登山(那須・栃木)

中倉山へ

2024042819(孤高のブナ)

【 山 名 】中倉山
【 山 域 】足尾の山
【 日 時 】2024年4月28日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】赤倉バス停10:30→10:50銅親水公園入口→11:30登山口→12:40分岐→13:00中倉山→13:05孤高のブナ13:20→13:30分岐→14:10登山口→14:45銅親水公園入口→15:05赤倉→15:20間藤駅

☆中倉山へ

2024042801

 久しぶりに足尾の山に登ることにする。今回は行ってみたかった中倉山である。朝一番の日光発のバスは新幹線を使っても東京からは乗れない。仕方なく9時30分過ぎのバスを使うことにする。東武日光駅には随分早く着いたので、しばらく待つ。ようやく時間になり、乗り込むが、他にも女性の登山者が乗る。銅親水公園までは乗り継ぎですかと運転手さんに聞いている。これは同じ中倉山で登るのであろう。するともう一人女性が乗ってきて、やはり中倉山らしい。すると運転手さんがGWは銅親水公園までバスは行かず、赤倉折り返しになっていると言う。これは聞いてなかった。やはり聞いている女性も同じであったようだ。スタートがただでさえ遅いのに、さらに距離まで延ばされた。まあなんとか山頂までは行けるだろうと思う。

2024042802

 やはり神橋あたりまではGW渋滞し、それを過ぎるとまともにバスは走るようになった。それでもやはり少し遅れた感じ、長いトンネルを過ぎて足尾に入る。山の新緑が良い感じである。しばらく走って右に曲がるともう間藤駅を過ぎ、さらにしばらく走った赤倉バス停に着く。すでに暑い。GWとは思えない、すでに夏のような暑さである。トイレがあるので立ち寄ってから歩き出す。しばらく歩くと左手に煙突が見えてくる。あのあたりが足尾銅山跡らしい。すでに閉山から50年を経過しているようである。建物もだいぶ撤去されているようだ。右には植えられたボタンザクラがよく咲いていたが、このレンガの塀は住宅の跡のようである。さらに歩いていき、やがて銅親水公園に近づくとだいぶ車が路駐されている。かなりの登山者がいるようである。さらに先に進むと銅親水公園入口のバス停があった。目の前に見えているのが、中倉山であろう。以前は煙害でハゲ山だったらしいが、今は下の方は緑になっている。

2024042803

 道路を先に進む。しばらく歩いていると同じバスだった女性が抜いていった。かなり足の強い人のようだ。おじさんはのんびり後ろから歩けばよいだろう。左に曲がると橋を渡り、広い場所に出るが、何かイベントをやっているようでたくさんの人やバス、車が止まっている。どうやら植樹のイベントであるようだ。少しずつ木を植えたり、草を刈ったりして緑を増やす活動をしているようだ。やはり一度失った自然を取り戻すには気の遠くなるような時間が必要になる。それでも今は随分と緑が戻ってきているようである。先の橋を渡り、左へ林道を進む。かなりきれいに白く舗装されている。しかし照り返しが暑い。少しは風が吹いてほしいと思うが、あまり風はない。長袖シャツを脱いでTシャツで歩きたい所だが、日焼けを警戒し、襟を立てて日差しをよける。もうちらほらと下って来る人に会うようになった。ひたすら道を進むとちょっと登っていく。緩やかに見えるが、それなりにきつい。少し下る所もあったが、再び登りになる。水の流れる沢の所で手を水につけてみたが、あまり冷たくはなかった。そこからは少しきつい登りになって折り返して進む。さらに先へ進んで歩いていくとわずかに風が出たが、あまり涼しくはなかった。しばらく歩いてようやく登山口に着いた。この時間だとシャリバテそうに思うので、持ってきた菓子パンを少し食べて水を飲んだ。

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 中倉山と書かれたプレートを見てそこから登り始める。たくさんの人が降りてくる。こんなに人の来る山だったのか。ひたすら左右に曲がりながら登っていく道はきついというしかない。その上に暑い。まだ湿気が少ないから救われるが、それでも夏みたいな暑さである。登っても登ってもたくさんの人が降りてくる。今日はいったいどれくらいの人が登ったのだろうか。道もきついまま緩やかになることはない。斜面を左へ右へと登らされる。一人、軽装の早い人が抜いていった。まだまだ登らされて、一時間近く登るとようやく尾根に出た。

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 そこには石のようなものが積まれていて曲がる地点を示していた。先には山が見えるが、随分高い。ここからは右へ登るようだ。

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 ここからは尾根らしくなり、多少は歩きやすくなったものの、まだ斜度はそれなりにある。まだまだじっくり登っていかなくてはならない。

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 やっと少し緩くなって先に大きな山が見える場所に来た。

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 そこからは軽く下って鞍部を通過し、そこから再び登りになる。まだまだ人に会う。しばらく登ると岩のある所に着く。そこからは左手に眺めがある。先に見えるのはオロ山やその先の山であろう。まだまだ上へ向かう。しかし、しばらく頑張ると右手が開けて男体山が見える。随分登ってきたようだ。

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 もう山頂も遠くはなさそうに思えるが、まだ少し木などのある登りが続く。

2024042810

 日差しはきついが、さすがに標高を上げたせいか爽やかに暑い。登っているとピンクのお花が咲いている。見るとミツバツツジかと思ったら、アカヤシオだった。こんな暑さでもまだ咲いているとは驚いた。やはり標高が高いから今までは寒かったのであろう。

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 もう少し登るとようやく目の前が開けた所に登り着く。

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 もう山頂はすぐ先で数人がいるようだ。その先には沢入山、オロ山、左奥は庚申山、隠れるようにしているのは皇海山であろう。

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 気持ちの良い稜線を先に進むと山頂に着く。

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 石積みのある山頂で写真を撮り、休まずそのまま先に進む。緩やかに下ってから小さなギャップを過ぎると下に孤高のブナが出てくる。写真を取りながら進み、ブナの横を過ぎてわずかに登った所で数人が休んでいたので自分もそこで休む。

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 孤高のブナはよくここで生き残ったという感じである。風も強い場所に思えるが、ここでよくこれだけ成長したものだ。やはり良い木であった。

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 さて、本当は沢入山まで行きたかったが、もう13時過ぎのこの時間からだしこの暑さでは無理があるだろう。またの機会があればその時に行ってみたい。ここは無理をせず、下山することにした。その前に稜線の左手にピンクが見えたのでそちらに行ってみる。

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 するとアカヤシオがよく咲いていた。

2024042818

 左下にも結構な本数のアカヤシオがあるようだ。先日、仙人ヶ岳でたくさん見たのでそれほどの感動はないものの、やはりたくさん咲いているのを見るのは悪くはなかった。

2024042820

 さて、戻りはトラバース道を進むことにする。そちらに入ってみるとちょっと細いもののそれなりに踏み跡は続いている。あまりアップダウンはなく、ひたすら横に進んでいく。やがて岩の所に出る。振り返ると登ってきた時に見た岩の所かなとも思ったが、少し違うようだ。下る踏み跡があってそちらに入るのかなとも思ったが、よく見ると枝が横に置かれていて防いでいるらしい。どうやらこれではないようだと上に向かう踏み跡をわずかに登ると横に通っている踏み跡に出る。これがトラバース道の続きらしい。再びそれを辿っていくと行きに通った岩の所に出た。

2024042821

 そこからは往路を戻る。やはり登りも急だっただけに下りも急である。ときおり休んでいる人を見ながら下っていく。しばらく下ると石が積まれている所に出る。もうここか。そこからは左へ再び左右に折れ曲がる道に入る。やはり下っている人が多く、ときおりパスさせてもらってどんどん下っていく。やっぱり長いね。ひたすら下っていく。風が少しあって、午前中の登りよりは多少マシな気はしたが、気温はさらに上がっているのでやはり暑い。汗をぬぐいながらひたすら下り、こんな所通ったかなと思いながらロープの付いた急な下りも過ぎてようやく道が見え、やっと道に降り立った。

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 後は道路を歩くだけ。この時間ならば赤倉15時30分過ぎのバスに間に合いそうである。また日光市内はちょっと渋滞しそうな気もしたが、まあ良いか。やはり暑いがわずかに体が慣れたようでもある。どんどん下って歩いていく。やはり帰りは下りになるのできつくはない。淡々と歩いて橋の前の広場に出るともう植樹のイベントは終わったようでほとんど人がいなくてガランとしていた。きれいな水が流れる川を見て橋を渡り、さらに先に進んでもう一つ橋を渡る。道路をしばらく歩けば、銅親水公園入口、そのまま先へ進む。もう路駐されていた車も随分いなくなっていた。さらに歩いていく。

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 赤倉のバス停に着いたのは15時過ぎ、ここでバスを待っても良かったが、もう少し歩いて間藤駅まで行くことにした。しばらく歩いていくと後ろから一人追い抜いて行った。上間藤、下間藤のバス停を過ぎて間藤駅に着く。

2024042824

 駅にはトロッコ列車がいた。予約なしでは乗れないだろうと思う。後で調べるとやはり予約が必要であった。どうせ明日も休みだからのんびり帰ってもよいが、やはりバスが来るならバスで日光に出た方が早そうだ。見ていると赤倉を経由するバスが通って行った。バス停で待つと観光客も含めて列となった。しばらくすると来たバスは結構人が乗っていてなんとか自分は座席を確保できたが、立ち客も出るくらいであった。バスは走り、清滝あたりからは渋滞かなと思っていたら、予想外にすいすいと走る。連休の中日だからまだ帰り渋滞ではないらしい。とは言え、さすがに神橋が近づくと少し渋滞して遅れた。それでもそこを過ぎるとそれほどではない。ひとつ前のバス停で下車して歩く。途中のプリン屋さんは人が並んで買っていた。途中で酒を買い込み、駅に着く。各駅停車に乗り込んだら、駅員さんが乗ってきて、今日はGWのせいか臨時の急行が先に出ますと言う。乗り換えて、急行に乗って帰途についた。

 

若見山へ

22042001(マキノスミレ)

【 山 名 】若見山
【 山 域 】塩原温泉付近の山
【 日 時 】2024年4月20日(土)
【 天 候 】晴れのちくもり
【 ルート 】上塩原バス停9:40→9:50登山口→10:50 17号鉄塔分岐→11:10 17号鉄塔→11:30若見山11:40→12:35登山口→12:50上塩原バス停

☆若見山へ

22042002

 今年も奥鬼怒方面の山に向かう。去年は芝草山へ出かけたが、今年は若見山に行ってみる。イワウチワが多い山のようである。果たして咲いているだろうか。いつものように特急リバティ会津に乗る。鬼怒川温泉を過ぎると山が増えるが、山は新緑が始まりつつある感じ、ヤマザクラがよく咲いているようで美しい感じだった。上三依塩原温泉口駅で下車する。駅前にはやはり桜がまだ咲いていた。若い人が一人下車したが、その人もバスに乗るようだ。バスは二人だけの乗車で出発する。小さなザックを持っていたので、同じ若見山に登る登山者かなと思ったが、上塩原バス停では下車しなかったので、自分一人だった。

22042003

 若見山の登山口は少し戻る感じである。自由乗降のようなので前もって運転手に告げておけば登山口で下車することも可能だと思われたが、帰りの時間などを確認しておきたかったので、上塩原バス停まで乗ったのだった。下車するとあたりの桜が満開できれいであった。戻る道にもピンクのヤマザクラが咲いていて目にまぶしい。有り難いことに青空で満開の桜を見るのにもぴったりだった。今日はもう暖かいので長袖シャツで歩く。しばらく歩いてトンネルを抜ける。橋を渡るとその先が若見山の登山口である。左手に車を止められるスペースがあったが、車は無かった。

22042004

 若見山の登山口を示す古い案内板を見て、右に進む。すぐに山に取りつくようだ。大きなじぐざぐでうす暗い樹林の中を登っていく。そんなにきついというほどではないが、それなりの登りである。

22042005

 明るい所に出ると風が少し出てきた。それでもまだ大したことはなく、そのまま登っていく。やはりまだこのあたりは冬が春に対してまだ最後の抵抗を試みている感じである。

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 やがて右上に鉄塔を見て黄色の杭の尾根に登り着く。右へ行けば鉄塔だが、わざわざ行ってみる気にはならない。風がいきなり強くなって吹き上げてきた。汗がいきなり冷やされて寒くなる。地形的なものかもしれず、この先も寒いのか分からないので、長袖シャツのままで進んだが、やはり風は強く、寒くなって来たのでウィンドブレーカーを取り出して着ることにした。先に進むと少し道が細い所を登る。落ち葉がかなり溜まっているのでズブズブと靴が潜って歩きにくい所もあった。あまり登る人はいないのだろうか。折り返して先に進み、明るい尾根を進む。気分は良いが風が強くて少し寒い。

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 さらに先に進んでいくとイワウチワがよく咲いていた。今年は先日の新潟山行でもたくさん見たのでそれほどの感動はないものの、それでもやはり見られるのは嬉しい。楽しみながら先に進むが、やはり結構咲いていた。しかし、風が強くなり、鞍部でもかなりの風に吹かれた。そんな中でもイワウチワは風に揺れながら咲いていた。

22042008

 途中に少し大きな木を見かける。

22042009

 やがて少し下って目の前に山が出てきた所で右に17鉄塔と書かれた分岐に着く。往復するのが一般的だが、時間も早いので行ってみることにした。やはり踏み跡らしいが落ち葉で判然としないところもある。なんとなくこれだろうと思いながらそれを辿る。トラバース道だが、こちらからは登りになるようだ。右に進みながらわずかずつ登っていく。しばらく進んだ所にNo17 10分と書かれた案内を見る。さらに右に進むと右手のかなり遠くに鉄塔が見えたが、あんな所まで行ったら10分じゃ済まないだろう。やがて右に尾根が見えてきてあそこに向かうのだなと思っているとやがてロープの付いたトラバースに出る。ロープをつかんで右に渡るのだが、足元が悪く、下手すると右下へ転がってしまうのでロープをしっかり掴んで渡ったものの、かなりしんどかった。

22042011

 ようやくそこを通り過ぎてさらにトラバースを進む。左上に尾根が近いが、まだしばらくは横に進む。ようやく尾根が降りてきてすぐ近くなると踏み跡も一定し、さらに進むと尾根に出た。

22042012

 そこには左に「山頂」という表示が付いていた。でも、なんとなく17号鉄塔まで行ってみたい。特に何もないとは思っていたけれど、そちらへ向かう。風も止んで暖かい日差しの下なのでウィンドブレーカーはしまった。しばらく緩やかに進んでから下りになってしばらく下ると鉄塔に出た。やはり特に鉄塔以外はない場所である。眺めも遠くに高い山が木の間にちらりと見えるだけであった。

22042013

 さて、山頂を目指そう。しばらくは往路を戻るが、いつの間にかトラバース道の分岐を過ぎて登っていたようだ。さらに先に進むとブナが出てくる。少し細いものの、それなりに高い木を見る。さらに先に登るとこの尾根のぬしと思われる大きな木を見る。これもブナであろう。それなりに太い木である。

22042014

 そこからは登りが少しきつくなる。足元にはかたくりの葉が出ている。少し登ると二つほど咲いていた。葉はかなり見たのでもう数日すればもっと咲くのであろう。しばらくきつい登りを頑張り、緩くなった所で先に進むと山頂の表示がいくつも付いていた。周りは樹林で特に眺めはないようだ。

22042015

 誰かいるかと思ったが、予想に反して誰もいない。そのうちに登ってくるだろうと思いながら山頂近くに座り込んだ。また少し風が来るのでウィンドブレーカーを再び着込む。今日はずっとザックに入れっぱなしになっていたインスタント味噌汁を作る。しかし、昼食に買ってきたのはアップル入りのパンだったので合わなかった。

22042017

 さて、下山にかかる。テープを見てそちらに下り始めるが、かなりの急降下だ。こちらから登ってくるのは結構大変そうである。急な上に砂地で足が滑りそうなので注意して下る。右手は崖のようになっているようなのでそちらにあまり近づかないように下るが、やっぱり道はその近くを通るようになっていた。しばらく下ってようやく崖から離れて左に進むようになってちょっとホッとする。下るとカタクリがちらほらと咲いている。山の上にしては咲いている方であろう。葉はもっとあるので、花はもう少し増えるだろうと思う。少し先はさきほど進んだ17号鉄塔の分岐だった。

22042018

 またイワウチワを見ながら下る。途中左に進む道があった。そちらへ進んでみると日陰にも咲いていたが、風が吹いて花がだいぶ揺れていた。再び尾根に戻り、下って登り返す。先に進んでまた落ち葉の多い所を下るが、ずるっと滑りそうになり、崖に近づいたのでびびった。こんな所で事故を起こす訳にはいかない。慎重に進んで落ち葉の多い所を過ぎた。しばらく下れば、再び鉄塔の手前、そこから右の道を下っていく。さすがに下ってきたのでまだ風も吹いているものの、暖かくなった。ウィンドブレーカーは脱いで再び長袖シャツにして下っていく。最後のイワウチワを楽しみ、さらに下っていく。樹林の中をじぐざぐで下って行けば、登りの時には気づかなかった谷に近づいてそこから折り返してさらに下る。道路が近づいて車の音がうるさくなり、小さく折り返して下って明るい所に下り着いた。

22042019

 ちらほらとヤマザクラの花びらが舞う。新緑と桜の組み合わせもよいものだ。天気もよく、軽く歩けたことも楽しかった。のんびりと道路を歩いてバス停へ向かう。途中のピンクのヤマザクラも素晴らしかった。上塩原のバス停に戻る。数分で13時のバスがやってくる所だったが、上塩原温泉はまだ入浴したことがないので、せっかくなので温泉に入浴していきたい。あえて次の15時少し前のバスに乗ることにする。

22042020

バス停のすぐ近くには日帰り入浴の看板の出ている施設があったが、休館の表示が出ていた。もう少し先へ歩く。しばらく歩いた所にバス停があり、その目の前にある旅館まじまは日帰り入浴できた。13時過ぎという時間もあってか入浴している人はあまりおらず、しばらくの間一人で露天風呂を占有して入浴できた。さすがに二時間は長く、30分ほど前に旅館を出る。目の前のバス停ではなく、再び上塩原のバス停に行く。

22042021

 右側に小滝温泉神社という小さな神社があった。参道を入ると風が強く吹き、桜吹雪が舞った。神社で良い山を歩けたことを感謝してお祈りする。やはり桜吹雪が舞う桜を見ながらバス停でしばらく待つ。やはり誰も乗っていないバスがやってきて乗り込んだ。上三依塩原温泉口駅に出るが、特急リバティは遅れている。16分遅れというアナウンスが聞こえてきた。これでは新藤原駅からの各駅停車に乗れそうもないなと諦めムード。次の各駅停車では帰りが随分遅くなってしまうのだ。ようやくやってきた列車に乗り込む。しかし、新藤原駅には列車が停車しているのが見えた。念のため鬼怒川温泉駅まで乗り、各駅停車に乗り継ぐ。問題なく乗り込めたが、家までは遠かった。

 

アカヤシオを楽しむ仙人ヶ岳

2024041305(アカヤシオ)

【 山 名 】仙人ヶ岳
【 山 域 】安蘇の山
【 日 時 】2024年4月13日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】松田四丁目バス停8:30→8:50登山口→9:00猪子峠→9:50猪子山→10:10惟の山→10:35宗ノ岳→10:50知ノ岳→11:15西峰→11:20仙人ヶ岳11:30→11:50分岐→12:15生不動尊→12:55岩切登山口→14:20小俣駅

☆仙人ヶ岳へ

2024041301

 久しぶりに仙人ヶ岳へ行くことにする。ちょっと朝起きるのが辛かったが、なんとか起きて足利市へ行く。バス停に行くとかなりの人がいて行列になっていた。どうやら団体さんが乗り込んだようである。それでもしっかりと座れることができて安心した。このご時世でも相変わらずの低料金、210円を乗り込むときに払う。有り難いバスである。車窓からはすでに始まっている新緑と桜がまだ満開できれいである。1時間近く乗り、松田四丁目バス停で下車するが、団体さんがいるせいか、少し先まで乗せてくれたようで猪子トンネルへの曲がり角まで行ってくれた。降りた人たちはすべて同じグループだったようだ。深高山などへ行くようである。団体さんは降りた先で点呼などを取っていたので、自分は先へ行く。

2024041302

 先にも桜があるが、少し葉桜になりかけていた。のっけから涼しくないのでウィンドブレーカーは脱ぎ、長袖シャツで十分だった。しばらく車道を歩いて登っていく。トンネルまでこんなに遠かったか。もうすっかり忘れている。新緑の山をみながらくねくねと登っていき、やっとトンネルに着く。左の道に入る。先を単独の女性が行くのが見えた。しばらく道路を進むと登山口に着く。そこから登り始める。沢に近い所をそれなりにきつい登りで登っていく。しばらく登ると左に林道をちらりと見て道を右に折れて進む。さらにしばらく登るとうす暗い猪子峠に着く。道が四方に分かれている。仙人ヶ岳へは5.5Kmと表示されている。結構あるね。

2024041304

 さて、先へ進む。さすがに暑くなってきたので、長袖シャツも脱いで半袖シャツで登ることにする。少しひんやりするが、寒くはない。しばらくは緩やかな登りが続く。するともうヤマツツジが咲き始めている。これには吃驚した。確かに少し暑いが、こんなに早く咲いてしまうのか。これではGWは楽しみは無さそうである。先へ進むとアカヤシオが咲いている。それにミツバツツジが咲いている。もうここまで来るとお花も咲く時期に迷っている感じである。とにかく暑くなってきたからさっさと咲いてしまおうという感じである。以前はこんなことはなく、アカヤシオが終わったらミツバツツジやヤマツツジという感じだったのに、どんどん時期がずれて一緒になっているのである。温暖化はどこまで進むのだろうか。登っていくとどんどんアカヤシオが増える。今年は裏年のようである。花付きはあまりよろしくないが、それでも十分に咲いていた。去年だったらどのくらい咲いていたのだろうか。

2024041306

 やがて右手下に松田川ダムが見える。その向こうの山は赤雪山であろう。そちらはまだ自分は登ったことがない山である。そのうちに行かなくては。岩場が多くなる。アカヤシオが多いが、あまり見とれると足元が悪い所が多いので危険である。猪子山の表示がある所に着く。そのあたりも少し先にアカヤシオがそれなりに咲いていた。

2024041307

 さらに進むと岩場のアップダウンが続く。少し肝を冷やすような所もあった。まだ先の山は遠い。

2024041308

 ひたすら下って登って進んでいく。やはりアカヤシオは咲いている。右手の淡い新緑の山々がなかなか良かった。

2024041309

 惟の山の表示を見て、さらに先に進む。しばらく進むと岩場の所で道が右下へ向かう。少し下りかけたが、あれ、もしかして先へ進むのか、とちょっと登り返す。よく見ると岩場の左に少し進み、そこに鎖があった。やはりこれが犬帰りの岩場である。久しぶりの鎖場で少し緊張する。岩はつかみやすく、足のおける場所も多いので、登るのはたやすい。しかし、途中で鎖の場所が悪かったのか、岩のでっぱりを左に越えなくてはいけなかった。そこだけは鎖にすがって、これで手が滑ったらさようならだなぁと思いながらなんとか足場を渡ることができた。岩の上に登ってしまえば、もう普通の岩場、少し進むと右下から巻き道が合流していた。

2024041310

 さらに進むとアカヤシオがよく咲いている。進んで登って先にちょっと大きな山が見えてきた。頑張って登っていくとそこにはお二人ほど休んでいた。宗ノ岳と山名板が付いていた。

2024041311

 先にようやく仙人ヶ岳が見えたが、まだ遠い。先から登って来る人が数人いた。先へ進み下ってから登り返す。しばらく細い横の灌木がうるさい中を進む。結構降りてくる人に会った。その先は大きな山に向かって登りになる。しばらく登った所で振り返ると歩いてきた稜線の山々が並んでいた。新緑と桜がきれいだった。

2024041312

 しばらく頑張って登ると知ノ岳と表示のあるピークに着く。

2024041313

 そろそろ仙人ヶ岳へ近くなってきた。先に進んで登る。左手の斜面などにはヤマザクラが結構咲いていた。

2024041314

 少しきついがどんどん登っていく。やっと岩切登山口への分岐に出る。

2024041315

 その先もまだアカヤシオが咲いている。やはり青空にアカヤシオはきれいである。ようやく少し緩くなるが、まだ山頂は先、しばらく頑張らなくてはいけない。歩いている人も多くなった。やっと登り着いたと思った所はまだ西峰。実際の山頂は少し先である。それでもそんなに長くはかからず、山頂に着く。

2024041316

 山頂には人が多かった。少し下あたりにはヤマザクラがきれいに咲いていた。ヤマザクラを見ながら紅茶を入れて昼食にした。

2024041317

☆岩切登山口へ

 さて、今日は歩いたことのない岩切登山口へ下山予定である。適当に切り上げて下ることにする。しばらくは往路を戻る。まだ登って来る人たちに結構会った。生満不動と書かれた道標を見て、そこから右の道に入る。さすがにこちらへ下る人は少なそうだ。人の気配はあまりない。すぐに急な道で下る。ロープの付いている所が多い。ミミガタテンナンショウがあった。谷に下っていく。

2024041318

 道は特に問題はない。途中にはさきほどの分岐に在ったものと同じ形の案内板がある。小学校で作ったもののようだが、だいぶ古びている。遠足などで登ることがあるのだろうか。やがて水が流れるようになった横を何度も何度も渡り返しながら下っていく。もちろん飛び石で渡れるし、木橋の所もある。かなり木橋が古くなっている所があってスリリングでもあったが、問題はなかった。ヤマザクラもちらほらと散っている。タチツボスミレを見かけたが、他のスミレは咲いていないようだった。さらに下っていく。

2024041319

 だいぶ下ったあたりに右に穴があり、鉄製のフェンスで塞がれていた。これがマンガン鉱を採掘した跡なのであろう。そこから少し下ると古い神社のような建物がある。これが生満不動であろう。だいぶ建物は怪しくなっているようだ。倒壊してもおかしくはないように見える。

2024041320

 さらに下っていく。新緑がきれいなゾーンに入る。新緑を見ながら下って沢をまた何度も渡り返す。途中、特にきれいな所があった。

2024041321

 さらに下っていくとニリンソウがちらほらと咲いていた。まだ沢の中はようやく春が来たという感じなのであろう。どんどん下っていくとヤマルリソウが咲いていた。今年はまだ見ていなかったので会えてうれしかった。やがて「かたくり群生地」と書かれた所に着く。近くには炭焼き窯と思われるものがあった。しかし、かたくりらしきものは全く見えない。なくなってしまったのだろうか。

2024041322

 そのまま下っていくとやがて右に渡って林道らしい道に変わる。もうそろそろ登山口が近そうだ。しばらく進むと明るい所に出る。先に民家があるらしい。お墓を過ぎて進むとあたりに咲いている桜がきれいだった。その先に庚申塔や石仏が置かれ、すぐ先が登山口だった。道路を少し右に歩くと小俣北町のバス停があった。15分ほど前にバスが行った所のようだ。次のバスは1時間半後である。低料金なので待っても良かったが、新緑と桜を見ようと歩き始めた。

2024041323

 新緑の山がきれいである。桜もよく咲いていた。何度も曲がって歩いていくと途中にシダレザクラがあったが満開である。車道を作った時にこの桜だけは切らずに残したようだ。古木なのであろう。近くに庚申塔などが置かれていて、以前からここにあったと思われた。

2024041324

 ひたすら歩いて石尊下のバス停を過ぎる。深高山などから降りてきたと思われるグループを見かけたが、途中、左にある神社に入っていくのが見えた。その先へどんどん歩いていく。随分気温が高い。途中でバスに乗ろうかとも思ったけれど、地形図を取り出したら駅までなんとか行けそうだ。暑い日差しの中をひたすら歩いて右手にこんもりした所の横を通る。桜がよく咲いていて、風で桜が舞い、まさに桜吹雪になっていた。先に進んで信号を渡る。目の前に小俣駅があるのだが、駅の入口は反対側である。左にしばらく歩いた踏切を渡ってからようやく右へ行き、しばらく歩いてやっと小俣駅に出た。

2024041325

 入って時刻表を見ると数分後に小山行きの列車がある。少し料金が高くなるが、小山経由で帰ることにした。小山駅で乗り換えるが、階段を登るともう足が重かった。

 

栃木の大平山あたりへ

2/3は栃木へ。前の週も大平山でしたけど、特に意識した訳ではありません。

2024020301

以前にも大平山は歩いていますが、久しぶりに新大平下駅で下車して歩き出し。

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少し歩いて星ノ宮神社という神社でお参り。

2024020303

登山口近くにある客人神社に登ってお参り。

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神社からはそのまま左へ進むと登山道に出られました。登っていくとこれから歩く山々を見ることができました。

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謙信平に着くと霞んでいたものの、しっかり富士山。

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登っていくと大平山神社に到着。

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向こうに見えるのは筑波山かな。

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奥の院にお参りした後、さらに登っていくと富士浅間神社の後ろに大平山の表示。

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先へ歩いていきます。急降下の後、緩やかに進んでいくとぐみの木峠。

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ひたすら登って晃石山に到着。

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やはり日光連山がよく見えました。反対側にはもちろん富士山も見えます。少し休憩。

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下へ急な道を降りると晃石神社。

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先へ進んでいくと早い人たちに結構抜かれました。やっぱり急な道で下ると桜峠。

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明るい山道を緩やかに登っていくとやっと馬不入山の山頂に到着。グループらしき人達が休んでいたのですが、話を聞いているとどうやら地元に近い人達で週4日くらい来ているそうな。そりゃ早い訳だなぁ。

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大明神山を目指します。少し先に行くと展望台がありました。休んでいる人達もいて、大明神山まで行かない人でも天気の良い日ならば、ここまでは来た方がよいと思います。

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途中でランナーさんがパスしていきました。道は少し細いけれど特に問題はなく、緩やかに下っていくと道路に一度出ました。

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山頂のはるか手前でランナーさんが戻ってきたのに会いました。やっぱり早いなぁ。結構きつい登りなどもあったりしながら進んでいくと大明神山に到着。ここも日光連山などを見ることができました。

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下りの道に入りましたが、落ち葉で少し滑りやすいし、そんなに多くの人は歩いていない感じの道でした。それでもなんとか下っていくと道に出られました。岩船総合運動公園あたりから振り返る大明神山。

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車の通行量の多い道を登り返し、関東ふれあいの道に入るとホッとします。下っていくと鷲神社がありましたのでお参りしました。

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ため池の先を曲がり、さらにしばらく歩いていくと岩船山への登り口。

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きつい道を登っていくと高勝寺。

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お詣りした後に奥へ進んで見ると奥の院。本当はこの先にあったようですが、崩落などで立ち入ることができなくなってここに置かれたようですね。この後、三角点へも行ってみようかと思いましたが、ロープで塞がれていたので諦めました。

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岩船市街を見ます。下り始めると電車が行ってしまうのが見えました。

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石段を下って岩船駅に到着。次の電車は50分待ちでした。

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新大平下駅は遠すぎるので、地図を見てみたら静和駅なら歩けそう、と思って歩いてみましたが、やはり車の通行量の多い道で歩道もなく危ない歩きの上に45分もかかってようやく到着。岩船駅で待った方がおりこうさんでした。

 

芝草山へ

4/22は栃木へ。

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リバティー会津を中三依温泉駅で下車。以前から気になっていた真ん中に見える芝草山。ようやく足を向ける日がやってきました。

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まだ桜が咲いている。。。結構空気が冷たい上に風がある感じ。

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林道を先に進みます。途中には小さな滝がちらりと見えます。

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だいぶ歩いて登山口の手前。右に林道が分かれますが、立入禁止になってました。

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登山道に入ると久しぶりにシハイスミレがちらほら。

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登っていくとミツバツツジ。

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鉄塔の下を通り過ぎます。

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やがて歩きやすかった巡視路と分かれて右の尾根に向かいます。風が強くなって寒いです。

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どんどん登っていきます。先には岩峰が見えますが、左から右に登るみたい。イワウチワの葉を見かけるけど花はなし。(T_T)

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左から右に登ると岩峰に突き当ります。さすがに正面は登れず、左にトラバースしてからロープの付いた急登でした。

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登りはなんとかなりました。さらにのらりくらりとアップダウンの道を進むと大きな山が見えてきました。

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ブナなどもある雰囲気の良い森。

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かなりきつい急登をしばらく頑張り、先に進むとあっけなく小さな三角点のある山頂に到着。左手にはまだ豊富な雪の残るおそらく飯豊連峰と思われる山が見えました。

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ガイドに昔はさらに先に荒海山へ道があったけど藪に消えていると書かれていました。せっかくなので藪を進んで次のピークまで。確かにわずかに踏み跡のようなものが感じられました。振り返ると先にある木のこんもりが山頂。

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戻った山頂は日影が多く、途中でパスしたご夫婦が休んでいるので、邪魔しないように再度写真だけ撮ってすぐに下りに入ります。急降下で下ります。ブナの根本ががっしりとしてますね。

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大岩の手前のあたりが風も少なく、日当たりも良いのでそこでランチ。中三依の集落がよく見えました。

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岩場も慎重に下り、どんどん下ってスミレを楽しみながら下れば、登山口に下山。

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まだ時間も早かったので、途中にあった神社で無事歩けたことをお参り。

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見つけた時は声を上げてしまいましたが、なんとかイワウチワ見られました。

 

塩沢山へ

10/29は栃木へ。

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中三依温泉駅で初めて下車。正面に見える山は芝草山らしい。そのうちに行ってみたいな。

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道路をしばらく歩くと示現神社という神社にお参り。

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見える山の紅葉が良い感じ。

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三依子育て地蔵を見ます。

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先に進んで八幡様にお参り。

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日光市指定文化財の伝木食仏坐像。奥に建物があり、見に行ったら、ガラス越しに仏像が並んでいましたが、だいぶ傷んでいる雰囲気でした。

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しばらく進み、猫の野仏。殿様の家臣に斬り捨てられてしまった猫を弔ったもの。今では村の守護神になっているそうです。

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やっぱり道路歩きが長い。。。紅葉の山を見ながら歩きます。

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やっと登山口に到着。

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しばらく登っていくと沢を渡ります。遊ヶ水の表示あり。その先は見える谷をじぐざぐで登ります。

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結構登りはきつかったけど、やがて右の尾根に登って一服ウチワ。

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最近は上級コースなくなっているのか見当たりません。じぐざぐに登って遊雪の君。

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まだまだきつい登りは続きます。暗い樹林から出ると紅葉が。

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さらに登っていくとおや、天気が良くなってきたね。

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緩やかな尾根を進みます。

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笹の尾根になって、いかにも奥鬼怒の雰囲気が良い感じ。

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左手にブナを見ると橅見坂の表示。

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そこから先の登りがきついこと。

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それでも登っていくと塩沢山の山頂に到着。三角点がありました。休んでいたら、三依山の方から一人やってきました。

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紅葉の向こうに高原山が見えました。被害はないけどダニー君を見かけたので、やはり紅葉か春先が適期ですね。

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往路を下山します。やはり紅葉の山だなぁ。

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登山口に出てまだ時間が早かったので、すぐ近くにある手打ち蕎麦のお店に立ち寄りましたが、残念ながら蕎麦は終了したとのこと。乳茸うどんというものを頼んでみたら、食感のあるキノコで、なかなか美味しかったです。柿の天ぷらをおまけで出してくれてこれも美味。蕎麦を食べて見たかったなぁ。。。

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再び延々と道路を辿ります。車の通行が多いけど歩道がないので厳しい道。

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五十里岬トンネル手前の橋はかなりの高度感があって、あまり橋の端に近づきたくない感じ。トンネルを過ぎれば右手に見える鉄橋は野岩鉄道です。

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湯西川温泉駅に到着しました。

 

百村山

8/11の山の日は栃木へ。

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訪れるならば春のお花の時期が良さそうな百村山。でも、そんな事を言っているとずっと訪れることができないし、自分の家からは交通費もかかるので18切符で安上がりに行けるこの時期に出掛けてみます。
天気はくもりときどき晴れくらいの予想だったので出掛けたら、宇都宮までは晴れていたけど、その先に進むとあれあれ雲が出てきました。黒磯駅で下車してバスに乗っているとなんと濃い霧。雨まで降りそうな重苦しい雰囲気で気分も重くなります。穴沢バス停で下車。

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ガスガスでよく分からず、適当に進みます。霧で濡れるけど、雨ではない模様。道端によく咲いているのはキオンかな。

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ようやく光徳寺の入口。

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光徳寺で無事に山に登れるようにお祈りして少し先のコンクリート橋を渡って登山道に向かいます。

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最初は林道でした。おどろおどろしい看板が百村山を示していましたが、このあたりからアブらしい虫がたくさん攻撃してきました。

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虫の攻撃が多く、蒸し暑いけど長袖シャツを着こみます。虫よけスプレーを使いましたが、腕をまくると攻撃されるので、腕まくりもできません。工事中の林道に出てロープで登らされます。

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笹のある登山道を進みます。

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やはり何度も林道に出ては、再び山道に入ります。

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オトギリソウが少し咲いていました。

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コバギボウシもありました。

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鉄塔を過ぎてさらに登っていきます。

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結構登りがあって、このあたりは春にはカタクリが咲くらしくロープが張られています。

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すぐ横が百村山の山頂でした。三角点があります。ここから先の黒滝山へは片道3時間はかかりそうです。バス利用で行くのは無理そうですね。

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往路を戻りますが、少し天気が回復したのか弱い日差しが射し込んだりしました。

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林道へ戻ると写真には写ってませんが、遠くの家なども見えました。途中、イタチらしき動物を見かけました。

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霧が少し晴れて、こんな道を登っていたのかと思います。霧がないと随分景色が変わりますね。

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無事に光徳寺まで戻り、お参りして下る道にはレンゲショウマが少ないですが咲いていました。さすがに山中は誰一人会わなかったです。

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ということで参道の杉林。樹齢300年くらいあるらしいです。

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バス停に向かう途中、振り返ると山が見えました。

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ということで穴沢バス停に戻ってきました。バスが一日四本と少なく、帰りのバスを随分待たされました。

 

高峰へ

雨巻山からの続きです。

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先へ進んで下るとカタクリの多い場所がありましたが、まだ咲いていませんでした。さらに先へ進んで下っていくと門毛への道が分岐。

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道の途中に四等三角点。

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大きな石祠の屋根が落ちてました。先日の地震のせいかな。数人がかりじゃないと持ち上げるのは無理そうです。

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下っていくと気持ちの良い場所で左に進みます。

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しばらくで道路に出ました。このあたりが深沢峠でしょうか。

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道路を登っていき、高峰登山口。

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なかなかきつい登りが続きました。ようやく緩やかになるとマウンテンバイクの道が右にありました。

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パラグライダーの離陸場からは加波山や筑波山を見ることができました。

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さらにしばらく進めば、高峰の山頂。ベンチに座ってのんびり昼食。

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仏頂山まで行こうと思えば行けるくらいの時間と体力でしたが、今回はここで打ち止め。

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細い道を五大力堂に向かいます。しばらく下っていくと右に沢コースというのが分岐したので、入ってみました。歩く人は少なそうだけれどなんとか下れました。

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ということで五大力堂でお参り。

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道路に降りてからが長い歩き。地形図を見ながら歩きました。途中には義民地蔵というのがありました。

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だいぶ歩いて月山寺。ここは以前に来たことがありました。古そうな松があります。

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久しぶりに羽黒駅に出て終了でした。

 

雨巻山へ

3/20は栃木へ。

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一度は歩いてみたかった雨巻山。基本的にマイカー中心の山ですけど、奮発して益子駅からタクシーで大川戸駐車場に降り立ちました。

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駐車場の端に分岐。御岳山の方も歩いてみたいけれど、今回は三登谷山の方に向かいました。

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しばらく道路を進むと右に道が分かれていました。

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どんどん登っていきます。比較的緩やかな登りなので登りやすい道です。

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三登谷山は小さなピーク。向こうには雪を抱く山が。

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先へ向かいます。まだ昨日の雨の影響が残っているようで雨巻山のあたりは雲がかかっていました。このあたりは道標に番号が示されていて現在地が分かるようになっているようです。

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栗生というところへ道が分かれていました。

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さすがに山頂手前はそれなりに登らされました。雨巻山の山頂にはベンチがたくさんあるんですが、人が多くて吃驚。

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少し先に進むとベンチがあり、その先に小さな展望台。登ってみましたが、あまり眺めは見えないので意味なかったです。

続く。

 

栃木 羽黒山

9/5は宇都宮へ。

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雨予報だったので雨でも歩ける山を選択。
羽黒山に行くには羽黒山入口で下車するのが良いのですが、宇都宮駅からの玉生行きのバスは本数が少ないです。
バス停一つ手前の今里行きならちょうどよい時間にあるので、それに乗りました。

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わずか先の信号を曲がった右に羽黒山入口がありました。しばらく歩いて羽黒山入口まで歩いたのですが、
これは間違って帰りの林道から降りて来るところでした。

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ということでちょっと時間をロスして、参道の入口へ。

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高い杉が立ち並んだ道を緩やかに登っていきます。

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やがて石畳の道に変わります。途中には鳥居がありました。

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ここは三丁。ところどころ見逃してしまいましたが、上まで続いているようです。

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石畳は濡れていて滑りやすいです。途中にはわずかですが水も流れていました。
登っていくと朝水舎。身を清めるために使用した水のようですが、今は水は流れていないようです。

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さらに進むとだいだら坊の岩という表示がありましたが、10分と書かれていたので行きませんでした。

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十丁あたりは少し緩やか。

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ヤマジノホトトギスが咲いておりました。

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やがて道路を横切りますが、その先の坂は急坂。カラッソ坂という名前だそうです。

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登り着くと石碑が。左にはお店がありましたが、コロナで休業中でした。

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先へ進むと左に展望台がありました。遠くの山が眺められました。右の方は筑波山らしいです。

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神社の鳥居付近も高い杉が立ち並んでいます。

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途中には夫婦杉。とちぎの名木百選に選ばれているようです。確かに根本は一つのようです。

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石段にはシュウカイドウが咲いていました。

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羽黒山神社でお参り。

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先へ進むと富士見の穴がありました。木柱に穴が開いていて、天気が良ければ富士山が見えるらしいです。

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先へ進むと羽黒山の表示。三角点は見えなかったけどヤブの中かな?

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先へ少し下ると密嶽神社。昔は大権現だったのが、明治の神仏分離で改称したようです。

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往路を展望台へ戻り、再度眺めた後は林道を下りました。朝間違った入口に出て、今里バス停に戻りました。
結局、雨には降られずに歩けました。

 

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