登山(尾瀬・日光)

クマに遭う至仏山

2024071423(オゼソウ)

【 山 名 】至仏山
【 山 域 】尾瀬
【 日 時 】2024年7月14日(日)
【 天 候 】くもりときどき晴れのち雨
【 ルート 】山の鼻5:30→8:15至仏山8:30→9:15小至仏山→10:55鳩待峠

☆至仏山へ

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 さて、久しぶりの至仏山。どうなることだろうか。あまり早く行くつもりはなかったのだが、今日は午後から雨の予定だから、やっぱりそれなりには早く起きることにした。4時頃になるとみなさん起きだして動き出すので、自分は4時30分に起きることにした。隣の家族は今日は尾瀬ヶ原散策らしいが、同じように早く起きたようだ。そんなにお腹も減っていなかったのでパンとコーヒーの朝食にした。食事を済ませてテントを畳む。近くのテントの人達も早い出発の人は少なかったようである。トイレに行って出発の支度も終わり、5時30分出発とする。

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 雲は多いものの、天気は悪くなく、わずかに青空も見えているくらいである。これなら十分に午前中は持ちそうな感じである。まずは自然園に入る。もうこの時間でも散策している人がいるようだった。ちらほら咲くニッコウキスゲを見ながら直進して進むと再びフェンスがあり、扉を開閉して進むとそこが至仏山への登山口である。

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 そこからはきつい木段の登りが続く。しばらく登ると先を行く人に追いついてパスする。しばらく登るとウスユキソウが咲いている。ミネウスユキソウであろう。ひたすら樹林の中を登っていくと何組も登っているのでパスする。やがてようやく樹林から抜けて上がちらりと見えたがまだ遠い。

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 その上、晴れてきたようで日差しが来る。ちょっと暑いが帽子をかぶるほどではないように思えたのでそのまま登る。それにしてもナナカマドがよく咲いていた。途中のテラスのある所で前を登っている人に追いつく。そこからは尾瀬ヶ原を下に見下ろし、先の燧ヶ岳がまた良い感じである。絶景ですね、と言われたのでそうですねと返す。青空ではないが、これもまた山らしい雰囲気であろう。

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 岩の登りが増える。鎖の付いた登りの所も出てくる。軽い荷物なら鎖を掴まなくても登れそうだが、テントの重い荷物だとやはり鎖を掴んで登る方が安心である。

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 木段も出てきてやはりきつい登りが続く。だいぶ登るとハクサンチドリを見かける。ウラジロヨウラクも見かけた。途中で早い若い一組がパスして登っていった。

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☆熊に遭遇

 さらにしばらく頑張る。さらに登っていると上に何か動くものがある。見ると黒い熊だ!あまり大きくはない。まだ若い熊ではないだろうか。登山道を横断して右に行く。早くどいてくれないかとしばらく眺める。どうやら朝の食事、草や花などを食べているのに夢中でこちらには気づいていないようだ。これならばと写真を撮った。こういう時に限って誰も後ろから登ってこないのである。

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 しばらくすると熊が振り返った。こちらを認識したのか分からなかったが、しばらく待っていたら左に動く。再び登山道を横断して左に行った。これなら通れるかなとゆっくりと様子を伺いながら登った。もう行ってしまったかと思いながら木段を登ると数メートル先の思ったよりも近くにまだいた上に、こちらを振り返った!これは不味かったと思いながら目を合わせないように上を向いて登るそぶりを見せるとそのままゆっくりと先に動いたようだ。しめたと思いながらそのまま登る。影に隠れたようでその後は見えなくなる。こちらも早くここから立ち去りたく、そのまま木段を登った。しばらく登った所で振り返るとやはりもう姿はどこにも見えなくなっていて助かった。

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 ちょっと安心して登っていく。タテヤマリンドウが咲いていた。だいぶ上が近くなり、高度を上げたせいか涼しくなってきた。岩場にタカネシオガマが咲いている。そのあたりから高山植物が多くなった。随分登ってきた。尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を一望できる。その左手奥は会津駒ヶ岳であろう。イブキジャコウソウやタカネナデシコをたくさん見るようになる。

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 ネバリノギランも見かける。そして、ホソバヒナウスユキソウである。ちょっと木段から遠い所に咲いているものが多く、なかなか近くにないので標準レンズでは写真が撮りにくかった。

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 それでもさらに登っていくと比較的近くで咲いているものもあってよく観察できた。ジョウシュウアズマギクもところどころ咲いているが、数はそんなに多くないようだ。写真を撮りながら登っていくとだいぶ黒い雲が上にかかりだした。風もあり、汗に濡れた半袖シャツでは少し肌寒いくらいになりつつあった。やはり天気は悪くなるのであろう。

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 ヨツバシオガマも咲いていた。左にトラバース気味に登っていく。岩や石が多く、なかなか行程が捗らない。ここは我慢してのんびり登るしかない。ようやくピークが近づくと右に進んで登り、やがて人の声が聞こえて、山頂に飛び出た。

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 山頂には数人が休んでいた。ザックを下して眺めを楽しもうと思ったが、もう雲が湧き出し、ガスがかかり始めていた。眺めは楽しめないようである。朝食の残りのパンを食べる。水をたっぷり飲んだ。鳩待峠までだから、特に水の残りを気にする必要もない。今日は2.5Lザックに入れたが、そんなに飲むこともないだろう。

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 しばらく休憩し、下りにかかる。右手からガスが吹き上がっていてもうかかり始めていた。まだこのあたりはお花が多い。シャクナゲがよく咲いている。ミネウスユキソウとホソバヒナウスユキソウの両方が咲いていた。登る人は多いけれど、ここでいつまでも咲いていて欲しいと思う。

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 やがて登ってくる人が多くなった。花の撮影をしながら下っていく。小至仏山の登りは大変そうに見えたが、取りついて見るとそれほどではなく普通の登りだった。それでもそれなりには登らされる。小至仏山の小さな山頂にも人がいた。少し待ってから石碑の写真を撮る。その先に降りるとたくさんの人が登ってくるので少し待たされた。

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 どんどん降りていく。ハクサンイチゲやチングルマを見かける。数はそんなに多くないようだ。イワカガミもあった。このあたりから人数の多いグループに会うようになった。木段を下るが、だいぶガスも増えてきたようだ。後ろを振り返るともう小至仏山にはガスがかかっていた。

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 途中にベンチのある所がある。そこで少し休む。もう尾瀬ヶ原の眺めもこれで最後であろう。休んでいたら、団体さんが到着。なので逃げるように下る。アカモノ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウも見かけた。団体さんは3グループくらいに分かれて登っているようだ。次から次へと登ってきていた。下っていくとすぐに笠ヶ岳の分岐。あちらに歩いたのが懐かしい。そこにもグループが来ていた。

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 さらに下っていく。しばらくは木道の下りが続く。やがて柵が出てきて扉を開閉して通る。中に入ると小湿原になっている。ごく普通の湿原であるが、昔からの湿原はこんな感じの雰囲気だよなと自分が気に入った雰囲気の湿原である。ちょうど人もおらず静かである。反対側から出ようとする頃、後ろから一人やってきたようだった。

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 扉を開閉して先に下るとすぐにオヤマ沢田代の表示のある所に着く。小さな沢が流れている。ここで標高1980m、もう2000m以下のようである。写真を撮っていたら、さきほど見かけた人が先へ歩いていった。

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 先へ進むとかなりの下りになる。道もあまりよくなく、木段も壊れかけていたりするので段差が大きかったりする。まだこの時間でも団体さんが登ってくる。この時間からの登りだと間違いなく雨に打たれることになるだろうと思う。少し下ると木道の下りになるが、周りはガスに囲まれた。薄いので視界が悪くなるようなことはないが、天候悪化を示しているようでうす暗くなってきた。開けた所で少しガスが切れたが、ガスが下に向かって下っているのが見えた。やはり天気は悪くなるようだ。どんどん下る。まだまだ登ってくるグループや団体さんに会う。それにしても道は長い。こんな長い道だったか。まったく覚えていない。途中、大きな木があった。そこで水を飲み、わずかに休む。さらに先へ下っていく。鳩待峠1Kmの表示を見る。先に進むと後ろから早い二人が抜いていった。まだ人に会いながら下っていくとやっと鳩待峠の登山口に出た。

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 目の前の休憩所の前で休む。バス券を買い、ついでに花豆ソフトクリーム(\650)を買う。随分高いソフトクリームだ。外国人向けかと思うくらいの値段である。観光地だから仕方ないのだろう。独特の香りがあり、少し甘さが普通のソフトクリームとは違う感じだった。

 さて、道路を歩いて乗り場へ行く。もうすでに数人が待っていた。少し待つと人数が揃ったようで乗り込む。第一駐車場をお願いした。ぽつりぽつりと雨が降り出したようだ。車はあっという間に下っていく。第二駐車場あたりまで下るともう雨がしっかりと降りだしたようだ。バス停でも下車する人がいて、その次にぷらり館前で下車する人がいる。ここで降りることができたのか。自分もここで下車をお願いして車を降りた。

 ぷらり館で入浴(\600)する。以前と同様に硫化水素の香りがほんのりとするお湯で少し熱め、ぬるつきが感じられる良いお湯であった。半露天風呂でのんびり入浴する。同時に入浴していた人はほとんどマイカーの人と思われ、あまり長湯せずさっさと出ていく。そのおかげで何度も出たり入ったりしながら、のんびりと入浴できた。

 この時間は沼田方面行のバスは30分に1本くらいあるので、特にバス時刻を気にしていなかった。この施設は食事処はない。入浴を終えて上がってから時計を見ると後10分後に始発の沼田行きのバスがある。これなら空いているだろうと乗り込む。やはり乗客は数人と少なかった。しばらくはたいした降り方ではなかったが、鎌田を過ぎると、途中、かなり雨が降っていた。沼田駅に近づくとまた雨は弱くなった。それでも沼田駅で下車した時にはそれなりには降っていた。駅には売店もないので、近くの商店でパンを買い込んで食べた。のんびりと各駅停車で帰宅した。

 

久しぶりの尾瀬ヶ原

2024071312(ニッコウキスゲと燧ヶ岳)

【 山 名 】尾瀬ヶ原
【 山 域 】尾瀬
【 日 時 】2024年7月13日(土)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】鳩待峠10:35→11:25山の鼻11:55→13:00竜宮→13:25ヨッピ橋→14:05牛首→14:30山の鼻→自然園散策→14:55山の鼻

☆久しぶりの尾瀬へ

2024071301

 天気予報を確認すると関東や東海は雨マークばかり。東北は比較的悪くなさそうだが、この時期に行くには暑い山が多い。新潟も悪くなさそうだ。先日、武田久吉氏の文章を集めた昭和の時代の古い本を手に入れた。そのものの著書ではなく、著書を集めて後から出された本だから安く売られていた。まだ全部は読んでいないが、ときどき尾瀬の話も出てくることもあり、なんとなく久しぶりに尾瀬にも行きたくなった。もう尾瀬には10年以上出かけていない。さらに尾瀬は新潟の天気の影響を受けやすい。なので出かけてみることにした。

 沼田駅からバスに乗るが、上毛高原駅から来ているバスなので座席は埋まっていて座ることはできず、尾瀬戸倉バス停まで立ちっぱなしで厳しかった。バス代は2400円と随分高い。目の前の案内所はやっておらず、第一駐車場まで行く。そこでチケットを買う。鳩待峠まで1300円だった。バスもあるのだが、乗合タクシーも同額、人が集まると出発するので、同じバスだった人達は2台ほどに分乗して鳩待峠まで運ばれる。バスよりも速くて快適である。10時30分のバスを想定していたが、予想以上に早く鳩待峠に着くことができた。駐車場で降りて道路をわずかに登ると以前の鳩待峠休憩所があるが、鳩待山荘は建て替え中、随分雰囲気が変わっていた。

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 さて、山の鼻に向かう。木道を下っていく。樹林の中は少しひんやりしてやはり尾瀬だなと思う。日帰りの人も多いようでたくさんの人が歩いているが、以前よりはマシな気がした。人が多いからか随分整備されて以前よりもだいぶ歩きやすくなった気がした。どんどん下っていくとやはり気温に慣れてきて少し暑く感じるようになるが、それでも樹林の中へ入ると風があるので有り難い。先週の奥多摩の暑さを思えば天国みたいな涼しさである。先へ歩いていくと山の鼻に着く。たくさんの人が休んでいた。テントの受付をする。千円であった。水場の近くにテントを張った。

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 さて、まだお昼前、持ってきたパンを食べてから散策に出かけることにする。山の鼻から右へ進んで樹林の中を左に折れて進むと尾瀬ヶ原に出る。やはりなんど来ても良い所である。ちょっと雲が多いが晴れていて青空も見えている。さすがに日差しがあると少し暑い。カキツバタ、ミズチドリなどが咲いていた。

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 トキソウはよく咲いている。群落で咲いていたりした。

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 池塘が出てくるとヒツジグサがよく咲いている。

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 キンコウカは下から咲いていくらしく、もう咲き始めていた。先へ行くとニッコウキスゲが咲いているが、そんなに多くはない。それでも燧ヶ岳を前にして咲くキスゲはなかなか良かった。サワランもときおり見かける。

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 どんどん先へ進んでいく。歩いている人はそれなりにいるが、多いという程ではない。途中には柵で囲まれている場所がある。やはりそこに入ると少し花が多くなる。もう手つかずの自然というのを保つのは難しく、人間が保護してあげないといけない時代になっているようである。やがて竜宮小屋の手前の分岐を過ぎ、竜宮小屋に着く。裏手にあるトイレに立ち寄った。分岐に戻り、ベンチで休む。至仏山を眺めながら風に吹かれた。

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 さて、ヨッピ橋の方に向かう。こちらに入ると急に人の気配がなくなる。日帰りの人はなかなかここまでは来ないのだろう。ちょっと木道が悪い所が多くなるが、片方は比較的きれいなので問題はない。お花も少な目になるし、ここまで咲いているお花とそれほど変わらないので足も早くなる。それでもごくたまに人に会った。

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 やがてヨッピ橋手前の分岐に着く。せっかくなので少し右に行き、ヨッピ橋を渡ってみる。特にどうということもない。東電小屋まで行く気はなかった。もう東電小屋に泊まったのは随分前の事だが、変わっているのであろう。

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 分岐に戻って先へ歩く。しばらく歩いたところでポケットから取り出そうとしたハンドタオルがない。他のポケットも探るがどこにも見当たらない。どうやら途中で落としたようだ。少なくともヨッピ橋まではあったはず、と戻ってみることにする。数分歩いて戻ると木道の端にハンドタオルが落ちていた。よかった。相変わらずのポカミスである。それからはポケットに入れる時には落とさないように注意して入れるようにした。歩いていくと再び柵がある。先に行くとニッコウキスゲがよく咲いていた。

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 後でビジターセンターの方が説明してくれたお話だと今年からよく咲くようになったそうだ。やはり湿原はシカが入り込み、食べてしまうのと入り込むことで踏みつけによって根がダメになってしまって咲かなくなってしまう影響もあるらしい。やはり人間が守ってあげないといけないようだ。

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 柵を出て、先へ行く。再び元の湿原となる。もうこの時間、だいぶ人も減ったようだ。牛首に出て、山の鼻へ向かう。それでもそれなりにグループなどが歩いている。パスしたりしながら先へ行く。逆さ燧の所では行きは風でほとんど見えなかったが、若干風が弱くなったので少し見ることができた。

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 山の鼻に戻り、自然園に入る。さすがにこの時間に歩いている人は少ない。コオニユリが咲いていた。テガタチドリがやはりちらほらと咲いている。シモツケソウに似ているがお花が白い。これはオニシモツケと思われた。奥の方まで行くと人の気配がない。鐘が設置されているので鳴らして通った。ぐるりと周り、ベンチのあたりにはキスゲが咲いている。樹林と山裾が邪魔するが、湿原と遠くの燧ヶ岳の眺めが悪くない感じであった。

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 山の鼻に戻る。テントは増えたかと思ったが、それほどではない。十数張という所か。まだまだテント場は余裕がある状態である。連休にしては混まないテント場で有り難い。することもないので持ってきた酒を飲んだ。しばらくすると隣のテントの人達が帰ってきた。家族で至仏山に登山してきたらしい。今日は天気が良かったから楽しい歩きであっただろう。明日は雨に降られるのであろうか。天気予報としてはお昼から雨予報なので午前中は持ってくれるのではと期待しているのだが。

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 夕方になるとビジターセンターで案内があるようだ。知らなかったので食事が直前になってしまい、慌てて食べた。以前は本当にスライドだったが、さすがに今はパソコンを利用したものになっていて、写真だけでなく、ヤマネやオコジョなどの動画もあってなかなか楽しい一時を過ごすことができた。終了するともう暗くなりつつあり、シュラフに入って寝ることにした。人も少ないせいか騒ぐような人もおらず、とても静かな良いテント場であった。

 

霧の霧降高原へ

6/25は日光へ。

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随分久しぶりに霧降高原へ。霧降高原へのバスは満員。立って乗ることに。下の天気は日差しもあったけど、霧降高原まで上がるとしっかり霧。

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ニッコウキスゲは咲いているけど、こんなものかなって感じ。

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ナルコユリ、こんなに連なっているのは初めて見たなぁ。

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霧濃いなぁ。カラマツソウが結構咲いていました。

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上の方に向かうけれど、やっぱこんなもの。

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サラサドウダンツツジは良い感じ。やっぱりツツジの当たり年だよね。

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アヤメも少し咲いていました。

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ネバリノギランは固まって咲いてました。

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木の階段地獄を頑張って登り、やっと展望台に着いて、ほら満開のニッコウキスゲが見えま・・・せん。。。

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このあたりに咲いているキスゲが良かったかも。

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回転ドアで外に。フェンスでしっかり鹿とかから防御されているからニッコウキスゲが守られているようです。

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小丸山も霧の中。

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雨は無さそうなので先に進みます。途中の焼石付近。

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結構長い上に登りもきつい感じ。

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やっと登り着いた赤薙山ももちろんガスの中。以前に女峰山まで行った時は赤薙山はパスしたので初めての山頂。

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往路を戻りますが、途中にはかなり赤いベニサラサドウダンツツジ。

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小丸山まで戻って、右の道を丸山に向かいます。

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こちらにもサラサドウダンツツジ。写真は撮ってないけど落ちたツツジの花もまたきれいでした。

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やっぱり丸山もガスガスの山頂。

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下り道もサラサドウダンがありますが、これは黄緑が入った珍しい色合い。

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八方ヶ原は広い感じ。

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ひたすら下って駐車場に出れば終了。バス待ちの列が長かったけれど、なんとか座れ、東武日光駅から帰りました。

 

だらけの山、丹勢山(下り編)

丹勢山の続きです。

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再びツツジのトンネルを下り、林道に戻ってきました。

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さて、林道付近の斜面にもだいぶツツジが咲いています。

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さらに進むとこんな感じのヤマツツジ通り。

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よくよく見るとすごい奥や上の方までツツジだらけ。一体、何本のツツジがあるのでしょうか。

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左の山側だけかと思うと、右側もこんな感じ。向こうの奥までツツジで埋め尽くされています。

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しばらく下ってもまだまだツツジ通りは続きます。

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ホントに呆れるくらい。

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これだけ満開とはこれいかに。

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少し少なくなったなと思ってもまだまだ。

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まだこんな真っ赤なやつも。

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ひたすら垂れ下がってます。

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曲がっても曲がってもツツジ。

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それにしてもいったい何枚のツツジの写真を撮ったでしょうか。

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もうそろそろ終わりかと思うとまだまだ。

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やっと少なくなってきましたが、まだこんな。

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随分長い歩きで、ようやく裏見の滝分岐。
そちらに行くこともできましたが、あまり天気がよくなさそうなので、そのまま下ります。

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さすがにこのあたりまで来ると少し終わりかけのツツジが多くなり、少なくなりました。
ゲートを過ぎれば沼ノ平分岐はすぐでした。

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ようやくツツジは終わり、また長い長い林道下り。林道を走るバイクが二台ほど通っていきましたが、
結局、登山者にはまったく会いませんでした。

それにしてもすごいヤマツツジだらけの山でした。

 

だらけの山、丹勢山(登り編)

すみません、ツツジの嫌いな方はこのページは見ない方がいいです。
6/1は丹勢山へ。

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さすがに奥細尾行きのバスは空いていて、途中で乗客は自分ひとりになり、清滝駐在所前で下車。

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しばらくは車道歩き。社宅などを見て、しばらく進みますが、ちょっと間違った道に入ったりしてしまいました。
なんとか進んで案内図を見ます。

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ひたすら林道歩き。左右に曲がりながら相当登らされました。長時間登ってようやく未舗装に変わるとヤマツツジが出てきました。

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さらに進むとだいぶヤマツツジが多くなってきました。これでも十分すごいと思いますが。

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しばらく進んで道標を見ます。ここは沼ノ平分岐。

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少し先から踏み跡に取り付きました。やはり道横にはヤマツツジがたくさん。

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林道を過ぎるとちょっと踏み跡が怪しくなってしまい、適当に進みます。すると作業道っぽい踏み跡に出て、さらに先へ。
もうあたりは左も右もヤマツツジだらけ。

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こいつは一番凄かった。写真ではたいしたことないように見えるけど、後ろの赤色の木は本当にパワーがありました。
手前の薄いものとセットでまさにお見事!というしかない感じでした。

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適当に上に向かう作業道に入ります。あまり踏まれておらず、果たして道なのかどうか怪しい踏み跡。でも鳥獣保護区の看板があったり、テープなどもあって、もしかすると地形図の破線路なのかもしれません。まだまだヤマツツジ。

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ときおり折り返したりして登ります。

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随分登って、もう無いだろうと思っているけど、まだまだヤマツツジ。しかもビッシリの花つき。

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これでもかというぐらいにそこらじゅうにあります。

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右に曲がって踏み跡も怪しい笹の中を少し進むと林道らしき道に出ました。右手に良い場所が見えたので行ってみました。
勝手にツツジ平とでも名付けたい良い場所。

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林道に戻って先へ行くと右から来た大きな林道に出ました。
すぐ先がテープが付けられていた丹勢山の取り付きですが、とっても贅沢な取り付きですね。

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当然ながらツツジのトンネルの中を進みます。

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ちらりとシロヤシオが!もうほとんど終わりかけで、今年は無理でしょうと思っていたので見られただけでラッキーでした。

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岩場の先もツツジ、ツツジ。

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残念ながら天気はこんな感じ。雨降らないだけマシかな。

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山頂近くなってもまだまだツツジ。

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こんなにツツジを見るのはもちろん初めてです。

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山頂手前までツツジ。

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ようやく丹勢山の山頂でした。誰もいない静かな山頂でのんびり休みました。

下り編に続きます。

 

唐梨子山へ

4/21は前日光へ。

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久しぶりに調べると新鹿沼駅から古峰原神社行きの一番バスにわずか2分くらいですが乗り換えられそうな雰囲気。きっとバスは少し遅れてくるだろうと試してみました。やはり予想通り5分以上遅れてきてくれたので、乗ることができました。ということで久しぶりの古峰ヶ原入り。

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まずはハガタテ平に向かいます。長い林道歩き。昔下ったことがありますが、もうすっかり忘れていました。やっとのことで山道に入るとピンクがかった色の小さな二輪草があって吃驚。

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ハガタテ平。木の間からは男体山を見ることができました。

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唐梨子山に向かいます。明るい緩やかな尾根を進んでいきます。

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しばらく進むと唐梨子山。静かなピークでした。

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先へ進むと右手に形の良い山が見えましたが、どこの山でしょうか。

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うまくいけばアカヤシオが見られるかと思っていましたが、やはり会えると嬉しいですね。

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腕が悪くてあまりきれいには撮れませんが、やはり楽しかったです。

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途中、大岩山のあたりでは結構人に会い、グループなども多かったです。

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先へ行くと人にあまり会わなくなり、右手にきれいにアカヤシオが咲いている所があったので藪の中でアカヤシオを見ながら昼食。

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行者岳はしっかりピークでした。

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下りもやっぱりアカヤシオ。

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行者平付近は確かに平らな場所。

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それなりにアップダウンのある尾根を進んでいくと大天狗之大神。鳥居をくぐって古峰高原に向かいました。

 

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道路に出て、しばらく歩くと古峰高原。この時期はあまり湿地らしくないです。

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久しぶりの道を三枚石へ登っていきます。さすがに暑くなって疲れました。
弘法大師像や龍の像などがありました。

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三枚石新道を下りました。健脚者向けと書かれた道ですが、かなりの急峻な道で落ち葉も多く、踏み跡に近い所も多々あって、やはり山慣れた人の方がいいようです。

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最後のアカヤシオを楽しみながら下りました。

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朝の道に出て、しばらく歩けばバス停に着きました。

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時間があったので、古峰原神社に立ち寄ってお参りしてから帰りました。

 

日光高山と欲張りプラン

5/29は日光へ。

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バスを竜頭の滝で下車します。
抜けるような青空の下、シロヤシオとツツジのコラボが素晴らしかったです!

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竜頭の滝をしっかりと見たことがなかったので、立ち寄ってみました。いつも上からしか見たことがなかったですが、なかなかよい滝ですね。

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滝上に出て高山に向かうとズミの花がよく咲いていました。

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シャクナゲを見つけましたが、もう咲き終わりでした。

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ずいぶん久しぶりの高山の山頂。

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予想通り、まだシロヤシオが咲いていました。

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すごい花つきですね。

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シロヤシオを堪能して下っていくと、熊窪分岐。以前はここから小田代が原に下りましたが、今回は熊窪に下ります。

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足元にはクワガタソウが。これは背が低く、ヤマクワガタでしょうね。

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熊窪に出て、しばらく湖畔道を進み、千手ヶ浜に出ます。男体山はいつ見てもいい山です。

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一度は見たいと思っていたクリンソウ、たくさん咲いていました。

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水辺にもたくさん咲いていました。

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さて、まだ時間があるので西の湖に行ってみます。

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長い樹林の中の道を歩いて西の湖。雪が少なかったせいか、半分以上涸れてしまっていました。

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西の湖入口に出て、普通はバスで帰る所ですが、歩きたくなり、林道を少し進むと小田代が原を示す道標と山道があります。

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こちらからだとかなり登りが多く、しっかりと登山道でした。ちょっと樹林の中で分かりにくい所もありますが、柵があったり、マーキングがあるので、霧が深いなどの条件でなければ問題なさそうです。

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蒸し暑い中を登らされたりするので、結構きついです。

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やっとのことで林道に出ました。

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弓張峠は車道のせいか、あまり峠らしくない雰囲気でした。

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小田代が原に入り、木道を歩いていきます。展望台という場所がありますが、木などが育って今ひとつでした。

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途中にはツマトリソウが咲いていました。

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石楠花橋から滝上に向かうと川に降りることができる所があり、小滝がありました。
しばらくミツバツツジと川の流れを見ながら休憩しました。

滝上バス停からバスに乗って帰りました。

シロヤシオを見に大木戸山へ

先週は久しぶりに前日光へ。

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早起きして電車を乗り継いで東武日光駅に着いたのですが、以前にあった中禅寺温泉行きのバスが一本削られてしまっていました。おかげで浅草からの快速で来ても同じバスでした。
中禅寺湖で下車するとなんか天気悪い感じ。ポツリポツリと雨粒まで。降られることはありませんでしたが、風もあって肌寒く、まだ春浅い感じでした。

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ぐんぐん登って茶の木平。男体山や女峰山にもガスがかかり、やっぱり天気悪いです。

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明智平に向いますが、いきなり踏み跡が笹に消えかけています。おいおい、そんなに歩く人がいないのか?とちょっと心配になりましたが、歩いていくと道に出たところでロープが張られていました。どうやら、もう少し半月山よりの道が普通だったようです。

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明智平への道と別れると笹の中の道となります。でもしっかり踏まれていますので大丈夫です。

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緩やかに下っていくと、アカヤシオが咲いていました。もう終わっていると思っていたので、予想外でした。

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さらに下るとトウゴクミツバツツジが多くなります。

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シロヤシオもちらほらと咲いていましたが、どちらかというと蕾の方が多い感じでした。

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久しぶりの薬師岳。以前よりも木が少なくなったような感じが。昔、この山頂付近で満開のシロヤシオを見たことがあります。目に焼きつくような素晴らしい満開でしたが、もうあんな満開に当たることはないのでしょうね。

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尾根に入ると笹の中にしっかり踏み跡があってびっくり。意外に歩かれているようです。ただし当然ながら一般登山道ではありませんので道標などはありません。

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やはりミツバツツジが印象的です。

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ちらちら混じっていたシロヤシオが1159m付近では満開。天気が今ひとつのせいと下手な腕のせいもあって、なかなかきれいには撮れませんでした。

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登りつくと丸山。樹林の中の山頂です。

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下って登って大木戸山。小さなピークで三角点がありますが、あまり休憩に適してはいませんでした。

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ようやく天気が少し良くなってきたようです。やはり日が当たるとさらにきれいになります。

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三ノ宿山の山頂。樹林の中で眺めもない、静かなピークでした。

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先へ行くとヤマツツジも少し混じるようになります。シロヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジの三点セットはなかなか見られない混在ですね。

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途中ちらりと男体山を見ることができました。

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1158mの石票を見て、北に下ります。

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地図を見ながら下りますが、なかなか現在地を把握するのが難しいですね。
それでもなんとか歩いていくと、北に下る踏み跡がありました。が、その先へ行くと1047mの三角点。

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やしおの湯へ直接降りる尾根に入りましたが、踏み跡もほとんどなく、下部で岩場に出てしまいます。右往左往して下る道を探しましたが、危なそうなので、少しトラバースし、北に向かうと鉄塔の上に出ることができました。

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右手に進み、下っていくと、鉄塔の巡視路に降り立つことができて一安心。もう一つの鉄塔を過ぎて進むとやしおの湯の目の前に下りつくことができました。

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ちょうど4時10分のバスが来るところでしたが、のんびり帰ることにして、やはり入浴していきます。久しぶりにのんびりと柔らかいお湯に浸かり、疲れを癒してから帰りました。
なお、入浴料は510円と控えめに上がっていました。

暑い日は日光で頑張る その2

その1からの続きです。

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社山から先へ進み、尾根を右に外れて下ると、少し分かりにくい踏み跡に変わります。
樹林の中を抜けるとこれから先に歩く尾根が見えてきます。左の奥が黒檜岳でしょう。まだまだ遠いね。

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小さなピークを過ぎて先へ進めば、草原の雰囲気の尾根。冬場は風が強いのでしょうね。

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途中のピークでお昼近くなったので、昼食休憩。やはり足尾方面の眺めがよく、とても気分のいい場所でした。

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ピークをいくつか過ぎると中禅寺湖が見えます。男体山、その左は太郎山などでしょう。右手の手前のピークは歩いてきたピークです。

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笹が増えて場所によってはひざくらいあります。それでも踏み跡は続いています。左手に見えるのは大平山のようです。途中、3人パーティー一組に会っただけでした。

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笹の中の尾根分岐。さすがに大平山方面への踏み跡は怪しいものでした。

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迷いやすい樹林帯の中を歩きます。目印があるのでそれを頼りに歩きます。霧の中だったら迷いやすいでしょう。分岐を左にしばらく進むと黒檜岳に着きます。あまり休もうと思わないような樹林の中の山頂でした。

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ぐんぐん下っていきます。降りていくとさすがに暑くなってきました。途中で右に曲がるとちょっと道が悪くなりました。中禅寺湖が近くなると、下草がきれいに生えているところに出ます。なんの植物なんでしょうね。

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登山口から左へ歩くと、わずかで千手堂跡があります。でも大きな木が倒れていました。

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歩いていくと、再び男体山の眺め。やはりいいものですね。

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遅い時間だったら千手ヶ浜からバスに乗るつもりでしたが、まだそれほどの時間ではなかったので菖蒲ヶ浜を目指します。しかし、赤岩への登りがさすがに長い距離歩いてきたのできついこと。結構辛かったです。

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竜頭の滝バス停に近づくとバスが行ってしまったのが見えました。少し下へしばらく歩くと菖蒲ヶ浜のバス停。まだ時間があったので、もう一つ先の菖蒲遊覧船発着所まで行きましたが、あまり立ち寄ろうというお店もなく、そのままバスを待ちました。

暑い日は日光で頑張る その1

すっかり遅くなってしまいましたが、先週6日は日光へ。

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いきなり猛暑日の予報だったので、やはり低山歩きはきつい。ということで以前から歩いて見たかった日光の社山へ行くことにしました。できるだけ早く歩き出したいということで、いつもの快速ではなく、乗継で東武日光駅へ。さすがに人は少なく、中禅寺温泉行のバスに乗ったのもほとんど観光客でした。
今は中禅寺温泉から半月山方面へバスができていますが、この時間は立木観音行。それでも20分弱の時間を短縮できるので、これに乗ることにしました。もちろん乗客は自分一人でした。

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しばらく歩き、イタリア大使館別荘記念公園の付近にまだクリンソウが咲き残っていました。

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久しぶりに見る男体山の眺め。気温はそれなりに高かったものの、都会と比べたらかなりまし。風もあって比較的歩きやすい感じでした。

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ぐんぐん歩いて阿世潟峠への分岐。

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以前、GWの頃、半月山から下ったことがありますが、この時期は緑が多くてかなり雰囲気が異なりました。

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社山への登り。まだまだ頑張らなくてはなりません。さすがに日差しが暑いですね。

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降りて来る人にも結構会いましたが、ようやく着いた社山の山頂。ちょうど誰もおらず静かな山頂となりました。

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山頂からの足尾方面の眺めもなかなかでした。

その2に続く。

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