奥になります。

2018080511

一番手前の登りは少し踏み跡を迷いましたが、なんとか見つけて先へ。やはり何度もピークがあるので、なかなかきついです。ようやくの赤牛岳山頂。お一人先客がおりました。

2018080512

振り返ると水晶岳と槍ヶ岳。もう槍ヶ岳を見るのはこの稜線ではこれで最後でしょうから見納めです。

2018080521

ということでお花達。トウヤクリンドウが8月初めだというのに、もうありました。さすがに開いてはいませんでしたが。

2018080522

アオノツガザクラミヤマオトコヨモギですけど、随分大きい感じ。
ミヤマオトコヨモギだとたぶんお初ですね。

2018080523

ちょっと写真が見にくいですけど、ミヤマクワガタだと思います。

2018080524

タカネシオガマでしょうか。

続きます。

ブナ立尾根から野口五郎岳へ

8/4は夏休み縦走第二弾。今年はやはり北アルプスへ。

2018080401

ムーンライトの座席はまず取れないし、七倉へは夜行バスで。
タクシー相乗りで高瀬ダムへ。自分の前は8人くらいのグループで、先頭の人達は三人だったために、譲ってくれたので一番タクシーに乗れました。

ダムの堰堤に着くと風が強く、雨具の上を着ないと寒いくらいでした。

2018080402

さすがにこちらも雨は少ないらしく、水場の沢が干上がっているように見えて、ありゃ、と思ったけど、近づいたら水量は少ないけれど流れていてくれて助かりました。
合計で5.5Lになってザックがずっしり。でも小屋泊まりなので先日のテント山行よりは軽い感じでした。

2018080403

それにしても朝から暑い登り。でも、雨が少ないせいか、湿気度は去年の方が高かった感じでした。

2018080404

途中の中休みまで一気に登って、少し休憩。

2018080405

ひたすら登って三角点。

2018080406

ようやく右に烏帽子岳などを見ますが、まだ登りは続きます。

2018080407

やっと緩やかになるとお花畑。暑いせいか、去年と随分お花が違いました。

2018080408

右手を見ると烏帽子岳やその向こうの山々を眺めます。何度もここに来ているけれど、こんな天気が良かったのは初めて。

2018080409

烏帽子小屋に着いたのはまだ早い時間、さすがに人は少なかったです。

2018080424

小屋前にはイワギキョウ。でも、もう終わりかけている感じでした。

2018080410

野口五郎岳に向かいますが、日当たり良すぎる稜線。結構辛い歩きでした。

2018080425

コマクサは去年より少ない感じ。でもありました。

2018080426

タカネツメクサやコゴメグサもありました。

2018080414

稜線右には赤牛岳が。明日はあそこに行けるのでしょうか。

2018080412

なんとお昼少し過ぎに野口五郎小屋に着いてしまいました。行こうと思えば水晶小屋まで行けそうな時間ですけど、水晶小屋は小さいらしいし、やはりここで泊まって早朝出発することにしました。

2018080413

受付する前に野口五郎岳に登っておきます。去年は何も見えなかったけど、今年はしっかり槍ヶ岳も見ることができました。

2018080421

ということでその他のお花。エゾシオガマ。

2018080422

ミヤマリンドウが結構ありました。

2018080423

ネバリノギランの群落。

続きます。

 

徳本峠から蝶ヶ岳その3

さらに続きです。

2018072151

早朝起きると今日もいい天気。槍ヶ岳がいい感じ。

2018072152

蝶ヶ岳に登ってみるとなんと南アルプスの向こうに富士山が。
北アルプスからは滅多に見たことがありませんので、これには吃驚。

2018072153

最後の穂高、槍を眺めて下山にかかります。

2018072163

ハクサンイチゲがありました。

2018072164

タカネヤハズハハコ。

2018072154

上は寒いくらいでしたけど、下り始めると朝から暑い感じ。長塀山は静かな山頂。

2018072155

ちらりと富士山の最後のシルエットが木の合間から見えました。

2018072156

急降下を続けていけば、やがて登山口の徳沢に到着。

2018072157

途中、右手が開け、下から見る明神岳もまた違いますね。

2018072158

明神で右に曲がり明神橋を渡ります。

2018072159

穂高神社奥宮でお参り。

2018072160

嘉門次小屋に立ち寄り、美味しい岩魚の塩焼きを頂きました。(\1,000)

2018072161

時間が早かったので、対岸の道を進むことにしました。少し冗長な道ですが、焼岳を望む場所もありました。

2018072162

河童橋のあたりからはやはり穂高の眺め。何度見てもいいですね。

上高地バスターミナルに出て終了でした。

写真を取り忘れたのか、写真が見当たりませんが、いつもの上諏訪温泉片倉館に立ち寄ってから帰りました。

フォト

山の本

  • 山田 哲哉: 奥多摩 山、谷、峠、そして人

    山田 哲哉: 奥多摩 山、谷、峠、そして人
    すでに出版されてから随分経ちますが、書店で見かけたので購入してみました。自分も初めての山歩きは奥多摩でした。なんとなく、そんな頃を思い出しながら読むことができました。奥多摩好きの方ならぜひ一度は読んでみることをお勧めします。

  • 小島烏水, 田部重治, 河東碧梧桐: キャンプ日和: アウトドアと文藝

    小島烏水, 田部重治, 河東碧梧桐: キャンプ日和: アウトドアと文藝
    最近はキャンプが人気なようですが、この本はそうした一夜に関する話を集めたアンソロジーです。田部氏の一文は自分は読んだことがなかった興味深い文章、西丸震哉氏の岩塔ヶ原は何度も読んだことのある印象的な文章、辻まこと氏などの文章もあり、楽しい本です。

  • 坂本 直行: ヤマケイ文庫 原野から見た山

    坂本 直行: ヤマケイ文庫 原野から見た山
    このところのヤマケイ文庫はホントにすごい。もう今ではなかなか手に入れることも難しい名著をたくさん出してくれています。 この本は1973年の茗渓堂版を元本とし、朋文堂版から一部の口絵や挿画を挿入したもののようです。巻頭の十数枚の坂本氏の絵、そしてたくさんの絵の挿入された本文、やはり画文集は良いものだと思わせてくれました。

カウンタ

無料ブログはココログ