登山(谷川・榛名・群馬)

天神峠から相馬山

2024072025(ユウスゲが咲いていた)

【 山 名 】氷室山、天目山、相馬山
【 山 域 】榛名山
【 日 時 】2024年7月20日(土)
【 天 候 】くもり一時雨のち晴れ
【 ルート 】天神峠バス停9:50→10:10氷室山→10:40天目山→11:35榛名旭岳→12:10磨墨(スルス)峠→休憩5分→12:35鳥居→13:00相馬山→13:35磨墨峠→ゆうすげの道→14:05沼の原バス停

☆榛名の外輪山へ

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 どうも今年はやたらと暑いうえに、梅雨明けしても雨が多いようで、天気予報を見ると必ず雨マークが付いている。この暑い中に近場の低山は厳しすぎるので、雨に降られそうな気はしたが榛名山へ行くことにした。天神峠からの道は、もう20年以上前の冬場に歩いたことのある道だが、すっかり忘れている。

 高崎駅には随分早く着いたので、駅を出たところのベンチでしばらくバス待ちする。東京は朝から異様な暑さでいるだけで消耗しそうな感じだったが、高崎はそれほどではなく、ビルにあった温度計は29度を示していた。それなりには暑いが日陰なら我慢できないほどでもなかった。バス停に行くと数人がバスを待っていた。やはり日向はきついので日陰で待つ。後から人が来て、立ち客が数人出る程度で出発したが、途中で乗り降りがあるものの、それなりの人数が榛名山へ向かう。榛名神社で数人下車して、残りは榛名湖まで行くようだ。こんな道だったか、急勾配の登りが続いた後、ようやく天神峠に着く。降りたのは自分一人だった。

 すぐ横の道に入ってわずかに登ると左に石燈籠がある。肉眼でも文化十二年と書かれているのがはっきりと読める。その頃はここまで登ってくるのも大変であったろう。今のような舗装道路はあたりまえながら無いので、この石燈籠も人の手で運ばれたのか、長い時間をかけてここで細工したのであろう。すごい事である。

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 舗装された道をしばらく緩やかに登るとやがて道は終わり、そこからは登山道になる。道標で右に折れると急な木段になる。古くなっているので間が空いていて登りにくい。少し登ると山道に戻るがだいぶ横の草や木の枝が伸びていて歩きにくい。左にちらりと榛名湖と山が見えた。先に進むと再び木段の登りになるが結構きつい。ようやくそれを登ると日差しがある所に出てこれまた暑い上に段差のある所を登らされる。それでもそんなに長くはなく、小さな山頂の氷室山に着く。なぜかいくつも湯呑が置かれていた。古い環境庁の看板がある。

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 道標を見て左に下る。急降下で下るが、風もなく暑い。急な木段を下ると樹林の中に入る。すると風が来て少し助かる。その先も急な登り、下りがあってなかなか忙しい。やがて天目山への登りになると長い登りになる。

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 木段は歩きにくい上に草が生えてさらに歩きにくくなっている。そのせいか別に道が作られてしまっていて、そちらを歩く方が普通になってしまっている。ここは関東ふれあいの道だと思うのだが、あまり手を入れてくれていないようである。

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 登っていると薄暗くなり、パラパラという音がし始めた。最初は風で草が音を立てているのかと思ったが、どうやら違って雨らしい。まあすぐに止むだろうと思いながら登る。まだ樹林の中までには浸透していないのでそのまま登る。すると静かな天目山に着く。ベンチがいくつかあった。樹林の合間からちらりと山が見えるくらいである。ザックを置いて水を飲んだ。

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 さて、下りにかかるとやはりかなり草が道にかかっている。するとパラパラ雨が強くなって本降りになりそうな気配である。こりゃいかんとザックカバーを慌てて取り出して付ける。蒸し暑いので雨具はつける気にならず、傘だけ取り出してさした。

 再び下り始める。雨はそれなりに降る。木段はやはり古くなっていて、木段を下ったり、横の道を下ったりしながら降りていく。たいぶ降りた所で道標が左を指しているが、これは榛名湖への道。直進すると道路に降りられるようだ。そちらが先に向かう道だろうと地図を取り出すとやはり正しそうだ。そちらの道を下るが、草がかなり雨で濡れていてズボンがだいぶ濡れた。道路に出た所には古い案内板がある。先に登る道があるようだ。見ていたら、再び雨が強くなった。これはやはり雨具を付けるしかないか。道路を渡って木段をわずかに登った所で雨具を下だけ履いた。上はやはり暑いのでそのまま傘で歩く方を選択した。

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 登ってから先へ進んでしばらく下った所で緩やかに先に進むが、前から若いグループがやってきた。傘なども持っておらず、かといって雨具を付けているようにも見えない。雨の用意をしてこなかったのであろう。先に進んで下ると再びグループに会う。その人たちはしっかりと雨具を付けていた。でもこの蒸し暑さの中で雨具の上を着るのはちょっと辛いものがあるよね。ふと気づくと雨は止んでいた。シモツケが咲いているが少し時間が経っているのも多かった。やがて道標があり、分岐になっている。先には踏み跡があるようだ。ここが榛名旭岳への分岐だった。

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 この雨の後にこんな藪道を登らなくてもと思いつつ、草をかきわけて進む。登りはそれなりにきつく、しばらく頑張る。すると岩のある細い尾根に変わる。踏み跡を辿って登り、岩を踏んで登る。しばらく登ると眺めのある所に出たが、頂上はもう少し先である。枝などをかいくぐって登ると頂上に出た。

 するとまた急に雨が降り出した。それでも構わず展望を眺める。左手には榛名富士、正面は相馬山であろう。右手にはこんもりした山が見え、その先には遠くの街並みが霞んでいた。

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 さて、往路を戻る。再び傘をさすがちょっと枝などが邪魔するのでときどきすぼめないといけなかった。登りはきつかったが、下るのは早い。急坂を下って再び藪の多い道を下ると道標まで戻った。そこから右へ進む。またこの道もちょっと枝が伸びた道、やはり傘が邪魔する道である。雨具を着ようかとも思ったが、そのまま行く。とうとう靴の中まで濡れてきてしまったようだ。歩くとブジュブジュと空気の入る音がする。やがて再び道路に出る。横断して先に進むと緩やかに進む。しばらく進むと先に人がいるのが見えた。その人は地図の書かれた案内板を確認していたようである。右に木段があるので、自分が先に登る。しかし、やはり途中でその人に追いつかれるので、パスしてもらう。後から登っていく。しばらく登って緩やかにアップダウンの道となる。ここへ来てまた急に明るくなり、雨は止んだようである。それでも先へ進むと岩の横を通る。分岐があり、見ると先ほどの人が右へ入っていくのが見えた。自分はそのまま先へ下る。すぐに着いたのが磨墨峠であった。

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 左にゆうげの道への道があるが、右へ行く。少し進んで登ると休憩舎がある。時計を見るとお昼を回っている。そこでパンを食べることにした。ザックをおいて休むと風がある。急速に天気が回復しているようだ。あの雨はなんだったのか。それにここにいると風が少し吹いてきて涼しい。目の前には榛名富士が大きい。パンを食べていたらさきほどの人がやってきた。ここを歩くのは初めてだと言っていた。相馬山に登るか聞かれたので登りますと答える。雨具の下を外してもよいかもとも思ったが、この先も草がありそうなのでそのまま登ることにした。

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 先へ進むと緩やかに登り、草の多い道を進むと樹林の中でまた木段の登りとなる。しばらく登っていくと鳥居が出てきた。そこが相馬山への分岐、左にヤセオネ峠への道が分かれている。鳥居をくぐるといくつも石碑が立っている。それを見ながらきつい登りを登っていく。すると梯子が出てきた。久しぶりの鉄梯子である。二段くらいあってなかなか長い。それを終えても石段の多い急登は続く。やっぱり長いなと思いながらひたすら登る。しばらく登ると鳥居を見る。右には踏み跡のようなものがあるが、誤って入らないようにロープが張られていた。降りてくる人たちに何人か会う。登っていくと左にロープの付いている所もある。再度、鳥居のある所に出る。そこからはほぼ平な道を進むと左に小屋のような建物を見てその横を進むとそこが山頂だった。

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 小屋のような建物は神社であった。お参りする。右手には石像などが置かれていた。案内板には黒髪山神社と書かれていた。やはり眺めは霞んでいて、街並みがなんとなく見えたくらいであった。曇っているが、なんとなく暑い。

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 戻ると鳥居の所には石碑が置かれていた。そこは樹林の中なのでさきほどの場所よりは涼しい。そこで水を飲んでわずかに休んだ。

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 さて、再び下り始める。しばらく下ると先ほどの人が登ってきた。さらにどんどん下ってまた鉄梯子を下る。

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 特に問題もなく下り、その下の急降下も無事に下って鳥居の所に戻った。時計を見るとまだ時間が早い。このままヤセオネ峠に下ってもよいが、今日はゆうすげを見に来たので咲いているか分からなかったが磨墨峠に戻ることにした。

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 下っていくと登ってきた人に会った。さらにしばらく下って磨墨峠に着く。

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 せっかくなのでさきほどの分岐を進んでみることにしてわずかに先に行く。行人窟と書かれた分岐を左に入り、歩きにくい道を少し進むと岩穴があり、そこに不動明王像や石像が置かれていた。

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 再び磨墨峠に戻ってゆうすげの道に向かう。緩やかな道をしばらく歩くと明るい所に出る。帽子をかぶり、歩くがやはり暑い。

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 アヤメやマツムシソウを見つけたが、ユウスゲは咲いていないようだ。ちょっと時間が早かったか。

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 しばらく歩いて道路に出て、右へ行くと左右に通っている車道に出る。右へしばらく歩いて沼の原バス停に行く。

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 こんな所から乗る人も滅多にいないのではないかと思われる。何のためかテントが設置されていたので有り難くバス時間まで日よけに中に入らせてもらった。

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 バス停前でしばらく待つとバスがやってきたので乗り込む。伊香保バスターミナルまで乗った。今日は時間もあるので露天風呂まで行く。のんびりと露天風呂に浸かった。やはり気温のせいかお湯は熱めでぬるい方でもそれなりの温度だった。しかし、さっぱりとした。ゆっくり入浴してから出て、温泉饅頭を買い、伊香保温泉バス停に行くと誰もいなかった。しばらく待つと少し遅れたバスがやってきたので乗り込む。渋川駅に出ると気温表示は35度を示していた。ここで35度あったら、東京は何度なのだろう。電車で帰宅したが家の近くまで来ると雷雨による豪雨に打たれることになった。雨づいた一日だった。

 

万太郎山から吾作新道

仙ノ倉山からの続きです。

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荘厳な夜明け。右はエビス大黒ノ頭、左は万太郎山方面。夜半過ぎから風が強くなり、強風になっていました。

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まずはエビス大黒ノ頭を目指します。雨具の上を着て歩きます。風をまともに受けるのでふらつきました。

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しばらく頑張り、エビス大黒ノ頭。もう向こうからやって来る人がいました。一つ先の避難小屋からかな。

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たくさんの人に会いながら先に進みます。アップダウンが大きくて、風が強い所と弱い所といろいろでした。

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今日もイワカガミ。これはオオイワカガミの方かな。

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下った所には道標が倒れていて、毛渡乗越。細い踏み跡が下っていました。

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風に吹かれながら登っていくと越路避難小屋。

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万太郎山を目指します。振り返るともう後ろから人が来てました。

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まだ谷にはわずかに雪が残っているのが見えました。

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頑張って万太郎山の山頂。すぐに後ろから人がやってきて、他にも数人登ってきました。みなさん山の家から来ている模様。早いなぁ。ここは若干風が弱かったので朝食作って食べました。

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少し先へ行けば、谷川岳方面との分岐。随分前に谷川岳から仙ノ倉山は縦走しているけれど、ここまでくるとまた行ってみたいなという気持ちにもなりました。

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でも、やっぱり予定通り、歩いてみたかった吾作新道を下ることにします。ちなみに真ん中右下の谷の向こうに白っぽい所が見えるけれど、土樽PAあたりと思われます。あそこまで下るんです。

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ミツバオウレンが咲いていました。

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結構きつい下りが続きます。飛べそうなジャンプ台みたいなピーク。これは左から巻いて下ります。

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かなりの高度感のある急降下が続き、ロープの付いた岩場などもありました。なかなか手強い道。さらに下るとロープがあったもののザレた下りは結構厳しい。その上、稜線から外れたせいか、風が止んでしまい、気温がどんどん上がって暑いです。何人も登ってくる強者がいました。ピークに着くと単独の女性が休んでいました。やはり登りだそうな。この道登るのは相当きついです。

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暑さバテしそうになってきます。水をがぶがぶ飲んでしまいました。

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右手を見れば、谷を挟んで谷川岳や茂倉岳の稜線でしょう。

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下っていく途中はアカモノがこれでもかと足元に咲いていました。

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結構登り返しがあってしんどいです。ここで天狗様の親戚みたいな女性二人にパスされました。

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途中には結構な太さのブナがあります。そこは少し風が涼しかったりしました。

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やっぱり先へ下るとすごいきつい下り。ロープの付いたりしている所も多々あるけど、ひたすら下る道は大変です。下り疲れて途中で何度か休憩。やっぱり大きいブナがあります。

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やがて低山帯に変わりますが、やっぱりそれなりに下り。だいぶ下った所でまだこんな太いブナの木がありました。

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それでも下ると、道路に出ます。振り向くと吾作新道入口の表示がありました。

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のんびり歩きました。途中、その道を作った高波吾作氏の像があるはずでしたが、見つけられなかった上に少し道を間違えたりしましたが、なんとか土樽駅に到着。

しばらく待って越後湯沢駅に出て、ぽんしゅ館で入浴し、お蕎麦を食べてから帰りました。

 

仙ノ倉山へ

6/17は新潟へ。

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越後湯沢駅から10時前のバスに乗り、元橋バス停で下車。もう一つ向こうだよと近くにいた地元の方に言われたけど、地図を見る限り大差ないなという感じ。こちらからだと少し登りになるからかな。

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8時台のバスにも乗れたけど、そんなに早く行ってもなあと思っていたけれど、この日の駐車場は満杯。まさかそんなことになるとは思いもしなかったです。もっと早いバスに乗ればよかった。しばらくで登山口。

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しばらくは樹林の中だったけど、明るい所に出ると日差しが暑い感じ。ヤマツツジがまだ咲いてました。

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やっぱりここの登りはそれなりにきついなぁ。久しぶりのシュラフ入りの荷物が重いです。ようやく鉄塔まで登れば四合目。

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先へ進むとツクバネウツギがよく咲いていました。

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ウラジロヨウラクツツジは数が少ない感じでした。

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松手山は学生らしきグループが休んでいたので先まで行って休みました。まだまだ登りだなぁ。

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イワカガミがよく咲いてました!

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上部になるとヨツバシオガマ!おひさ~。

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結構登ってきたけど、まだきつい木段の登り。

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むひょひょ、ハクサンイチゲがたくさん咲いてました。

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あたりはお花畑。やっぱり良い山だなぁ。

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やっと平標山が見えてきました。

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平標山に着くとすごい人。こんなに人の来る山頂なんだ。大人数のグループが下ろうとしていたので、さっさと下ります。

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平標山の家に下りましたが、すごい人だらけ。テントはそこら中に張られ、自分も持って来ればよかった。避難小屋泊りのつもりでしたが、すでに板の間は人でいっぱい。なんとか一人くらい入れるかなと思っていたら、後から来た女性に入られてしまい、これでは泊まれそうにないです。諦めて、先に進むことにします。最悪ツェルト泊をこの時点で想定。稜線は水場がないので、ここで3.6L汲み、持って登り返します。

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さすがに平標山の登り返しはすでに足が疲れている上に、泊まれない気分と水が重いのでマジきつかった。山頂は人が少なくなってはいたもののそれなりにいました。

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仙ノ倉山に向かう斜面もものすごい広いハクサンイチゲのお花畑。

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ハクサンコザクラも交じり、やっぱりお花の山です。

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木段の登り返しは足が重い。。。

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仙ノ倉山の広い山頂。さすがに16時30分過ぎでは人がいませんでした。

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ということで頼みの綱のエビス大黒の避難小屋。ノックして開けてみたら、やはり中には人がいました。この先の避難小屋は2時間先。もう足ががたがたで歩けないし、一人寝られるくらいのスペースがあるので、ここでツェルトで泊まることにします。自分はツェルトで寝るのは初めて。風がちょっとあったけど、ちょうど飛ばないように置ける手ごろな石もあったし、水は3L残っているし、雨も降らなさそうです。でも、ストックとかないし、太い枝もここにはないので、かぶるしかなくてビバークってこういうことなのかなって感じでした。それでも水をあまり使わない夕食を取り、シュラフに入ってしまえばなんとかなりました。さすがにウィスキーを飲む余裕もなく、なかなか寝付けませんでした。

うとうとして21時頃になってツェルトから顔を出すと満点の星空。しかも短時間に流れ星を二つも見るという貴重な経験ができました。

続く。

 

カッコソウを探しに鳴神山

レポが溜まりまくってますが、4/29は群馬へ。

一番電車で出かけて桐生へ。急いでバス停に行き、吹上行のバスに間に合いました。地元の方らしき人がたくさん乗りましたが、お墓参りの方が多かったようです。

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ということで吹上バス停から歩き出すとウツギがよく咲いていました。

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しばらく歩いて駒形登山口の入口。この日はGWのせいか、登山者に案内をしている人達がいるようでしたが、自分は左の赤柴登山口に向かいます。

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林道を随分歩いて以前にも来たことのある赤柴登山口。その時は林道の工事で通行止めのようでしたので、リベンジになりました。

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さらに林道を歩いていくとろくろっ首?と思うような背高のっぽさんのタチツボスミレ。

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谷っぽい感じの地形の中を歩いていきます。やっぱり新緑が良い感じ。

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再び登りになるとヤマツツジがよく咲いていました。

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結構きつい道を頑張ると椚田峠に到着。

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降りていくとカッコソウたくさん咲いてました!前に来た時は時期が終わりかけで一輪しか咲いてなかったので嬉しいです。

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虫さんがお花を食べるのが好きらしくて、近寄ると黒っぽい点が付いているお花がほとんどです。これはまだ食べられる前のきれいなお花かな。

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椚田峠に戻って山頂に向かいます。こちらのフモトスミレはほとんどフイリです。

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やっぱり新緑の山は楽しいですね。

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山頂は人だらけ。こんなにすごい人がいるとは思わなかったです。山頂表示を撮るのがやっと。

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人だらけの山頂で食事なんかしたくないので、さっさと下ります。少し下って雷神岳神社広場に出ると静かな感じでゆっくり昼食。左から風が来て少し寒かったです。

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昼食を終えたら、梅田の方に下ります。

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ひたすら下っていきます。さすがにこちらは静かな歩き。それでもたまに登って来る人に会いました。まだ花粉が飛んでいるのか、鼻水が。このあたりが中間点。

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さらに歩いて行けば、大滝登山口。

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ひたすら道路歩き。長い歩きでしたが、梅田南小学校前バス停に出て終了でした。

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ということでヒイラギソウは自分はお初かな。

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これは何スミレでしょう。ギザな葉で、もしかしたらナルカミスミレ?それにしては葉っぱが大きすぎ。植栽かと思うような大きな葉で、下向いているから写真撮るのもこれが限界。やっぱりスミレはよく分かりませんねぇ。。。

 

小野小山から十二ヶ岳へ

12/10は群馬へ。

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久しぶりの三時起きで出かけ、吾妻線に乗り換えて小野上駅で下車します。予想よりは暖かい感じでせっかく冬用パーカー持って来たのに、ザックのこやしに。もう二十年以上前に登ったことのある道だけどすっかり忘れてます。集落のあたりからは榛名山の眺めが素晴らしいこと。快晴で気持ちよいです。

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やっとのことで駐車場。通行止めの林道をわずかに進むと登山口がありました。

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木段の直登はきついこと。ひたすら登りが続きました。やっと雨乞山に登り着きますが、もうこの時点で一山登った気分。

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その先も長い登りが続きます。

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途中には下笹の生えている所もあって気持ち良い登り。

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ということで二十数年ぶりの小野子山頂に到着。着いた時は誰もいなかったけど、後から人がやってきました。

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山頂からは子持山と赤城山を眺めることができました。

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かなりの急降下で下ります。霜柱はすでに踏まれてましたが、寒いこと。登降不能に思えるくらい中ノ岳が高くなります。

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鞍部に高山村への道が分かれています。以前はそちらへ歩いたので、この先は未踏の道。

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やっぱりきつい登りで中ノ岳の山頂。向こうに見えるのが十二ヶ岳だけど、また大きく下るなぁ。

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ちょっと落ち葉で足元が悪く、下りにくい所もありました。入道坊主などへの道を分けて先に進みます。

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せっかくなので男坂を登って十二ヶ岳の山頂。たくさんの人が眺めを楽しんでいましたが、本当に360度の大展望。この山だけでもかなり楽しめると思います。真っ白な雪山は谷川連峰。

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榛名山の向こうに見えるのは八ヶ岳のようでした。

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先へ下っていきます。大原というところへの細い道を分けて、踏まれた道を下っていけば、見透し台。歩いてきた三山を振り返ることができました。

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樹林の中を下っていけば、林道に出ました。

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しかし、その後の林道の歩きが長いこと!小野上温泉駅に着いたのは15時前、7時間近く歩いて疲れました。

 

万座・山田峠コース、坊主山

9/4は早朝は青空。露天風呂でのんびり浸かりながら眺めてました。

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でも、9時頃に宿を出るとやはりガスガス。休憩舎を目指します。

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かなり濃い霧。これじゃ、山田峠に行っても何も見えなさそう。。。

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突然熊に遭ってもおかしくないなぁと思いながら進みます。

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橋を渡って先へ進むと登り道。木段の道は少し古びている上に苔が生えつつあり、少し滑りやすい道。

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上部の木段はかなり滑ってやばい所がありました。稜線への道になると今日もシラタマノキ。

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オヤマリンドウがやはりたくさん。少し明るくなってきたかな。

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随分上に登ってきて、上を見上げるとあれ、ガスが少しずつ切れてきたみたい。

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登山道が下りになって先に草津白根山が見えて来ると、おお、明るくなった!もちろん先の白根山に向かう道は立入禁止で通行止めです。

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道路に出て、先に進むと、うわっ、晴れて青空が!左に見える山は横手山です。やはり自然はドラマを見せてくれるなぁ。(^^)

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右手は深い谷。写真だと分からないと思うけれど、車道はかなり高い所にあるので、高度感ありありです。

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左手には志賀高原の山々が並んでいます。以前は渋峠を越えるバスがあったので、こちらから行けたのですけどね。

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右手には避難小屋。いつ頃のものなのかな。

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ということで山田峠の標柱があるところまで行きました。とんがり小ピークの先の横手山は山頂ヒュッテもしっかり確認できました。

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往路を戻り、再び万座温泉に向かいます。

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登山道から近いところに坊主山という山があるようです。ガスなら行かなかったけど、晴れたので藪に突入してみました。途中から踏み跡を見つけました。

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山頂近くからの横手山の眺め。

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通り過ぎそうになったけど、坊主山のプレートが木に付いていました。ただのヤブ山。

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先にも踏み跡が続いていました。これは万座峠などへ続く稜線の踏み跡なのかな。

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帰りは踏み跡を辿って道に戻れました。

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振り返ると草津白根山もガスがなくなっていました。

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戻る途中はやはりガスがまだ残っているようです。

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志賀高原のスキー場のリフトが遠くにちらりと見えました。やっぱり志賀・万座は近いですね。

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帰りのこの木道が超危険。足を載せたら、両足滑って尻もち。その先は横を歩かせてもらいました。

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木道もそこを過ぎればそれほどではなく、どんどん下っていき、休憩舎に着いてのんびり昼食にしました。

 

万座温泉 熊四郎山、牛池

9/3はまた雨予報だったので、万座温泉を予約。前日くらいになったら、曇りのち雨予報に変わってました。

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久しぶりの万座・鹿沢口駅。万座温泉に向かいます。バスは一日三本と少ないです。

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万座バスターミナルから歩き出し、しばらく車道を歩いて、湯畑へ。

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薬師堂でお参り。

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ヤマハハコがたくさん咲いていました。

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岩壁の凹みなような洞窟に木祠がありました。熊四郎洞窟。

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階段を登っていきます。途中の道は熊出没のため通行止めになってました。

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シラタマノキがあります。

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展望台に到着。眼下に温泉街などを眺められます。ガスと低い雲が残念。

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穴があり、その先を抜けると実際の山頂に行けるみたいですが、大人が通るのは難しいくらいの穴。
体を擦れば行けなくもなさそうだけど、無理に行っても面白くないので、自分は行きません。

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戻って下から回って休憩舎へ。先の方は濃いガス。

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さきほど途中まで登った熊四郎山を見ます。

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あたりにはオヤマリンドウが準備中。

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下って車道に出ると雨が降り始めました。万座プリンスホテルの先に進むと牛池。なかなか透明度の高い池です。

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小さい秋見っけ。

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池を半周すると木道が続いていて湿原とあったので行ってみました。木道は滑りやすいので、ハイキングシューズがお勧め。

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湿原だけれど草がたくさん。でも、山深い雰囲気が良いですね。ぐるっと一周できます。

この日は温泉泊でのんびり。硫黄たっぷりの白濁の温泉に浸かりました。

 

雨乞山へ

12/11は群馬へ。

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久しぶりの沼田駅からバスに乗り、高平上バス停で下車。

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林道歩きが長いです。しばらく登っていくと途中に石割桜。5月上旬くらいが見ごろだそうな。道路から見るとあまり分からないけど、下に石があり、それを割った形で生えているらしいです。

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登っていくと風が冷たくなり、やっと登山口に着きました。すると斜面が皆伐されているようです。雨乞山散策道と書かれていました。

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眺めがよい道をしばらく辿ります。先に見えている浅間山が真っ白。

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散策道らしく、広い道をゆったり登ります。下から道らしきものが見えていたのはこれかという感じ。やがて先に雨乞山が見えてきました。

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帰りに通る分岐を過ぎて平な道を進むとトイレがあり、それを過ぎると雨乞山への登り。

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山頂に登り着きました。ベンチがあって、左側は眺めが広がっていました。

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石祠も置かれています。

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ホントに広大な眺めでのんびり眺めを楽しめます。展望図によると左は赤城山から、奥秩父、南アルプス、吾妻の山、浅間山付近の山、湯ノ丸付近、白根山、白砂山、苗場山、万太郎山、谷川岳と広大です。

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谷川岳方面は少し雲がかかっていたけど、しっかりと雪を抱く山が見えました。

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石祠の横には二等三角点が置かれていました。

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下山は少し戻ったところから川場方面に下ります。

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さすがにこちらへ歩く人は少なく、落ち葉も溜まっていて少し踏み跡チックな所もありましたが、整備はされていて、浅松山方面への分岐の所にはしっかりロープが付けられていたりして、迷うような事はなかったです。細い支尾根を下っていくと谷に降りて道を進んでいきます。

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広い駐車場らしき場所に降りました。

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林道を歩いていくと獣害避けのフェンス。開けにくかったので下をまくったら簡単に通れてしまい、これで獣よけになるのかな?(^^;

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このあたりはリンゴ農家が多いようで、リンゴ園の表示も多かったです。もちろんこの時期はすでに収穫が終わってます。先にテーブルランドの大峰山を見ながら下っていきました。

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途中、道路の横にたくさんの石仏や庚申塔。

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大きなわらじを見て、以前に見た事あるなと思ったら、以前に降りたことのある岩田橋のバス停に出ました。

 

 

稲包山へ 下山編

さて、稲包山から下山にかかります。

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遠くに奥四万湖が見えましたが、あそこへ行くのです。

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それなりに紅葉している道を進みます。意外にアップダウンがある道です。

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途中、大きく下った鞍部から登り返しますが、なかなかきつい。ブナと思われる木が点々とありました。

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ピークを過ぎて先へ進みます。落ち葉が溜まった道はそれほど通る人も多くない雰囲気。

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ちょっと赤くなっている木がありました。

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下っていくと赤沢峠の休憩舎。だいぶ古びた感じです。

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振り返ったところ。左奥は来た道、右は赤沢への道。そちらも辿ってみたいけれど、四万温泉に向かいます。

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四万温泉側がヒルが多い所。念のため、塩水スプレーを足元にかけて歩きます。紅葉を見ながら下ります。

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この木は半分はなくなってしまっているのに、しっかり紅葉。すごい生命力だなと思います。

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小さい秋み~つけた!

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しばらく下ったところで樹林の合間から稲包山が見えましたが、もうあんな遠い所に。

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下っていると林道経由四万温泉、四万温泉の分岐。どちらを取るのが正解かしばし悩みましたが、林道経由ではない直進の道を選びました。

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やはり天気が良いと気分も良いです。

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あまり歩かれていなくて下りにくい所もありましたが、なんとか道路に降り立ちました。

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奥四万湖の道路を歩きます。奥側は登りがありそうなので、手前側の道を選択。途中に展望デッキがあり、モミジが紅葉していました。

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だいぶ道路を歩いて四万川ダムの堰堤。稲包山の眺めを最後に楽しみ、四万温泉に向かいました。

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ダム近くからバスに乗れたけど、そのままのんびり歩いて、四万温泉のバス停に出ました。

結局、ヒルを見かけることはなく、さすがにこの時期はいなかったみたいでした。

 

稲包山へ

10/30は群馬の稲包山へ。

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ヒルの多い山と知られる稲包山。今回はヒル対策ばっちり持ってきました。久しぶりに新幹線で上毛高原駅で下車。すごい人がいて、みなさん谷川岳目当てのようで、猿ヶ京行きのバスに乗ったのは自分と一組だけ。
結局、法師温泉行きに乗ったのは自分だけでした。赤沢スキー場入口で下車します。

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まずは林道を進みます。色が淡いですが、紅葉しています。

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やっぱり青空と紅葉はマッチするなぁ。

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しばらくムタコ沢林道を歩いていたら、大型動物に遭遇。
向こうから逃げてくれたけど、黒いかなりの大きさの動物で、クマっぽい雰囲気でした。
秋小屋沢橋を渡れば、登山口。

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ジメジメした道で確かにヒルが出そうな感じ。特段、異常はなく、林道みたいな道を進みます。分岐多数。

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宿堂坊山へと書かれていた看板があったけど、どこの山?

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結構きつい登り道だけど頑張って登ると鉄塔近くまで来れば、素晴らしい眺め。

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鉄塔付近はカラマツがきれい。

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その向こうは谷川岳とかかな?

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紅葉の山は楽しいな。

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鉄塔巡視路と分かれてさらにきつい登り。

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きれいな黄色。

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二つ目の鉄塔のあたりはものすごい広い眺め。快晴の山は最高です!

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やっと稲包山が見えたけど、直登はできないので、まだ遠いです。

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しばらくはトラバース道を進みます。

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やっと赤沢峠の休憩舎からの道に出ました。

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やっぱり山頂手前の登りはきつかった。でも、念願の山頂に到着!
休んでいる人が何人もいて、さらに登って来る人もそれなりにいました。

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谷川連峰などの眺めが360度楽しめました。

続く。

 

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