登山(静岡・伊豆)

明神峠から三国山稜

2024062229(富士山も雪がほとんどない)

【 山 名 】明神峠、三国山、楢木山、大洞山、畑尾山、立山
【 山 域 】丹沢、三国山稜
【 日 時 】2024年6月22日(土)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】明神峠9:20→10:20三国山10:25→10:50楢木山→11:15大洞山11:25→11:50分岐→12:10天狗ブナ→12:35畑尾山→12:45立山→12:55立山展望台13:00→13:50道路→14:10須走浅間神社

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☆三国山稜へ

 なんとなく久しぶりに三国山稜を歩きたくなった。随分前に篭坂峠から歩いた時に見なかった天狗ブナにも会ってみたいと思う。調べると明神峠行きのバスは今週末までの運転のようである。なんとか土曜日は天気が持ちそうなので行ってみることにした。

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 駿河小山駅で下車するとかなりの人が下りた。トイレに行ってから並ぼうとすると長い列になっている。最後尾に並んだ。すると一台バスが来て、これは富士霊園行きのバス、並んでいた多くの人はそのバスに乗るためであった。もう一つ、少し短い列があり、そちらが明神峠行きのバスを待つ人たちであった。しばらく待つとバスがやってきて乗り込む。バスはまだ空席が目立つ感じだった。明神峠で下車する。バスの中は冷房がかなり効いていたので体が寒くなっていた。なので風に吹かれると少し肌寒いくらいだった。多くの人は不老山に向かうようだ。

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 結構多くの人が三国山方面に向かうので、歩く人も多いのかなと思ったが、少し先に仮設トイレがあるので、そこへ行く人たちであった。トイレの横から登山道に入り、三国山に向かうとやはり人は少ないようだ。それでも前からたまにやって来る人たちに会う。明神峠に車を置いて三国山を往復しているのだろうか。湿気がだいぶ感じられるが、標高がそれなりにあるのでそんなに暑くはない。今日は少し風もあるようだ。緩やかな登り道がしばらく続く。左手からはサーキットと思われる爆音が聞こえてくるので少し騒々しい。下草の緑がなかなかきれいである。ウツギがよく咲いていて、地味だけれどきれいである。緩やかな登り道はなかなかしんどい。それでも歩いていくと一旦道路に出る。

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 先の道に入ると左に道を分けて三国山に向かう登りとなる。ここまで緩やかだったのできつく感じる。しばらく登るとブナがある。このあたりなかなか良い場所である。しばらく登るとやはりブナの大木がある。これは巨木と言って良いサイズであろう。しかし、すぐ先は開けていて、このブナの木もいつまで持つのだろうかと思う。そこには送電線が通っていた。

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 さらに先に進んで樹林の中を淡々と登っていく。途中には石標が埋まっていた。先の方を横切ったのはシカのようである。近くまで行ったが、もうどこかへ逃げたらしく姿は見えなかった。さらに登っていると数人が降りてきた。細いがブナの森は良く、しばらく登って三国山に着く。

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 ベンチには休んでいる人がいて、後からも人がやってきた。小さな倒木に座り込んで少し休憩する。静かな樹林の中の山頂で眺めもない。

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 先へ進むことにする。さすがに大洞山や立山に向かう人は少ないようで、そちらに入ると静かな森の中を進む。道は緩やかであまりアップダウンのない緩やかな道を進んでいく。あたりにはガスが来ているのか少し暗くなったりもする。ときおりハイキングコースの道標を見ながら進んでいく。このあたりは山が深いのか、左手から聞こえていたサーキットの爆音も聞こえなくなり、人の気配のない森の中の道はとても静かである。

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 どんどん先へ進んで登ると楢木山の表示がある所を通る。あまり山頂という雰囲気ではないが、少し先に進むと下りになり、やはり山頂であったことが分かる。しばらく下ってから先に進み、登り返す。しばらく登ると平凡な山頂の大洞山に着く。道標が立っていて三角点があるから山頂と分かる。向こうから一人やってきたが、立ち止まることもなく、自分と挨拶を交わしただけで先へ進んでいった。自分はお腹が空いたのでここで昼食を取ることにした。

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 さて、先へ進む。少し下ると各取神社奥の院入口という表示がある。わずかだけ踏み込んだが、なんとなく行けそうになかったので止めることにした。後で調べるとかなり急な道を下ることになるようである。次の機会があれば行ってみることにする。先へ進んでいく。緩やかに進んでいくとやがて右に折れる。樹林が低くなり、明るい感じになるが少し歩きにくい。しばらく進むと明るい所に出た。なんとなく見覚えのある場所である。先には樹林がちょっと邪魔するが、大きな富士山を見ることができた。さらに先に進んでいるとなんとサンショウバラが咲いているではないか。不老山に向かえばもしかしたらと思ったが、こちらに咲いているとは思ってもいなかった。これには吃驚した。さすがに咲き残りではあったが、それでもまずまずきれいな花が遠くに一輪、予期していなかっただけに会えただけで嬉しいお花である。

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 先に進んでいく。再び明るい所に出て、さらに先に進む。ちらりと富士山が見えた。

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 どんどん先へ進んでいくとやがて道標のある分岐に着く。そこから右へ篭坂峠の方へ向かう。今回は以前に会えなかった天狗ブナに会うのが目的である。

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 どんどん降りていくとかなり大きな杉も目につくが、これは違う。ブナだブナ。さらに下っていくとやっと右手に大きな木がある。踏み跡もあるようなのでそれを辿ると天狗ブナの前に出た。あまり近づきすぎないようにロープが張られている。四方八方に伸びた枝がなかなか壮観で、やはり根本の太さは立派である。良い木に会えて良かった。しばらく眺めてから、またそのうちに訪れることにしようとその場を離れた。

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 往路を登り返す。降りてくる人に一人会った。その後は会う人もなく分岐に戻り、立山に向かう。しばらくきつい登りが続き、畑尾山を過ぎる。先へ行くと緩やかに下って進み、変哲のない立山の道標に出る。

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 そこから左へ進む。尾根道を緩やかに下っていくと立山展望台に出る。人が休んでいた。そこからは大きな富士山が眺められる。こちらから見ると左手が平べったくなっていて、普段見ている富士山とは少し違った感じがある。座り込んで富士山を眺めながらしばらく休んだ。さきほど休んでいた人達は出発し、代わりに別な人達がやってきていた。

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 さて、先へ進むことにする。立山には戻らず、左の道を進むことにする。少し樹林の中を進むとさきほどの人達も歩いていた。パスさせてもらって先へ行く。少し行けば立山からの道と合わさった。

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そこから左へ進む。少し進むと再びサンショウバラが咲いていた。わずか数輪だったが、やはり咲き残り、あまり良い状態のお花ではなかったが、それでも見ることができた。先へ行くと下りになり、登ってくるランナーさんに会った。その人が最後で後は降りるまで会うことはなかった。ぐんぐん下っていく。ウツギとヤマボウシがたくさん咲いている。今年のウツギは当たり年であろうか。

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 ヤマボウシも多い。葉の上に白いお花を咲かせるが下を歩いていると目立ちにくいが、それでも木によってはかなり咲いていた。どんどん下っていく。

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 やがてアカマツの木がある所に出ると、左手の先にだいぶ市街が近づいたようである。さらにしばらく下ると道標があって道が分かれていた。右の道でも良かったが、自分の持つ古い登山地図には左の道が書かれているので、左に進むことにした。こちらの方が今はあまり歩かれていない雰囲気があったが、そちらへ少し下ると切られた樹林帯にロープが張られて、道は左右に何度も折り返しながら下る道になった。しばらく下っていくとやがて道標のある所に出る。先にも尾根は続いているが、道標は右を指している。右下に下ると広い登山道になり、しばらく下ると右手にウツギがこれでもかと咲いていた。やはりこのあたりの山では当たり年という感じである。先へ進むと緩やかな道で下っていき、やがて道路に出た。そこで右から来ている道と合わさった感じである。

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 後は道路を下るだけ、と思って下り、民家にある所に出ると、目の前にはどーんと富士山。このあたりの住まいの人は当たり前の景色になっているのかもしれないけれど、こんな景色が見られるのはすごいなと思う。富士を眺めながら下っていく。

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 やがて道路に出る。少し左へ進むとバス停があった。念のために時刻を見るともう20分くらいでバスが来る時間である。そんなに急いで帰る必要はないので、富士浅間神社に立ち寄りたい。次の15時台のバスに乗ることにしよう。しばらく歩いていくが、歩道があるのが有り難い。車道は車の通行量がかなりあるのである。歩いて下っていき、やがて左に進むと右に道の駅の入口を見てさらに進めば、富士浅間神社の駐車場に着く。

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 まずは入口の木を見る。案内板は倒れていたが、富士浅間神社の根上がりモミと書かれている。途中黒ずんでいて、雷などに打たれたのだろうか。下の部分は空洞ができていて、今にも倒れそうな感じである。降雨により土が流れて今のような形になったようで珍しいものらしい。

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 少し先から右に順路と書かれた細い道を進む。途中、右手にも大き目の木がある。そちらに行くと静岡県指定天然記念物の「須走浅間のハルニレ」という木だった。樹齢500年あるようだ。やはり太い木である。枝などで全体を見ることができないが、それでもかなり高い木であることが分かった。

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 先に進むと右手には池があり、滾々と水が流れている。ポンプアップしているにしては水量が多い。やはり湧水なのであろう。先へ進み、左へ出ると参道に出る。たまたまか茅の輪が設置されていたので八の字に回って通った。

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 随身門の手前には狛犬があるが、下には富士講の石碑が一体になっている。

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 随身門を通り、お参りする。ちょうど人がおらず、静かにお参りできた。横にあるご神木もかなりの高さであった。

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 神社を出て、左へ進む。しばらく歩いているとなんとバスが後ろからやってきてスピードを出して曲がって行った。14時台のバスが遅れてきたのであろう。もう数分遅ければ間に合ったが、さすがに角を曲がった所では間に合わなかった。

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 バス停に行って時間を見ると15時台のバスまでは40分強くらいの待ちである。近くにコンビニがあるので行って飲み物などを買った。バスを待ったが15時台のバスは遅れまくり、30分遅れてようやくやってきた。意外に座席は空いていて座ることができた。御殿場駅に出ると電車もそれほどの待ちではなく、早く帰宅することができた。

 

登り尾へ

3/16は伊豆へ

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修善寺駅からバスに乗りますが、ほとんどのハイキング客は天城山付近へ行く模様で、天城峠で下車した人が多かったです。人の少なくなったバスを登尾バス停で下車します。

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しばらくはひたすら林道歩き。結構長いです。

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随分歩いてようやく登り口。小さなプレートが付いてました。

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のっけから踏み跡はかなり薄く、迷いそうな感じ。どこを歩けばよいのか分からない所も多々あります。斜面を登って尾根に出ると林道が右にありましたが、倒木などが多い様子。

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先へ進むとすごい急登が続きます。ここも踏み跡はわずかで、登りやすい所を探しながら登ります。

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登り口のあたりにある石標は見つけられず、随分登ってやっと石標がありました。

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ときおり石標がありますが、まだまだ登らされます。

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途中で下って来た人に会ったのには吃驚。なんか石積みみたいな所にも石標がありました。

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そのすぐ先は左は登れないので、右の細い所を登りました。

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やっと緩やかな明るい所に出て、のんびり歩きます。

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さらに先に進んで山頂は左めに進まないといけないのですが、右の方が登りやすそうなので、右へ登って左へ進むことにしました。

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ということで最後は緩やかに三角点が後ろ向きのあたりから出てきました。ちなみに看板があり、自分が登った方は下山は困難なのでお戻り下さいと書かれています。確かに踏み跡も薄くて、下山はかなりルートファインディングしないと厳しいので難しいと思います。

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明るい山頂付近に腰を下ろして、のんびりと昼食にしました。誰もおらず、とっても静か。

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下山にかかりますが、こちらもかなり踏み跡が薄く、引き込まれそうな場所がたくさんあります。時々あたりを見まわして進路を確かめる必要がありました。

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新山峠に着きます。道標があって一安心。ここからの道は石ゴロで歩きにくいけれど、迷うことはない道でした。

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林道に降りたけど、漫然と進んだら、違う道だったようです。林道っぽい荒れた道を下ると道標のある道に復帰できたので助かりました。しばらく下ると橋で沢を渡ります。

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すぐに道路に出ることができました。道標が取り外されていました。道路をのんびり下っていきます。先に見える山は天城山かな。

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ミツマタが咲いていました。ちょっと離れた所にあるのが残念。下の方は寒いのか、まだ蕾でした。

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このあたりは高い杉の木が多いです。この木は特に大きい。先に案内板があり、このあたりは昭和30年代に植林されたそうな。

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ひたすら林道を歩いてゲートを通りました。

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バス停へ向かうと途中には二階滝。残念ながら陰影が強すぎて滝の白さだけしか写真になっていないです。

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駐車場への道を辿り、二階滝バス停へ。40分ほど待ちで、駐車場のベンチに座って修善寺駅行きのバスをしばらく待ちました。

 

伊豆の大平山へ

12/17は伊豆へ。

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伊東駅を歩き出します。風が強く寒い寒い。まずは松月院。境内からは海も見えて良いお寺でした。

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横に出て、少し進むとすぐに湯川神社。菅原道真公を祭神とする神社のようです。

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石段を下るとなかなかの高い木。ご神木らしい素晴らしい木でした。

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横にある伊藤公園の急な道をしばらく登ると木下杢太郎の詩碑がありました。

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少し歩いて御嶽神社。訪れる人は少なそうな感じ。石段は落ち葉で覆われていました。

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松原神社に立ち寄ります。

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少し上に火牟須比(ほむすび)神社があり、横に石仏がありますが、かなり古そうな感じでした。

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しばらく歩いて丸山公園。

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緩やかに登っていき、やがて大平山へ向かう登山道に入ります。途中には地元のウォーキングコースの案内をよく見かけます。

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だいぶ登ると石切場跡の表示があります。石には中〇みたいな刻印石があり、これは加賀前田家の印だそうです。

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ちょっときつい登りをしばらく頑張ると登り着いたあたりからは海と伊東市街を眺められました。

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わずかに先が大平山山頂。でも、眺めないのでさきほどの所に戻って海を眺めながらパンの昼食。

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先へ進んでいくと展望ゾーンの表示があり、ちょっと樹林が邪魔ですが、富士山を眺められました。

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下ってどんどん先に歩いていくと四辻。昔の道らしきものが見られました。

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さらにしばらく歩いていき、柏峠。

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せっかくなので柏トンネル跡を見に行きます。ちょっと歩きにくい下りで石祠がありました。

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明治時代に作られたトンネルはわずかな間しか使われず、新たな県道ができて荒廃したそうです。今はもう先が崩落しているらしく、立入禁止です。

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さらにしばらく歩いていくとお乳女観音。その昔、母親を亡くした乳飲み子のために近くの村のやはり子供を亡くした女性が代わりにお乳を飲ませたそうな。しかし、雪の日に泊まって行けという家族の言葉も聞かず、家に帰る途中にここで行き倒れたそうな。その家族やそれを知った人達がここに観音様を置いて祀ったそうですが、今はお顔も無くなり、寂しい感じでした。

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歩いていくと明るい所にでました。

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僅かな登りで柏嶺。伊東市街や小室山、初島や大島などを望むことができました。

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大室山は特徴的な火山の眺めですね。

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ひたすら下っていくとハイキングコースは終わり、道路歩き。

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伊東駅まで歩いて終了でした。

 

長九郎山へ 山頂へ&下山編

続きです。八瀬峠から先に進んでいくと出てきました!

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待望のシャクナゲ。こちらのシャクナゲはキョウマルシャクナゲという種類らしいです。他のシャクナゲとの違いが分かりませんが、やっぱりたくさん咲いていると良いものですね。あたりにはかなりの本数がありました。

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どんどん先へ進んで山頂を目指します。山頂近くにもシャクナゲがありましたが、こちらは情報によるとアマギシャクナゲ?やっぱり違いが分かりません。

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やっとのことで山頂に到着!でも、樹林の中で何も見えません。

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展望台がありますが、本当は使用しないように松崎町のページには記載がありました。確かに古くなっていて、端には寄らないようにしました。地理感がなくて、どこの山かさっぱり分かりません。

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下山は池代に向かいますが、そちらに入ると明らかにあまり人が歩いていない雰囲気。それでも道標を頼りに進みます。稜線の鞍部から右に降りるところにはきちんと池代という表示が付いていました。

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どんどん下っていきますが、やはり踏み跡チックな道。だいぶ下った所で沢状の所に出たのですが、道がなくなっているように見えました。あたりを右往左往して探したところ、石ゴロの沢状のところを先に進むのが正解だった模様。少し先にこの写真の左の道標が出て来て道と分かりましたが、道標がなけりゃこれが道だとは分からねえわさぁ。

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その先で林道をしばらく進み、ショートカット道に入ってさらにしばらく下って林道に出ます。その先が問題だった所。松崎町のPDFだと通行止表示になっていました。しかし、現地は「通行注意」の表示。通行止ではないので、そちらの道に入って下ることにしました。

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歩きにくい所はあったものの、特に問題はなく下っていけました。沢に降りる直前が少し滑りやすいところがあった感じ。沢には橋はなく渡渉ですが、飛び石で問題なかったです。写真は渡った後に撮ったもの。

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その先も問題はなく、ワサビ田を見ながら進みます。道が細い所はありましたが、問題なく再び林道に出ました。

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さらに林道を下っていきます。何度も曲がりながらどんどん下っていきます。かなり下ったのち、再びショートカット道に入りましたが、これはほとんど使われておらず、倒木もあり、ルートを探る必要がありました。自信がなければ、林道を歩いた方が良さそう。

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山の神らしき鳥居と祠があり、無事に下れたことをお参りしました。

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林道に出ました!これで山道終了!!!

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しかし良く晴れたGW。くもりとか雨予報だったのですけどね。まだ新緑の森が楽しい雰囲気でした。

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池代に降りてきました。バス停はあるものの、朝しかないので、大沢温泉口目指して、さらに歩きました。

 

長九郎山へ 大野山から八瀬峠編

5/4は伊豆へ。

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地元の駅から一番早い松崎方面行きのバスに乗るには、下田駅まで行くと乗れません。蓮台寺駅で下車して問題なく乗れました。だいぶ乗った大沢温泉口で下車。

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通常、長九郎山は車で宝蔵院というところまで入り、往復するのが一般的。バス利用では行くのが難しいので、マニアックな登山道を辿ります。果たして歩けるか、半信半疑のまま登山口に向います。奥の山が長九郎山でしょうか。

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登山道の看板は木でカモフラージュされた感じで見落として少し先まで歩きました。戻ったら見つかりました。

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だいぶ前に台風の影響でしばらく通行止だった道。最新の松崎町のPDFだと通行止の表示は書かれていません。道標はあるものの踏み跡チックな道。以前と道が少し付け替えられているようで、少し不安になる道です。

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時折、道標があるのが救いです。でも、少し道を外して若干探したりしたところもありました。

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だいぶ登った所で大野山の巻き道に入ると眺めが。松崎の町や海を見ることができました。気持ち良い青空。

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行くつもりあまりなかったのですが、右後方に大野山の表示。じゃあ行ってみるかと向かいます。

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しかし、登ってみると特にこれといったものもなく、山名板もありませんでした。静かなピーク。

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戻って先へ。パイプの転がる小平地に出ましたが、その先、平坦に近い尾根がしばらく続き、踏み跡もよく分からず、磁石で方向を確かめながら進みました。

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やがて尾根が分かりやすくなり、どんどん先に進むと古い木段が出てきます。昔は整備された道だったのですね。アップダウンが結構あります。

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やっとのことで、出会。ここで左から宝蔵院からの道と合わさります。ベンチがあるのと、もうお昼前。まだ山頂までは一時間はかかりそうなのでここで昼食。

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ひたすら歩くとネットのある伐採地が左にあり、そちらを進んだら進めなくなってしまってわずかに戻ると道が見つかりました。少し進むと八瀬峠。道路になってますが、車は入れない模様。長九郎山の案内図が置かれていました。

続く。

 

高山へ

3/4は静岡へ。

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久しぶりの長い乗車で静岡駅。奥長島行きのバスは時刻が変わっていました。谷沢で下車したのはもう11時近い時間。

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道路工事やっていてこのあたりこの数年の台風の影響があるようです。行き止まりになると登山口。

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ひたすら樹林の中を登っていきます。小屋が点在しますが、使われていない模様。この橋は見ると強度が心配になりますよね。

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敷地からの道と合流し、樹林を抜けると明るい所にでますが、再び樹林の中を登ります。

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こんもりした所が見えてくれば、もう山頂は間近。

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山頂近くから後ろを振り返ると富士山。やはり静岡側から見ると少し丸みがありますね。

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ということで山頂。地元では牛ヶ峰と呼ばれているようです。

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山頂付近は広い場所になっていて、気分の良い場所です。

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安倍川と市街地が手に取るように見えます。こんな良い山なのに人が少なくて、やはりこちらの山だなぁ。

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のんびり休んだ後、進むと二等三角点があります。点名足久保村。明治にはなくなった村らしいので点名が付けられたのもその頃かな。

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森の恵という施設に降りました。少し登り返すと駐車場があり、お手軽ハイキングの人はそちらから登るようです。久しぶりのマンサク。

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高山の池に下ります。こじんまりした池。伝説が書かれていて、長者の娘にちょっかいを出した竜が住んでいた池のようです。

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八十岡への道に入ると急にこちらの山のハイキングコース。細尾根の下りは別に危なくはないけど、なかなか。

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かなりの急降下になって慎重に下ります。高山不動の滝という所への分岐のようなので行ってみようと思ったらかなり荒れていて、先に進むと大木が倒れていてとても進めないので諦めました。

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下る道もかなり細い所があったり、沢に降りる近くは道も分かりにくい状態。挙句に橋が流されてます。飛び石で十分でしたが、やはりこのあたりの台風の影響って半端ないなぁ。まあ、歩く人も少ないし、上まで車で入れるから、あまり整備もされないのでしょうね。

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林道に出たら大丈夫かと思ったら、やはり路肩が崩れていたりしました。この先は大丈夫でした。

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桜が満開。さすがに早咲き系だと思いますが。

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八十岡入口バス停に着くとなんと本数の少ない奥長島からのバスが来るまで10分前。これには吃驚。もう20分くらい本数の多いバス停まで歩くつもりでしたからね。静岡駅でまた桜えびのかき揚げと静岡おでんで打ち上げしてから帰りました。

 

ナコウ山へ

7日は伊豆へ。

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宇佐美駅が歩き出し。

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懐かしい宇佐美の海岸。この日はどんど焼きが準備中でありました。

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漁港の先から取り付き、ナコウ山に向かいます。途中は踏み跡も怪しく、適当に斜面を登っていきました。だいぶ登ると刻印石がありました。確かに点々が入っていますね。

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こんなクサビ形のものもありました。

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離山の三角点は探してみましたが、見つけられず。展望台と書かれた方にも行きましたが、こちらも木が伸びたのか、樹林でほとんど見えませんでした。

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先へ向かいますが、あまり歩かれていないようです。この日は団体さんが来ていて、その方達の後をしばらく歩いたのち、パスさせてもらって先へ進みました。ロープの付いた急登は長いです。

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321mを過ぎると進路がかなり分かりにくいです。自分は踏み跡を外したので磁石を見て北に進み、この表示を見て安心しました。しかし、とてもウォーキングコースとは言えませんね。

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進んでいくとようやく道らしくなり、やがて羽柴越中守石切り場に出ました。あたりからは湾などを眺めることができて、確かに遠くから来ていた武士たちが故郷を想って泣いたというのは分かるような気がしますね。

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急登ですぐにナコウ山の山頂。富士山もわずかに木の合間から見えましたが、藪山でした。

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先へ下るとしばらくは良かったものの、その先はまた進路が非常に分かりにくいです。慎重に下り、テープなどを見てはずさないように進み、ようやくの事で道標のある東浦道に出ました。

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この道は広めの歩きやすい道。馬でも通ったのかな。

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道路歩きになり、だいぶ歩いてようやく朝日山公園。寄り道して長谷寺。静かなお寺で三十三の石仏が壮観でした。

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朝日山には休憩舎があり、海の眺めが良かったです。向こうに見えるのは丹沢の大山あたりかなぁ。

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のんびり下って網代駅に出ました。

 

静かな突先山

未だに去年の話ですが、12/18は静岡の山へ。

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静岡駅からのバスを終点の奥長島で下車します。

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奥へ向かって歩いていきます。やはり茶畑が広がるのは静岡ですね。

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林道に入って奥へ行くと、右に尾根コースを分岐しますが、そのまま沢コースに向かいます。
なお、静岡市としては尾根コースを推奨しているようです。自分が歩いた限りでは登りなら沢コースは問題ないと思いましたけど、少しでも不安があるならば、尾根コースを取った方が良いと思います。(自分は歩いてませんが。)

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途中はに古い桟道の所もあります。

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尾根コースと合流した所には、沢コースにはロープが付けられています。確かに下りであれば、尾根コースの方がいいでしょうね。

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釜石峠に着いて、少し先の歯痛地蔵に会いに行きます。頬に手を当てている、なかなかかわいい石仏でした。

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分岐に戻って先へ登っていけば、突先山の山頂。予想以上に樹林の山頂です。

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わずかな切り開きから富士が見えましたが、うーむ、雲がかかっておりました。残念。

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林道に降りて、しばらく林道歩きです。だいぶ歩いて大きなアンテナを巻くので、そこが大山かと戻るように進んでみましたが、そこはアンテナだけでした。その代わり、南アルプスの雪山を見ることができました。

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だいぶ歩いて大山の山頂に着きます。もう霞んでいましたが、海などを眺めることができました。

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かなり藪っぽい所を降りると再び林道です。どうもアンテナ街道らしく、大きな電波塔などが多い尾根の近くを進んでいきます。

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最後のアンテナを過ぎると踏み跡という感じ。一応、静岡市のプレートが付けられたりしてはいるのですが、磁石で確認したくなる所が多いです。暗い樹林の間を通る道は今ひとつ。かなり歩いてようやく石と小さな道標がありました。

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暗い樹林の中の道が続き、赤沢と大原の分岐。中藁科へ向かうには、大原の方に向かえば良いようです。

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鉄塔に出るともうだいぶ下ってきた事が分かります。しかし、そのあたりから先は鉄塔巡視路などの分岐が多く、なかなか分かりにくい感じです。

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ちょいと分かりにくい所もあり、ひたすら南方面を目指して下っていきました。

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やっとのことで、大原八幡神社に着きました。

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中藁科学校前のバス停が分からず、適当に川沿いを歩いていくと中藁科保育園前のバス停がありましたが、まだ、1時間ほどバス待ちです。なので歩くことにします。

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ターミナルの文字に惹かれてだいぶ歩いて谷津ターミナルまで歩きました。ここまで来るとバスの本数が一時間3本に増えます。おかげで20分ほど早い1本前のバスに乗れました。

静岡駅に出て、帰りました。

富士山麓 双子山

2日(土)は富士の山麓へ。

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先週に続いての御殿場入り。ちょっとバスの時間を間違えて記憶していて、1時間待ちになってしまいました。駅前のベンチからは商店街越しに富士が。列車からはきれいに見えていましたが、もう山頂には雲がかかり始めていました。

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御殿場口五合目で下車。鳥居をくぐって登山開始です。

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途中にはシモツケ。

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フジオトギリと思われるお花も咲いていました。

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以前、ガスの中で諦めた双子山を目指します。

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ザクザクの砂で登りにくい道を登って双子山分岐。まずは下塚(下双子山)を目指します。

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意外にあっけない登りで山頂。伊邪那岐命、伊邪那美命の石碑があります。

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山頂はもちろん雲の中。上塚(上双子山)が近いですね。

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暑さと湿気のせいか、かなり霞んでいましたが、河口湖や山中湖など広い眺めを見ることができました。

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一旦下り、上塚へ。かなり急な上に足元がすくわれる登りで、結構大変です。山頂の表示はなく、ケルンが二つほどあり、その根元には御料局三角点が埋まっていました。

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富士はやっぱり広大な山なんだなぁと思わせてくれます。

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こんな場所でもイタドリがたくさん。向こうに見えるのが下塚です。

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赤いものはメイゲツソウと言われるらしいです。

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三辻まで歩いたところで、左に折れて幕岩に向います。途中はきれいな森ですが、ちょっと蒸し暑くなります。

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小さなお花はサワギクでしょうか。

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幕岩は下の方の岩かと思ったら、そうではなくて、緑の生えた上の方を指すようです。

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樹林の中を下っていき、御胎内を目指します。このあたりを歩く人は少ないのか、人に会わなくなりました。シノザサが枯れていて、ちょっと丹沢みたいな雰囲気でした。

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御胎内は溶岩洞窟の一つだそうです。中に入ることができます。ヘッドランプはザックにあったのですが、そのまま持たずに入ったら中は暗く、木花咲耶姫の石像があるそうですがそれも見えず、ちょっと怖くなってあわてて先のハシゴを登って上に出ました。ライトは必須のようです。(^^;

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水ヶ塚公園まで歩き、御殿場行きのバスを待ちますが、まだ少し時間に余裕があったので、腰切塚に登って見ます。さすがに蒸し暑く、あまり富士も見えずで、別に登らなくても良かったようでした。

この日はガスにも巻かれず、暑かったものの、それでも猛暑の低山に比べれば涼を感じた歩きでした。

奥沼津アルプス

21日(金)は奥沼津アルプスへ。

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伊豆箱根鉄道駿豆線の原木駅が出発点。

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しばらく歩いてから取り付きます。風がちょっと冷たい感じでした。登っていくと128mの付近に茶臼山の表示がありました。

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トラロープの急登などを頑張ると大嵐山(日守山)。展望台のようになっていて、富士がきれいでした。

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山頂には植栽と思われるスイセンがありました。少し汚れ気味ですね。

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大平山に向かって歩いていきます。途中からは左に眺めが広がります。もう下の方はわずかに緑が出ていて、芽吹きが始まっているようです。

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かなりの急登もあったりします。風の吹く場所に着くとそこは新城への分岐点でした。

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岩場を梯子で下って巻いたり、トラロープで登ったりしながら進んでいきます。途中の小さな岩からは目の前に大平山が見えます。

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最後は急登続きです。頑張って登ると大平山の山頂。ここは来たことがない、と思い込んでいたら、後で調べると13年前に来た山頂でした。覚えてないや。

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山頂からは、ちらりと海が見えました。

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多比口峠に向かって下ります。途中からは沼津アルプスの山なみが見え、その向こうには富士山。何度みてもいいですね。

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気がつかないうちに多比口峠を過ぎていて、気づくと鷲頭山への登りになっていました。岩っぽい尾根をこなし、登っていくと鷲頭山。大きな木と祠がありました。人もたくさん休んでいました。

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山頂からは駿河湾も見えます。南アルプスも見えそうですが、雲の向こうですね。

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多比口峠に戻ります。今度はきちんと見つけました。

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多比のバス停に下りました。伊豆長岡駅行きのバスは、30分に1本程度ですが、調べておいたおかげで約5分の待ちで済みました。

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