登山(大菩薩)

久しぶりの滝子山南稜

2024051112(アカバナヒメイワカガミ)

南稜は岩場も多く、一般登山道とは言えません。また登り向きです。下山に取るのは止めましょう。

【 山 名 】滝子山
【 山 域 】大菩薩連嶺
【 日 時 】2024年5月11日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】笹子駅6:40→7:15取りつき→南稜→9:05分岐→9:20浜立山→9:40分岐→10:00滝子山10:05→11:55道路→12:20初狩駅

☆滝子山南稜へ

2024051101

 久しぶりに南稜を登りたくなった。これも登ったのは随分前の事である。この時期ならばイワカガミが咲いているのではないかと思う。一番電車で出かけ、笹子駅で下車すると数人が下車したようだった。歩き出すと早い女性が一人先を行くが、すぐに自分が追いついて先へ歩く。途中の道路の温度計は14度を示していた。今日は少し風があるようだ。家を出たときは長袖シャツで十分だったが、笹子駅で降りたときは少し寒かったのでジャケットを着込んで歩く。バス停を見て左に折れる。地図を見ていたら、さきほどの女性が先に行く。やはり早い人のようである。桜公園に着くと以前にはなかった獣害避けと思われるフェンスができていた。この下あたりには農地があり、被害が深刻なのであろう。通り抜ければ桜公園である。

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 先へ登り、しばらく歩くと南稜への道が分かれる。右に折れてしばらく登る。すると建物が出てくる。最近はあまり使われていないようだ。前を行く女性が立ち止まって写真を撮っていたので、自分も撮る。フタリシズカとマムシグサであった。

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 先へ進み、しばらく登っていると後ろから若い人が二人ほどやってきた。抜かれるだろうなと思いつつ先へ進むとやがてきつい登りになる。しばらく頑張ると鉄塔に出た。写真を撮っているとさきほどの二人が追いついてきてパスして登っていった。さらに先もきつい登りが続く。やがて林道にいったん登り着く。右に進んでから再び左に向かうように尾根に登る。ヤマツツジが咲いていた。

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 しばらくすると少し緩やかになるが、少し岩が出てくるようになる。まだこのあたりは岩の上を登るという感じでもない。どんどん登っていると新緑がきれいな感じである。

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 しばらく進み、やがて核心部の岩場の手前でさきほどの若い二人に追いついてパスする。

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 その先からは岩を掴んで登る。久しぶりの岩の感触はなかなか楽しい。ぐいぐい登っていくとお二人ほどパスしてさらに登ると先行する女性に追いついた。そのあたりからイワカガミがよく咲いている。アカバナヒメイワカガミである。

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 それにしても時折見える富士山がきれいだ。今日は風もあり、空気中のゴミが随分飛んだのであろう。最近はぼんやりとした富士山ばかり見ていたので、こんなに近くできれいな富士山は久しぶりである。

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 先へ進むが、まさにイワカガミの花園である。たくさん写真を撮ったが、後で見るとピンボケが多く、残念ながら満足できるような写真は少なかった。

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 まだしばらくはイワカガミを見ながら岩場を登る。少し岩場を下る所もあり、そろそろ上が近くなってきた。

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 道を外れないようにロープが付けられている所を見てさらに登る。もう少し岩場を登ると左に進んで分岐に出た。

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 久しぶりだし時間も早いので浜立山を往復することにした。左へ進んで下っていく。ちょっと倒木などが邪魔する所もあるが、概ね問題はない。やはり左に見えている富士山がとてもきれいで目に焼き付く感じである。緩やかに下ってから左に折れてしばらく下る。足元にはフモトスミレがよく咲いていた。先に進んで小ピークを巻き、さらに進んで登ると浜立山に着いた。山名板とバックに富士山の組み合わせで写真を撮ったが、後で見たら山名板しか写っていなかった。

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 さて、往路を戻る。さすがに登り返しはちときつい。しばらく頑張って登っていくと一人下って来る人に会った。分岐まで戻り、一呼吸休む。もう一人、浜立山の方に向かっていく人がいたようだった。

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 先に進んで滝子山に向かう。まだしばらく登らされる。途中には白い花が咲くムシカリの木を何本も見かけた。相変わらずきつい登り、途中にある小ピークからはやはりきれいな富士山を見ることができる。さらにしばらく頑張るとやっと人の多く休んでいる滝子山の山頂に着く。日当たりがよい。やっぱり富士山である。山名柱の近くに座り込んで昼食を取った。

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 さて、まだ10時だが、下山にかかる。今日は久しぶりに初狩駅へのコースを下る予定である。下り始めるとフデリンドウが咲いていた。

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 すぐに分岐に着いて、さらに先へ進む。すぐ先に一人スマホを見ている人がいた。地図を確認していたのだろうか。自分が先に進む。少し進んで道標を見て右に下る。そのあたりでさきほどの人が後ろからやってきた。途中でパスさせるとマットをザックに付けていた。縦走で避難小屋にでも泊まったのだろうか。自分よりは大き目のザックなのに足が速く、あっという間に見えなくなった。しばらく先へ進むと女坂の分岐、右に女坂を下る。登ってきた人に会う。しばらく下ると女性が後ろからやってきた。ミツバツツジの写真を撮っていたら、その人がパスしていった。

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自分も後から下る。トラバース気味に下るのだが、足元がだいぶ悪い。こんな悪い道だったかと思うくらい歩きにくい道になっていた。しばらく下ると左上からロープの付いた道が来ていた。別に道があったようである。さらにしばらく下ると檜平に着く。

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 そのあたりの新緑が素晴らしくきれいであった。先に進むと樹林の中を下っていく。何か咲いていないかと探しながら下る。今年はまだ見ていなかったヒトリシズカが咲いていた。

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 近くにはもうギンリョウソウもあった。

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 どんどん下る。初狩駅左の表示を見て左に折れて下る。

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 うす暗い樹林の中の道を下っていく。何度か折り返して下る。登って来る人に会った。さらに下っていくと大きな倒木があり、越えなくてはいけない所があった。さらに下っていくとやがて沢の音がしてきて、沢沿いの道になる。何度か沢を渡るので、顔を洗う。少しひんやりとはしたが、さすがにあまり冷たいという感じではなかった。どんどん沢沿いの道を歩いていく。この時間でも登りの人に会った。山頂まで行くのだろうか。さらに下っていくと最後に沢を渡って広い山道に変わり、しばらく下って滝子山入口の表示を見る。

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 そこからは道路歩き、日差しが暑い。少し歩くと集落に出るが、先にはきれいな富士山が見えている。

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 その富士山に向かって歩いて行く感じの道となる。地元の人は当たり前の景色なのかもしれないが、普段、あまり富士山を見ることができない自分などに取っては素晴らしい道であることは間違いなかった。以前にもこの道を歩いたことがあるが、ここまできれいな富士山を見た覚えはない。あまり良い天気ではなかったのかもしれない。下っていき、やがて橋を渡る。左に進んでいくと道路に出る。見覚えのある信号である。前回初狩駅へ向かった時と同じく、細い道に入って駅へ行く。しばらく歩いて駅に着く。

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 駅で列車の時刻を確かめると8分ほどで来る時間、ちょうどよいタイミングだった。数分遅れた列車は空いていた。

 

久しぶりの滝子山

11/11は久しぶりに滝子山へ。

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初狩駅近くから乗りたい所だけど時間が遅いので笹子駅からバスに乗り、白野下宿下車。

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一里塚跡と双体道祖神があります。道祖神はあまり古いものではなさそうな雰囲気。

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しばらく歩いて白岩大権現がありました。

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モミジの色づき悪し。

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先へ怪しい所を進んで林道に出てから右へ行きましたが、どんどん下って道標のある所に出ました。滝子沢中間尾根に付いている道。

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登山地図に載っている道だけれど、こんな所歩くやつは稀なようで踏み跡。歩きにくい急登が続きます。ようやく尾根らしくなっても急登は続く。

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岩にロープの付いた急登。かなり厳しいです。一般道とは思えません。

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その先も岩っぽい所などを通過してさらに急登が続きます。

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左手の紅葉がまずまず。

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稜線が見えてきて、先に進んでいくと壁のような山の手前に出ました。

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薄い踏み跡のじぐざぐで登ってからトラバース道になりますが、落ち葉でとても道があるようには見えません。

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それでも登っていくとなんとか桧平に出ることが出来ました。

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男坂を登りました。もうすっかり冬枯れの状態。

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久しぶりの滝子山にはグループが休んでいて賑やかでした。

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大菩薩方面の眺めが良い感じでした。あちらは青空なのになぁ。

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往路を戻ります。下りは女坂を下りましたが、落ち葉で滑りやすい道でした。

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下っていきますが、やっぱりこちらはあまり紅葉はきれいではないようです。

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北方川右岸尾根に入って急下降が続きます。本社ヶ丸や鶴ヶ鳥屋山などの稜線がよく見えます。

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かなりの急降下で危ない所もあるけどなんとかこなして下っていきます。これは少し平坦になった所。

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944mにはコンクリート杭。しかし、この先、しばらく下った後がロープの激下り。ロープが無かったら下れないなと思うぐらいの急下降。慎重に下降しました。

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鉄塔の下を抜けてさらに下ると思わず下り過ぎてしまい、もしかしてと思って少し登り返したらそこに天神山の表示がありました。

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先の小ピークで左に折れて下り、鉄塔を二つほど過ぎると右下に高速、一般道、川などが見える所に出ました。

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ポールで左に下って踏み跡を下るとなんとか橋を渡って道路に出ました。手製の道標がありました。

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後は道路を歩きますが、途中で川沿いの道を進みました。右に戻って再び道路を歩き、初狩駅へ。

この日は笹一の新酒祭りなので笹子駅へ。盛況な様子でした。自分は参加はせず、お酒を買って、今年の新酒を家で楽しみました。

 

柳沢峠ブナの道

黒川鶏冠山からの続きです。

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そのまま柳沢峠まで下ってしまうとバスまで相当長い待ち時間になるので、このあたりの散策路を楽しむことにします。まずはそのまま進んでブナの巨樹に会いに行きます。

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しばらく下っていくとありました。そこそこは大きいけれど、すごい巨樹とは言えないです。とは言え、ブナは成長遅いからここまで大きくなるだけでも大変な年月ですね。

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あたりの新緑の雰囲気がまた素晴らしい感じ。

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分岐まで戻ってブナ坂を目指します。少し進むと展望台。奥秩父の稜線は雲がかかっていました。

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細いけれどブナがある道を進みます。若干道が薄め。

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途中にはなかなかの大きさの木。ウラジロモミだそうです。

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ブナ坂まで降りてきました。ここから登り返し。

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花の木沢にはたくさんの大きな木。多くがモミのようです。

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たけぇなぁ~。

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ちときつかったですが、すでに通ったイモノキ尾根に戻ってまた下ります。

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ブナ坂から登ると花ノ木尾根。左はやっぱりブナかな。

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降りていくとスラリとしたブナ。

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柳沢峠口に出て、さらに歩いていない道をブナ坂まで登り返しました。

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道を歩きつぶしたので終了。柳沢峠には石仏や鳥獣供養碑がありました。のんびりと塩山に向かうバスを待ちました。

 

黒川鶏冠山へ

5/20は大菩薩へ。

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随分久しぶりに塩山から落合行きのバスに乗りました。黒川鶏冠山に登るなら手前で降りても良いのですが、なんとなく終点まで。

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戻って山に入ります。登山道横にはフェンスが出来ていて、バスが落合まで延伸した初めの頃と随分違うなぁという印象。

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朝までの雨のせいでしっとり感のある道を登っていきます。

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おっ、ミツバツツジが出てきました。

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なかなかの密度。やはり今年のツツジは当たりですね。

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たくさんあってホントに楽しい道。

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先までひたすらミツバツツジです。

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そろそろ少なくなったなぁと先に行くとまだありました。

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あらあら、霧が出てきました。

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ミヤマスミレかな。残念ながら雨に打たれて終わり気味。

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ようやく稜線に出ました。霧は薄くなった模様。

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岩場を登って進むとアズマシャクナゲ!たくさん咲いてました。

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随分久しぶりの山頂。偶然か、たまたま自分一人でした。

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イワカガミ!久しぶりに会えました。

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帰りもシャクナゲを見ながら下りました。行きに登った岩場の直登コースは滑りやすそうだったので、巻いて下ろうと思ったら道が少し分かりにくかったです。

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黒川山の展望台にも立ち寄り。やはり雲が多く、近くが見えたくらいでした。

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下る道もあまり派手ではないものの、ミツバツツジのトンネルでした。

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横手山峠は随分久しぶりに来た気がします。

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六本木峠で少し休憩。丸川峠に向かうのは何度も歩いているので、今日は柳沢峠へ。

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これも久しぶりのワチガイソウ。

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ここのフモトスミレは赤色が濃くてかわいいスミレでした。

続く。

 

 

今年も大峰へ

10/22は大菩薩の大峰へ。

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久しぶりに上和田行きのバスに乗りますが、乗客ゼロ。少し前に浅川行きのバスがあるからだけど、今後、大丈夫かな。

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ひたすら道路歩き。林道に入ってトンネルを過ぎ、少し進めば深城ダムの展望台があるので立ち寄ります。

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セキヤノアキチョウジがよく咲いていました。

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さらに歩いていくとバスが右手を通っていくのが見えました。北尾根に取り付くだけなら、小菅の湯行きのバスに乗って深城ダムで下車した方が早そうです。小金沢公園はわずかに色づき。

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北尾根の取り付きは超急登。下手したら転げ落ちるくらいの斜度。上から見下ろすとホントにすごい。

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小さなギャップをいくつも過ぎますが、そのたびに目の前は壁みたいな登り。

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遠くに山が見えましたが、あれが大峰でしょうか。遠いなぁ~。

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植林の急登、右は手入れされていて切り株が新しかったです。

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少し緩くなった所もありますが、このあたりも超急登。

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やっとのことで、左から尾根が合流するこのあたりが、おそらく以前に登った大沢右俣左岸尾根との合流。

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やっぱり大峰手前の登りは厳しかった。登り着いたあたりはやはり少し色づき。

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斜めった木祠も健在。

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いつも冬枯れの時期なので、この時期だと雰囲気が随分違うなぁ。

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下山にかかるとやっぱり良い雰囲気。

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まだ葉が落ちていないので、木が邪魔したけど、なんとか富士山を見ることができました。

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水無山手前の道標はまた倒れてました。イノシシとか動物が倒してしまうのかな。

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そういえば去年、水無山のきれいなプレートがあったはずだけど見えないなと探したら、こんな薄汚れていて吃驚。一年でこんな色になってしまうのですね。

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相変わらず、下山路はきつかったけど、この時期はまだ落ち葉が少ないので、比較的問題なく下れた感じ。下部は相変わらず分かりにくいけど、さすがにもう3度目くらいになるので、最後の最後はこの電線か何かの黄色のパイプを目印に下って、すぐ右に行き、左に降りれば、登山口に問題なく降りられました。

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上和田のバス停まで行ってもまだバスが来るまで一時間あったので、しばらく歩いて浅川入口まで歩き、そこからバスに乗りました。

 

霧の大菩薩

7/17は大菩薩へ。

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天気があまり良くないなとは思っていましたが、予想外の霧。上日川峠から歩き出し、福ちゃん荘のあたりもこんな感じ。

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今日は唐松尾根を登ります。

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雷岩付近は濃いガス。

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霧のせいで風が吹くと水滴が落ちてきて少し濡れます。大菩薩嶺は写真を撮ってさっさと戻ります。

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今年の初コウリンカ。

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ここでこんな霧の中を歩くのは初めてだなぁ。風が吹くと少し肌寒く、長袖シャツを着こみました。

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せっかくなので、行ったことのない妙見ノ頭に登ってみました。無線をやっている人がいてうるさいのでそそくさと退散。

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久しぶりのウスユキソウ。最近は少なくなりました。

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ということで大菩薩峠も眺めなし。

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介山荘付近は少し人が登ってきてました。

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石丸峠に向かいますが、こちらも樹林から水滴が落ちてきて閉口。

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石丸峠もガスガス。しばらくすると明るくなって、少し霧が晴れたりしましたが、こんな感じ。

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峠近くのオリの中にはシモツケがたくさん。

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先に行く気が全くないのでさっさと下山にかかります。

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一度、林道に出たあたりからは大菩薩湖がよく見えます。

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さらに下れば小屋平。少し料金がアップするけど、上日川峠に戻ることにします。

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大きな沢は飛び石で渡渉しなくてはなりません。意外に大変。その先も小さな沢をいくつも橋で渡って先へ進みます。

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大菩薩館があったのはこのあたりかな。木材などが少し転がっていました。

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だいぶ遠くに「大菩薩のウラジロモミ林」と書かれた看板。苔で見えにくくなっていました。確かにこのあたり雰囲気の良い森。

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上日川峠に戻り、ロッジ長兵衛でバス待ちにコーヒーを頼んでまったりして終了でした。

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ということで、ニョホホなニョホウチドリさん、咲き残りっぽかったですが、しっかり会えました。

 

鈴庫山、赤岩御殿へ

5/3は大菩薩へ。

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久しぶりに塩山駅から落合行きのバスに乗り、柳沢峠で下車します。三窪高原への道はのっけから苔の古い木段。

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しばらく登って柳沢ノ頭。ちょっと木が邪魔しますが、富士山と手前にはほとんど見えないけどマメザクラがよく咲いていました。

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しばらく先へ進んでハンゼノ頭。数人が休んでいました。

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やはり富士山が良い感じ。

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南アルプスの山々も望めました。

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さて、まだ行ったことのなかった鈴庫山を目指します。しばらく進むと先にこんもりした山が見えてきました。

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鞍部からの登りは少しきついですが、それほどではなく、山神宮と書かれた石のある山頂。

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山頂からは広い眺め。もう富士山には少し雲がかかっていましたが、ここからの眺めも広いです。足元に邪魔がないので高度感があります。

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往路を少し戻ってハンゼノ頭を巻く道に入りました。

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どちらかというと下りの多い道でしたが、最後は木段の急な登りでしっかり登らされました。大きな電波塔の下を板橋峠方面に進みます。

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しばらく進むとちょっと壊れかけのベンチのある場所。富士山が眺められますが、すっかり雲でした。

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風の通り抜ける場所から少し登ると四等三角点のある小さなピークに着きますが、このポールに藤谷ノ頭と書かれていて混乱します。

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しかし、そこじゃないよなとしばらく先へ進んで登るとやはりこちらが正しい藤谷ノ頭でした。

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尾根に入って磁石で方向を確認しながら進みます。

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下ってから登り返すと向こうに見えるのが赤岩御殿でした。

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尾根を進んで急登で登り着いた場所が赤岩御殿。静かな別天地です。わずかに南アルプスの山が見えました。

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往路を戻って先へ進みます。このあたりは地形図と磁石で確認しまくり。

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新緑がきれいな所が。

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少し先が棒杭の三角点。確かに通過地点みたいな所。

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二ヶ引ノ頭は踏み跡を辿ると巻きそうになったので直登。もう少し眺めがあるかと思ったら、樹林が邪魔します。ついでに急に暗くなってしまったのでさっさと先に進みます。ここは右も左も尾根が派生していました。

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近くの木の新緑がめちゃきれい。

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さらに地形図と磁石で確認しながら進み、林道に降りますが、カーブミラーの上に出てしまい、崖で降りられないかと思いました。それでもなんとか薄い踏み跡を見つけて安全に下れたので良かったです。下手するとロープの必要な崖ですからね。

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もうその先は簡単な感じの尾根を下っていたら、なんと突き当ってしまいました。左右のどちらに進むか迷い、少しミスしそうになったけどなんとか登り返してたぶんこれだという尾根を下りました。林道に降りたち、再び山を突っ切って、無事、林道に降りられたので良かったです。

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ということで三の橋の近くに出て、わずかで笛吹の湯。

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もちろん笛吹の湯で入浴。今も510円と安価。ただし、コロナ対策で12人以上の入浴になると制限されるらしいです。まだ時間が早かったのでそんな状況とは無縁でした。バスまで1時間もなかったので、カラスの行水でさくっと入浴してバスで帰りました。

 

大峰へ

11/27は大峰へ。

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久しぶりの上和田入り。ここまで乗ったのは自分一人。静かな歩きになりそうです。

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大沢に出て、しばらく辿り、右俣を進んで作業小屋を見かけ、さらに先から大沢右俣左岸尾根に取り付きましたが踏み跡は怪しく、這い上がるのに苦労しました。

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尾根に出ると広い感じで登っていきますが、急な感じで落ち葉も多く、結構きついです。

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途中には残り紅葉も若干見られました。

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暗い樹林の中で作業道らしき踏み跡を右に見送り、左に曲がって登りますが、まさに壁に思える超急登。転げ落ちそうな厳しい登りがしばらく続きました。

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北尾根との合流点らしきあたりで左に曲がり、先に大峰がようやく見えてきました。ちょっと曇ってしまった様子。

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目の前に大峰が見えますが、これがまた超急登でした。

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やっとのことで登り着いた所には以前、泣坂ノ頭から来た時に見た石標の所に登り着きました。

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壊れかけた木祠も斜めったままですが、健在でした。

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静かな大峰の山頂。さすがにかなり寒い感じでした。

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まだ早い時間でしたが、水無山経由で下山にかかります。

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下っていたら、突然、風がビュービュー吹き出し、ものすごい寒さ。ウィンドブレーカーを着ていましたが、あまりの風と冷え込みに耐え切れず、持っていたフリースを着込みました。風花が舞いだして吃驚。

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伐採地のピークからは富士山が見えますが、雲がかかっていました。
以前はその先がヤブっぽい歩きにくい道でしたが、そのあたりも伐採の手が入ったのか、歩きやすくなっていました。

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水無山に向かうと、あれ、以前にはなかった山名プレートを付けた人がいるみたいです。でも、付けるならもう少し先だと思うけど。

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上和田に向かいますが、以前も下っているので、前回ほどではないけれど、やはり少し分かりにくい所はありました。

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今回は右に行かないように左を意識したら行き過ぎてしまい、少し戻って登山道を示すところに出ることができました。

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上和田バス停に向かう道から振り返ると大峰と歩いた尾根がしっかり見えました。

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ちょっと早すぎてバスは二時間待ち。そんなに待てないよということで途中で乗ることにして紅葉を見ながら歩きました。

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結局、延々二時間、猿橋駅まで歩いてしまいましたが、足裏にマメを作ってしまい痛かったです。
バスが来るより先に着きましたが、電車は30分以上の待ちとなってしまい、結局、バスで帰るよりも早く帰ることはできなかったようでした。バス代浮いたからいいかな。(^^;

岩殿山へ

花咲山から駅に出て帰っても良かったのですが、まだお昼過ぎ。頑張ってしまいますか。

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しばらく歩いて登山口に向かいます。千本マツはどこにあるのかな。

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登る途中、左手には花咲山が大きいです。

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ひたすらきつい道を登って稚児落とし。すっかりどんよりの雲になっていました。

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先へ進んでいきます。大きな石祠も健在です。

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登り返しがきつかった。もう開くことはなさそうな楽しかった鎖場コース。

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ひたすら頑張り、岩殿山が近づくと馬屋のあたりも山抜けしていました。
この山も崩壊が進んでいるのですね。いつかは歩けなくなるのかな。

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山頂はさらにどんよりと低い雲でした。

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降りるのはここだけ、畑倉登山口。もう結構いい時間でしたが、登って来る人にそれなりに会いました。

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猿橋駅に出て終了。もう随分涼しく、秋らしくなった一日でした。

 

花咲山

お伊勢山の続きは花咲山へ。

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上真木のバス停からしばらく道路を歩き、再び辻バス停の所から入って右へしばらく歩きます。
学校の近くが花咲山の登山口でした。入口はかなりヤブでした。

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右手には山が見えますが、高川山などでしょうか。途中では小さなイノシシを見かけました。

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鎖の付いた所などもありました。やがて稜線を登っていきます。

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それにしても意外な晴れ。

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左手は湯の沢峠方面の山でしょうか。

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岩の上をしばらく進みます。道標が裏返しになっていて、回り込んだらここが女幕岩と表示されていました。

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小ピークのあたりに道標があり、胎内仏道と迂回路に分かれました。難路と書かれていたので気になるので行ってみることに。大きな岩の間を通る所まではそれほど難路ではなかったですが、その先の下りが難路で、ロープも付いていましたが、なかなか厳しい下りでした。

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やがて登っていくと石祠のある山頂。女性二人が休んでいて吃驚でした。さすがに曇ってきた様子。

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山頂から先へ下ると登ってきている人達に何組も会ってこれまた吃驚。前よりも登る人が増えたのかな。

やはり道も歩きやすくなっていて、以前はヤブっぽかった道も普通の登山道っぽくなっていました。

花咲峠はやはり左右の踏み跡はあまり使われていないようです。

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ちょっとロープ締めすぎです。食い込んでるよ~。

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振り返るともう花咲山は随分高かったです。

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古い又平の表示が。

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三角点も健在です。

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大月駅の表示を見て緩やかな尾根を下っていきました。でも、やはり少し草が多い尾根。
ひたすら下っていくと笹の中を下るようになり、やがて石祠のある場所に出ました。

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笹の中の道は歩きにくい感じ、最後ですっころんでしまいましたが、なんとか高速の側道に降り立って、花咲山終了でした。

続く。

 

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