地蔵岳、仙元山
(松の木展望台から大霧山方面)
いずれも登山道はありません。
【 山 名 】地蔵岳、仙元山
【 山 域 】奥武蔵
【 日 時 】2026年1月24日(土)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】東秩父村役場入口バス停9:40→10:20 370m峰→10:45地蔵岳→11:05観音山手前→11:40橋場→11:55皆谷→12:25分岐→12:45仙元山→分岐→13:05松の木平展望台13:15→13:40皆谷バス停
☆地蔵岳へ
今週もマニアックな山に行く。地図上の観音山はすでに存在しないのだが、その手前あたりはまだ残っているようだ。とは言っても登山道など存在しない山々である。ついこないだ官ノ倉山などに行ったときにも小川町駅からバスに乗ったが、今回も同じバスである。8時のバスに乗るつもりだったが、二度寝して9時のバスで行くことにした。そのせいでだいぶ早く駅に着いてしばらくバス待ちとなる。9時のバスのせいか、そんなに人は多くはなく、まだ空席がある感じだった。役場入口で下車して歩き出す。

途中の道路の温度表示は5度を示していたが、9時過ぎのせいかそんなに寒くはない。やはり日射しがあると随分違う感じである。役場を横目に見ながらしばらく歩き、やがて鉄塔巡視路に入っていく。山道に変わって登っていく。樹林の中はさすがに少し寒い。少し石ごろなので若干登りにくいが、まずまずの道である。しばらく登るとやがて右に進んで小さな尾根のような所に登り着く。右には紙垂が付けられていて、その先には鉄塔二つと建物がある。プラスチック階段を登って建物の所へ登る。お堂があるが、扉はしっかり閉められていて神社とは思えない感じである。鉄塔からは近くの民家が眺められた。暖かいようなのでパーカーを脱いでウィンドブレーカーに着替えた。

戻って先に進む。踏み跡がしっかりとあって、それを辿って登っていく。少し登るとちょっと踏み跡が分かれている所もあったが、上に進む踏み跡を選択する。さらに登ると少し広いところに出るが、先はかなりの斜面になっている。

そちらに登るのかと思ったら、右手に進んでトラバース気味に進むようだ。左に高いところを見ながらしばらく進んでいくと斜面に出て、そこから左に登るようである。登っていくとかなりの斜度になって結構きつい登り、なんとか登ると左に進んでやっと尾根に出た。右に鉄塔があるのでそこへ行く。鉄塔のあたりが370m峰らしい。先には巡視路があり、左に下れるようだった。

戻って先へいく。緩やかなアップダウンで最初のピーク、べたべたとテープが貼られているが、ピンクのものは地籍調査と書かれていた。最近、このあたりの調査を行ったらしい。先に進んで二つ目のピークから右へ進まないといけないのだが、これは失敗したようだ。少し下ったところで方向を確認するとずれている。右に見えている尾根が進まなくてはいけない尾根のようだ。ちょうどすぐ下に獣みちかどうかトラバースできそうな踏み跡があったので、それに降りて右へ行く。足元の悪い踏み跡だったが、なんとか辿っていくと進むべき右の尾根に出ることができた。上を見るとテープが付けられていて、やはりこれを降りるのが正解だと思う。

緩やかに下って先に進み、登り返しになる。やはりときおりテープが付いている。登っていくと、やがて登り着いた所に三角点があり、そこが地蔵岳であった。

あたりの木が切られたのか切株がいくつかあり、三角点があり、国土地理院のポールが立っている。三等三角点で「坂本」という名称らしい。

そこから先へ行くが、また違う尾根に入りかけた。方向を確認するとやはり違っている。三角点にわずかに戻ってもう一度方向を確認すると降りる方向にテープが付けられていた。そちらの尾根に下る。倒木が多く、下りにくい。しばらく下って登り返しになる。先はかなり高い。やはりテープを見かける。わずかに踏み跡があるようだが、斜度があり、ザレ気味で滑りやすいので登りにくかった。しばらく登ると高みに登り着く。右に進むのが良さそうだ。左は派生している尾根だろう。右に進んでわずかに下ると採石場の注意看板がある。近くにはヒカゲツツジ保護地の表示も見かけた。先に進んで少し登ると岩のある小ピークに出る。日差しがあって明るい所で左には山が見えたが、木が伸びていて下にある採石場はほとんど見えなくなっていた。観音山はこのあたりで打ち止めである。

さて、ここからの下山路が問題だ。先から右へ降りていく。なんとか降りられそうな尾根が続いているが、しばらく下るとかなりの急斜面となる。この先は急過ぎて無理そうな気配になってきた。右にわずかな尾根があり、それが降りられそうに見えたのでそちらへ下る。しばらく下っていくと岩場で行き止まった。右には谷があり、左は木の多い急斜面で下れそうもない。右の谷へ一旦下ることにした。
谷は見た目よりも急峻で、足元は落ち葉に埋まる。転落に注意しながらしばらく降りていく。左の岩場はかなり大きい。やはり岩の上を下るなんて論外であった。右に尾根がありそうだとそちらへ向かってしばらく降りると岩場の下から左に戻れそうだ。獣の踏み跡だろうか。それを追って左にトラバースして、尾根の続きに戻る。尾根上は枝藪がうるさい。なんとか木の合間を見つけながら下っていく。しばらく下ると右下に谷を見るが、まだ高い。降りるかこのまま進むか選択を迫られるが、そのまま進むことにした。さらに木の合間をしばらく下っていくとそろそろ民家が近くなってくる。しかし、そのまま直進は無理そうになってきた。右にほんのわずかに踏み跡とも言えないような滑ったような感じの跡があったので右へ降りてみる。獣道か、ほんのわずかな踏み跡を頼りに降りる。車の音などが聞こえてきてもう少しと思うが、山は深い。ほんのわずかに平な所に降り立つと右にやはり獣道か、トラバースしているような踏み跡を見つける。下は谷になっているが、右へトラバースできれば谷がせり上がっている所に出られそうだ。踏み跡は崖っぷちのような感じなので踏み外すと左に転落するので、注意しながら進む。なんとかその踏み跡を追うと谷に降りることができた。すると目の前に踏み跡があり、右は上に登っている。左は谷の反対側へ向かって登っている。谷を降りるのは無理な相談のようだ。この踏み跡にかけるしかない。踏み跡を追って尾根に登るが、やはり尾根上の踏み跡は残念ながら薄かった。それでも左へ尾根を追ってしばらく緩やかに下っていく。やがて下っていくと目に入ってきたものは先にある木の屋根であった。そこまで行くと木祠が置かれていた。

右には古い道が下っている。これならば安心して下れそうだ。ホッとする。しかし、あまり使われている道ではないようで下りにくい。足をひっかけたりしないようにしばらく下ると先に道路が見えて車が通っていくのが見える。やはり道路手前はちょっとヤブになっていて、道を外して左に落ちかけて吃驚した。転倒するほどではなかったので足を引き抜いて道に戻り、ヤブを避けるように下ると道路に降りることができた。

☆仙元山へ
先には山が見え、山上には民家が点在している。日差しが暖かく、なんかすごく平和な感じ、かなりのギャップがあった。左にわずかに進むと橋場のバス停があり、その前にはトイレがあったので立ち寄った。

先に進んで皆谷バス停に向かう。急に雲が多くなって曇ってきた感じである。しばらく進んで皆谷の広いバス停がある。昔のままという感じである。さらに先に進むと右に駐車場がある。その手前の左に笠山登山口と書かれた小さな道がある。それに入って道路を少し登ると民家で終わっているように見えたが、一人通れるくらいの細い道が先にあってそれを登ると道路に出る。左に進んで折れるとまた近道がある。それを登って再び道路に出る。風が出て来たようだ。風が来ると少し寒い。再び近道の入口があるが、石垣が崩れていた。登るにはそれほど影響はないのでその道を登る。再び道路に出るが、そこには通行しないように棒が設置されていた。しばらく道路を登ると民家が点在する。右手には大霧山から続く稜線が見えて、ロウバイも咲いていた。

さらに進むとマンサクも咲いていた。さすがにマンサクはちょっと早いかなという気がするが、先週暖かかったから咲いたのかもしれない。

もう少し登ると松の木平展望台と書かれている所に出る。木祠が置かれていて、その先には木の切株の椅子がいくつも置かれている。その一つに座って展望を楽しみながらパンの昼食とした。紅茶を入れたい所だが、まだこの先があるので後にして、ペットボトルの冷たい麦茶を飲んだだけとした。風が吹くとやはり寒かった。

先へ登る。石碑が並んでいる所があって、仙元山に関係したものかなと思ったが、よく見ると古い墓碑のようであった。このあたりの集落に住んでいた人のものなのだろう。先へ進んで登ると三差路に出る。笠山への道は右である。休憩舎のようなものがあり、設置されている鐘が風で金属音が鳴って寂しい感じだった。分かれている山道に入る。すぐに御岳山の石碑や庚申塔などが並んでいる。

左に道を分けるが、そちらには入らず登る道を進む。樹林の中に入って先へ行く。使われていない山道という感じだろうか。枝が落ちていたりするがたいしたことはない。しばらく進むと道が分かれる。左の細い道を取るとすぐに掘れた道を横断する。その先は踏み跡という感じで進んでいく。すると石が並んでいる上に石祠が置かれていた。

先に進んで左に出ると左下に地籍を示す図根三角点が置かれていたが、その先はヤブだった。少し戻って見るが、踏み跡は怪しく、適当に木の合間を進む。落ち葉が多く、歩きにくい。木を避けながら進んで左に出ると少し歩きやすくなった。しばらく進むとまた先がヤブになっているので右の樹林の中をまた木を避けながら進む。また左に出ると地籍調査のテープを見かける。そこからは少し歩きやすくなったが、踏み跡である。しばらく進んでいくとやがて先にコンクリートの建物が見えてきた。おそらくこのあたりが465mと思われる。そこまで行ってみたが、かなり古い建物で何か近づいてはいけない雰囲気がある。早く立ち去った方がよいという気分になったので、さっさと戻ることにした。
さきほど行きに歩いたのと同じような形で樹林の中に入ったり出たりしながら戻る。さきほど見た石祠の手前にもう一つ石祠がぽつんと置かれているのを見つけた。分かれている踏み跡を左に進んだら、さきほど行きに通った掘れた道を巻いているようで分かれ道に合流した。しばらく踏み跡を進めば明るい所に出て御岳山の石碑の前を通って道路に出てホッとする。

リュウゴッパナなどへ向かって和紙の里に下りるという方法もあるが、そんな気分ではなかった。皆谷に降りてバスで帰ることにする。再び往路を下っていく。まだ時間がある。しばらく下って再び松の木平展望台に立ち寄る。

椅子に座って紅茶を入れるが、風が強くなってきた。寒くなったのでウィンドブレーカーをパーカーに着替えた。適当に切り上げて下っていく。時間があるので近道は使わずに道路を下った。特に問題もなく、下っていき、道路に降りて右に皆谷のバス停に行く。30分以上の待ちとなった。

自分が山を始めた頃は冬場はバスが皆谷止まりになっていた。数年後からは冬場でも先までバスが入るようになったのだが、何度かこのバス停で乗り降りした記憶がある。そんな懐かしい思い出を思い出しながらバスをのんびり待った。ようやく来たバスはロータリーには入らず、道路で停車した。慌てて乗り込む。バスは結構人が乗っていた。途中で数人降りたり、何人か乗ってきた。駅まで乗った。
駅から数分先に歩くとワインの販売所がある。土休日だけ営業しているようだ。武蔵ワイナリーという所のワインと日本酒を売っている。ワインは結構な値段だったが、ハーフボトルを一本手に入れた。のんびりと列車を乗り継いで帰宅する。ワインは無農薬の国産ぶどうを使用しているもので家で飲んだらとても美味しかった。
(山頂から両神山、奥秩父の山、二子山などの眺め)



















(皆野は秩父音頭のふる里らしい)
(石尊山からの雪山の眺め)















(武甲山の浦山口への道入口付近)









(不動滝)

















(ロウバイ越しの富士山)


















(久須美山の木祠)


































(ヒメレンゲ)















































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