(権現山からの富士山)
【 山 名 】雨降山、権現山、寺ノ入山、二本杉山、コヤシロ山、要害山
【 山 域 】中央線付近の山
【 日 時 】2026年5月5日(火)祝
【 天 候 】快晴
【 ルート 】初戸バス停9:20→11:10雨降山→11:45権現山11:50→12:25雨降山→寺ノ入山→13:10二本杉山→13:35御林峠13:40→14:05コヤシロ山→14:50要害山14:55→15:35鏡渡橋バス停→16:25上野原駅
☆権現山へ

別な山に行こうかと思っていたのだが、夜中に強風が吹いていて躊躇してしまった。ということでセカンドプランの権現山に行くことにする。二日前の人の少なさが頭に残っていたので、のんびりと上野原駅に着いてトイレに行っていたら、すごい行列。やっぱりGWの人混みはちょっと違うようだ。結局立ちっぱなしで初戸バス停で下車する。他にも一人降りたが、早い人のようですぐにいなくなった。随分久しぶりに降りたバス停である。ここから玄房尾根を登ったのはもう25年も前。すっかり忘れている。権現山の表示を見て左の道に入り、さらに少し先を左に降りると橋を渡る。おそらく人は住んで無さそうな雰囲気の家を見て先へ登っていく。あたりは大きく伐採されている。その中をじぐざぐに登っていく。有り難いことに日差しに当たる所は多くなく、風も少しあって肌寒いくらいである。しかし、今日も良い天気でいかにも五月晴れである。

随分上まで伐採されている。再度植林することがあるのだろうか。ひたすらジグザグで登って、ようやく樹林の中に入る。

そこからもまだまだ急登が続く。かなりの急登を登っていると途中には電線のようなものが邪魔する。またいで先へ進むとまた出てくる。その先に登ったら、アンテナが立っていた。アナログテレビ時代のアンテナだろうか。ここまで登ってアンテナを立てないと見ることができなかったのだろう。当時は切り開かれていたのだろうか。今は樹林の中でこんな所にアンテナを立てても電波など受信できないだろうという感じである。

さらに登っていくと左手に再び伐採地がある。このあたりの尾根も随分伐採の手が入っているようである。

少し右を登っていく。後ろから人が登ってきたようで鈴の音が聞こえだす。最近は自分は足が痛いこともあって随分遅くなった。そのうちに追いつかれてパスされるのだろう。

やがて新緑がきれいな所に出る。

写真を撮っていたら、やはり後ろから数人登ってきた。パスさせて後ろからしばらく登る。途中で数人が止まっていたので、また自分が先に進む。少し登るとアカネスミレが咲いていたので、写真を撮ると、再度、パスしていった。

四人くらいのグループのようだ。また後ろから登っていく。樹林の中のそれなりの急な登りが続く。さきほどよりはマシになったものの、やはりきつい。それでも前を行く人達は若干疲れたのか、わずかにゆっくり目な感じ、自分のペースで登りたくなり、だいぶ登った所でパスして登った。しかし、ちょっと勢いを付けたせいか呼吸がかなり苦しくなってしまった。なんとか登ると道標のある所に登り着き、そこが雨降山であった。

道標の写真だけ撮り、すぐに先に進む。すると素晴らしい新緑である。

この青空とマッチして、気持ち良い尾根を進む。昨日までは夏の空気みたいに蒸し暑い感じがあったが、今日は風もあり、爽やかな乾燥した冷たい空気、五月らしい雰囲気である。少し進むと和見への分岐を見る。少し右手に樹林の中を進んだが、再び尾根になり、淡々と新緑を楽しみながら進んでいく。左手に木の合間からちらちらと富士山が見えるのだが、残念だがきれいに見える所がない。途中にベンチがあって、そこから見えるかと思ったが、ダメだった。ときおりこちらにやって来る人も見かける。おそらく浅川の方から登った人達か、車で入った人達であろう。先へ行くと大きな山が見え、細い鞍部を過ぎて先へ進むと石段で登って大ムレ権現(王勢籠神社:オセロウ)に着く。安全に歩けるようにお祈りしておく。

裏手を急登する。小さいジグザグでしばらく頑張ると権現山の山頂に着いたが、タイミングが良かったようで誰もいなかった。

富士山もきれいである。一人、浅川方面からやってきた。座り込んで早い昼食のパンを食べているとさきほどグループなども到着した。

☆御林峠からコヤシロ山、要害山へ
出発しようとするとグループの人からカメラで撮ってくれとお願いされたので、撮ってあげてから出発する。

やはり戻る道も新緑が楽しい。たまにやってくる人に会うが、あまり数は多くはない。さすがにもう12時だし、そんなに登ってはこないだろう。単独の女性に会ったのを最後に人に会わなくなる。往路を戻って雨降山に着いた。

大きな電波塔を見ながら樹林の中を下っていく。うす暗い樹林の中を下ることが多く、またしばらく下ったあたりはえぐれた感じの道の下りが続いて非常に歩きにくい。それでもまたひたすら下っていくとようやく少し緩やかになり、再び新緑を楽しめる所もあった。しかし、その先も再び薄暗い樹林の中に入って歩いていく。いつもの通り、寺ノ入山は知らないうちに通過し、960mの小ピークはわざわざ踏みに行くつもりもなく、普通に道を右から巻いて進む。少し登りもある。その先で少し登って先へわずかに進むと左に三本木への道が分かれていた。以前はなかったと思うが、しっかりとした道標が立てられている。登ったことがないのでそのうちに登ってみようか。

少し進んで左に入るとしっかりと二本杉山の表示と三角点が置かれていた。

右に掘れたような所を少し急な道でしばらく下る。少し下れば、また道標がたくさんある、芦垣、用竹の分岐、右に折れてそちらに下る。雨などの時に水が流れるのか、この道はやっぱりえぐれていて非常に下りにくい。真ん中が狭く、足の置き場が少なく、仕方なく壁に足をつけたりして下ったりするところも多々ある。そのうえそれなりの斜度の下りが続く。左右に曲がりながら下るのだが、これも結構わずらわしい。早く終わってくれと思いながら下って行くのだが、ずっとこの道が続く。歩きにくいせいか足が痛くなってきた。それでもなんとか下っていくとようやく少し緩くなる。そろそろ峠かと思いながらも進んでいくとなかなか着かない。再び左右に曲がりながら下る道は、さきほどまでの道と違って、昔の峠道らしい雰囲気が残っている感じ、しばらく下ると最後は少し急な下りで御林峠に着く。

わずかな広場があってよく覚えている。古い道標の石碑もある。北は大室山と書かれているが、これは権現山の事であろう。今日は長丁場に備えてもう一つパンを持ってきた。シャリバテしないように食べておくことにする。当然ながら人などおらず、静かな休憩であった。

以前にコヤシロ山から尾続山へ下ったことがあるが、今日はコヤシロ山から要害山まで歩く予定である。そちらの道に入るとわずかに細いが問題ない道が続いている。しばらく進むと緩やかな尾根になる。さらに歩いていくと道標があり、墓村への道が分かれていた。行ったことのない山中の集落である。不意の時には使えるエスケープルートかもしれない。さらにどんどん歩いていく。しばらくは緩やかな尾根道だったが、やがて急な道で登り返す。ここまで下りが続いたので、登り返しは余計きつく感じた。やっと登り返して先へ進む。再び緩やかな尾根をしばらく辿って進んでいくとコヤシロ山に着く。

午後なのでだいぶぼんやりしてしまったが、まだ富士山がしっかりと見えていた。写真を撮っていたら、ランナーさんが一人やってきた。すぐに尾続山の方に下っていったようである。

さて、要害山に向かう。細い尾根を下っていく。ザレた感じの所もあり、細かいアップダウンもあって思ったよりも進んでない感じである。しばらくそんな所が続いたが、やがて大きく降りるところがある。ロープも付けられていて、軽く掴んで下った。樹林の中は風がまた強くなる。左手の林の中で鈴の音がちらりと聞こえたが、犬でもいるのだろうかと見回したが、それらしいものは見つからなかった。やがて小さなトタンが左にある。回り込むと小さな鳥居が置かれている。

その先にも一つやはりトタンで覆われている鳥居がある。このあたりは2008年に歩いているが、そのときも二つほどあったことが記録に残っていた。さらに先に行くと急な登りでトラロープも付いている。登ると小ピークに出る。風の神と書かれていて木祠が置かれている。よく見ると屋根が残っていて、その下の部分はほとんど壊れている雰囲気である。

やはり18年の歳月を経てまだ残っている事自体が珍しいことなのかもしれない。雨降山などが見えるが随分遠い感じである。

さらに先にいくとまた下って登って小ピークに出る。また小石にお地蔵さんの絵が描かれたものが置かれていた。さらに先に進むとなんと登って来る2人に会う。今日は天気が良いし、コヤシロ山から尾続山の方へ降りれば問題ないと思うが、さすがに14時半近いこの時間で登って来る人に会うとは思わなかった。先に進んで下ると登下などへの分岐、少し大き目の木がある。

すぐ裏手に秋葉大権現と書かれた大きな石灯篭が置かれている。相変わらず、昔の人の信仰心の高さには感心する。先へ進み、しばらく進むと空堀と土塁という雰囲気の所に出る。やはり昔の砦のようなものがあったことが頷ける。登って先へ行くと馬場のような感じの場所を通り、緩やかに登っていく。最後は日の当たる緩やかな斜面を登るととても眺めの良い山頂に着いた。

昔来た時にはカヤトがあって、そんなにすごい眺めではなかったが、今はすっかりカヤトは無くなり、小広い山頂に変わっていた。丹沢の山々から富士山まで広い眺めが素晴らしい。左手には街並みと山の景色もなかなかだ。しばし眺めに見とれた。

秋葉大権現の古い木祠が屋根付きのの社の中に置かれている。扉が開いていた。下山の安全と足をお祈りする。

少しベンチで水を飲んで休む。一人ランナーさんがやってきた。下山にかかろうとしたら、右手にヤマツツジがまだ咲き残っていた。薄い眺めの富士山と写すが、さすがにこの時間は陰影が薄かった。

下に降りるとすぐに樹林の中に入り、急なじぐざぐで下っていく。やがて少し左方向に下っていくようになる。再び眺めのある所まで下るとさきほどの人が追いついてきた。使われていなさそうな小屋を見て左に下る。大きな木があったので立ち止まり、パスさせてから写真を撮った。少し下ると山神社がある。せっかくなので立ち寄る。最近建て直されたのか、きれいな白木でできた神社である。無事に降りられたことをお祈りする。
林道のような道を左へ進むと集落の中に出て、道標を見て左に下っていく。のんびりと歩いていくとどんどん下って鏡渡橋に出る。バス停に行き、時刻表を見ると1時間くらいバスはない。新井バス停まで行けばバスが増えるだろうと歩き出す。橋を渡り、登り返しはいつもながらきつい。特に長い距離をこの道路を歩いた後にこの坂にかかると辛かったなと思い出す。しばらく登って新井バス停に着いた。バス停の時刻を見ると本数は変わらず、やはり同じバスのようだ。それならば本町三丁目まで行けば増えるだろう。また歩き出す。少し足が重くなってきたが、町中を歩いていき、やっと本町三丁目のバス停に着いた。しかし、バスはやっぱり増えず、同じバスである。仕方ない、新町のバス停まで歩いてコンビニで何か買ってバスを待つか。また歩いていく。途中で警察官が二人、何かの警戒か立っていて、挨拶されたので軽く会釈して通り過ぎる。途中で酒まんじゅうでも買おうかと思ったが、祝日のせいかお休みのようだった。さらに歩いて何度かバスに乗ったことのある新町バス停の手前のコンビニは休業中の張り紙が付いていた。新町バス停に行って時間を見るとやはり同じバス、後25分くらいある。仕方ない、駅まで歩こう!

ひたすら歩く。高速の上を通過する所は歩道がないので怖かった。さらに歩いていると部活帰りと思われる高校生が歩いている。確か右に入れる所があって、それを下れば駅まで近いはずと記憶していた。高校生の後を歩けば、きっと駅に向かうだろう。だんだん追いついたが、やはり歩行者は右の階段を下るようになっていて、足が痛かったが階段をひたすら降りると駅に出た。以前バス停があっていつもバスを待った懐かしい場所だった。バスに乗るよりもわずかに早かったようだ。駅中に入ると10分ほどの待ちで電車が来る時間、滅多に買わないジュースを買って一気飲み。結局、延々と歩いた一日となった。
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