登山(那須・栃木)

奥日光の田代山へ

2025112915(山頂から枝越しに雪の付いた山を見る)

登山道のない山で、踏み跡がない所や急登もあり、下りは急下降にルートファインディングが必要な所がありますので、時間的には短いけど十分な装備と計画を。

【 山 名 】田代山
【 山 域 】奥日光
【 日 時 】2025年11月29日(土)
【 天 候 】快晴
【 ルート 】上三依塩原温泉口駅9:20→10:35田代山10:40→11:45上三依塩原温泉口駅

☆田代山へ

 鬼怒川沿線の奥日光の山も随分歩いて自分が登れるような山も少なくなってきた。田代山というと会津の方の田代山を思い出す。しかし、この田代山は上三依塩原温泉口駅の近くにある1099.7mの山で登山道もない山である。1100mにごくわずかに足りない。そんな山に行ってみることにした。

2025112901

 いつものようにリバティに乗り、上三依塩原温泉口駅で下車する。降りたのは自分ともう一人だけ、その人は迎えの人が来ていた。駅から歩き出す。それにしても素晴らしい快晴である。こちらの山へ入ると大抵、鬼怒川温泉あたりまでは晴れていても、その先へ行くと雲が増えてどんよりの天気、なんて事がよくある。こんなに快晴なのは滅多にない天気である。さすがにもう紅葉は終わっていて冬枯れの感じである。駅前の道路に出て、左に進むとすぐに細い道が別れている。その道に入る。あたりにはビニールハウスだったと思われるものがたくさん残されているが、もうしばらく耕作はされていない雰囲気である。止めてしまったのだろうか。家が数軒あるが、どれも人がいない雰囲気である。あるいは夏の間だけ使われている別荘なのかもしれない。しばらく進むと左に道があり、それに入るとすぐに陸橋を渡る。ホームが左手に見えていた。先に進むと林道らしい道が続いているのが見えたが、そのまま左手に進んで取り付くことにした。

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 薄暗い森を抜けると目の前に斜面が現れる。かなりの急な斜面である。どうしようかと思ったが、少し左手に進んでから直登することにした。落ち葉が溜まっている斜面でかなり滑りやすい。少しずつ登る。先が見えるようになると左手に大きな岩が見え、だいぶ上を尾根が続いているが、そこまで登るにはかなり大変そうだ。それに降りてくるときにあの岩まで行ってしまうと下りがまた大変そうである。岩まで行かないように気をつけることにしよう。ここからは右に斜上することにした。やはり落ち葉が滑りやすく、ときおり足が滑るが、少し慎重に斜めに登る。藪山だと思い、ストックを持ってきていなかったが、こんなときはストックが欲しくなる。ほんのわずかに踏み跡っぽい雰囲気の落ち葉が薄い所があり、それをたどるが、これは踏み跡ではなく、たまたまできたものなのかもしれない。さらに右へ登っていき、左に折り返して上へさらに登った。直登も滑りやすく注意しながらなんとか少しずつ登るとようやく尾根に登り着いた。そこから先に進む。ときおり来る風が結構寒い。もう晩秋、冬はそこまで来ている感じである。しばらく進むと目の前には壁のような山が見えてくる。どこを登ればよいのかと観察して、結局そのまま目の前の壁のような所を登るしかないと思う。少し直登したが、落ち葉も多く、足元もおぼつかない。斜上を繰り返そうと右斜めに登り、木を掴んで登り、左斜に登り、と少しずつ高度を上げていく。ようやくの事でギャップに登り着く。

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 そこからは少し緩やかな尾根でしばらく進んでいく。しかし、再び急登になり、また頑張らなくてはいけない。岩が少し出てくると落ち葉が減って若干登りやすい。それでも急登はまだ続く。またギャップに登りついた。

2025112904(登ってきた尾根を振り返る)

 先に山が見えて、あれが田代山だろうか。

2025112905(田代山への急登)

 そこからは少し下るが、この下りもそれなりに斜度がある。少し注意しながら下るとすぐに鞍部、そこからは登り返して先へしばらく登っていく。さすがに山が近づいてきた。するとまた目の前には壁のような山が立ち塞がる。どうもここの山は急登が多いようだ。また頑張って登る。すると大きな松が先に出てきた。かなり高い松の木で、こんなに高くなるまでにどのくらいの年月が経ったのだろう。その横まで登るが、かなりきつい登りである。

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 ひたすら登る。するとその先にも高い松の木があった。右手から尾根が近づく。下山時に間違わないようにしないといけないなと思う。さらに登るとちょっと岩が出てきた。先へ進むと右手には白いものが。雪である。パラパラと降った感じ、積もっているとまではいかないが、残っているようだ。さすがに風が来ると少し寒い。さらに進むとまた壁である。ここはかなり斜度、少しずつしか登れない。この山に登山道が付けられなかったのも分かる気がする。さらに登るとかなりの斜面、足元が滑って少し怖い。這うように少しずつ登ってなんとか稜線に登り着いた。下りがかなり怖そうだ。左へ少し進むとあっけなく三角点を示す棒が立っていて、すぐ先にかなり埋まった三角点、山名板も近くの木に付いていた。

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 右手には山が見えるが、どこの山なのか分からない。

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 左手は線路をはさんだ先の山だが、左手奥の山はかなり白い。もう会津の山には雪が降ったのであろう。今日は下へ降りてから食事をするつもり、念のためお店がやっていなかったりしたときのパンは持ってきたのだが、食べるつもりはあまりなかった。なのでグミキャンディをいくつか口に放り込んで、ペットボトルの麦茶を飲んで終了である。

☆下山

 さて、往路を下山する。しかし、この下山が問題である。帰り道を忘れないうちに降りることにしよう。わずかに戻った所から降りようと思うが、やっぱりただの斜面みたいな感じの斜度である。特に最初のあたりが一番ひどく、時間も早いのでゆっくり降りることを心がける。もし転がったりしたら、大変な事になるのは間違いない。残っていたわずかな雪がまた滑りやすく、ズルっといきそうなので木を掴んで下るのだが、この木も枯れているものが多く、下手をするとポッキリと折れてバランスを崩したりしかねないのであまり力をかけすぎないようにも注意する必要があった。やはりかなりの斜度、一番危なそうな岩のあたりは登りと同じ姿勢の背中向きで少しずつ足を下へおろして下った。それでもなんとか下るとやっと斜度が少しだけよくなり、木を掴みながら下った。

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 やはり松があった所は右へ下るが、このあたりも斜度が大きいので注意する。ふと気づいたら、もうあの大きな松の木をだいぶ過ぎた後だった。途中には2つに分かれているブナと思われる木があった。行きには気づかなかった。やはり行きと帰りでは見るものが違うようである。しばらくは分かりやすい下りで尾根を進むが、やはり途中では別れている尾根がある。注意しながら先へ下る。だいぶ進んで先程大きく下った所を登り返す。先のピークから下る。しばらく下ると石標が埋まっている所で明瞭な左への踏み跡を見る。昔は林道を進んでから登る道があったようだ。その名残だろうか。下ってみたいものの、林道は崩壊していると古い記録に書かれていた。おそらくこんな所の林道を修復などしていないだろう。踏み跡を下るのは良いが、その先は難儀するのではないか。

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 さらに先へ進むと道が怪しくなる。さきほど登ったとき落ち葉の多い急斜面の登り、そこを下っているのだろう。しばらく下ると再び石標を見る。その先には木の合間から集落が見えた。

 さらに下っていく。滑りやすい尾根をまたしばらく下り、尾根が別れているように見える所に出る。どちらへ下るのが正解か、見ても分からない。右に降りてみようと少し右に降りたが、どうも違うようだ。やはり左だったかとトラバースして修正して下る。すると凹んだ地形が下に見えてくる。急な斜面で左、右と進路を変えながら下る。行きに登ったときに右に小さな尾根が見えてそこを登ろうかと思ったことを思い出した。やはり凹みの右へ降りるのが正解だ。少しずつ修正しながらそこへ降りる。やはり行きに見た景色と合っていた。先へしばらく進む。左手へ下っている感じの道なのか谷なのかを見る。しかし、そんな所は登らなかった。少し先へ行くと左に下る尾根を見て右になんとなく行きに登ってきたと思われる場所がある。そこをめがけてしばらく進んで下った。斜度があるので途中で靴紐を締め直した。おそらくこれを斜めに下ればよいのではと左へ少し下ってみると、やはり右手の斜面が登ってきた斜面に思えた。落ち葉の多い斜面でずり滑りながらも右に斜めにくだり、なんとか降りていく。すると行きに見た踏み跡かと思った所に出たと思えた。よし、これを再度斜めに下ればなんとかなるだろう。あせらずに右下へ斜めに降っていくとふと右上に行きに見た岩場が見えた。正解である。斜面をなんとか下れば、薄暗い樹林の前、そのまま進めば、カゴなどが放置されている林道の入口、右には橋がある場所に出た。

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 これで終了である。やはり登山道のない山、難易度は高かった。明るい道を進んで橋を渡り、再び人気のない道を右へ進む。一旦駅に向かうことにする。車道に出て、右へ。駅へ行く。時刻表を調べると次の列車は一時間半以上後だ。たっぷりと時間がありそうだ。駅から少し歩いて前もって調べておいた「こま草」というお店に行く。

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 天盛りそばを注文すると大量の天ぷらが出てくるお店らしい。入るとたくさんの人が食事していて空きがなかったが、ちょうどみなさん食べ終わって出ていく時間だったようで、そんなに長い時間の待ちではなかった。しばらくして出てきた天盛りそばは確かにすごい量の天ぷら。十種類以上あったろうか。蕎麦も更科系で透き通る感じの蕎麦、新そばらしく、香りもよく、美味しいものだった。お腹いっぱいになってお店を出る。駅に戻るが、まだ一時間近くの待ち、待合所には二人ほど女性がいたので、他のベンチで待つが随分寒かった。まだ15分くらいあったが、ホームで待つ。やはり寒いが、日当たりのよい所に出ると多少は暖かかった。それでもやはり体が冷えた。

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 リバティに乗り込み、二駅乗った湯西川温泉で下車する。次の列車は二時間後である。道の駅で入浴する。それでも1時間くらいしか入れず、後はお土産などを物色した。ようやく来たリバティに乗り、新藤原駅で各駅停車に乗り継ぐ。のんびりと帰宅した。

 

備前楯山へ

2025092111(懐かしい皇海山がちょこっと見えた)

【 山 名 】備前楯山
【 山 域 】足尾の山
【 日 時 】2025年9月21日(日)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】赤倉バス停10:20→11:15舟石峠→12:00備前楯山12:30→13:00舟石峠→13:45赤倉→14:05間藤駅

☆備前楯山へ

 もう随分前に銀山平までタクシーを使うのを嫌って、間藤駅から舟石峠を越えて銀山平に入り、庚申山荘に入って一泊後、皇海山に登ったことがある。そのときに通った舟石峠でそのうちに備前楯山も登りたいなと思ったが、記録を見るとそれから20年も経ってしまった。まだ夏の余韻が残り、それなりに暑くなりそうだったが、それでも盛夏ほどではないと思われたので行ってみることにした。

 調べると自分の家からは、やはりわたらせ渓谷鉄道を使うよりも日光駅からバスで入った方が早い。その上、バスは赤倉を経由するので間藤駅から歩き出すよりも少し近くなる。なので今回もバスで入ることにした。家を出た時にパラパラと雨が降り出したが、少し歩くとすぐに止んでしまった。果たして天気は良くなるのだろうか。多少家を早く出たが、東武日光線の列車の本数が少なく、結局予定通りの急行に乗ることになる。雲はそれなりにあるが、日差しも出て天気は良いようだ。東武日光駅に行く。水は2Lのボトルを買ってきていたが、駅前で水を1L入れる。これは後で使うためである。日帰りにしてはかなり重くなったザックを背負い、まずは日光駅へ。

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 足尾行きのバスに乗る登山者はいないようだ。一人だけ軽い荷物を持ったおじさんが赤倉までと言って乗ってきたが、登山者かどうか分からなかった。連休の後の日曜日のせいか、神橋あたりの渋滞が珍しくまったくなく、スムーズに通り過ぎる。何度かこのバスに乗ったが、渋滞しなかったのは初めてだ。その先も特に問題はなく、どんどん足尾に向かってバスは走っていく。天気はやはり良い。暑くなりそうである。赤倉バス停でそのおじさんと二人で下車する。トイレに立ち寄ってから、舟石峠に向かう。良い天気だが、かんかん照りなので暑いものの長袖シャツを着て登ることにする。

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 まずはすぐ先の右に古い橋がある。古川橋と案内板がある。20年前には実際に渡ることができたが、今はもう老朽化したようでフェンスがあり、渡ることはできない。朽ちるのを待つばかりであろうか。横の橋を渡って先へ進んでいく。風がたまに強く吹く。帽子の紐を首につけて飛ばされないようにしてかぶった。左右には古い建物があるが、もう使われていないようである。

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 庚申山荘改修工事の表示がある。このため舟石峠の駐車場は平日の何日か資材置き場で使われるようである。庚申山荘はかなり老朽化しているのでしばらくは使用中止になっているが、ようやく改修してくれるようである。と言っても皇海山も登ってしまったし、庚申山のお山巡りもできない今、自分が行くことはおそらくもうないだろうと思う。後で調べると工事がうまくいけば、来年の令和8年に再開される予定になっているようだ。

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 先へ進んでいくと右に関東ふれあいの道の足尾銅山の説明版や本山鉱山神社の案内板などがある。ひっそりとしている。先へ進んでいくと河川の工事などは行われているようで、建設関係の小屋があったりする。通る車もなく、車道をひたすら先へ登っていく。やがて左に鷹ノ巣坑という案内板がある。対岸に最初に着手した坑があったようだが、木で全くどこにあるのかも分からない状態だった。道は山へ向かってさらに登っていく。やがて曲がって登るようになり、しばらく登ると道が沢になっている所があった。少し手で水を取り、額に付けてわずかにクールダウンする。先へ進むと標高を少しずつ上げているせいか、わずかに風が良い感じになってきた。

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 さらに奥へと登っていく。左の沢がせりあがってきて、だいぶ近くなる。さらにその先へ進むと左が開けて山が見える。あの稜線が備前楯山に向かう稜線ではないかと思われた。まだまだ林道は長い。だいぶ登ると日差しが少し陰る感じになった。日陰に入ると風もあり、少し涼しく感じられるが、日差しのある所へ出るとやはりまだ暑い。やがて舟石峠の駐車場に登り着いた。

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 駐車場には数台の車が止まっていた。左にベンチがあり、眺めが楽しめる。近くの山々が主体だが、男体山も見えた。

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 写真を撮り、備前楯山に向かう。先に進もうとするが、どこが登山口か分からない。まっすぐ山に向かってみるとそこには道がない。右に進んでみたら、ようやく奥にそれらしい木段の道があったが、だいぶ草が生えているようだった。

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 そこから登り始める。すぐに道標があり、左に折れるが、だいぶススキが繁茂していた。この時期はやはりヤブっぽい道になっているようだ。木段もだいぶ古くなっているようである。これだけススキがあるということは登る人もそんなに多くはなさそうである。しばらくススキの中の木段を登っていく。段差が大きい所もあって以外にしんどい。しばらく登ると道標があり、そこからは樹林に入ってススキから解放された。長袖シャツを脱いで半袖になると快適である。少し進むと降りて来た一組に会う。やはり登る人はいるようである。樹林の中をしばらく登る。右手にカラマツを見てさらに登る。すると緩やかになったあたりは、風が吹き抜ける気持ち良い場所でそのあたりに古いベンチ兼テーブルが三つほどあった。もし山頂に良い場所がなければ、ここに戻って昼食を作ろうかとちょっと思った。

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 先に進んでいくと左に曲がり、倒木を乗り越えたりしながら進んで鞍部から急な登りになる。再び古い木段があるのだが、これが段差も大きく登りにくい。しばらく登ると尾根と思われる所に登り着く。そこから右にその尾根を辿って登っていく。だいぶ標高を上げたからときおり風が来ると寒いくらいになる。少し左にトラバース気味に進むあたりは地形的なものか風が結構強く吹き付け、さきほど脱いだ長袖シャツを再び着込むことにした。さらに進み、山頂0.6Kmの表示を見る。もうそろそろ山頂が近づいてきているようだが樹林の中で距離感が分からない。なおも登っていくと一組、自分が歩いている場所の右を下っていくのが見えた。そのあたりは踏み跡が二つあるようで、たまたま別々な道を進んでいたようだ。さらに進むと登りがきつくなる。下には岩があって足元が悪い。そのためにロープが横についていたりする。小さく曲がりながらしばらく登ると細い尾根を左に進んで、すぐに先に明るい所が見えて、そこが山頂だった。

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 山頂には誰もいなかった。やはり男体山が見え、手前左には去年登った中倉山が見えていた。左に標柱があり、備前楯山と書かれていた。なぜこのような山名なのかと後で調べると備前国出身の農民が銅を発見したからというのが謂れのようである。

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 奥に何か案内板があるようだ。先へ進み、岩の上を進むと案内板のある場所に着く。そこからは中倉山から奥に続く山々、ちょこんと三角形の山が見えるが、あれは皇海山であろう。その左手の方に見えるのは庚申山や袈裟丸山の方らしい。

2025092116

 眺めを楽しんでから昼食の準備にかかる。先日に問題があったのでバーナーを新調した。今回はこの新バーナーの使い始めである。滅多に持ってきたことのないずいぶん昔に使ったコッヘルを持ってきた。お湯を沸かそうとしたら、このコッヘル、水量の表示がない。そういえば、水をどのくらい入れればよいか分からなかったから、このコッヘルを使わなくなったのだったとふと思い出した。まあ、今日はそんなに水の量にこだわる必要もない。適当に半分くらい水を入れてお湯を沸かす。バーナーは以前のものよりも少し大きくなり、重くなったのだが、火力が強く安定している。今日は結構風が吹いている状況だったが、その中でも安心して使える感じである。お湯が沸いたところでカップラーメンを作る。のんびり食べたが、誰も来る人はいなかった。最後に再び眺めを見てみると中倉山の「孤高のブナ」がしっかりと確認できた。日光駅で入れた水は余ったので捨てて置く。少しザックが軽くなった。

 さて、下山にかかる。銀山平に下って温泉に入りたい所だが、下まで歩くのが嫌である。前はタクシーを呼べば問題なく来てくれたが、駅を使う人も少なくなった最近は来てくれるかどうかも分からない。やはり往復にして間藤駅に下る方が良いだろう。さすがに下りは早い。淡々と下っていく。やはり登って来る人には会わなかった。今日は自分が最後だろうか。しばらく下ってススキのヤブが出てくる手前で左に登ってみたら、そこからも中倉山を見ることができた。わずかに戻ってススキのヤブを通り、再び道標から木段を下っていく。しばらくの下りで駐車場に降り立つ。もう車が一台だけ止まっているだけだった。

2025092113

 さて、往路の林道を戻る。さすがに下りはそれほど大変ではない。下っていると登ってくる車が数台いた。宿に向かうためにこちらから峠を越えて入る車もいるようだ。すっかり雲か広がり、日差しもあまりないので比較的涼しくなった。途中では鳴いている虫があり、もう秋の気配が少し漂い始めていた感じだった。再び沢になっている所で水を顔につけたが、さすがにこの時間、あまり冷たくはなかった。どんどん下っていき、再び案内板などを見ながら下り、使われていない建物などを見て進んでいくと橋を渡って赤倉のバス停に着いた。しばらくバスはない。スマホで列車を調べるとしばらく待ちになりそうだ。のんびりと間藤駅に向かう。やはりバスだとあっという間の距離だが、歩くとそれなりにある。特にお店もなく、間藤駅に着く。

2025092114

 やはり1時間待ちである。水沼駅の温泉が新しくなったようなので立ち寄ろうかと思ったが、家までの時間を調べると予想外に時間がかかる。水沼駅までも1時間かかる。今日は日曜日だしさすがに立ち寄るのは無理だなとそのまま帰ることにした。

2025092115

 しばらく待つと一両の気動車がやってきた。以前は濃いこげ茶色の車両だったが、さすがに今は変わったようだ。中はリニューアルされているのか結構きれいである。ここまで乗ってきた人がそのまま帰るパターンが多いようだ。そんなに混むというほどの乗車でもなく、発車する。途中駅からは乗ってくる人もいたが、やはり混むほどではなかった。自分は相生駅まで乗り、東武線で久喜駅に出て帰宅した。

 

安戸山へ

2025041931(イワウチワ)

【 山 名 】安戸山
【 山 域 】那須付近の山
【 日 時 】2025年4月19日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】アグリパル塩原9:05→9:50蟇沼登山口→11:00林道→11:10林道分岐→11:45安戸山11:55→12:15前安戸→12:25林道→13:05山道分岐→13:45林道→13:50鷹八幡神社→14:00アグリパル塩原

☆安戸山へ

 以前から安戸山へは行ってみたいと思っていたが、やはり行くならば春の頃が良いとずっと先延ばしにしていた。バス停から登山口がそれなりに遠いこともネックの一つである。最近は道を歩くことも多くなったし、バスも本数が少なくなったり、路線自体が廃止されてしまうこともある。さすがに塩原温泉へのバスは本数も多く、すぐにはなくなるとは思えないが、このご時世何があるか分からない。山上にカタクリが咲くらしいので咲いていれば良いなと思いながら出かけることにした。

2025041901

 宇都宮駅から黒磯行きに乗る。車窓にはまだ桜が散見される。すでに終わっている感じの木もあるが、まだきれいな木もあったりする。先週、福島でたくさんの桜を見た後なのでちょっと意外であった。、西那須野駅で下車する。数人がバス待ちをしているが乗客は少ない。バスが走っていくとやはり桜があり、シダレザクラも咲いているのが見えた。千本松のあたりは特に桜が満開でさすがに少し終わりかけな雰囲気もあったがハナモモがたくさん植えられていて、それもまたバスの車窓に見ごたえがあった。途中で乗っていた人はほとんど下車してアグリパル塩原で下車するときには自分以外には一人くらいだったようだ。もちろん降りたのは自分一人である。

2025041902

 まずはアグリパル塩原の中に入る。直売所やソフトクリームなどを売るお店がある。そのまま通り抜けて右に出て、細い道を直進する。お花などを売っている建物を見て、右に折れて道路に出る。これを直進して行けばよいようだ。しばらく歩くと沿道にはやはり桜がよく咲いている。左手に見えるのが安戸山であろう。道路を歩いていくとやはり民家の桜がきれいである。植えられたもののようだが、ヤシオツツジまで咲いていた。他にもズミの花などきれいなお花がたくさん咲いていた。右手奥にはだいぶ溶けたようだが、まだ少し白い雪を抱く山も見える。那須連峰であろう。そんな風景を見ながら進んでいくのでそんなに遠いという感じはなかった。やがて少し右に曲がって進むときれいにシダレザクラが咲いている。手前の草地のグリーンと奥のまだ冬枯れの山との対比が良い感じであった。

2025041903

 少し先に行くと安戸山を示す道標があった。左の道に入ってしばらく点在する民家を見ながら進む。やがて民家の庭のような所に安戸山を示す石板があり、そこから左の道に入る。

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 ここは民家への道のような感じでさきほどの道標がなければ分からない感じである。そのまま進むと山に入り、樹林の中を進む。左に石段があったが、そのまま右の道を進むと左に曲がり、少し行くと木造の社がある。鎮守ということか、特に名前などが書かれているものは見当たらなかった。

2025041905

 奥には「山神」と書かれている石碑と石祠も置かれていた。

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 ここまでですっかり汗をかかされた。この先も暑そうなので久しぶりに長袖シャツも脱いで半袖シャツ一枚で登ることにする。

2025041907

 さらに奥に進むと貯水槽があるが、その先からは登山道になる。しかし、少しヤブがかっていて、あまり歩く人は多くないようだ。しばらく細い道をちょっと不安に思いながら進むと左から山道が合わさり、そこからは歩きやすくなる。少し行くと沢に出る。左に堰堤があり、これは沢を渡るようだ。木橋があったが、沢と同化している感じ、わずかに靴を濡らす程度で橋を踏んで渡り、右をじぐざぐに登る。堰堤の上あたりに登りつくと沢から離れて右の道を登っていく。どんどん高度を上げていくが、地味にきつい。たまに折り返しながら左へと登っていく。このあたりは杉林の中をひたすら登るようだ。だいぶ登ると明るい所に出る。カタクリの葉がちらりと見えたが、咲いているものは見当たらない。そのまま登ってさらに左へと進む。だいぶ登るとやっと小さな尾根のような所に登りついた。一人下ってきた人に会った。会ったのはクマ公さんだったようだ。結構暑さもあってしんどかったのであまり見ておらず、気が付かなかった。すぐ右には巨木とまでは言えないが、どすんという感じで太い杉が立っている。叶ノ杉と言われる地点であろうか。よく見ると少し先にもうそれ自体は壊れているようだが屋根の部分は残っている石祠があった。

2025041908

 先に進んで登っていく。少しトラバース気味に進まないといけない所もあり、落ち葉が溜まっていて少し注意しながら進む。先に進めば特に問題はなく、先へ先へと進む。それにしても暑い。先日までの寒さが嘘のようである。温暖化はどこまで進むのだろうか。また一人下ってきた人に会った。やがて明るい所に出て、先へ少し登ると右に出て林道だったと思われる道に出る。

2025041909

 そこからしばらくその道を辿るようである。日差しが降り注ぎ、ちょっと暑い感じである。スミレが咲いているがこれはタチツボスミレであった。この道もそんなに斜度がある道ではないのだが、地味にきつい。このところ小さな山ばかり登っているから余計にそう思うのかもしれない。左手に大きな山が近づいてきたが、これが安戸山であろう。

2025041910

 さらにしばらく頑張って進んでいくと平なスペースのあるところに出る。草地で気分の良い所である。そこから左に進むと林道らしい道になる。しかし、これは安戸山は巻いてしまう道であると思われた。入口を見落としてしまったようだ。笹の生える所を右に進んでみると踏み跡に出ることができた。これが登山道かと思うくらいの踏み跡という感じである。やはり登る人は少ないのだろう。しかし、このあたりは雰囲気の良いところ、しばらくその道を進んでいく。すると笹薮の中にカタクリが一つだけ咲いていた。小さなカタクリでいかにも自生で良い感じだ。

2025041911

 先へしばらく進むとやはりカタクリを一つ見つけた。どうやら笹薮がお好きなようである。笹で影ができるからちょうどよいのだろうか。さらに進むとちょっとトラバース気味の道となる。さすがにここまで登ってくると暑さも和らいだ感じにはなる。途中、アカヤシオが遠くに少し咲いていた。残念ながら近寄るのは無理、それにまだ蕾も多いようだった。やがて尾根に登りつく。右に進みそうな感じの所だが、それは別なところへ向かう尾根なので、左に折れる。すると尾根上に小さなイワウチワが点々と見つかった。ほんとに小さくかわいいイワウチワである。栄養が乏しいのか、風が強かったりして大きなものは咲けないのだろうか。分からないがそういう環境なのであろう。カタクリもちらほらと見かける。やはり小さなものが多かった。やがてロープの付いた急登になる。かなりの急登がしばらく続く。ロープを掴んだ方が登りやすい所と掴まなくてもいける所といろいろだが、いずれにしてもロープにお世話になりつつ登っていく。息も上がってここは一番きつい所だった。やっとそれを登りきると笹の生える斜面の登りになる。

2025041912

 少し進むとまた少しきつい登りがあるが、短いものである。しかし道がだいぶ踏み跡っぽい感じとなり、なんとなくここが道だろうと思いながら進むが、少し笹がかぶるところもある。暑い時期にはあまり歩きたくない所である。まだしばらく登らされるので頑張って登るとやっと山頂に着く。小さな場所で三角点が置かれている。後で調べると二等三角点のようである。少し先に腰を下して昼食とした。

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☆アグリパル塩原へ

 持ってきたガイドを見るとアグリパル塩原まではそれなりに時間がかかるようだ。眺めもないので昼食を終えたらさっさと下山にかかることにする。先に進むが道というよりは踏み跡という感じである。車で来た人は蟇沼から往復するだろうから、こちらへ入る人はさらに少なくなるのだろう。少し下ると薄いが踏み跡が見つかる。まあこちらは尾根上を進めばよいのでそんなに難しくはない。しばらく急な所を下るとわずかに登り返したりしてギャップを超えて下る。途中の小岩のところには小さなカタクリが健気に咲いていた。厳しい環境でも咲く植物の力強さはやはり素晴らしい。先にちょっとこんもりした山が見えた。あれが前安戸であろう。

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 さらに下ってからアップダウンで進み、前安戸に向かって登り返しになる。踏み跡はかなり怪しく、適当に登りやすい所を探しながら登る。わずかに薄い踏み跡があったりするが、それも少し先に行くと怪しくなる。木の伸びた枝に邪魔されながら進むと再び踏み跡が一定になって歩きやすくなる。少し行くと最高点らしき所に出るが、特に標識などは一切見当たらず、静かな良い場所である。

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 その先は樹林に入るようだ。少し急な下りになってしばらく下っていく。また笹薮にカタクリがいくつかある。ここのカタクリはやはり笹薮がお好きなようである。やがて尾根は少し右に続いているが、踏み跡が左下に向かうのでそちらに入る。下ってから先へ行き、左に大きく曲がる。踏み跡に続いてそちらに進み、しばらく下ると林道らしき道に出た。そこには安戸山を示す紙のようなものがビニール袋のようなものに入れられていたが、袋がやぶれて紙も読めなくなりそうになっていた。

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 のんびり林道を下る。少し下るとバイケイソウがたくさん伸びていた。造形は面白いが、この形を見るとWindows11に入っている壁紙を思い出してしまうのであまり笑えない感じである。

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 さらにしばらく下ると脇には小さなカタクリがちらちらと咲いている。とても林道とは思えない感じである。こんな所に入ってくる車もないのであろう。

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 さらに下っていくと別な砂利道になっている林道に出た。そのあたりにはニリンソウが咲いている。まだ咲いたばかりのようで薄ピンク色なのがかわいい。ただ、これを写真に撮ってもほとんど色が出たことがなく、ほぼ白になってしまうのである。こればかりは見るしかない。そこからもひたすら林道が続く。途中、スミレが咲いているなと近づくとなんと咲いていたのはヒナスミレである。今年はまだヒナスミレに会えていなかったのでこれはラッキーだった。このあたりのものはみんなフイリヒナスミレである。先へ行くともう見かけなかった。ずいぶん長く林道を下っていく。途中、砂利が積まれている所があったが、たまに林道の補修をしているのかもしれない。明るい所に蛇があってびっくりする。頭はなく、胴体だけである。何かの動物に頭を食われたのだろうか。色からするとヤマカガシらしい。少し先に進むとまた蛇が動く。緑っぽいのでアオダイショウだろうか。これだけ暑いくらいになると活動するようになっているのだろう。どんどん林道を下っていくとやがて舗装道路の林道が見える。どうやら行きすぎてしまったらしい。1~2分戻ると右に細い山道が分かれている。これが下る予定の道だろう。そちらに入って進む。

2025041919

 折り返して下っていく。あまり歩く人もいないのだろう、少し荒れた感じでもあるが、昔はよく使われた道らしく踏まれているので問題はない。何度も折り返して下っていく。やがて右に踏み跡が分岐する。近くには安戸山を示すものも置かれていたが、そのまま先だろうと進む。しかし、これはやはり間違い、少し戻ってさきほどの分岐から下へ進むと左に進んでから右に折れて下っていくので正しかった。何度か折れて下っていくと途中には小さなスミレ、どうやらシハイスミレのようである。葉がピンと立っているものもあったが、マキノスミレ的でもあった。山道は右に続いているが、そのまま左にちょっと登ると樹林から出て鉄塔に出た。民家などが遠くに見えた。まだ結構高さがあるようである。安戸山の山頂は樹林の影なので見えなかった。

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 戻って山道を進む。また何度も折れ曲がりながら下る。どこを歩いているのかよく分からなくなってくるが、そのまま下っていくと左から来た道と合わさる。そのまま先へどんどん下っていく。やがて右に分岐があり、そちらの道に入る。少し杉の樹林からの落ちた葉などが厚くなって若干歩きにくいが進んでいるとエイザンスミレも見かけた。先を左に曲がって樹林の中をしばらく進むと涸れた沢の近くに出る。そこにはニリンソウがちらほら咲いていた。木の枝が落ちていて避けながら進み、左に降りると林道である。右手には立入禁止のロープがあるので、先に何かあるのだろう。左に林道を進み、右に折れて下っていく。横に通っている道路を過ぎてさらにしばらく下るとニリンソウがたくさん咲いていた。

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 ヤマエンゴサクもたくさん咲き、アズマイチゲも混じっていた。

2025041922(イワボタン)

 春の雰囲気を楽しみながら進むと民家があり、そのまま進むと左に神社がある。樹林を抜けて左に進めば鳥居がある。鷹八幡神社である。杉木立はなかなか立派である。中に進むと神社は荒廃している。円形なのは昔の土俵の名残だろうか。しかし、ニリンソウが境内に咲く神社も滅多にない神社であろう。良い山に登れたことを感謝してお祈りする。

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 鳥居をくぐって横の道路を先へ進む。あたりには桜の木があるが、そろそろ終わりかけの感じであまりきれいではなかった。しばらく進み、左に折れれば行きに通った道にでる。そのまま進めばアグリパル塩原である。

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 バス時間を調べるとしばらくバスはないようだ。残念ながら入浴施設もない。塩原温泉まで行くのは面倒なので、しばらく待ちになる。ちょっと蕎麦でも食べてみようと食堂に入ってざるそばを頼んだ。時間がかかったが、出てきたお蕎麦はまずまずの味だった。直売所でイチゴを買う。バス停に行って木の椅子に座るが、日差しが暑い。帽子を出そうとしたら、どうやらどこかに置き忘れてしまったようだ。数年使ったものだが、まだ特に問題があった訳ではない。どうも年を取ってボケたようである。しばらく待ってきたバスはまだ座席に余裕があった。西那須野駅に出て帰宅した。

 

天狗鳥屋、雲雀鳥屋、多気山

2025022219(多気山から見る筑波山)

雲雀鳥屋は一般登山道ではないと思います。

【 山 名 】長倉山、天狗鳥屋、雲雀鳥屋、多気山
【 山 域 】前日光
【 日 時 】2025年2月22日(土)
【 天 候 】晴れときどき曇りにわか雪
【 ルート 】森林公園入口バス停9:00→9:40森林公園駐車場→10:15長倉山→10:35天狗鳥屋10:40→11:20取りつき→11:50雲雀鳥屋12:00→12:20道路→12:50多気山→12:55御殿平→13:10多気不動尊→13:55大谷観音前バス停

☆天狗鳥屋へ

2025022201

 ちょっと前に古賀志山へ行ったことがあるが、今回はその近くの低山を歩くことにする。相変わらず寒いが、この低山ならなんとかなるだろう。一番バスで出かけると寒そうなので、前回と同様に二番バスに乗ることにする。電車を乗り継いで宇都宮駅へ。バス停に行くと数人が待っていたが、山に行くような人はいなかった。しばらくバスに乗って森林公園入口で下車する。すると若い女の子なども下車したが、森林公園に向かうのではなく、別な方に歩いていった。地元の人たちなのだろうか。

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 支度を済ませて横断歩道を渡り、森林公園に向かう。もう前回往復で歩いているのでなんとなく見知った道である。坂を登り、先に進むと古賀志山が見えてくる。さらに進んでいく。後で雲雀鳥屋に向かうことにして、先に進んでいく。特に遠いという感じもなく、ひたすら歩いていくと森林公園の駐車場に着く。トイレに立ち寄る。少し先の分岐から右の林道に入ってすぐに登山道が始まっている。

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 先を歩く人を見かけたが、早い人のようでその後は見かけることはなかった。しばらく少しきつい登りで登るが、しばらくすると緩やかな道となって登っていく。やがて明るい所に出る。右手にはゴルフ場が見えて今一つだが、そちらは見ないことにして先へ進む。さらに登っていき、少し斜度のある登りもこなしながら先へ進む。もうそろそろだなと思いながら登ると知らない間に分岐を通り過ぎ、さらに登ると長倉山に着く。道標には地元呼称七倉山と書かれていた。3人くらいのグループが休んでいた。

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 今日はここまで、ここから天狗鳥屋に向かうのである。登ってきた道を少し下りと登って来る人に会った。少し降りるとさきほど気づかなかった分岐にしっかりと道標がある。そこから右の細い道に入る。

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 少し横がうるさいが、問題なく歩ける道である。しばらく下ると道が分かれている。右の道を見てそのまま進む。するとすぐにまた分岐がある。左に進みかけたが、このままだと林道に降りてしまう道のようだ。戻って分かれている道に入り、進むと右の尾根の横に出る。そのまま尾根に沿って進んでいくとやがて尾根と合わさる。そのまま進んでいくと右手に山が見えてくる。あれが天狗鳥屋であろう。

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 登っていると何人か降りてきた。こちらから登る人もそれなりにいるようだ。しばらく登ると分岐に着く。そこから右に入って天狗鳥屋に向かう。少し進むと壁のような山が立ちふさがり、あんなに登らなくてはいけないのかとうんざりする。

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 左に進んでから何度も折り返しながら登っていく。そんなにきつくはなく、思ったほどではないようだ。何度折り返したか、左に踏み跡を分けて、右に進むと山名板のある山頂だった。

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 わずかに左に行ってみると壁のように古賀志山の山稜を見ることができた。

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 さて、戻ることにする。さきほどの踏み跡が気になったので、少し進んでみる。踏み跡は下へ向かって続いているようだったが、どこへ出るか分からないので、戻ることにした。下りはさすがに早い。何度も折り返して下り、少し登り返すと分岐に戻った。

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 右へ行く。しばらく下っていくと道が分岐している所に出た。道標が立っていたが、自分が降りてきた方にコブシ岩展望台400mと書かれていた。どこにあったのだろうか。左にも道があるが、右にトリムコースと書かれている。そちらに入って下っていく。途中には背中を鍛える遊具やネットのある遊具がある。子供連れの家族で歩き、子供が遊具で楽しむ様が目に浮かぶようだ。そんなものを見ながら下っていく。木段の下りはあまり人が歩かないようで、草が生えている。どんどん下っていくと何度も折れ曲がりながら下り、やがてまたジャングルジムのような遊具のあるところに降り立つ。目の前は道路になっていて、その先はバーベキュー場であった。

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 のんびり気分になってしまうが、今日の目的の二つ目の雲雀鳥屋に向かわなくてはいけない。左に道路を進むと以前も歩いた道、右手にはダムがあるが、工事は終わっていたようだが水はほとんど無いようだった。しばらく歩けば駐車場に戻る。再びトイレに立ち寄ってから駐車場を出て、また道路歩きである。途中から雲雀鳥屋へ向かうことも以前ならできそうだったが、最近はこんな山へ入る人も減って踏み跡も怪しいようだ。神社から往復が無難なようである。淡々と歩いていき、分岐から左に入る。少し登り道だったが、そんなにかからずに右に多気山への道が分かれている。後でこの道を登ることになる。左手に階段があり、これが神社への道である。石段を登ると鳥居があり、その先に大きな石祠が置かれていた。

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 その横から登りになる。わずかな踏み跡があるようだ。それを辿ってしばらく急な登りをこなすと尾根になる。しかし、まだしばらくは急な登りが続き、やがて小ピークに出る。

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 そこからの下りはかなりの急降下、足元に注意しながら下る。左に谷を見ながら下る。左に下れそうにも見えるが、谷はヤブが多そうで、とても足を向ける気にはならない。登りになってしばらく頑張る。少し明るい所に出て、もし山頂でお昼を取るのが難しいヤブであれば、このあたりで昼食を取ってもよいなと思いながら先に進む。先の方に大きな山が見えてきて、あれが雲雀鳥屋であろう。

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 ヤブっぽい感じの道を下ると鞍部のあたりからはまた左に谷がある。登り返しになると昔の林道っぽい道を左に見る。ヤブに一部は埋まっているようだが、なぜか平で土が出ていて草などが生えていない所があった。左にみながら急な登りになり、しばらく登ると左に林道だったのかただの登山道だったのか踏み跡のようなものがある。細い尾根が右にあるが、その左の踏み跡を追ってみた。昔の作業道だったのか少し踏まれているが、倒木や枝藪が多く、あまり歩きやすくはない。さらに進むとやはり枝藪が濃くなり、進むのも面倒になってきた。だいぶ登ると山頂を左に巻いているように見えたので、右の尾根に少しヤブを漕いで這い上がる。踏み跡に出てしばらく登ると山名板がある山頂に着いた。静かなヤブ山である。座り込んで昼食を取ることにした。さきほどまであれほど天気が良かったのにすっかり雲に覆われてしまって曇りになったようだ。パンを食べて白湯を飲んだ。

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 さて、多気山に向かうことにしよう。往路を神社まで戻ることにする。下り始めるが、問題なく下る。さきほどの踏み跡には降りず、そのまま尾根を下る。途中にはシカとは思えない大きさの糞がたくさん落ちている。黒っぽく、イノシシのものであろうか。さすがにこのあたり道路も近く、クマのものとは思えなかった。下って鞍部を過ぎ、登り返してさきほど昼食を取ってもよいなというところもさっさと通過する。下りになって滑りやすいので注意しながら下り、登り返しになる。ひどい登りで結構きつい。足元も悪く、結構きつかった。なんとか登って小ピークに出る。一呼吸休んで下り始める。尾根と思われた所をしばらく下るとあれっと思ったら踏み跡がなくなっている。小さな岩がある所でどうも踏み跡を外した感じである。このあたりは失敗すると道路の擁壁の上に出てしまうので下れなくなってしまう。きちんと神社に戻ることが必要である。どうも足任せに左に下ってしまったようだ。登り返すとわずかで左に赤いポールが地面に刺さっているのを見つけ、そちらにシフトするとやはりそこに踏み跡を見つけた。その踏み跡を下って右に行くとやはり先に鳥居が見えてきて、やがて再び大きな石祠の横に降り立つことができた。

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 安全に下れたことをお祈りして、石段を下り、道路に出る。さきほどの道標から多気山に向かう。一旦左に進んでから黒く塗られた木段で登っていく。以前に多気山に登った時に降りた道である。なかなかきつい登りが続く。しばらく登ると一旦道路に出る。道路を渡り、そこからまた登り始める。樹林の中の登りが続き、特にこれというものもなく、ひたすら登るだけである。特に降りてくるような人もいなかった。少し登りついた感じの所を過ぎてさらに登ると明るい所に出る。少し先へ登ると分岐があり、左に御殿平、右に三角点とある。右に進むとすぐに三角点のある山頂に着いた。

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 5年ほど前なのにもうすっかり忘れている。あの時は天気が良かったことだけは覚えているが。あの時は富士山も見えたが、さすがに今日は無理なようだ。どんよりした天気である。うすら寒いのでさっさと先へ進む。左へ進んで緩やかに進むと展望図がある。近くには古賀志山、遠くには日光連山などが見えることが書かれていたが、見ると何やら薄い雲がかかっているようで、右は白っぽくなっている。何か嫌な感じである。そのまま先へ進み、右に踏み跡を見て左に進む。すると御殿平に出た。

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 ちょっと風があって寒い。先には筑波山が見えてはいたが、左からやはり薄っすらと白い雲がかかり始めている。写真を撮っていたら、小雪がちらほら舞い始めた。筑波山を見ていると急に雪が激しく降り始めた。寒いし、慌てて休憩舎に逃げ込む。寒波のはぐれ雪雲がかかったようである。見ているとどんどん降る。乾いた雪ではなく、丸っこい固まった感じの雪である。もう少し大きくなれば雹になる感じの雪だ。景色も見えなくなりつつあるので、さっさと下山にかかることにした。

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 ウィンドブレーカーのフードをかぶり、大谷不動尊への道を下る。少し下ると人が登ってきた。その先へ下ると樹林の中に入る。さらにもう一人登って来る人に会った。下っているともう雪は降っておらず、先の方には青空も見えている。なんだかよく分からない天気である。階段状の道を何度か折れて下っていくと下に大谷不動尊らしき幟や建物などが見えてくる。派手なウィンドブレーカーを着ているので、宗教施設には合わない。途中で冬用パーカーに着替えることにした。さらに下っていくと不動尊手前の歩道に出る。左に進めば大滝不動尊である。ちょうどお祈りがされていて、真剣なお祈りの声とほら貝を吹いている音、鈴の音や銅鑼などの音が聞こえて来た。目の前で賽銭を入れて事故もなく歩けたことを感謝してお祈りする。お祈りが終わったようで中にいる人に向かって説教しているのが聞こえた。

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 石段を下って道路に出る。以前、登った道を下って大谷に出ることにする。右に進んで緩やかに道を進んでいく。途中にはミツマタがやはり準備中だった。駐車場を見て先に下っていく。やがて大きな鳥居の所に出る。このあたりは天気がよく、日差しがあって青空である。

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 右に進んで信号を渡り、左に歩く。しばらく歩くと大谷の採掘跡などが目につく。やがて道路を右に曲がれば資料館前のバス停がある。時刻を見ると7分くらい前に行ったばかりのようだ。それでも30分後には次のバスがある。それで帰ることにする。右に少し歩くと以前にも見た岩壁がある所がある。

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 ベンチもあるのでそこで時間を潰そうかと思ったが、座ってわずかで日が陰って寒くなった。もう少し歩いて大谷観音まで行くことにする。道路に戻って先へ進むとこのあたりは道路工事中である。適当に進むと大谷観音前のバス停がある。

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 時刻を確かめてから先にある道の駅のような建物に行く。直売所などを見てみたが、買いたいと思うものを見つけられなかった。バス停に戻ってしばし待つ。やはりカップルなどの観光客が何組もやってきた。しばらく待つとバスが来る。空いていて問題なく座れた。宇都宮駅に出て、お土産を買い込んで帰宅した。

 

嘉多山公園からアド山へ

2025021525(アド山から歩いてきた山々を眺める)

嘉多山からアド山手前の分岐までは踏み跡という感じで、手製の道標はあるものの、一般登山道とは言えません。少し迷いやすそうな所もあるので、地形図等必須です。

【 山 名 】嘉多山、アド山
【 山 域 】安蘇山塊
【 日 時 】2025年2月11日(火)祝
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】葛生駅8:55→9:15嘉多山公園→9:35嘉多山→10:30林道→10:50カガミ岩→11:25アド山11:40→12:05登山口→13:15葛生駅

☆嘉多山公園からアド山へ

 久しぶりに栃木の山に行くことにする。葛生駅へはおそらく訪れたことがなかったように思う。その近くの里山だが、少し離れている。バスはあるのだが、予約が必要なオンデマンドになっていて敷居が高い。タクシーでもそんなに高額ではないが、調べたら嘉多山公園というところから踏み跡の尾根を辿ってアド山まで行けるようだ。そんなに長い歩きでもなさそうなのでそれで行ってみることにした。

2025021501

 葛生駅までは結構乗り換えが多い。運賃をできるだけ抑える安周りルートにしたので結構時間がかかったが、何度も乗り換えて館林から佐野線で葛生駅へ行く。田沼駅までは行ったことがあったが、葛生駅までは初めてである。さすがに二両編成の電車を終点の葛生駅まで乗ったのは三人くらいと少なかった。駅を出るとタクシーが一台止まっていた。予約だったのかどうかは分からないが、山へ行く客待ちをしていたのだろうか。このところの寒さに比べて随分暖かいようである。さっそくウィンドブレーカーに着替えた。

 左へ道路を進み、車の通りの多い道路に出て、右へ進む。もちろん歩道がしっかりあるので特に問題はない。たまにお店があるものの、そんなに多くはないようである。古い建物なども残っていたり、かなりしっかりした屋敷のような建物があったりして、いかにも旧街道っぽい雰囲気があった。しばらく歩いていくと信号があり、右に車の多い通りを見て先へ渡れば静かな通りとなる。直進して進んでいくと先に山が近くなった。

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 目の前に階段が出てくる。嘉多山公園の階段である。トイレがあるので立ち寄っておく。階段を登って右へ行く。左にはステージと岩壁が見える。後で調べると石灰の採掘場跡に作られた公園らしい。右手から回り込んで木段を登る。少しきつい階段を登って回り込むと展望台がある。行ってみると葛生の町と近くの山を見ることができた。

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 樹林の中の石段を登って少し先に行くと神社がある。山に入らせてもらうことをお祈りして、その横の踏み跡を先へ進む。

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 しばらく進むと少し大きな木があり、根元に山神の碑が置かれている。

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 その先の左に案内板があるが、遊歩道らしき道が分かれている。そのまま直進する。しばし急登を頑張る。踏み跡っぽい感じもするが、途中には注意看板などもあり、整備されている道である。しばらく登って緩やかになり、明るくなる。少し進むと三角点が置かれていて、左には小さな展望用の柵がある。ここが嘉多山のようだ。柵の所に山名板が付けられていた。左には山が見えるが、低い山の連なりでどこの山なのかはさっぱり分からなかった。

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 先へ進む。下ってから登り返しになり、小さなギャップを越えると再び下りになる。左に道が分かれているが、アド山は先のようで左の木に板が付いていた。

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 直進して下る。再び道が左に分かれているが、アド山登山口という感じのお手製の案内板があり、そこから先へ行く。踏み跡という感じの道に変わる。少し登ると鉄塔を見てさらに先に行く。急な登りになってしばらく頑張るが、足元があまり良くない急登で閉口する。しばらく登ると小さなピークに着く。そこからの進路がよく分からず、少しあたりを観察する。そのまま直進すればよさそうだ。進んで見ると先にテープを見かけ、踏み跡もあるようなので下りに入るとやはり問題なかった。しばらく下ると細い尾根が続いている。ふと気づくと右手からずっと騒音が聞こえてくる。工場か何かあるのだろうか。いきなりドーンという音が聞こえたので吃驚した。尾根は踏み跡の感じであるが、そのまま進んでいけばよさそうだ。大きなアップダウンはなく、緩やかな登りが比較的続く。小さなギャップなどを過ぎて進んでいく。

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 どんどん進んで270mと思われる所を通過し、さらに進む。進んでいくと先の方に少し大きな山が見えたが、あれがアド山だろうかと思った。でもそれは後で知るが手前のピークだったようだ。さらに進んでギャップを過ぎて進むとうす暗い樹林の中で左右に小さなピークがある中間へ登る。左に折れてまた急登。しばらく頑張り、登るとまた小ピーク。樹林の合間から右手がちらりと見えるが、大きな採石場になっているようだ。さきほどの騒音は採石場からのものだったようである。奥へ行けば以前に登った星野の三峰山などがあるはず、広大な採石場は必要悪なのだろうか。右へ尾根があり、そちらに引き込まれそうだったが、そちらへ行けば採石場の方に近づいてしまうはず、地図を見るとやはり直進のようだ。わずかに進むと下る尾根の入口の木に古い紐があった。

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 細い尾根を下るが、しばしの間少し足元に注意が必要な下りだった。下るとそれほどでもなくなり、先へ行くとやがて林道に降りた。

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 右にアド山を示す看板があり、少し行くと3つくらい案内板が付けられていた。そこから登るが取りつきはかなり細い。少し登ると岩などが出てくる。道は楽しいが、岩場は少し注意が必要だった。難しい所はなく、先に進んでいく。相変わらず右の広大な採石場が視界に入り、あまり気分は良くない。さらに岩場を進む所がある。ロープなども付けられていた。

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 さらに先に進み、小さな岩の所に「かえるいわ」と木片に古い文字が書かれていた。見たけどあまりかえるらしくないなと思いながら先へ行く。さらに進む左に曲がるが、古い錆びた金属板の道標があった。もう少し進んで登ると岩が出てきて横を通過するとかがみ岩の表示があった。

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 せっかくなので登ってみる。やはり近くの低い山々が並んでいたが、やっぱりどこの山か全く分からなかった。

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 先へ進む。岩の道になり、このまま先に進んで大丈夫かなと思いながらも岩の上をアップダウンで進む。なんとか問題なく歩けるようで安心しながら先へ進むと上にポールが立っている所が見える。手前の岩場もちょうど足場があって登れるので登って見ると小ピークに着く。ベンチもあった。そこからはアド山がよく見える。右手には奥まで広大な採石場が見えてしまうのが残念である。

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 そこから先は進めないようだ。少し戻って再び岩を降りると右に降りる急な道にアド山と書かれた板が木に付けられていた。巻いて進むのだろう。急降下して右にいく。足場の悪い道を少し進むとトラバース道が終わる。振り返ると目の前は大きな岩場の崖になっていた。先へ進む。もうそろそろアド山が近くなってきただろうと思いながら進むとしばらくで尾根に出る。

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 手製の道標があり、左に道が分かれている。林道に降りる道であろう。右に進む。しっかりした道になるかと思ったが、そうでもない。そんなに歩く人は多くはなさそうだ。しばらく進み、明るい尾根を進んでいくとやがて先に大きなアド山が見えて来た。しかし、壁のようにも思える。かなりの急登になりそうだなと思いながら進むと右に登る。しばらく登ると小ピークに「アド山城峰狼煙台跡」と書かれた案内板が立っていた。さらに先に進んで登る。

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 右側が開けた所があり、右にこんもりした小ピーク、採石場、街並みなどを見ることができた。こんもりした小ピークも採石場の一角、そのうちには切り崩されてしまうのかもしれなかった。

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 先へ進み、やはり大きな壁のようなアド山へ取りつく。ロープの付いた急登を登る。足場も悪く、ロープがなかったら躊躇する登りである。しばらく頑張って登っていく。だいぶ登ると右に安全に歩けそうな道があったのでそれを進んで右から回り込むと登りつく。自分が歩いた方には「うかいろ」と書かれた板が付けられていた。安全に歩ければ別に問題はない。そのまま先へ行くと少し進んで初めて人に会う。やはり人に初めて会ったと話をしていた。少し先が山頂だ。

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 左に見えているのは歩いてきた山稜であろう。木が置かれているのでベンチに座って眺めを楽しみながら昼食にした。

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 さて、先に下ることにする。少し下ると大きな石祠が置かれていた。

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 一礼して急な所を下るとさっそく空掘が出て来た。写真を撮っていたら、一人登ってきた。

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 少し下ると右手にわずかな平地がある。二の廓かなと勝手に想像する。さらに急な所を下っていく。また空掘がある。いかにも城跡らしい。小さなギャップには石が置かれていたりした。さらに下っていくとまた空掘がある。随分空掘が多いようだ。

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 明るい尾根になって左下にはお寺も見える。さらに下ればフェンスが出てきて、やがて行き止まり。開けられるようになっていたので開けて通る。しっかり閉めて下ると道路である。すぐ下は左に大きなお寺の駐車場になっていた。

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 道路を少し進むと石碑や石仏などが並んでいる。六地蔵も置かれていたが、かなり風化しているものだった。何度か曲がって進み、道路に出る。歩いて葛生駅に戻ることにする。歩道はないが、車の通りはさほど多くはなかった。ただ、たまに大型トラックが通っていくのがちょっと怖い。しばらく歩いてから左に折れて脇道に入ると静かな集落の中を通る。先に進んでから左に折れて道路を登ると嘉多山公園内の道路に出る。上には登らずに右へ進んでいくと武道館の建物があり、さらに先にいくと遊具などが置かれているところを通る。左には静的保存された機関車が置かれていたが、残念ながら石垣の工事中でカバーがかけられていて見ることはできなかった。今朝登った石段に出て、石段を降りて駅に向かう。大通りを進んで葛生駅に着く。

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 時刻表を見ると7分ほど前に行ったばかり。次の列車は一時間近く待ちである。することもないので自販機でジュースを買って、ホームのベンチで飲みながら待つ。すると発車の30分も前なのに列車がやってきた。乗り込んで随分待たされた。館林駅などで乗り継いで帰宅した。

 

葛老山

2024110426(淡い紅葉)

【 山 名 】葛老山
【 山 域 】栃木の山
【 日 時 】2024年11月4日(月)祝
【 天 候 】晴れのちくもり
【 ルート 】湯西川温泉駅10:10→10:45休憩舎→11:40葛老山11:45→12:10休憩舎→12:30湯西川温泉駅

☆葛老山へ

2024110401(湯西川温泉駅)

 昨日も歩いたが、天気が良いので今日も出かける。起きるのは辛かったが、二番電車に乗れば間に合うだろう。乗り継ぎは日暮里までは問題なかった。しかし、南千住駅を出た所で常磐線が止まってしまった。あと一駅なのに、しばらく停車した。乗り継ぎ時間は10分でぎりぎりだ。なんとか動き出し、駅に着いて走って東武線に向かい、慌てて切符を買い、ホームに駆け下りたが、乗る予定の列車は発車した後だった。

 山行を取りやめようかと思ったが、特急という手があるかと買った切符を払い戻ししてもらい、特急券を買おうと券売機を操作するとリバティは満席だったが、次の特急きぬは一席残っていたようで買うことができた。これに乗れれば、鬼怒川温泉で乗る予定の快速に接続しているのである。しかし、一時間半近く待ちになる。なんのために早起きして出かけてきたのかよく分からなくなった。やはりもう少し早起きして一番電車に乗っていればこんな事にならずに済んだのである。次行くときには行きにこのルートを使うのは止めることにする。喫茶店は7時からなのでしばらく待ち、コーヒー飲んで時間を潰した。

2024110402

 やっと乗り込んだ特急は近くの座席にグループがいて、車内で酒のんでべらべらと大きな声で話をしてうるさい。これだから特急に乗るのは好きではないのである。座席指定だし、席は満杯なので移動する訳にもいかない。諦めて我慢した。やっと鬼怒川温泉に着いて、反対側に止まっていた車両に乗り込む。一両しかない快速列車はそれでも座席を確保できた。とは言っても、湯西川温泉まではそんなに長い乗車ではない。しばらく乗った湯西川温泉駅で下車する。

2024110403

 トンネルの階段を登って改札を出て、外へ出るとやはり少し肌寒く感じた。長袖シャツでは少し寒く、ウィンドブレーカーを着込む。道の駅の前を通りすぎ、奥の駐車場に行く。どこが登り口がよく分かっていなかったが、駐車場を左へ進むと左手に遊歩道が見えた。左へ行くとやはり登山口であった。地図やヤマビル注意の看板などが設置されている。軽く案内図を確認してから登り始める。のっけから木段のきつい登りが続く。段差が大きくかなりきつい。すぐに駐車場を下に見るようになる。しばらく頑張ると左に桟道で進む。遊歩道のために設置されたようだが、だいぶ湿気ている。木段はまだ大丈夫だが、そんなに長くは持たなさそうだ。こういう登山道は常に整備されるとは思えないので、歩けなくなるのも近いのかもしれない。再び木段の登りになるが、木段の間の土も黒く湿っていて、いつもこんな感じなのだろう。ヒルが好みそうな感じである。しばらく登ると谷状の地形の中を急な木段で登り、右へ行く。やはり登る人は少ない感じの道を緩やかに登る。折り返すと布袋和尚という表示板がある。横には何か置かれていたと思われる台座らしきコンクリートがあるが、その上は移動されたのか何もないようだ。

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 大きなじぐざぐを書きながら登っていく。しばらく続いたのち、木段で尾根へ向かう。左手に進んで登ると尾根に出る。道標を見て右に曲がる。少し行くと鉄塔がある。

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 右手に少し色づいた山を見ることができる。塩沢山あたりだろうか。

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 先へ進んで斜度が上がって登っていく。すると赤くなっている木を見かけ、休憩舎が出て来た。

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 ベンチがあって、紅葉を楽しむには良い場所だなと思う。休まず、そのまま先へ進む。

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 緩やかな登りで少し進むと先の方には葛老山の稜線と思われるものが見えたが、かなり高い。あんな所まで登らないといけないのかと思う。

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 再び斜度が上がって登っていくと左に毘沙門天と書かれた表示板と木製の像が置かれている。これを見るとやはり下の布袋和尚にも木像があったのだろうと思われた。

2024110410

 さらに進むと尾根を外して右の道を進む。緩やかに進んだのち、左の尾根には取りつかず、右へ進むようだ。右へ登っていくと左に折り返して進み、斜面を登っていく。途中には弁財天があった。

2024110411

何度か折り返して高度を上げる。途中の木はやはり少し色づいている。

2024110412

 再び左に向かって登っていくようになり、やがてまた右に折れて登る。色づいた木々を見ながら登ると恵比寿様があった。

2024110413

 再び右の斜面を進み、何度も折れながら登る。もうだいぶ上の方まで来たなと思うけれど、木段には苔が生えている。いかに常に湿気ているかこれを見れば分かる。ダムも近く、ヒルが好きな環境に間違いはないようだ。

2024110414

 少し登りついたと思う地点の上のあたりは紅葉が悪くない感じである。赤もあり、黄色もあり、緑もあり、三段紅葉に近い。しかし、あれだけ良かった空はどんより曇ってしまった。やはり鬼怒の山はすっきりとした晴れは少ない。紅葉もどんよりの曇り空ではそれほどきれいとはならないのが残念だ。

2024110416

 折り返して進むと大黒天がある。

2024110427

そのあたりの紅葉が一番良かった感じである。

2024110415

 もうしばらく登ると緩やかな尾根になる。しかし緩やかに見えても歩くとそれなりに登ったり下ったりがある。それでも急というほどのことはない。さすがに高度を上げたせいか曇ったせいか、少し肌寒い。

2024110417

 しばらく尾根を進んで最後の登りを登っていくと先に休憩舎が見えたが、人がいるようだ。右手には樹林の合間からダムを見降ろすことができる。

2024110419

 のんびり進めば山頂、右には寿老人があり、そこに葛老山の山名板も置かれていた。

2024110418

 わずかに先に三角点がある。

2024110420

 ご夫婦らしきお二人はすぐに降りて行ったので、静かな山頂のベンチに座り、パンを食べた。

2024110421

 この時間ならば13時台の列車に間に合うのは確実だが、温泉に入浴するには少し余裕が必要だ。できれば速足で下って温泉入浴の時間を作りたい。特に長居する必要もないのですぐに下山を開始する。

2024110422

 帰りはさすがに早い。下っていくとあっという間に紅葉のよかった所を過ぎる。左に折れて斜面への下りにかかる。先をさきほどのお二人が下っているが、犬を連れているのでそんなに早くはない。追いつきそうである。何度も折り返して下っているとやはり追いついてパスさせてもらってさらに下っていく。あっという間に谷状の地形の所を下り、さらに下っていけば、休憩舎にたどり着く。もうどんよりの雲でさきほどの赤もあまり目立たなくなっていた。止まらずにそのまま先へ進み、下っていく。

2024110423

 鉄塔を通過する。右手にダムと道路がちらりと見えた。左に折れてさらに木段を下る。木段の下りは長い。それでも車やバイクの音などが聞こえてきて、車の屋根が見えれば、やがて登山口に降り立った。時計を見るとまだ12時半、十分に時間がありそうである。

2024110424

 道の駅に行き、二階の温泉で入浴する。さすがに体が冷えたので心地よかった。何か食べようかと早めに切り上げたが、さすがに時間を考えると食事処に入るのは無理そうだ。お土産を物色し、きのこのセットが売られていたのでそれを買った。外で何か食べようかと思ったが、ラーメンかきのこ汁だけのようである。ということできのこ汁(¥400)を注文して食べた。

 もう後はすることもない。駅に入り、列車を待つ。新藤原駅で乗り換えてのんびり帰宅した。

 

古賀志山 中尾根から南コース

2024110312(班根石山からの高原山)

【 山 名 】古賀志山、班根石山、御嶽山
【 山 域 】栃木の山
【 日 時 】2024年11月3日(日)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】森林公園入口バス停9:05→9:40森林公園駐車場9:45→10:00中尾根分岐→中尾根→11:00班根石山分岐→11:10班根石山→11:30富士見峠→11:45古賀志山11:55→12:05御嶽山→南コース→12:30林道→13:10森林公園管理センター→14:00森林公園入口バス停

☆古賀志山へ

2024110301

 台風崩れの低気圧が通過して、天気は良くなりそうだ。初めて古賀志山へ行くことにする。早朝の電車に乗り、宇都宮駅へ。乗り換え時間が5分しかない、と急いでバス停に行くとなんと乗る予定だったバスは日曜日はない。どうやら調べておいたのは土曜日の時刻だったようである。なんとか一時間後にバスがあるようだ。これで行くことにする。帰りのバスも本数が少なく、14時半過ぎを逃すと16時台までない。コースタイムからすると15時くらいにはなりそうなので、その場合はどこかで時間を潰すしかないかなと思う。コンビニでコーヒーを買ったりして一時間待って、ようやくのバスに乗り込む。乗客は少ないが、山に向かいそうな人が一人だけ乗った。途中に乗ってくる人もあったが乗客はやはり少ない。森林公園入口バス停でさきほどの人が降りた。自分も下車する。

2024110302

 きれいに晴れている。のんびりバス停の写真を撮ったり支度をしていたら、さきほどの人はいなくなっていた。横断歩道を渡って森林公園に向かう。少し進むと上り坂でしばらく登らされる。その先はストレートが多い。樹林の中の広い道を進む。ランニングしている人が多いようだ。やはり森が多いからであろうか。道は起伏が結構あって、登ったり下ったりしながら進み、だいぶ歩いた所で左に曲がり、道を左右に分ける。さらに歩いていく。車がときどき横を通っていくが、走りやすいのかかなりのスピードで通っていく車が多い。樹林の中でカーブが多くなり、距離が短くなるよう、できるだけカーブの内側を歩くようにして進んでいく。ようやく明るい所に出ると民家を見て、先に古賀志山の山稜の一部が見えてくる。その先へ行くと森林公園の駐車場に着いた。

2024110303

 広い駐車場にはそれなりに車が止められている。奥に進んでトイレに立ち寄る。今日は中尾根コースを登る予定である。林道を先に進む。軽装で歩いている人たちが多い。すぐに左に赤川ダムが見えてくるが、今は工事をしているらしく、水が全くなく、干上がっている。山が見え、少し色づいた木があるようだ。写真を撮って先へ進む。

 しばらく歩く。サイクリングコースがあるらしく、左と右に分かれている。右は車が走る道路になっていた。知らないのでそのまま進む。やがて左に北コースなどへの道が分かれている。そのまま進む。樹林の中を進むようになった。先からおばあさんが来たが、山登りというよりは、この付近を散策しているようである。特に山登りではなく、普通に自然公園として来ている人たちも多い感じである。左に小さな池のようなものがあるが、これが細野ダムだろうか。そちらはしっかりと水が湛えられていた。

2024110304

 しばらく歩いていくと古い休憩舎を見る。そこが中尾根への分岐のようだ。左に曲がって小さな橋を渡るとすぐに取りつきになる。ちょうど登ろうとしている人がいて、先に登らせてもらった。登り道はのっけからそれなりにきつい登りである。小さなじぐざぐでどんどん高度を上げていく。少し草がかぶる感じの道でさすがに暑い時期はあまり登る人もいないのであろう。細い道をしばらく登ると道標があって左に北コースと書かれていたのでそちらは違うかと右手の細い道を登る。緩やかだが、それなりの登り、道がかなり細いのでさきほどの道標が示していたコースの方が良かったかなと思いながらも先へ進む。しばらく登ると左手に岩があり、上の方で人の声と鎖を登っている感じの音が聞こえてくる。しまった、中尾根コースの核心部を巻く道だったのかな。でも、ここまで登ってしまうともう後戻りはできない。木段を登って高度を上げていくと尾根に登りついた。

2024110305

 道標を見ると軍艦岩、3番岩右となっている。ありゃ、やっぱり核心部を巻いてしまったようだ。登ってきた方向にはかたくり群生地と書かれていて、春に歩く方が良かった道のようである。まあ安全に登るには良い道であった。

2024110306

 先へ進むとやはり岩のある登りとなる。特に難しくはなく、岩を掴んだりしながらの登りは楽しい。雲が少しかかり、冷えてきたのでウィンドブレーカーを着込んだ。ぐんぐん登って小ピークを過ぎて先に進む。下ったり、登り返したりしながら進んでいく。そんなにきつくはないが、それなりにアップダウンがあってちょっと岩にロープが欲しいなと思うような所もあったが、そんなものはない。それでもちょっと体を持ち上げれば、特に難しくはなかった。ちょっと冒険心をくすぐる楽しい歩きである。しばらく進んで下ると分岐がある。やはりたくさんのコースがある山である。中尾根はそのまま直進すれば良いらしい。登ってから先へ緩やかに進み、道が分かれていて左を選択する。先に進んで再び急な登りになる。この道で良かったようだ。

2024110307

 しばらく登ってから下るとまた分岐。やっぱり道が多い山である。先に進むとまた少しきつい登りで岩っぽい登りである。やがて小さなギャップを過ぎると下りになるが、右手には大きな山が見えてくる。あそこへは登れるのだろうか。

2024110308

 細い道を先へ進み、しばらく進むとまた分岐。中尾根最高点はこの先で岩場である。右に班根石山と書かれていて、そちらへ向かう道があるようだ。どうせ中尾根の岩場は下も登ってないし、右に行く方が班根石山へ向かうには近道のようなので、そこから右の道を進むことにした。

2024110309

 細い道を進むと岩場の横をへつるように進む。ちょっと木が邪魔したりするが、先へ行くと右に曲がって樹林の中のトラバース道となる。さらに進むと目の前に大きな岩場が立ちふさがる。右に行くのか左に行くのかよく分からないが、左上が道のような感じに見えたので、左へ行く。ちょっと踏み跡っぽい感じの道をしばらく登ると道に出た。右へ行けば班根石山へ行けそうだ。そのまま進むとそれなりの登りになり、しばらく登ると岩場に鎖が付いている。長くはなく、軽く掴むくらいでたいしたことのない岩場である。しばらく登ると右に曲がる。人の声が聞こえてきて、ちょうど降りてきた二人の若い人と会った。緩やかに進むと山頂のようだ。

2024110310

 左と右に眺めがあり、右からは古賀志山と市街を見ることができた。左は高原山がきれいに見えている。さらに左には日光の山があるはずだが、雲がかかっていて見えなかった。ここまで水を全く飲んでいなかった。のどが乾いたので少し水を飲んだ。

2024110311

 さて、古賀志山へ向かうことにする。少し戻るとさきほど登ってきた分岐点だが、そこには気づかなかったが、小さな道標があり、先には鞍掛山などを示していた。左へ折れて急な下りを下る。さきほど会った人たちがゆっくり降りているようだ。鎖場のあたりで追いつきそうになったが、自分が近づくと急に足を早めたようで、どんどん先へ行ってしまう。鎖場はたいしたことがなく、あっという間に降りて先へ行く。登りになると短いがしんどい。少し登り返すと分岐に着く。さきほど登らなかった中尾根からのコースが合流している。さきほどの二人は左へ中尾根を降りて行ったようで声がしていた。自分は古賀志山へ向かうのでちょうど良かった。そこにある標柱には中尾根最高点と記載されていた。

2024110313

 先へ進むと下りになるが、岩のある道でやはり下りにくい。しばらく下ってから先へ行き、さらに下ると富士見峠が見えてくる。声が聞こえてきて、下には人がいるようだ。ぐんぐん下ると人の多い富士見峠に着く。北コースは人気のコースらしく、子供連れの家族なども含めて、人がたくさん登ってきていた。

2024110314

 そこから古賀志山へ向かう。きつい登りには脇にロープなども付いているが、基本的には岩の登りである。それでも危ないというほどの事はない。子供たちもこんな道であればいかにも山らしい道で楽しめるであろう。降りてくる人たちにもときどき会う。自分の後ろからは二人の子供を連れたおとうさんが登ってきていた。なかなかに早く、自分とペースはあまり変わらない感じだった。

2024110315

しばらく登って行けば、少し緩やかになり、その先までもう少し進むと古賀志山の山頂だった。裏側に回るとしっかり山名板であった。近くには三角点が置かれていた。角が削れて一等三角点に見えるが、後で調べると二等三角点のようである。

2024110316

 ベンチがたくさんある。どこにしようかと思ったが、わずかに下に降りると先に眺めが見える場所のベンチが空いていたのでそこに座って眺めを楽しみながら昼食とした。

2024110317

☆御嶽山から南コース

 さて、食事を終えたら、人の多い山頂を後にして御嶽山に向かう。再び岩っぽい下りでしばらく下り、分岐を過ぎる。先に行くと鎖場も出てくる。ロープで岩を横に進んだり、はしごを登ったり、なかなか厳しいルートである。それでも進んで岩を登って進むと御嶽山に着く。

2024110318

 山頂は岩場で石祠が置かれているが、左から回り込むと眺めのある場所に出る。展望図が設置されていた。やはり右手の高原山はよく見えていたが、やっぱり日光方面はダメだった。荒海山が遠くに見えていた。

2024110319

 さて、往路を慎重に戻る。梯子への下りはなかなか厳しい。その先の下りもだいぶ慎重になった。そんな岩場が終われば少しホッとして下り、分岐に着く。そこから右へ下るのが南コース、ちょうど登ってきた人がいた。

2024110320

 右へ下りに入る。すぐに木段でぐんぐん下る。段差が大きく、ここを登るのはかなりきつそうだ。ぐんぐん下ると樹林を抜ける。右手が開けて明るい伐採地になっている。下にはもう林道が見えていた。

2024110321

 後ろから早い人が降りてきたのでパスさせる。緩やかに進んでいくと再び木段で大きく下る。途中に岩があるが、これは登山道を作った後に転がってきたものなのかもしれなかった。さらに下り、少し左に進むと道が分かれる。登るのと右に巻いている感じの道になっていて右に進んでみると少し進んで分岐に出た。そこからまた右下へ木段を下る。しばらく下ると林道に降り立った。

2024110322

 通行止の表示とバリケードがあるが、歩行者は除外されているようだ。左への道を進む。あまり面白味もない林道を淡々と進む。上から人が降りて来た。道標はないが道があるらしい。しばらく歩いていくと別な林道が左から来ている所に出た。自転車競技のスタート地点なのだろうか、自転車で来ている人が写真を撮っていた。

2024110323

 右手に入っていく人もいたが、自分は上に行く道に入って登る。しばらく登ってギャップで右に曲がって進んでいく。しばらく緩やかに降りていくとさきほどの右手にあった道の続きなのだろう、道が合流して人がそこから出てきていた。パスさせてもらって先へ下っていく。樹林の中であまり面白味もないのでどんどん進む。緩やかに登り返しがあったが、やがて再び下りに変わって高度を落としていく。途中には分岐があったが、そのまま先へ行く。早い女性が一人、後ろから来たのでパスさせる。少し下りの斜度が上がって滑りやすい所を下ると再び分岐、さきほどの女性が左へ降りて行ったので、右へ行く。もう随分高度を落とした感じで緩やかに下っていく。途中にはベンチで休んでいる人たちも見かける。その先から左に曲がって木段で大きく下るともう赤川ダムは近そうだ。ぐんぐん下り、右へ出れば、もう登山道も終わり、右には建物がある所を左へ行くと管理センター近くに出た。

2024110324

 先には芝生が広がって雰囲気のよい所だ。時計を見るとまだ13時を過ぎたばかり、これならば14時半のバスに間に合いそうである。道路を先へ進むと赤川ダムの堰堤である。あたりの木は微妙に色づいているようである。

2024110325

 のんびり気分で下るとすぐに駐車場、再びトイレに立ち寄ってから、バス停に向かう。やはり車道歩きは長い。一目散に歩いてもやはりバス停までは40分近かった。コンビニがあるので立ち寄ってお茶などを買い込んだ。バス停でバスを待つが、あたりは何もない。本を読んで時間を潰したが、なかなか時間が経たなかった。やっときたバスは誰も乗っていなかった。途中で一人だけ乗ってきたが、このバスもなくなってしまわないか心配になる。バスがなくなる前にまた来なくてはと思った。宇都宮駅に出て、餃子で一杯やってから帰宅した。

 

中倉山へ

2024042819(孤高のブナ)

【 山 名 】中倉山
【 山 域 】足尾の山
【 日 時 】2024年4月28日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】赤倉バス停10:30→10:50銅親水公園入口→11:30登山口→12:40分岐→13:00中倉山→13:05孤高のブナ13:20→13:30分岐→14:10登山口→14:45銅親水公園入口→15:05赤倉→15:20間藤駅

☆中倉山へ

2024042801

 久しぶりに足尾の山に登ることにする。今回は行ってみたかった中倉山である。朝一番の日光発のバスは新幹線を使っても東京からは乗れない。仕方なく9時30分過ぎのバスを使うことにする。東武日光駅には随分早く着いたので、しばらく待つ。ようやく時間になり、乗り込むが、他にも女性の登山者が乗る。銅親水公園までは乗り継ぎですかと運転手さんに聞いている。これは同じ中倉山で登るのであろう。するともう一人女性が乗ってきて、やはり中倉山らしい。すると運転手さんがGWは銅親水公園までバスは行かず、赤倉折り返しになっていると言う。これは聞いてなかった。やはり聞いている女性も同じであったようだ。スタートがただでさえ遅いのに、さらに距離まで延ばされた。まあなんとか山頂までは行けるだろうと思う。

2024042802

 やはり神橋あたりまではGW渋滞し、それを過ぎるとまともにバスは走るようになった。それでもやはり少し遅れた感じ、長いトンネルを過ぎて足尾に入る。山の新緑が良い感じである。しばらく走って右に曲がるともう間藤駅を過ぎ、さらにしばらく走った赤倉バス停に着く。すでに暑い。GWとは思えない、すでに夏のような暑さである。トイレがあるので立ち寄ってから歩き出す。しばらく歩くと左手に煙突が見えてくる。あのあたりが足尾銅山跡らしい。すでに閉山から50年を経過しているようである。建物もだいぶ撤去されているようだ。右には植えられたボタンザクラがよく咲いていたが、このレンガの塀は住宅の跡のようである。さらに歩いていき、やがて銅親水公園に近づくとだいぶ車が路駐されている。かなりの登山者がいるようである。さらに先に進むと銅親水公園入口のバス停があった。目の前に見えているのが、中倉山であろう。以前は煙害でハゲ山だったらしいが、今は下の方は緑になっている。

2024042803

 道路を先に進む。しばらく歩いていると同じバスだった女性が抜いていった。かなり足の強い人のようだ。おじさんはのんびり後ろから歩けばよいだろう。左に曲がると橋を渡り、広い場所に出るが、何かイベントをやっているようでたくさんの人やバス、車が止まっている。どうやら植樹のイベントであるようだ。少しずつ木を植えたり、草を刈ったりして緑を増やす活動をしているようだ。やはり一度失った自然を取り戻すには気の遠くなるような時間が必要になる。それでも今は随分と緑が戻ってきているようである。先の橋を渡り、左へ林道を進む。かなりきれいに白く舗装されている。しかし照り返しが暑い。少しは風が吹いてほしいと思うが、あまり風はない。長袖シャツを脱いでTシャツで歩きたい所だが、日焼けを警戒し、襟を立てて日差しをよける。もうちらほらと下って来る人に会うようになった。ひたすら道を進むとちょっと登っていく。緩やかに見えるが、それなりにきつい。少し下る所もあったが、再び登りになる。水の流れる沢の所で手を水につけてみたが、あまり冷たくはなかった。そこからは少しきつい登りになって折り返して進む。さらに先へ進んで歩いていくとわずかに風が出たが、あまり涼しくはなかった。しばらく歩いてようやく登山口に着いた。この時間だとシャリバテそうに思うので、持ってきた菓子パンを少し食べて水を飲んだ。

2024042804

 中倉山と書かれたプレートを見てそこから登り始める。たくさんの人が降りてくる。こんなに人の来る山だったのか。ひたすら左右に曲がりながら登っていく道はきついというしかない。その上に暑い。まだ湿気が少ないから救われるが、それでも夏みたいな暑さである。登っても登ってもたくさんの人が降りてくる。今日はいったいどれくらいの人が登ったのだろうか。道もきついまま緩やかになることはない。斜面を左へ右へと登らされる。一人、軽装の早い人が抜いていった。まだまだ登らされて、一時間近く登るとようやく尾根に出た。

2024042805

 そこには石のようなものが積まれていて曲がる地点を示していた。先には山が見えるが、随分高い。ここからは右へ登るようだ。

2024042806

 ここからは尾根らしくなり、多少は歩きやすくなったものの、まだ斜度はそれなりにある。まだまだじっくり登っていかなくてはならない。

2024042807

 やっと少し緩くなって先に大きな山が見える場所に来た。

2024042808

 そこからは軽く下って鞍部を通過し、そこから再び登りになる。まだまだ人に会う。しばらく登ると岩のある所に着く。そこからは左手に眺めがある。先に見えるのはオロ山やその先の山であろう。まだまだ上へ向かう。しかし、しばらく頑張ると右手が開けて男体山が見える。随分登ってきたようだ。

2024042809

 もう山頂も遠くはなさそうに思えるが、まだ少し木などのある登りが続く。

2024042810

 日差しはきついが、さすがに標高を上げたせいか爽やかに暑い。登っているとピンクのお花が咲いている。見るとミツバツツジかと思ったら、アカヤシオだった。こんな暑さでもまだ咲いているとは驚いた。やはり標高が高いから今までは寒かったのであろう。

2024042811

 もう少し登るとようやく目の前が開けた所に登り着く。

2024042812

 もう山頂はすぐ先で数人がいるようだ。その先には沢入山、オロ山、左奥は庚申山、隠れるようにしているのは皇海山であろう。

2024042813

 気持ちの良い稜線を先に進むと山頂に着く。

2024042814

 石積みのある山頂で写真を撮り、休まずそのまま先に進む。緩やかに下ってから小さなギャップを過ぎると下に孤高のブナが出てくる。写真を取りながら進み、ブナの横を過ぎてわずかに登った所で数人が休んでいたので自分もそこで休む。

2024042815

 孤高のブナはよくここで生き残ったという感じである。風も強い場所に思えるが、ここでよくこれだけ成長したものだ。やはり良い木であった。

2024042816

 さて、本当は沢入山まで行きたかったが、もう13時過ぎのこの時間からだしこの暑さでは無理があるだろう。またの機会があればその時に行ってみたい。ここは無理をせず、下山することにした。その前に稜線の左手にピンクが見えたのでそちらに行ってみる。

2024042817

 するとアカヤシオがよく咲いていた。

2024042818

 左下にも結構な本数のアカヤシオがあるようだ。先日、仙人ヶ岳でたくさん見たのでそれほどの感動はないものの、やはりたくさん咲いているのを見るのは悪くはなかった。

2024042820

 さて、戻りはトラバース道を進むことにする。そちらに入ってみるとちょっと細いもののそれなりに踏み跡は続いている。あまりアップダウンはなく、ひたすら横に進んでいく。やがて岩の所に出る。振り返ると登ってきた時に見た岩の所かなとも思ったが、少し違うようだ。下る踏み跡があってそちらに入るのかなとも思ったが、よく見ると枝が横に置かれていて防いでいるらしい。どうやらこれではないようだと上に向かう踏み跡をわずかに登ると横に通っている踏み跡に出る。これがトラバース道の続きらしい。再びそれを辿っていくと行きに通った岩の所に出た。

2024042821

 そこからは往路を戻る。やはり登りも急だっただけに下りも急である。ときおり休んでいる人を見ながら下っていく。しばらく下ると石が積まれている所に出る。もうここか。そこからは左へ再び左右に折れ曲がる道に入る。やはり下っている人が多く、ときおりパスさせてもらってどんどん下っていく。やっぱり長いね。ひたすら下っていく。風が少しあって、午前中の登りよりは多少マシな気はしたが、気温はさらに上がっているのでやはり暑い。汗をぬぐいながらひたすら下り、こんな所通ったかなと思いながらロープの付いた急な下りも過ぎてようやく道が見え、やっと道に降り立った。

2024042822

 後は道路を歩くだけ。この時間ならば赤倉15時30分過ぎのバスに間に合いそうである。また日光市内はちょっと渋滞しそうな気もしたが、まあ良いか。やはり暑いがわずかに体が慣れたようでもある。どんどん下って歩いていく。やはり帰りは下りになるのできつくはない。淡々と歩いて橋の前の広場に出るともう植樹のイベントは終わったようでほとんど人がいなくてガランとしていた。きれいな水が流れる川を見て橋を渡り、さらに先に進んでもう一つ橋を渡る。道路をしばらく歩けば、銅親水公園入口、そのまま先へ進む。もう路駐されていた車も随分いなくなっていた。さらに歩いていく。

2024042823

 赤倉のバス停に着いたのは15時過ぎ、ここでバスを待っても良かったが、もう少し歩いて間藤駅まで行くことにした。しばらく歩いていくと後ろから一人追い抜いて行った。上間藤、下間藤のバス停を過ぎて間藤駅に着く。

2024042824

 駅にはトロッコ列車がいた。予約なしでは乗れないだろうと思う。後で調べるとやはり予約が必要であった。どうせ明日も休みだからのんびり帰ってもよいが、やはりバスが来るならバスで日光に出た方が早そうだ。見ていると赤倉を経由するバスが通って行った。バス停で待つと観光客も含めて列となった。しばらくすると来たバスは結構人が乗っていてなんとか自分は座席を確保できたが、立ち客も出るくらいであった。バスは走り、清滝あたりからは渋滞かなと思っていたら、予想外にすいすいと走る。連休の中日だからまだ帰り渋滞ではないらしい。とは言え、さすがに神橋が近づくと少し渋滞して遅れた。それでもそこを過ぎるとそれほどではない。ひとつ前のバス停で下車して歩く。途中のプリン屋さんは人が並んで買っていた。途中で酒を買い込み、駅に着く。各駅停車に乗り込んだら、駅員さんが乗ってきて、今日はGWのせいか臨時の急行が先に出ますと言う。乗り換えて、急行に乗って帰途についた。

 

若見山へ

22042001(マキノスミレ)

【 山 名 】若見山
【 山 域 】塩原温泉付近の山
【 日 時 】2024年4月20日(土)
【 天 候 】晴れのちくもり
【 ルート 】上塩原バス停9:40→9:50登山口→10:50 17号鉄塔分岐→11:10 17号鉄塔→11:30若見山11:40→12:35登山口→12:50上塩原バス停

☆若見山へ

22042002

 今年も奥鬼怒方面の山に向かう。去年は芝草山へ出かけたが、今年は若見山に行ってみる。イワウチワが多い山のようである。果たして咲いているだろうか。いつものように特急リバティ会津に乗る。鬼怒川温泉を過ぎると山が増えるが、山は新緑が始まりつつある感じ、ヤマザクラがよく咲いているようで美しい感じだった。上三依塩原温泉口駅で下車する。駅前にはやはり桜がまだ咲いていた。若い人が一人下車したが、その人もバスに乗るようだ。バスは二人だけの乗車で出発する。小さなザックを持っていたので、同じ若見山に登る登山者かなと思ったが、上塩原バス停では下車しなかったので、自分一人だった。

22042003

 若見山の登山口は少し戻る感じである。自由乗降のようなので前もって運転手に告げておけば登山口で下車することも可能だと思われたが、帰りの時間などを確認しておきたかったので、上塩原バス停まで乗ったのだった。下車するとあたりの桜が満開できれいであった。戻る道にもピンクのヤマザクラが咲いていて目にまぶしい。有り難いことに青空で満開の桜を見るのにもぴったりだった。今日はもう暖かいので長袖シャツで歩く。しばらく歩いてトンネルを抜ける。橋を渡るとその先が若見山の登山口である。左手に車を止められるスペースがあったが、車は無かった。

22042004

 若見山の登山口を示す古い案内板を見て、右に進む。すぐに山に取りつくようだ。大きなじぐざぐでうす暗い樹林の中を登っていく。そんなにきついというほどではないが、それなりの登りである。

22042005

 明るい所に出ると風が少し出てきた。それでもまだ大したことはなく、そのまま登っていく。やはりまだこのあたりは冬が春に対してまだ最後の抵抗を試みている感じである。

22042006

 やがて右上に鉄塔を見て黄色の杭の尾根に登り着く。右へ行けば鉄塔だが、わざわざ行ってみる気にはならない。風がいきなり強くなって吹き上げてきた。汗がいきなり冷やされて寒くなる。地形的なものかもしれず、この先も寒いのか分からないので、長袖シャツのままで進んだが、やはり風は強く、寒くなって来たのでウィンドブレーカーを取り出して着ることにした。先に進むと少し道が細い所を登る。落ち葉がかなり溜まっているのでズブズブと靴が潜って歩きにくい所もあった。あまり登る人はいないのだろうか。折り返して先に進み、明るい尾根を進む。気分は良いが風が強くて少し寒い。

22042007

 さらに先に進んでいくとイワウチワがよく咲いていた。今年は先日の新潟山行でもたくさん見たのでそれほどの感動はないものの、それでもやはり見られるのは嬉しい。楽しみながら先に進むが、やはり結構咲いていた。しかし、風が強くなり、鞍部でもかなりの風に吹かれた。そんな中でもイワウチワは風に揺れながら咲いていた。

22042008

 途中に少し大きな木を見かける。

22042009

 やがて少し下って目の前に山が出てきた所で右に17鉄塔と書かれた分岐に着く。往復するのが一般的だが、時間も早いので行ってみることにした。やはり踏み跡らしいが落ち葉で判然としないところもある。なんとなくこれだろうと思いながらそれを辿る。トラバース道だが、こちらからは登りになるようだ。右に進みながらわずかずつ登っていく。しばらく進んだ所にNo17 10分と書かれた案内を見る。さらに右に進むと右手のかなり遠くに鉄塔が見えたが、あんな所まで行ったら10分じゃ済まないだろう。やがて右に尾根が見えてきてあそこに向かうのだなと思っているとやがてロープの付いたトラバースに出る。ロープをつかんで右に渡るのだが、足元が悪く、下手すると右下へ転がってしまうのでロープをしっかり掴んで渡ったものの、かなりしんどかった。

22042011

 ようやくそこを通り過ぎてさらにトラバースを進む。左上に尾根が近いが、まだしばらくは横に進む。ようやく尾根が降りてきてすぐ近くなると踏み跡も一定し、さらに進むと尾根に出た。

22042012

 そこには左に「山頂」という表示が付いていた。でも、なんとなく17号鉄塔まで行ってみたい。特に何もないとは思っていたけれど、そちらへ向かう。風も止んで暖かい日差しの下なのでウィンドブレーカーはしまった。しばらく緩やかに進んでから下りになってしばらく下ると鉄塔に出た。やはり特に鉄塔以外はない場所である。眺めも遠くに高い山が木の間にちらりと見えるだけであった。

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 さて、山頂を目指そう。しばらくは往路を戻るが、いつの間にかトラバース道の分岐を過ぎて登っていたようだ。さらに先に進むとブナが出てくる。少し細いものの、それなりに高い木を見る。さらに先に登るとこの尾根のぬしと思われる大きな木を見る。これもブナであろう。それなりに太い木である。

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 そこからは登りが少しきつくなる。足元にはかたくりの葉が出ている。少し登ると二つほど咲いていた。葉はかなり見たのでもう数日すればもっと咲くのであろう。しばらくきつい登りを頑張り、緩くなった所で先に進むと山頂の表示がいくつも付いていた。周りは樹林で特に眺めはないようだ。

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 誰かいるかと思ったが、予想に反して誰もいない。そのうちに登ってくるだろうと思いながら山頂近くに座り込んだ。また少し風が来るのでウィンドブレーカーを再び着込む。今日はずっとザックに入れっぱなしになっていたインスタント味噌汁を作る。しかし、昼食に買ってきたのはアップル入りのパンだったので合わなかった。

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 さて、下山にかかる。テープを見てそちらに下り始めるが、かなりの急降下だ。こちらから登ってくるのは結構大変そうである。急な上に砂地で足が滑りそうなので注意して下る。右手は崖のようになっているようなのでそちらにあまり近づかないように下るが、やっぱり道はその近くを通るようになっていた。しばらく下ってようやく崖から離れて左に進むようになってちょっとホッとする。下るとカタクリがちらほらと咲いている。山の上にしては咲いている方であろう。葉はもっとあるので、花はもう少し増えるだろうと思う。少し先はさきほど進んだ17号鉄塔の分岐だった。

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 またイワウチワを見ながら下る。途中左に進む道があった。そちらへ進んでみると日陰にも咲いていたが、風が吹いて花がだいぶ揺れていた。再び尾根に戻り、下って登り返す。先に進んでまた落ち葉の多い所を下るが、ずるっと滑りそうになり、崖に近づいたのでびびった。こんな所で事故を起こす訳にはいかない。慎重に進んで落ち葉の多い所を過ぎた。しばらく下れば、再び鉄塔の手前、そこから右の道を下っていく。さすがに下ってきたのでまだ風も吹いているものの、暖かくなった。ウィンドブレーカーは脱いで再び長袖シャツにして下っていく。最後のイワウチワを楽しみ、さらに下っていく。樹林の中をじぐざぐで下って行けば、登りの時には気づかなかった谷に近づいてそこから折り返してさらに下る。道路が近づいて車の音がうるさくなり、小さく折り返して下って明るい所に下り着いた。

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 ちらほらとヤマザクラの花びらが舞う。新緑と桜の組み合わせもよいものだ。天気もよく、軽く歩けたことも楽しかった。のんびりと道路を歩いてバス停へ向かう。途中のピンクのヤマザクラも素晴らしかった。上塩原のバス停に戻る。数分で13時のバスがやってくる所だったが、上塩原温泉はまだ入浴したことがないので、せっかくなので温泉に入浴していきたい。あえて次の15時少し前のバスに乗ることにする。

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バス停のすぐ近くには日帰り入浴の看板の出ている施設があったが、休館の表示が出ていた。もう少し先へ歩く。しばらく歩いた所にバス停があり、その目の前にある旅館まじまは日帰り入浴できた。13時過ぎという時間もあってか入浴している人はあまりおらず、しばらくの間一人で露天風呂を占有して入浴できた。さすがに二時間は長く、30分ほど前に旅館を出る。目の前のバス停ではなく、再び上塩原のバス停に行く。

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 右側に小滝温泉神社という小さな神社があった。参道を入ると風が強く吹き、桜吹雪が舞った。神社で良い山を歩けたことを感謝してお祈りする。やはり桜吹雪が舞う桜を見ながらバス停でしばらく待つ。やはり誰も乗っていないバスがやってきて乗り込んだ。上三依塩原温泉口駅に出るが、特急リバティは遅れている。16分遅れというアナウンスが聞こえてきた。これでは新藤原駅からの各駅停車に乗れそうもないなと諦めムード。次の各駅停車では帰りが随分遅くなってしまうのだ。ようやくやってきた列車に乗り込む。しかし、新藤原駅には列車が停車しているのが見えた。念のため鬼怒川温泉駅まで乗り、各駅停車に乗り継ぐ。問題なく乗り込めたが、家までは遠かった。

 

アカヤシオを楽しむ仙人ヶ岳

2024041305(アカヤシオ)

【 山 名 】仙人ヶ岳
【 山 域 】安蘇の山
【 日 時 】2024年4月13日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】松田四丁目バス停8:30→8:50登山口→9:00猪子峠→9:50猪子山→10:10惟の山→10:35宗ノ岳→10:50知ノ岳→11:15西峰→11:20仙人ヶ岳11:30→11:50分岐→12:15生不動尊→12:55岩切登山口→14:20小俣駅

☆仙人ヶ岳へ

2024041301

 久しぶりに仙人ヶ岳へ行くことにする。ちょっと朝起きるのが辛かったが、なんとか起きて足利市へ行く。バス停に行くとかなりの人がいて行列になっていた。どうやら団体さんが乗り込んだようである。それでもしっかりと座れることができて安心した。このご時世でも相変わらずの低料金、210円を乗り込むときに払う。有り難いバスである。車窓からはすでに始まっている新緑と桜がまだ満開できれいである。1時間近く乗り、松田四丁目バス停で下車するが、団体さんがいるせいか、少し先まで乗せてくれたようで猪子トンネルへの曲がり角まで行ってくれた。降りた人たちはすべて同じグループだったようだ。深高山などへ行くようである。団体さんは降りた先で点呼などを取っていたので、自分は先へ行く。

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 先にも桜があるが、少し葉桜になりかけていた。のっけから涼しくないのでウィンドブレーカーは脱ぎ、長袖シャツで十分だった。しばらく車道を歩いて登っていく。トンネルまでこんなに遠かったか。もうすっかり忘れている。新緑の山をみながらくねくねと登っていき、やっとトンネルに着く。左の道に入る。先を単独の女性が行くのが見えた。しばらく道路を進むと登山口に着く。そこから登り始める。沢に近い所をそれなりにきつい登りで登っていく。しばらく登ると左に林道をちらりと見て道を右に折れて進む。さらにしばらく登るとうす暗い猪子峠に着く。道が四方に分かれている。仙人ヶ岳へは5.5Kmと表示されている。結構あるね。

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 さて、先へ進む。さすがに暑くなってきたので、長袖シャツも脱いで半袖シャツで登ることにする。少しひんやりするが、寒くはない。しばらくは緩やかな登りが続く。するともうヤマツツジが咲き始めている。これには吃驚した。確かに少し暑いが、こんなに早く咲いてしまうのか。これではGWは楽しみは無さそうである。先へ進むとアカヤシオが咲いている。それにミツバツツジが咲いている。もうここまで来るとお花も咲く時期に迷っている感じである。とにかく暑くなってきたからさっさと咲いてしまおうという感じである。以前はこんなことはなく、アカヤシオが終わったらミツバツツジやヤマツツジという感じだったのに、どんどん時期がずれて一緒になっているのである。温暖化はどこまで進むのだろうか。登っていくとどんどんアカヤシオが増える。今年は裏年のようである。花付きはあまりよろしくないが、それでも十分に咲いていた。去年だったらどのくらい咲いていたのだろうか。

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 やがて右手下に松田川ダムが見える。その向こうの山は赤雪山であろう。そちらはまだ自分は登ったことがない山である。そのうちに行かなくては。岩場が多くなる。アカヤシオが多いが、あまり見とれると足元が悪い所が多いので危険である。猪子山の表示がある所に着く。そのあたりも少し先にアカヤシオがそれなりに咲いていた。

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 さらに進むと岩場のアップダウンが続く。少し肝を冷やすような所もあった。まだ先の山は遠い。

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 ひたすら下って登って進んでいく。やはりアカヤシオは咲いている。右手の淡い新緑の山々がなかなか良かった。

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 惟の山の表示を見て、さらに先に進む。しばらく進むと岩場の所で道が右下へ向かう。少し下りかけたが、あれ、もしかして先へ進むのか、とちょっと登り返す。よく見ると岩場の左に少し進み、そこに鎖があった。やはりこれが犬帰りの岩場である。久しぶりの鎖場で少し緊張する。岩はつかみやすく、足のおける場所も多いので、登るのはたやすい。しかし、途中で鎖の場所が悪かったのか、岩のでっぱりを左に越えなくてはいけなかった。そこだけは鎖にすがって、これで手が滑ったらさようならだなぁと思いながらなんとか足場を渡ることができた。岩の上に登ってしまえば、もう普通の岩場、少し進むと右下から巻き道が合流していた。

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 さらに進むとアカヤシオがよく咲いている。進んで登って先にちょっと大きな山が見えてきた。頑張って登っていくとそこにはお二人ほど休んでいた。宗ノ岳と山名板が付いていた。

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 先にようやく仙人ヶ岳が見えたが、まだ遠い。先から登って来る人が数人いた。先へ進み下ってから登り返す。しばらく細い横の灌木がうるさい中を進む。結構降りてくる人に会った。その先は大きな山に向かって登りになる。しばらく登った所で振り返ると歩いてきた稜線の山々が並んでいた。新緑と桜がきれいだった。

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 しばらく頑張って登ると知ノ岳と表示のあるピークに着く。

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 そろそろ仙人ヶ岳へ近くなってきた。先に進んで登る。左手の斜面などにはヤマザクラが結構咲いていた。

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 少しきついがどんどん登っていく。やっと岩切登山口への分岐に出る。

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 その先もまだアカヤシオが咲いている。やはり青空にアカヤシオはきれいである。ようやく少し緩くなるが、まだ山頂は先、しばらく頑張らなくてはいけない。歩いている人も多くなった。やっと登り着いたと思った所はまだ西峰。実際の山頂は少し先である。それでもそんなに長くはかからず、山頂に着く。

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 山頂には人が多かった。少し下あたりにはヤマザクラがきれいに咲いていた。ヤマザクラを見ながら紅茶を入れて昼食にした。

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☆岩切登山口へ

 さて、今日は歩いたことのない岩切登山口へ下山予定である。適当に切り上げて下ることにする。しばらくは往路を戻る。まだ登って来る人たちに結構会った。生満不動と書かれた道標を見て、そこから右の道に入る。さすがにこちらへ下る人は少なそうだ。人の気配はあまりない。すぐに急な道で下る。ロープの付いている所が多い。ミミガタテンナンショウがあった。谷に下っていく。

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 道は特に問題はない。途中にはさきほどの分岐に在ったものと同じ形の案内板がある。小学校で作ったもののようだが、だいぶ古びている。遠足などで登ることがあるのだろうか。やがて水が流れるようになった横を何度も何度も渡り返しながら下っていく。もちろん飛び石で渡れるし、木橋の所もある。かなり木橋が古くなっている所があってスリリングでもあったが、問題はなかった。ヤマザクラもちらほらと散っている。タチツボスミレを見かけたが、他のスミレは咲いていないようだった。さらに下っていく。

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 だいぶ下ったあたりに右に穴があり、鉄製のフェンスで塞がれていた。これがマンガン鉱を採掘した跡なのであろう。そこから少し下ると古い神社のような建物がある。これが生満不動であろう。だいぶ建物は怪しくなっているようだ。倒壊してもおかしくはないように見える。

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 さらに下っていく。新緑がきれいなゾーンに入る。新緑を見ながら下って沢をまた何度も渡り返す。途中、特にきれいな所があった。

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 さらに下っていくとニリンソウがちらほらと咲いていた。まだ沢の中はようやく春が来たという感じなのであろう。どんどん下っていくとヤマルリソウが咲いていた。今年はまだ見ていなかったので会えてうれしかった。やがて「かたくり群生地」と書かれた所に着く。近くには炭焼き窯と思われるものがあった。しかし、かたくりらしきものは全く見えない。なくなってしまったのだろうか。

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 そのまま下っていくとやがて右に渡って林道らしい道に変わる。もうそろそろ登山口が近そうだ。しばらく進むと明るい所に出る。先に民家があるらしい。お墓を過ぎて進むとあたりに咲いている桜がきれいだった。その先に庚申塔や石仏が置かれ、すぐ先が登山口だった。道路を少し右に歩くと小俣北町のバス停があった。15分ほど前にバスが行った所のようだ。次のバスは1時間半後である。低料金なので待っても良かったが、新緑と桜を見ようと歩き始めた。

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 新緑の山がきれいである。桜もよく咲いていた。何度も曲がって歩いていくと途中にシダレザクラがあったが満開である。車道を作った時にこの桜だけは切らずに残したようだ。古木なのであろう。近くに庚申塔などが置かれていて、以前からここにあったと思われた。

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 ひたすら歩いて石尊下のバス停を過ぎる。深高山などから降りてきたと思われるグループを見かけたが、途中、左にある神社に入っていくのが見えた。その先へどんどん歩いていく。随分気温が高い。途中でバスに乗ろうかとも思ったけれど、地形図を取り出したら駅までなんとか行けそうだ。暑い日差しの中をひたすら歩いて右手にこんもりした所の横を通る。桜がよく咲いていて、風で桜が舞い、まさに桜吹雪になっていた。先に進んで信号を渡る。目の前に小俣駅があるのだが、駅の入口は反対側である。左にしばらく歩いた踏切を渡ってからようやく右へ行き、しばらく歩いてやっと小俣駅に出た。

2024041325

 入って時刻表を見ると数分後に小山行きの列車がある。少し料金が高くなるが、小山経由で帰ることにした。小山駅で乗り換えるが、階段を登るともう足が重かった。

 

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