18年ぶりの金ピラ山、デン笠、矢平山
2/17は再び道志へ。
冬場は朝しかなく、帰りのないバスで桜井下車。18年前は一古沢から歩いたけれど、今回はこちらから。
あえてバス停すぐ先の道を曲がらず、少し先から曲がってみました。民家で終わりそうだったけど、なんとか左に進むことができて上に進む道に出ることができました。お手製の案内表示を見て上に登り、畑の中の道を右に戻らされます。
ゲートを閂を開けて、もちろんしっかり閉めて通り、しばらく簡易舗装の道を登ると桜井峠。
左に進むとカヤトのある踏み跡を進みます。左下にフェンスがあり、その横を歩くのとどちらが良いのか迷いますが、しばらく進むとフェンスは左下へ下り、その先はヤブになっているので、上に上がって進みました。左下から上がってきている道に当たり、右に登ります。
先日の雪のせいか、折れた枝などが落ちていて道を塞いでいる所があります。なんとか通って進むと尾根に出て、しばらく尾根を進みます。ロープの付いた急登がありました。
ということで久しぶりの金ピラ山(コンピラ山)。ごくわずかに昔の石祠の跡らしい石が残されていただけでした。
先へ進んで細い所もあり、かなりの急登の所もありましたが、意外に尾根は右から左へと緩やかに登り、それでもやっぱり急登でデン笠の山頂と思われる場所。木が伐採されていて、以前と雰囲気が変わっていました。天気は悪く、丹沢もわずかに下が見えた程度。山名板なども探した訳ではないけれど、自分は見つけられなかったです。
緩やかに下っていくと金山峠。右後方から来ている林道と思われる道が出来ていました。
林道らしき道を進むとあれあれ、やっぱり稜線は林道になってしまっていて、伐採されています。これも時の流れでしょうか。あたりには林道らしき道がたくさんあって、一登山者としては、自然破壊的に感じてしまいます。
それでも林道はちょっと高い所は巻いているので、登ってみると649m付近はなんとか雰囲気が残されていました。
でも、やっぱり林道に下ってしまいます。林道は先まで続いています。途中には都留や大月の森林組合による看板がありました、このあたりの荒廃林を整備する事業として行っているようです。この林道は必要悪なのかな。私有地なら致し方ないのですが、でも、やっぱり登山者としては頷けないものがあります。
途中にはそこそこ大きなモミの木が林道横に残されていました。それでも根がぶち切られていて、ホントに森の事を思って作ったのかなとちょっと思います。これもいつまで耐えられのか、そのうちに倒れてしまうのではと思いました。
林道は別な林道に出会うまで続いていました。ここまで舗装されるととても林道ではなく、単なる車道でしょう。
先の山道を登ると短いですが、以前の雰囲気が残されていました。ちょっと急な道を頑張り、最後まで登ると高柄山への分岐。高柄山は去年の秋に行ったので、今回は久しぶりの矢平山に向かいます。ここから左に大地峠に向かいます。
しばらく歩いて大地峠。
尾根道とどちらにしようか迷ったけれど、左の道を取りました。
しかし、それは失敗道。上に行く踏み跡を見つけたものの、倒木の枝が邪魔したりして結構厳しかったです。なんとか尾根に出て登山道を矢平山に向かうと途中、左には伐採地。フェンスができていて、その向こうは道志の主稜が見えましたが、やっぱり天気悪し。
頑張って登ると久しぶりの矢平山。冷たい風が吹き上げていましたが、木に座って紅茶を入れて静かな昼食。
下山は寺下峠道ではなく、戻って四方津駅に向かうことにしました。
新大地峠に戻ってここから左にも行けますが、せっかくなので大丸経由で行く事にして登ります。
しばらく登って先へ進むと大丸の分岐。ここから左の道を進みます。
久しぶりの御座敷の松。平成15年に植樹された松はすでに20年経ち、それなりに成長していました。
擁壁の上を進む道はちょっと高度感のある道。このあたり松も結構あります。
さらに進むとかなりの下に道路が見える崖縁の道を進みます。道が少し悪くなって、以前よりもさらに高度感が増した雰囲気。昔からこのような道だったのか、馬頭観音の石仏が通行人の安全をお祈りしてくれているようです。
先へ行くとようやく崖縁の道が終わってホッとします。しばらく下っていけば、笹の多い川合峠。
後はのんびりと下って四方津駅手前で電車が来てしまい、ああ、30分以上待ちだなと思ったら、停車したまま。特急通過待ちでした。急いだ訳ではないですけど、有り難いことに間に合って乗れました。
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