登山(越後)

弥彦山、多宝山へ

2026042641(トキワイカリソウかな)

【 山 名 】弥彦山
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2026年4月26日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】弥彦駅8:15→8:40彌彦神社→8:45登山口→9:30五合目→9:50七合目→10:05九合目→10:20弥彦山10:30→10:50九合目→11:25多宝山11:40→12:20九合目→13:20登山口→13:45弥彦駅

☆弥彦山へ

 二日目は弥彦山である。普通列車で行くと乗り継ぎに時間がかかるので、8時頃に着けるように7時過ぎの列車に乗った。今朝は昨日とは打って変わって湿気が多いようで、遠望は効かなそうな雰囲気である。それにちょっと気温が高い。ぼんやりとした景色を見ながら乗り継いで弥彦駅で下車する。駅舎からして神社風の作りである。

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 駅から歩き出すとやはり八重桜がよく咲いている。しかし、もうすでに暑い。ウィンドブレーカーはいらず、長袖シャツで十分である。緩やかに登り道である。左に折れて進むと左に大きな駐車場があるが、そのあたりにも八重桜が多く、先には弥彦山が屏風のように見えている。

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 右には道の駅のような飲食店や土産物屋などがあるようだ。そのまま先へ進み、やがて右に折れて宿などがある前を進む。しばらく進むと大きな鳥居があった。彌彦神社である。もちろんお参りしていくことにする。

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 中に入り参道をしばらく進んで左に進むと石段を登って神社でお参りする。バックの山が威圧感があり、独特の雰囲気のある神社であった。

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 戻りかけたが、右に出た方が近そうだ。戻って右に出るとすぐにロープウェイに向かう道に出た。やはり登っている人を見かける。しばらくその道を登っていく。すると左に鳥居があり、ここが登山口のようである。

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 そこから登り始める。少し先に行くと右から水が少し出ていた。そのあたりから階段登りである。ひたすら階段の登りが続く。家族連れ、若い人、たくさんの人が登っている。パスしたり、パスされたり、とにかく人が多い。ほとんど荷物を持たない人も多い。下山はロープウェイで下ったりするのであろう。左に右にと曲がりながらひたすら階段登り。随分登ったなと思うと出て来た表示は一合目。まだ一合目かよって感じである。早い人が次から次へと登ってくるのでパスさせるのが面倒くさいぐらいである。ひたすら登ってやっと二合目である。

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 暑いので長袖シャツを脱いで半袖シャツで登る。さらにまだまだ登っていき、やっと明るい所に出た。上はまだまだ遠い。すでに汗をかきまくりだが、日差しがきついので長袖シャツを着ることにした。

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 ランナーさんが多くなり、次から次へとやってくる。やはりこの山は随分登る人が多い山のようである。ただ、登っているのは外国人はそれほど多くなく、ほとんど日本人である。イワカガミがちらりと咲いていた。

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 アオダモもよく咲いている。青空とマッチしてきれいである。

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 やがて石鳥居がある。そこには「伊夜日子神社」と書かれている。彌彦の古い読み方らしい。そこが五合目であった。

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 先に進むとシャガがよく咲いていた。細い道になり、石の多い道を登っていく。登り自体はそれほどきつくはないのだが、やはりごつごつした岩の道は登りにくい感じである。やがて六合目を過ぎてさらに登ると小さな休憩所のある場所に着く。展望があるが、やはりぼんやりとしていて、先に見えるまだ雪を抱く山も霞んでいた。

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 さらに登っていく。しばらく登ると水が滾々と流れている七合目に着く。水を飲んで見ると意外に冷たく美味しかった。

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 そこから先へ進むと少し緩やかに登る。折り返して登るとそろそろ上が近くなってきた感じ、八合目の表示を過ぎれば、また少しきつくなる。暑さバテもあってなかなか足が上がらない。それでもなんとか登っていくとようやく九合目の分岐に着いた。

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 ロープウェイからの人もいるようで人が多い。暑さでへろへろ状態だが、左へ弥彦山の頂上へ向かう。やはりこちらも石段の登り、脇をゆっくり登っていく。たくさんの人が登っていて、やはり若い人は早い。まあ、ほとんど荷物を持たない人が多く、自分のように10数Kgの荷物を持っている人など滅多に見当たらないが。しばらく頑張り、電波塔の先へ進んで最後の登り、左に田園地帯の眺めが広がる。

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 ようやく彌彦山の石碑を見る。

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 もう少し石畳の道を登って右に回り込むとそこが御神廟である。もちろんお参りする。

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 左手に石造りのベンチらしきものがたくさんあるが、壊れている感じのものが多い。裏に回った所で日陰に座り込んで休み、今日も早いがパンを食べた。

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 戻ろうとすると先につんととがった山が見える。あれが多宝山であろう。結構登らされそうだ。

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 道を降りていくが、やはり結構段差があったりしてなかなかきつい。登って来る人も多い。しばらく下って進むとタチツボスミレなどがよく咲いていて、フデリンドウも見かけた。

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 九合目の分岐を過ぎて、先に進むと展望台の建物がある。ロープウェイで来た人達が多く休んでいる。そこからはしばらく下り、ロープウェイの降り場を見て先に進む。目の前は海が見え、薄っすら島のようなものが見えるが、佐渡ということだった。

2026042620(佐渡は薄っすら)

 平な所をしばらく進むと大きく下っていく。後で登り返さなくてはならないのでかなりきつそうである。登って来る人にときどき会うが、やはりきつそうな気配だった。やがて右に降りると駐車場に降り立つ。横断歩道で車がときどき走るスカイラインを横断し、その先から再び多宝山に向かって登るのだが、日射しもある上に道が細く、横の灌木も近いので暑い。その上、降りて来る人も結構いるし、後ろからは早い人が抜いていくし、なので頻繁に立ち止まってパスしたりパスさせたり、忙しく、めんどくさい道である。斜度も結構あってそれなりにきつい登りがしばらく続く。やっとわずかに弥彦山が見える場所があって、ここまでくればもう山頂は近いようだ。少し先へ進んで再び登ると右に鳥居が立っている。鳥居の先は岩のようだ。先日も福島の女神山で神社の御神体は石であったが、ここも石が御神体のようだ。石には神が宿るものなのかもしれない。

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 左には大きな台座があり、そこにあった三角点は一等三角点であった。点名は後で調べたら「弥彦山」、近くだからここに置いたのか、深い訳があるのだろうか。

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 すぐ先にちょっと高い標柱が立っていて、回り込むと多宝山と書かれていた。近くにはちょうど良い日影があるのだが、休んでいる人がいる。少し先の大木の近くの日陰に座り込んで、水を飲んで休んだ。

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 先に進んでいく人達も見かける。自分はここから戻ろう。適当に切り上げて再び下りに入る。さきほどはたくさんの人が登ったり降りたりしていたが、この時間はほとんど歩いている人がいない。しばらく下ってようやく一人会ったくらいであった。さすがに下りは早い。途中の展望がある場所に立ち寄ってみるとレリーフが埋め込まれている。近くに案内板があり、読むと日本山岳会が設置したもので「日本山嶽志」を著した高頭仁兵衛のレリーフであった。

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 淡々と下っていくと道路に出た。

2026042625(ちょっと鳥にでもなった気分の道)

 しかし、やはり登り返しがきつい。ホントにこの山は階段地獄の山だなぁ。少しずつ登って、やっとのことで平な所に戻った。少し進むとロープウェイがある。

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 これで降りちゃおうかと心は思ったけど、足は先へ向かって歩いていた。また階段をしばらく登って展望台で休んでいる人を横目で見て通り、少し先に行けば三回目の九合目の分岐、ここから下り始める。

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 まだこの時間でも登ってくる人は多い。この時間は家族連れが多いようだ。小さな子供と手をつないで登っているお父さんも多い。下っているとやはり後ろからたまに早い人が降りていく。どんどん下って七合目、飲むとやはり美味しい。ペットボトルにも水を入れて後で飲もうと思う。たったかと下りたい所ではあるが、足がついていかない。ゆっくりと降りていく。それでもやはり登りほどには時間はかからない。

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 シャガの群生を見て、五合目の鳥居を見て、さらに下っていく。三合目から下は樹林に入るから、帽子も外して少し楽になった。まだこの時間でも登っていく人はときどきいる。高尾山並みの山みたいだな。さすがに暑くなってようやく登山口手前の水の出ている所で顔を少し洗うと少しクールダウン。少し進めば鳥居の登山口である。

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 わずかに戻って右の道を下る。しばらく下れば駐車場に出た。弥彦温泉で入浴したい所だが、さきほどの人数を考えるととても入浴は無理だろうと思う。右に進んでから左に折れて下っていく。今朝歩いた道路に出て、のんびり駅に向かう。

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 駅に着いて時刻表を見るとやはりここも15時台まで列車がないようだ。一時間以上の待ちとなる。少し駅の中の休憩所で休んだが、さきほど通ってきたところにおもてなし広場というところがあり、「イカメンチ」の表示が見えた。時間もまだだいぶあるので食べてみるかと道を再び少し登って行ってみる。イカメンチ(¥350)を買って食べるとなかなか美味しかった。

 駅に戻ったが、まだだいぶ時間があるものの、列車がいたので中に入り、座席に座って待つ。すると時間近くなったら人がやたらと来て、二両しかないので立って乗る人も多かった。早めに着いたのは正解だった。東三条駅で乗り換える。長岡駅行きはやはりそれなりに人だった。長岡から新幹線で帰るつもりだったが、やはり汗を流してから帰りたい。越後湯沢まで足を延ばすことにした。やはり越後湯沢まで各駅停車で行くとそれなりに時間がかかる。駅で下車して久しぶりに江神温泉浴場に行く。さすがに18時前という時間なので人も少なかった。さくっと入浴し、お土産品を買い込む。へぎそばでも食べたかったが、さすがに時間がなく、売れ残っていた駅弁を買って車内で一杯やって帰宅した。

 

大蔵山から菅名岳 菅名岳へ編

2026042542(新緑の森)

大蔵山へ編からの続きです。

☆菅名岳へ

 さて、一人出発していった。自分も菅名岳に向かうことにする。やはり日差しがきつい。少し進んで下ると避難小屋があるが、斜めっている。雪害であろう。倒壊するのも時間の問題のようで、使うのは難しいと思われる。

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 もう一人が降りてきたがザックを持っていない。先には行かないようである。少し先に行くとイワウチワが咲いていた。結構咲いていて嬉しくなる。写真を撮って進むとあるわあるわ、道の両側にたくさん咲いていた。ただ、日当たりのよい所はすでに終わっていて、日陰のものが咲いている感じだった。

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 かなり直射日光が強い。この先は雪も出てくるだろうし、サングラスを付けることにした。それにストックも取り出す。やはりサングラスがあるとかなり見やすくなって歩きやすい。

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 進むとやっぱり残雪が出て来た。だいぶ溶けているが、進路が少し分かりにくい。それでもさきほど一人、先へ歩いているので足跡がわずかに残っている。基本的には直進すればよさそうだ。すぐに再び夏道に戻ることができる。先へ進むと右手にやはり雪山を見ることができる。

2026042535(粟ヶ岳やその奥はどこだろうか)

 残雪期らしい良い眺めである。

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 しばらく進むと少し下ってから登り返す。先がおそらく三五郎山らしい。進んでいくと石標が埋まっていた。おそらくここがそうだろうか。

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 その先は雪渓の下り、そのまま下ればよいと思われるが、倒れた木の枝などが邪魔しているし、踏み跡も溶けているので分かりにくい。方向を確認して下る。ストックが非常に役に立った。しばらく下ると夏道があってホッとする。しかし入口は枝に邪魔されて少し入る時にどかしながら通る必要があった。細い道をしばらく進んでいくと大きく下っていく。

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 随分下った所にはカタクリが一輪咲いていた。

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 先のピークに向かって登っていく。新緑がきれいなようである。

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 やがて樹林の中に入るとブナは細いが日射しが差し込み、きれいな森であった。残念ながら写真写りとしてはあまり良くないが、見た目は非常に良い森であった。

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 左には残雪があり、やはり青空と新緑がきれいであった。こういう所を歩けるのは、とても良い気分である。しばらく新緑を楽しみながら登った。さらに先に行くとまた青空と新緑、言葉が出ないほどきれいであった。

 先へ行くと進路の先にあまり大きくはないが、また残雪の斜面が見えてくる。

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 しばらく進んでから残雪の登り、たいしたことはないものの、やはり足元が少し滑りやすかった。ストックを使いながら登り、再び夏道に入る。そろそろ先に緩やかな山が見えてきた。菅名岳はこちらから見る限り、顕著なピークではないようだ。降りてきた人に会った。左に大きな残雪の斜面を見るが、登山道はうまくそちらを通らず、右の小尾根を登っていくので残雪を踏むことはなかった。どんどん登っていくと人の話声が聞こえてきて、たくさんの人が休んでいる菅名岳に着いた。

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 正面左手に見える雪を抱く山々がやはり印象的である。飯豊連峰であろうか。左から右へたくさんの山が並んでいるがどこの山かまったく分からない。それでもやはり良い山である。

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 さすがに少し疲れたので座り込んで休んだ。先にも道があるが、鳴沢峰というところへの踏み跡であろう。

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 さて、下山にかかる。下り始めるとやはり木段の急降下、かなりの急降下である。これは登ってくるのは相当大変だと思っていたら、やはりまだ登って来ている人達に会う。足を考えてゆっくりと下る。反対側は緩やかなのに、こちら側は相当な急峻である。随分様相が違う山である。早い人が後ろから降りてくるのでパスさせて下る。右側は切れ落ちていて転がったりしたら洒落にならない感じである。

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 しばらく下ると道の両側にイワウチワがそこらじゅうに咲いている。イワウチワは雑草だったかと思うくらいである。少し降りると「豊かな自然菅名岳9」という表示があったが、そこにもイワウチワがたくさん咲いていた。ここまで咲いているイワウチワを自分は見たことがない。やはり豊な自然である。

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 さらに下るとさすがに少し減ったが、まだまだ散見される。右側の山の新緑が美しい。

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 ひたすら細い尾根の下りが続く。眺めに見とれて足元がおろそかになると危ない。随分下ってようやく少し緩むが、するとまた登り返しになったりする。小さなギャップを越えてさらに下っていく。随分下ってようやく平な所に出ると、さきほど自分より先に下った一人が休んでいた。自分もザックを下ろして水を飲み、先に下ることにする。

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 やはりブナなどのある樹林の中を下っていく。降りていくと緑が深くなってきた。ひたすら下りは続く。濃い紫のつつじはユキグニミツバツツジだろうか。違いはよく分からない。

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 まだイワウチワがたまに咲いている。さらに下って平になった所から右の道を進んだが、どうもこれは尾根コースのようだ。地図を確認し、少し戻って進むとどっぱら清水への道に入る。古い木段があるものの、あまり歩かれているとは思えない道である。何度も曲がりながら下るが、かなり急峻な所をぐんぐん下るので足を踏み外したりしないようにし、また、道を外さないように注意しながら下っていく。ひたすら下っていくとようやく沢音が聞こえてきて、さらに下るとハシゴで下る。すると沢近くに降り立った。少し先には鉄製の橋があった。

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 それを渡って先へ行くとかなり古い苔むした道標が立っていた。やはりその先は踏み跡に近い感じ、それでもなんとか先に続いている。しばらく進むと再び橋を渡る。その先も何度も橋を渡りながら進んでいく。

2026042552(珍しく開いているミヤマカタバミ)

 やがて左に水量のある沢が合流しているのを見る。橋があるのが見えた。

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 その先で木橋で左に渡った所にどっぱら清水の表示があった。そこからわずかな踏み跡が上に伸びている。やはり行ってみようと登る。登りにくい踏み跡を少し登ると橋に出る。それを渡ったところはかなり急峻な所、なんとか上に登るとそこにもどっぱら清水の表示、しかし、清水らしいものはない。

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 右に少し行くとさきほどの沢である。どうもこの沢がどっぱら清水なのだろうか。

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 奥に行けばもしかしたら湧いている場所だったのかもしれないが、行く気が失せてしまった。戻ることにする。するとさきほど休んでいた人もこのルートにしたようで下を歩いているのが見えた。道を戻ってさきほどのどっぱら清水の表示のある所まで戻った。

 まだまだ沢沿いの道は続く。途中で前を行く人に追いつき、パスしてさらに先へ進む。ちょっと道が歩きにくい所もあったが、なんとか先へ進んでいくとロープの付いた階段で下った。すると左に大きな雪渓があるが、その先の道がどのように歩けばよいのか分からない。すぐ先に橋のようなものがあるが壊れているようだ。右にも雪渓があり、左の雪渓の横を下るのかとも思ったが、川で歩けそうにない。戻って渡れそうな所を探すが水量が多く、渡渉は難しい。そんな事をしているとさきほどの人がやってきた。見ていたら、その人も雪渓の先へ行こうとしたが、無理そうなので戻って、左の大きな雪渓の上へ上がったようだ。雪渓の先がどうなっているのか分からないが、戻ってこないから行けるのだろう。自分はどうしようかと思案し、壊れた橋を渡ることにした。なんとか足を延ばしてみると橋の最後の横木に足がかかり、右の倒木も使って斜めっているもう一つの橋にすがりつく。なんとか渡ったが、雪渓と倒木が邪魔する。倒木の下にわずかなスペースがあり、ザックを先に通してから、這いつくばるように自分も通り抜けた。少し雪渓の上を進むとその先は踏み跡があって、それを辿ると広場のような所に降りることができ、そこからは細い踏み跡が続いていた。その踏み跡を辿って進んでいくと左にさきほどの人が歩いているのが見えた。さらに先へ行くと木橋があり、それを渡ると道が右に続いていた。左から先ほどの人がやってきた。そちらが正しい道ですかねと聞かれたので、たぶん、と答えた。まあどちらでも通れたので良かった。

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 まだ細い道は続き、しかし心なしかわずかに歩きやすくなった感じ、しばらく歩いていくとやがて林道終点に着いた。良かったこれでもう道の心配はいらなくなる。スピードを上げてずんずん歩く。ネコノメソウなどがあったが、ほとんど花は終わっているので、目もくれずに通り過ぎる。やはり林道歩きは随分長い。ひたすら歩いていく。ニョイスミレがたくさん咲いている所があった。

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 やがて左に登っていく林道を見る。それを辿れば、朝に大蔵山に向かう時に階段の手前で通った林道がこれのようだ。そのまま進んでいくとやがて今朝通った道に出た。先を歩いている人がいた。さらにしばらく歩けば、駐車場に出る。再度簡易トイレに立ち寄った。

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 少し歩けば吉清水、やはり汲んでいる人が多いが、自分もまたペットボトル二本ほど水を汲み、美味しい水をたっぷり飲んだ。

 後は駅へ向かうだけである。のんびりと歩く。田園地帯に出て、今朝は左の道から来たが、そのまま先へ進む道を選んだ。車の多い道の横を進み、工場のような所の手前から左に渡って左の道に入る。しばらく歩いた所から振り返るともう大蔵山が随分高かった。今朝歩いた道に出て、右へ歩いていく。しばらく歩いて再び名もない神社で無事下山できたことをお祈りする。踏切を渡って左に歩き、今朝と同じ住宅街の道を歩いていくと猿和田駅に着く。

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 時刻表を見ると12時前の次は15時過ぎまでないというダイヤである。1時間待ちとなった。扉の中に待合所があるので座ってしばらくすると一人おじさんがやってきた。時間が近くなると地元の人達が集まりだし、10人くらいは集まったようだ。意外に地元の人が使う駅のようである。ようやくきた列車に乗り込んだ。今日の泊まりは長岡駅。新津駅で下車すると新潟駅行きはすぐの接続だったが、長岡駅行きはまた30分以上待たされる。ようやく来た長岡行きの列車は結構人が乗っていた。駅の近くのホテルに泊まる。夜はまた飲みに出かけた。以前に良かったお店は残念ながら閉店してしまっていた。別なお店で一杯やって夜は更けていった。

 

大蔵山から菅名岳 大蔵山へ編

2026042501(距上げぇ~!ナガハシスミレ軍団)

【 山 名 】大蔵山、三五郎山、菅名岳
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2026年4月25日(土)
【 天 候 】快晴
【 ルート 】猿和田駅7:00→7:40登山口→8:50四合目→9:50大蔵山9:55→10:15三五郎山→11:00菅名岳11:10→12:35どっぱら清水→13:10林道終点→13:40登山口→14:30猿和田駅

☆大蔵山へ

 下部はヒルの多い山のようだが、GW前であればあまり被害はなさそうだ。晴れの予報だが、こればかりは行ってみないと分からない。足の状態もだいぶ良くはなったとは言え、それなりの距離を歩くことになるので果たして大丈夫なのかどうか分からなかった。さらにそれなりに残雪も想定される。やはり夜行バスを利用して早朝から歩くしか方法は無さそうだ。ザックに念のためにシューズチェーン、ロングスパッツ、ストックを用意した。少し重くなった代わりに、それなりに温度が上がりそうなので保温ポットとかを抜いておく。なんとかなるだろう。

2026042502(猿和田駅から大蔵山方面を望む)

 いつものバスタ新宿から乗り、燕三条駅で下車する。近くのコンビニに立ち寄ってから、弥彦線の始発に乗る。土曜日のせいかスポーツ姿の若い学生のような人が多かった。新津駅で磐越西線に乗り換えると乗客は少ないようだった。もちろん猿和田駅で下車したのは自分一人である。こないだの暑さを考えると随分涼しい。新潟は6度まで冷え込むということで、念のために中厚手ジャケットも用意しておいたのが正解だった。

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 予想以上によい天気のようだ。まずはいずみの里というところまで歩く。駅から少し先を右に曲がり民家の連なる道をしばらく進んでいく。車の走る道路に出て、さらに右へ進んでいき、ようやく踏切を渡る。少し先に左に神社があったが名前はない。鳥居の外から無事を祈る。

2026042504

 先へ進んで学校の横を通り、さらにしばらく歩いていく。こんもりとした森が見えるとその先がやはり神社だった。須賀神社というようだ。前まで行ってお祈りして置く。暑くなったのでウィンドブレーカーは脱いだ。

2026042505(中央の山は越後白山か。)

 右の道に出て先に行くと田園地帯になるが、その先に山が見えている。右手の山はまだ上の方が白い感じである。以前に登った越後白山なのかもしれない。どんどん歩いていき、車がときどき高速で走り抜けている道路を渡る。さらに進むとようやく山裾になって、先への道路に入ると案内板がある。それに従って左に曲がって進む。

2026042506

 八重桜が満開だった。さらに歩いていくとようやく吉清水という湧き水が出ている所に着く。すでに車で来た人がいた。滾々と四つほどの口から水が流れ出ている。ペットボトルに汲んでみるとなかなか美味しい水である。500mlだけだが、ペットボトルに汲んでおく。

2026042507(吉清水。冷たく美味しい水。)

 先に進むと右にいずみの里の建物があり、その先は林道らしくなり、少し進むと駐車場があった。簡易トイレがあったので立ち寄っておく。

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 林道にはロープが張られていたので車は入れないようである。先へ進んでいく。やはり森の中はひんやりとする。しばらく歩いていくと林道が分かれている。左が帰りに使う林道だろう。右に進むとすぐに橋に出るが、登山道左の表示があり、草の生えた所を進むと粗末な木橋で川を渡る。そこからは登山道になっていた。

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 細い道で杉の小枝がたくさん落ちている。なるほどヒルが好みそうな感じの道である。しかし、登りやすい道で結構斜度があるように思うが、それなりに登れる。少し登ると小さな社があり、奥にお札などが置かれているのが見えた。入らせてもらうことをお祈りする。

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 ぐんぐん登っていく。また少し登ると林道に出た。左にわずかに進むとそこから木段が始まっている。そこの階段はかなりの急な階段で閉口して登る。

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 その先はまた登りやすい道が続く。ひんやりした空気の中でまだ湿気もそれほど高くはないのが非常に登りやすい。やはりこの時期はとても快適である。いつも新潟の山というと6月とかに登ることが多かったが、湿気度が高くてあまり快適ではなかった。こんな空気の中では快調なペースで登っていける。しばらく頑張るとようやく一合目の表示を見る。

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 その先もまだまだかなりの斜度の登りが続く。これだから新潟の山なんだよね。それにしても登る人は少ないのか自分を抜いていくような人も先を登っている人も見かけない。ひたすら登っていくと二合目の表示を見る。まだまだ登りは続くが少し林相が変わった感じもするようになった。

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 それでも登っていくとようやく明るい感じの森に変わり、さらに登るとブナのある森と変わった。道も今までの少し湿気のある感じと異なり、普通の登山道という感じの道になり、ブナが散見される。少し平な感じの所もあった。さらに進んでいくと三合目の表示を見かけた。

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 先へ進んでいくとやはりブナが多くなり、新緑の森という感じできれいである。寒いくらいのひんやりとした空気で爽やか、こんな日にこんな所を登れるのはとてもいい感じである。

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 それなりに大きなブナなども見ながら登っていき、ようやく四合目の表示、道標は古くて消えているが、直進と右を指している。しかし、右にはロープが張られている。昔は道があったのが廃道になったのだろうか。少し休む。下の方から鈴の音が聞こえてきた。ようやく早い人が登ってきたのだろう。

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 さらに登っていくとやはり高度を上げたせいか少しずつ涼しくなり、わずかに寒い感じにもなる。やはり山登りはわずかに寒いくらいの方が登りやすい。相変わらずそれなりの登りが続くが、淡々と登っていく。途中でもう降りてくる人に会った。さらに登っているとさきほどの人か後ろから追いついてきた人がいたのでパスさせて登る。

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 大きなブナと新緑が好ましい登りが続く。オオカメノキがあり、きれいな白い花を咲かせていた。

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 五合目の表示を見てさらに登っていく。まだまだブナの森が続く。登っていくと六合目の表示、右にわずかに入ると少し眺めがあり、田園地帯がちらりと見えた。

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 まだまだ登って七合目、少し緩やかな森を進むようになったが、先に進むと再び目の前に山が立ちふさがる。後ろから再び一人早い人が来たのでパスさせる。新緑を楽しみながら登っていく。

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 それにしても青空が素晴らしい。こんな快晴の日はなかなかないだろう。

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 だいぶ上が近くなったと思いながら登っていくと「9」という数字が木に付けられている。九合目だろうか。とすると八合目は見落としたようである。ふと足元を見たら、「合」という白いプレートが落ちていた。壊れてしまったのだろう。

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 さすがにそろそろ大蔵山が近くなってきたようだ。そんなに斜度があるようには見えないが、地味にきつい登りが続く。それでもようやく先に青空が見えて、やっと山頂に飛び出た。

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 さきほど抜いた人達か、二人ほど休んでいた。右手には白い雪山がはっきりと見え、左には山々の先にこれもまた雪山が並んでいた。後ろを見れば田園風景が広がっている。三等三角点が奥に置かれ、そのあたりにはイワウチワの葉がびっしりとあったが、すでに花は終わっているようだった。思ったほど疲れてはいない。少し休憩する。持ってきた水を飲み、早いが昼食のパンを食べて、眺めを楽しむ。おそらく右手の手前は白山、奥は粟ヶ岳ではないだろうか。すでに登った山だと思うと親しみも湧く。

2026042524(海を遠望する)

続く。

 

花の山 角田山へ

226032140(ユキワリソウ)

【 山 名 】角田山
【 日 時 】2026年3月21日(土)
【 天 候 】くもりときどき晴れ
【 ルート 】角田浜海水浴場9:10→9:55妙光寺→古墳コース→11:30角田山→11:40観音堂11:50→12:10ほたるの里分岐→五りん石コース→12:35登山口→弘法清水→13:00城山運動公園

☆花の角田山へ

 山のお花好きな人ならば角田山を知らない人はいないであろう。もちろんこの時期に咲くのは雪割草である。一度は訪れてみたいと思いながらずっと先延ばしになっていた。調べるとこの4月からバスは予約制に変わるようだ。当日予約はできず、敷居が高くなる感じである。こうなるとやはりその前に訪れたいと思った。

 夜行バスに乗り、新潟駅で下車する。さすがに若干寒い感じはあった。駅が大きくてどこが入口か迷ったが、前を歩いている人を頼りに歩くとようやく駅の中に入れた。買いたい系列のコンビニの場所が分からず、駅の近くをさまよったが結局見つからず、別なコンビニで朝ごはんや昼食のパンなどを買い込んだ。巻行きの少し早い列車に乗る。走る列車の左側の車窓を見ていると、住宅が立ち並び、結構新潟もやはり都市なのだと思う。天気は日差しもあったが、巻駅が近くなってくると厚い雲が広がるようになってきた。今日の天気予報はくもりのち晴れということだったが、天気が悪い予報もあったので、どちらに転ぶかは分からなかった。巻駅で下車すると駅前にはコンビニがあった。他に小さなお店などもあるようだったが、商店街というほどの感じはない。バスまでしばらく時間があったので駅近くを歩き回った。バス停に戻るとバス待ちをしている人達がそれなりにはいた。バスが来ると地元の人も二人くらい乗車し、他に登山者が7~8人くらい乗ったようだった。地元の人も4月からは予約が必要になるから大変だろうなと思う。

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 地元らしき人は途中のバス停で下車し、角田妙光寺入口で数人が下車した。角田浜海水浴場まで乗ったのは自分も含めて3人くらいだけだった。今日は海風が随分強い。目の前には海水浴場があるが、やはりまだまだ冬の日本海という感じで荒海という印象だった。雲も多めで果たして晴れてくれるのかは分からない。風に強いジャケットを着てきたが、冬用パーカーでも良かったかと思うくらいの風である。フードをかぶって歩いている人も見かけた。

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 まずは少し先へ進んで桜尾根コースの状況を見に行く。しばらく登るとやはり雪割草がこれでもかと咲いていた。これが自生なのだから素晴らしい。やはり寒冷地で鹿が生息しないのでお花を食われることもないのだろう。いかに鹿の食害がひどいかが分かる。温暖化でどうなるか分からないが、しばらくの間は少なくともこの状況は変わらないだろうと思う。

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226032104(ナニワズ、これはもちろん初見)

226032105(群落)

 このまま桜尾根を登っても良かったが、しばらく登った所で満足し、下りにかかる。やはり登って来る人に多数会った。今日は古墳コースというのを登ってみたいと思っていた。再び道路に降りて先へ歩いていく。同じように歩く人がいて自分をパスして先へ進んでいった。しばらく歩くと妙光寺の入口があった。

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 先に駐車場があり、さらに先の道を右に折れる。少し進むと古墳コースを示す案内板のようなものが置かれていた。

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 古墳は2017年に見つかったものらしく、まだ新しいものであまり調査が進んでいないようだ。先へ進むとお墓の横を通り、少しずつ登ってやがて小さな流れを渡ると登山道になる。少し急な登りが続いて木段もあるが、結構きつい登りが続く。さらに登っていくと道が別れ、右の道を登る。この道でも古墳コースに行けるようだ。少し緩やかと書かれていてなおさらちょうどよい。一人下ってくる女性に会った。少し登ると草の生えた場所に出る。

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 その先に角田山と思われる山が見えるがかなり高い。手前にあるこんもりした所がどうやら古墳だったようである。

226032109(薄ピンクがかわいい)

226032110(ブルーもいいね)

226032111(やっぱり白が一番好き)

226032112(きれいに写真が撮れなかったけど、群落がいっぱい)

 先に進んでいく。するとお花が咲いている。やはり雪割草が咲いていた。先へ進むとどんどん増えて雑草のように咲いている。やはり良い山だなと思う。先を歩いている人達に追いつくが、カメラを撮っていると抜きつ抜かれつで進む。風が少し強く、やはり少し寒い。手袋を出して付けて登った。斜度が上がり、それなりに登らされる。しばらく頑張り、ようやく小ピークに登り着く。そこには天子ヶ平と手製の案内板が付けられていた。

226032113(木の合間から海が見える)

 そこから先に緩やかに進んでいく。ちらほらとキクザキイチゲがあったが、寒いし日が当たっていないので開いている花はないようだった。

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さらに進むと数輪、カタクリが咲いていた。ちょうど周りが石や草などで囲まれている場所で風が当たらないのか、日が当たってしっかり開いている花を見ることができた。

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 その横には小さなエンゴサク、これはミチノクエンゴサクだろう。自分は滅多に見かけたことがなかったのでこれは良かった。

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 進んでいく。まだ角田山までは結構ありそうだ。緩やかな所が多いが、それなりに登っていくと五合目の表示を見かける。

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 先へ進んでいくとオウレンが出て来た。

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 今年は奥多摩でセリバオウレンを見たが、これはそれとは違う種類らしい。と言っても違いがよく分からないが。ちょこちょこと咲いていたが、先へ進むとさらに多くなった。随分あるものだと思う。やがて6合目に登り着く。城山というらしいが近くには三角点が置かれていた。四等三角点のようである。

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 先へ進む。屏風のように目の前に山が出てくる。下ってくる人に会うことも多くなった。やがて尾根が細くなり、八合目の表示の所に出る。ベンチもあるが、風もあって寒く、とても休もうとは思わない場所である。

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 木の根や岩の多い道を登っていく。すれ違いも多くなった。この道は登りに取られることが多いようだが、こんな細い急な所を下るのはやはりちょっと厳しいと思う。ロープが横に付けられているので助かる。ひたすら足も手も使って登っていくとどんどん高度を上げていき、やっと登り着いた所は湯之越コースとの合流点であった。

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 そこからは打って変わって緩やかな登りになる。日だまりの道で気分も良い。のんびり進んでいくと山頂の一角と思われる所に登り着いた。銅像や観音像が置かれている。観音様に挨拶してからほぼ平な道を進むと山頂の表示と石標があった。三角点かと思われたが、後で調べるとここには三角点はないようだ。何かの基準点などの石標だろうか。少し先にある観音堂を往復することにする。木道を観音堂に向かう。歩いている人が多く、こちらに向かって来る人に多数会った。淡々と緩やかに下っていくと観音堂に着く。

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 小広い場所で休んでいる人も多かった。春らしく、霞んでいて遠望は効かなかったが、広い景色が広がり、左手には海も見ることができた。観音堂でお参りする。スリッパもあり、中に入ることも可能なようだったが、外から祈っただけにした。ベンチがあり、ちょうど一つ空いたのでそれに座って昼食のパンを食べた。

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 さて、下山にする。本当は桜尾根コースを下りたい所ではあるが、下山後の足がない。バスは12時台を逃すと次は17時過ぎなのでほとんど使えない。タクシーを呼ぶしかないが、かなり遠い。やはり駅に近い方に下山するしかないだろう。再び山頂へ向かうが、緩やかだが登りは長い。しばらく登らされてさきほど登ってきたあたりにたどり着く。

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 道標を見て左に五りん石コースに向かう。そちらに入るとやはり登って来る人達に結構会う。しばらく進むと木段の下りになる。すると仲間に向かってやっとこれで木段終わりだよ、なんて言っている女性がいた。するとその先の木段の下りはかなりきつく、長く続いている。なるほどこの木段を登ってくれば言いたくもなるよなと思う。まだ登って来る人に会いながらひたすら木段を下っていくと、風もあまり感じられなくなり、高度を下げたから少し暖かくなった。しかし、木段はまだまだ続く。ようやく木段が終わりかなと思いながら樹林の中を下ると分岐に出た。

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 ほたるの里という所へも下ることができるようだ。そちらへ下れば温泉に入ることができるのが魅力的だが、やはりバスがない。今日は最短コースの五りん石コースを下山することにする。そちらに入るとやはり急な木段の道、ロープが付いていて道を外すような事は絶対にないが、樹林の中を下っていくので少し寒い。足元には落ちた枝などが多い。あまり歩かれてはいないのだろう。一番の不人気コースらしいが、特段問題はない。小さく曲がりながらどんどん下っていく。五合目の表示を見る。

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 さらに下っていくと少し明るい所に出る。わずかにカタクリの葉を見るが、花芽を見かけない。右手から何か物音が聞こえてくる。山作業をしている人がいるのだろうか。再び樹林の中に入り、どんどん下っていく。かなり下ってようやく林道らしき道路に出た。左手に駐車場があった。

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 先に道があるはずで道標も付いているのだが、それらしい道が見つからない。山林内立入禁止の表示もあり、どうも先への道を使う人はほぼいないようだ。回り道になるが、左手の林道を下ってから戻ることにしよう。左手の林道を下っていくとやがて果樹らしき木がたくさんあり、手入れをしている人を見かけた。なしとかだろうか。やがて左右に通っている道路に出て、右へ進む。しばらく進むと上から降りてきている道に合わさる。五りん石を示す道標があった。左に折れてしばらく進むと弘法清水という看板がある。後ろに弘法大師像があった。そのさらに下に水が沸いている。1分間に60Lくらい湧いているらしく、飲んでみるといかにも天然の水、ちょうと空のペットボトル一本があったので水を汲んでおく。後で飲んだがやはり美味しかった。水を汲んだので、弘法大師像に感謝して賽銭を入れておいた。

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 少し歩くと運動公園の入口に出る。バスなどもちろんないので、スマホでタクシーを呼ぶ。しかし、電話は鳴るものの出てくれない。おいおい、ここから帰れないのか?一度切って少し待ってもう一度掛けたが通じない。ここから駅まで歩けないことはないけど、2時間くらいはかかりそうな気がする。スマホで調べるともう一社あるようだ。そちらにかけてみる。するとすぐに繋がり、来てくれるようだ。ホッとしてしばらく待つとタクシーが来てくれた。駅まで乗る。10分ほどの乗車で2000円で済んだ。

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 次の列車まではしばらく待ちである。おじさんが一人話しかけてきて、角田山の事や登山について話をする。随分詳しい人でゴローの靴の事まで知っていた。政治に関する新聞を渡されそうになったが断った。山登りをネタによく登山者に話しかけているのだろうか。やがて離れていってくれてホッとしてしばらく待つ。新潟駅に出た。打ち上げのつもりで駅中のお店で一杯やったが、これまた気分の悪い出来事があった。どうも一人だとこういう目に合うようだ。やはり美味しい駅弁でも買って、新幹線の中で一杯やった方が正解だった。最後はケチが付いてしまったが、良い山だった。機会があれば桜尾根も登ってみたいと思う。

 

越後白山へ

2024102628(色づき始めの山を見ながら山頂を目指す)

【 山 名 】越後白山
【 山 域 】上越の山
【 日 時 】2024年10月26日(土)
【 天 候 】くもりときどき晴れ
【 ルート 】黄金の里10:05→10:20慈光寺→尾根線→11:00三合目→11:35八合目→12:25避難小屋→12:30白山12:35→田村線→13:00天狗の腰掛→袴越→14:05慈光寺14:15→14:25黄金の里

☆越後白山へ

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 麓まで行くバスはなく、基本的にはマイカーの山と思うが、料金はかかるもののなんとかタクシーで行ける範囲ではないかと越後白山に行ってみることにする。ヒルやダニがいる山なので歩ける期間はわずかである。さすがに涼しくなったこの時期ならばヒルはいないだろうと思う。

 新津までは問題なかったが、新津駅で乗り継ぎに失敗した。同じ発車番線に別な列車がすでにいたので勘違いして乗り込んだら、磐越西線の列車ではなく、数分前に発車する新潟行きの列車であった。動き出した時に気づき、次の駅で下車した。反対側におそらくそれと思われる列車が止まっていて降りてすぐ走ったが、さすがにすぐに発車してしまい、乗れなかった。取り残された駅でしばらく待たされる。新潟行きはたくさん来るが、新津方面へ行く列車はこの時間は少ない。しばらく待って新津で下車するが、磐越西線はもっと少ないのでまた40分以上待たされた。ようやくの列車を五泉駅で下車する。天気予報は晴れであったが、悪い方に外れたようでどんよりのくもりである。それでも雨はなさそうだ。

 駅前にタクシーはいたが、料金を少し減らすためにしばらく待ってバスに乗る。村松駅という所まで乗る。そこでタクシーを呼んだが一社目はあまり良い返事をもらえず、もう一社に連絡してみる。すると10分ほどで来るというのでお願いした。黄金の里まで乗る。料金は3100円であった。帰りも呼べばよいか聞いてみると連絡すればよいというので、そのまま降りた。

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 目の前には黄金の里会館がある。時間があれば立ち寄ることにする。駐車場の奥にトイレがあるので立ち寄っておく。橋を渡って慈光寺に向かう。高い杉並木が並んでいて荘厳な感じである。200年~500年経っている杉のようである。

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 途中には石仏なども多い。やはり昔から信仰されているお寺なのであろう。沢が近いのでひんやりとしている。しばらく進むと神社がある。そのまま先に進むと左上に寺院がある。さらに先には左に慈光寺と思われる石段があるが、そのまま先へ行く。すぐに左に白山を示す案内板があった。そこが尾根線と田村線が分かれている所のようである。白山から今年登った粟ヶ岳への山の地図が書かれている。避難小屋に泊まれば行けそうだが、水場もないし、かなり足を持つ人でないと行けなさそうである。

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 そのまま進むと林道という感じの道になるが、車が入るような林道ではなく、草も生えていて歩く人さえ滅多にいなさそうな道となる。沢沿いでジメジメしている上に草があるので、いかにもヒルが好みそうな道である。なので歩いているとヒルがいないか心配になってときどきズボンの裾を上げてヒルチェックをしたが、特にいるような事はなかった。そのまましばらく道を進み、木橋で右に渡る。すぐに右から入ってくる小さな沢の流れを渡り、登ると一合目の表示があった。

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 そこから登り始めるが、やはりきつい登りである。ただ、昨日の米山の上部の登りに比べたらきついものの登りやすい。気温もそんなに高くはないし、自分のペースで登っていけばよい。ぐんぐんと高度を上げていく。これでもう少し天気が良ければと思う。上の方は少し雲がかかっているようであるが、稜線も見える感じでそのうちにかかっている雲はなくなりそうな感じである。やがてあっけなく二合目の表示のあるところに出る。

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 しかし、その先もまだまだきつい登りが続く。右の谷の水音も聞こえなくなり、谷が斜面のようになってくると先に山が近づく。ロープが付いている所も多々あるが、登りであれば、あまり掴まなくても問題なかった。登りついた所には細い鉄の道標が立っていて、山頂左を示している。わずかに右に登ってみたら、左奥に石祠が置かれているのが見えた。

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 道に戻って先へ進む。緩やかに進んだのち、それなりの登りが続く。ブナも出てきたようだ。左手に見える尾根は下山の尾根であろうか。そちらの方はわずかに色づいているようだ。さらに登っていくと途中に四合目の表示を見る。随分登った気がしたが、左手の尾根はまだまだ上の方に続いていて、さらに頑張らなくてはいけないことが分かる。まだまだ登りが続き、ひたすら登ると五合目の表示。これだけ登ってやっと半分かとちょっとがっくりくる。

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 先へ登ると少し視界が開ける所がある。下界の風景がちらりと見える。どうも下の方は青空が広がってきているようだ。山はダメらしい。

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 きつい登りが続くが、少し明るくなる。わずかに日がさしたが、また雲の中に入ってしまった。

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 さらに登ると少し樹林が変わり、あたりは広葉樹になって色づいた木を見るようになる。今年は天気不安定な事が多いから、あまりきれいな色合いになる前に茶色になって紅葉は終わってしまうのではないかという気がした。

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 そのまま登っていくと再び樹林の中に入って登る。細いがブナの森もある。もうそろそろ上が見えてきても良いのだが、まだ見えない。そういえば六合目とか出てこないなと思いながら登る。途中で12時を知らせる音楽が聞こえてきた。もうお昼か。やはり出遅れたのが痛いようである。やっとわずかなスペースがある所に金属プレートが付いていて、一瞬2合目と書かれているように見えたが、これは字がかすれていて、8合目と書かれていたものであろう。

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 そこからは少しじめっぽく滑りやすい登りになる。しばらく頑張ると明るい登りになって9合目の表示を見る。

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 先に進むと笹の中の道を登り、さらにしばらく頑張ると避難小屋の前に出る。そこからは先に踏み跡の道があり、それが宝蔵山などへ続く道のようだ。その先へ行けば今年登った粟ヶ岳まで続いている。この避難小屋に泊まれば行けるのかもしれないけれど、夏場はヒルが多いし、まあ自分が歩くような事はないだろう。

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 山頂へ向かう。緩やかな登りでしばらく進むとススキの多い所に出る。左に眺めが少しある。どうもここが山頂のようだ。

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 右手はヤブになっていて、鉄柱があったのと壊れた木祠の屋根が落ちていたくらいで、わずかにヤブの中に入ったが、三角点らしきものは見当たらなかった。

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 ススキが多く、ダニもいそうなので座ることもできないようだし、立ったままパンをさくっと食べた。さて、こんなヤブ山はさっさと下山にしよう。

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 ススキをかき分けて少し進むとすぐに田村線と書かれた古い看板は一部壊れているが木に付けられていた。そこからはまた普通の道になる。もちろんそれほど歩かれている訳ではないが、特に問題はなさそうだ。しばらくは緩やかな道を進むと急坂に変わって下っていく。歩きにくい所もあったりするので注意しながら下る。やはりロープの付いている所も多々ある。先の下の方に小ピークが見えてくる。どうもそこへ向かうようだ。こちらの尾根の方が登ってきた尾根よりも色づいている。しかし、かなりの下りが続いてなかなか大変である。右側に落ちたら大変そうな所もあり、少し慎重になった所もあった。ヤブっぽい所も若干はあるが、ほとんどは特に問題はなく、道は続いている。

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 随分下るとようやく緩やかになるが、今度は目の前にさきほどのピークが大きくなる。少しブナも混じる道を進んでいくと大きなブナが目の前に現れた。これが「天狗の腰掛」と言われる大ブナであろう。こぶこぶで枝が何本も伸びていて、最初は二本の木が合体したものかと思うくらいであるが、どうやら一本らしい。まさに巨木である。裏に回ると七合目の表示板が置かれていた。

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 先へ緩やかに進んでから登りになる。わずかにきついが、登りは長くはない。798mの袴腰はピークは踏まず、左を過ぎる感じである。その先は緩やかな下りが多いが、たまにきつい所がある。先へ進んでいくと再び色づいた木々の下りとなる。道も問題なく、しばしの間気分よく下る。

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 右手には山々が見えるが、どこの山かさっぱり分からない。やがて谷状の地形の中を進むところがある。左に谷が分かれているが、テープを見て先へ進む。掘れた感じの道を進むところはかなりじめっぽく、あまり気分のよくない道である。しかしそんなに長くはなく、普通の道となり、先へ進んでいく。やがて少し左に曲がってさらに進むとまた左に進んでロープの付いた滑りやすい所を下る。さらに進んでいくと平な所に出る。左に曲がるが、そこに五合目の表示が付いていた。

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 左に進んで下るとまたロープの付いた急降下がしばらく続く。小さく折り返すところもあるが、かなりの下りで足をもつれさせたりしないように下る。ようやく少し下りが緩み、先へ行く。左手にもう随分高い白山がシルエットで見えた。おそらくもう来ることもないと思われる。見納めであろう。

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 そこから先へ進んで下るが、また滑りやすいそれなりの急坂が続く。まだ横の尾根などを見ると結構な高さがある。ひたすら下る。随分下ると急に明るい所に出て、そこには送電鉄塔があった。

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 少しヤブっぽいが道は続いているので直進すると再び樹林の中に入って下っていく。またきつい下りが続く。それでももうだいぶ下部、もう少し頑張ればと思いながら下る。やがて沢音が聞こえてきて、ぐんぐん下ると下りついた所は神社の裏で、回り込むとそこは天狗の神社らしい。安全に下ることができたことをお参りする。

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 石段を下ると鳥居があるが、鳥居にも天狗の面が付けられていた。

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 降りた所はもう慈光寺の境内、裏から入る感じになってしまったが、建物の間を抜けると寺の中、だいぶ古びているが、立派なお寺である。もろちんお参りする。正面の上にある板の彫刻がかなり繊細で龍などが描かれていた。

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 ぐるっと回って山門を出て階段を降りる。案内板があるが、だいぶ読みにくい。本堂は宝暦5年(1755)に火災で消失し、宝暦13年(1763)に再建されたもののようである。今となってはこの山中で建物を維持していくのはかなり大変であろうと思う。なかなかの寺院であった。

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 さて、再び杉並木を下っていく。この時間は見に来る人も多いようで、たくさんの人がお寺に向かって歩いていた。しばらく歩けば黄金の里の駐車場に着く。まずはタクシー会社に連絡する。さすがに帰りは駅まで乗らないと来てくれなさそうなので、五泉駅までとお願いした。しばらくかかるということで黄金の里会館に入ってみたが、買いたいと思うものは少なかった。外で売られていたマイタケが大きく、買いたいけれど、とても電車で家まで持って返るのは難しいので諦める。外のベンチで待つが、やはり随分待たされて体が冷えた。それでもやっと来てくれて乗り込む。駅まで乗り、5000円弱であった。

 駅まで乗ったおかげで調べておいた時間の列車にも間に合った。新津まで乗り、新津で下車して駅から少し離れているが、新津温泉に向かう。10分ほど歩いただろうか、古びた温泉施設で入浴する。今までに入浴したことのない泉質で、ぬるめなのだがとても温まる温泉だった。さっぱりして夕焼けの中、駅へ向かう。駅で時刻を見るとちょうど快速列車がある。駅舎の中からはシルエットの山が見え、たぶん白山と思われる山が見えた。列車に乗り込み、長岡駅へ。駅弁と酒を買い込み、新幹線の中で軽く打ち上げして帰った。

 

水野から米山、大平へ

2024102526(山頂から海を眺める)

【 山 名 】米山
【 山 域 】上越の山
【 日 時 】2024年10月25日(金)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】水野バス停10:25→11:10林道登山口→11:40分岐→12:15米山12:35→13:20 711m→13:25二の字→13:50登山口→14:05大平駐車場→14:50米山駅

☆水野から米山

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 お休みをもらったので出かける。平日なのでNPO法人のバスがある。基本的には地元の人のためのバスである。使えるバスは定時運行の水野線の一本だけである。他はオンデマンドなので電話しないといけないので観光客が利用するのは敷居が高い。この便にしても少し時間が遅いし、列車と接続もしていないので使いにくいが、明日の山はタクシーをかなり利用しないといけないので、今回は節約したい。米山駅から直接登るということも可能だが、往復はしたくないし、他の登山口はちょっと利用しにくいようだ。

 新幹線で長岡へ行く。東京はどんよりの曇りで雨も降りそうであったが、新幹線が走っていくと谷川岳の近くは晴れ、しかし、トンネルを抜けるとまたどんよりである。やはり曇りかと思っていたが、長岡に近づくと晴れてきた。長岡駅からは信越線で柿崎駅に向かう。柏崎を過ぎると乗客が減る。柿崎駅で下車したのも自分以外には一人だけだった。駅は今年から無人駅になったようで、トイレのトイレットペーパーも撤去されて設置されていない。最近は駅員がいないとトイレも封鎖されている駅が多くなっているので、トイレが使えるだけマシであろう。だいぶ待って時間になるとバスが来る。と言っても数人が乗れるくらいの乗用車に近い、ワゴン車での運行である。乗客は自分だけである。途中で誰も乗ってくる人もいない。途中からは米山がきれいに見えていた。ついつい早くなってしまうようで、運転手さんは時刻表をよく確認して、途中のバス停で時間待ちすることが多かった。やさしい感じの運転手さんと山の話などをしながら進み、水野まで乗せてもらい、料金の500円を支払った。

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 林道登山口の表示が出ているので、そちらへ向かう。林道なので緩やかに登っていく。右手には山や畑などが見える。少し風があり、雲が多いものの、悪くはない天気である。やはり今年はあまり寒くはならず、湿気も感じられるので若干暑さも感じる。何度も折り返して登っていく。降りてきた車が通っていくというぐらいであった。

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 だいぶ登るとさらに少し登りがきつくなる。途中、右手に雨乞いの場所を示す案内板があった。見ると池があるようだ。おそらく日照りの時でも涸れない池なのであろう。随分登った頃に車が下から登ってきて通って行ったが、しばらく走った後で止まる音が聞こえた。自分も折り返して登るとそこがやはり駐車場である。左手にベンチがあって、眺めが広がり、海や街並みを見ることができた。

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 林道をわずかに進むとそこが林道終点で登山口、そこから登山道に入る。

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 まずは奥へ進む感じで緩やかな道、降りてくる人に会った。先へ行くと木段のきつい登りになる。登るとやはり暑くなる。長袖シャツも脱いで半袖シャツで登る。途中にはリンドウが咲いていた。

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 ひたすら頑張ると大きなブナを見る。その先へ登ると一旦登りついた感じになる。急に冷たい風が吹き、少し雲がかかったようでうす暗くなった。その先はブナの森という感じで美林である。少し進むと「やくしの杜」と書かれた板があった。細いがきれいなブナの森を登る。

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 寒くなったので長袖シャツを着込んだ。登っていくと少し色づいている雰囲気である。さらにしばらく登っていくと分岐に登りついた。右奥には五輪塔のようなものがちらりと見えたが行かなかった。泰澄禅師の豆知識と書かれた案内板があった。当時五輪山と呼ばれていた米山に来て弟子の沙弥が托鉢のおわんを飛ばす術を心得ていて、沖を航行する船から少々の米をもらっていたが、ある時断られたときに呪文を唱えると船から米俵が飛んできたということから米山と呼ばれるようになったという感じの事が書かれていた。

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 先に進み、登っていく。先に山が見えてくるがそれが山頂なのかは分からない。やがてしらば避難小屋と書かれた小屋の前に出る。さすがにこの林道コースで泊まるような人はいないと思われる。あくまで悪天候などにあって緊急避難する場合だけであろう。

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 左側に進んで先へ行くと少し下ってから登り返しになる。ちょっとした岩場の登りなどもあるが、たいしたことはない。右手には低い山々が連なっているのが見えた。

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 先の方で鈴の音が聞こえて登っている人がいるようだ。そこそこきつい登りが続く。少し溝のように掘れた感じの登りになり、歩く人もそれなりに多いせいか土がむき出しで滑りやすい。雨が降れば流れそうな感じである。やがて前を行く人たちに追いついてパスさせてもらうが、そのあたりからたくさんの降りてくる人に会った。平日でも金曜日のせいか登る人達はそれなりに多いようである。ひたすら登ると後100mの表示がある。大抵この表示を見てもまだ先が長いんだよなと思いながらも登っていくと確かにそれほどはかからずに大きな避難小屋の所に出た。

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 左には降りるコースが分岐している。そのまま石段を登ると山頂のようだ。山頂には小屋がある。

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 手前には三角点が置かれていた。一等三角点米山である。無事登れたことと安全に下れるように薬師堂でお参りする。少し先まで行ってみると下山のコースが続いている。米山はいくつものコースがあり、地元の人に親しまれている山なのであろう。あまりきれいではないが、上の方は若干色づいているようだ。海が見える場所に座り、眺めを楽しみながら昼食のおにぎりを食べた。

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☆大平へ

 さて、下山は米山駅まで歩く予定である。再び避難小屋までわずかに戻り、そこから下り始める。

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 風が少しあり、少し寒いがそのまま下る。左右に曲がりながらしばらく下ると水場30秒と表示のある所に着く。別に水はたっぷり持っていたから寄る必要はまったくなかったが、水場が近いというとやはり行ってみたくなる。右の踏み跡に入って少し下り、右に行くと水場があった。確かに1分はかかっていないようだ。そんなに水量は多くはなかったが、汲める程度は出ている。持っていた空きペットボトルに少し汲んで飲んでみるとごく普通の自然の水であった。暑いときは使える水場だろう。

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 戻って先へ下る。尸羅場跡という標柱が倒れていて、木に小さな説明が付いている。しらば跡と読むらしい。明治の初めまで女人禁制で女性はここまでしか登れなかった場所らしい。石仏が置かれていた。そういえば登ってきたときの避難小屋もしらば避難小屋である。そちら側もそこが女人禁制の場所だったのだろう。

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 やがて急降下になり、ハシゴで下るところもある。たまに登って来る人にも会う。急降下はしばらく続く。

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 ひたすら下っていくと先に小ピークが見えてくる。ちらりと右手が開けると海がだいぶ近くなったようだ。

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 少し緩やかになってしばらく進むと風が強く吹き、寒くなった。ウィンドブレーカーを取り出して着込む。木段の登り返しはなかなかきつい。しばらく登った小ピークは711m峰らしい。写真を撮ったのち休もうかと思ったら、スズメバチがブーンと近くに寄ってきてちょっかいを出し始めたので慌てて先へ進む。巣でもあるのだろうか。そのまま先へ行くことにした。

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 それなりの下りから緩やかな道になると右手から音が聞こえる。どうやら採石場のようなものがあるようだ。平日だから稼働しているのであろう。さらにしばらく下って進むと平な所に着く。二の字という場所のようだ。左手の木にプレートが付いていて説明を読むと、大平集落でにのじまたはにのじのてっぺんと呼んでいた場所のようである。さすがに日差しもあって暑くなったし、風も止んだのでウィンドブレーカーは脱いだ。

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 再び下り始める。それなりの下りが続く。落ち葉が多少あり、少し滑りやすいので注意して下っていく。やがて右に折れて下るが、そのあたりも少し急な所などもあった。どんどん下り、樹林の中をひたすら下るとまたロープの付いた急降下、念のためロープを掴んで下る。右手に荒地を見て先へ進んで下ると置かれている車が見えてきて林道に出た。

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 少し林道を進むと道標はなかったが右に踏み跡が分かれている。そこへ入ってしばらく下ると再び林道に出る。少し進むとここは道標があり、右に大平を示していた。そちらに入って下る。熊注意の表示があったりするが、特に問題はなく、樹林の中を下っていくとお墓をいくつか見る。やがて右に階段があり、お堂か何かへの道が分かれていたが、スルーすることにした。少し進むと明るい所に出て、左へ進むと下って大平の集落がある道路に出た。

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 これで登山道は終わりである。右へ道路を下っていく。やはり下は天気が良いようだ。もう後は米山駅まで歩くだけなので、のんびり気分である。何度か曲がって下っていくと先の方に海が見えた。下っているせいか、まるで目線よりも海が高く見えるので面白い感じである。

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 ひたすら歩いていくと家や畑のある所を過ぎる。トラックなどが通るようになる。まだ駅まではかなりある。やっと高速の下を通り、さらに進むとようやく海が近くなり、交差点に出る。そこを左に曲がって進み、しばらく歩いて右に折れるともう駅は近い。駅まで来て写真を撮っていたら、おじさんが一人近づいてきて何か話しかける。何を話しているのかよく分からない。方言とかではなく、支離滅裂な事を言っているようだ。何言っているか分からないですと言いながら、先にある待合所に入る。しばらくして外を見るとおじさんはどこかへ行ってくれたようでほっとする。たまに田舎の駅にいくとこういうおじさんがいるようである。駅前には米山の看板がある。登山道がたくさん書かれていた。この駅は立派な駅舎であるが、無人駅である。以前は駅員がいたのであろうが、シャッターが下りていて扉には鍵がかかっている。ホームへ入るのも改札はなく、右手に進んでから踏切を渡るようになっていた。わずかなスペースが待合所として使われているだけになっていた。

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 しばらく待ち、ホームに行く。目の前には海の眺めが広がる。やはり日本海は荒い海らしく、波音が聞こえてきていた。

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 列車が来る時間になっても誰も来なかった。一人、二両編成の空いている列車に乗り込んだ。この日は長岡まで行き、宿泊する。宿の近くの飲み屋さんに行ってみると気さくなご主人のお店で良いお酒を楽しみ、夜は更けていった。

 

ヒメサユリの高城城跡から袴腰山

2024051908(ヒメサユリ)

【 山 名 】高城城跡、袴越山
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2024年5月19日(日)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】荒沢郵便局前バス停7:55→8:10登山口→9:25高城城跡9:30→10:05袴越山10:20→10:40三角山→分岐→11:15八木ヶ鼻→11:35八木神社11:45→12:00いい湯らてい

☆ヒメサユリの小径と高城城跡、袴腰山

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 さて、二日目はヒメサユリを見に行く。自分は山でヒメサユリに会えたのは一度か二度くらいで、しかも一輪か二輪くらいしか咲いていなかったと思う。それも随分前の事である。なので久しぶりに会うことができるかと楽しみにしていた。しかし、ヒメサユリの小径は事前に調べるとシカなどが入り込んで食べてしまい、今までの一割程度に激減してしまったらしい。

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 天気は昨日に比べるとあまりよくないようだ。晴れてはいるが、なんとなくどんよりした感じである。昨日よりは日差しがないせいか、朝はわずかに気温が低い感じである。今日も一番バスに乗る。今日も地元らしきおじさんが一人だけ、しばらく乗った所で降りて行ったのでまた自分一人の乗車である。荒沢郵便局前で下車した。わずかに戻って右の道に入る。大きなヒメサユリの小径の看板が出ていた。橋を渡り、少し歩くとやはり表示があり、右に曲がって進む。しばらく歩くと幟がたくさん出ていて、広い駐車場に着く。トイレに立ち寄ってから協力金200円を払い、先に進む。お寺の前を左に進むと登山口の表示があった。もう降りてきている観光の人がいた。ヒメサユリの咲いている所まで往復したのだろう。

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 お墓の横を登って、樹林の中に入る。しばらく登っていると早い女性に抜かれた。少し先で一度道路に出る。進むと右に再び登山道に入る。わずかに登るともうヒメサユリが咲いていた。

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 さらに少し登ると左に草地が広がり、ロープで囲われているが、ヒメサユリが結構咲いている。左に進むと鉄塔があって、そのあたりは放し飼いのヒメサユリが咲いていた。戻って先へ進む。両脇にロープがあり、いかにも小径にヒメサユリが咲いていて良い感じである。なにやら音がしているのだが、これは動物避けのために設置された機械から音が出ているようだ。試験的に農薬を撒いたという表示もあった。やはりそこまでしないとダメらしい。

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 減ったとは言え、それなりに咲いている。写真を撮りながら進み、やがて少し盛り上がっている所を過ぎるともうあまり咲いていない状態となった。このあたりまで食われたのだろうか。それでもまだ食い残されたのか、ポツリポツリと咲いているのを見かける。やがて少しきつい登りでしばらく登ると眺めがあるところに出る。

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しかし、今日は風もなくあまり爽やかではなく暑い。そういう意味では昨日の方が日陰は涼しい感じだったが、今日は全くダメである。標高が低いせいもあるだろう。左には高城地蔵尊と書かれた木祠が置かれ、右には昨日と同様に雪を抱く守門岳をよく眺めることができた。

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 さらに先に進み登っていく。道はそれなりに登らされる。やはりこちらのきつい山に慣れているのか、後ろから早い人達に何組も結構パスされる。自分はちょっと水を持ち過ぎたのでザックが重いせいもあるようだ。それにこの暑さもきつい。まあ急ぐ山でもないし、のんびり行こう。ゆっくり登ると「中の眺め」と表示のある所に出る。そこにもヒメサユリがポツリと咲いている。近くにはツクバネウツギと思われる花があるが、背が低い。後で調べたらコツクバネウツギという植物であるようだ。先にも結構見かけた。

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 やはり城跡の山らしく、アップダウンが大きい。ちょっと左を巻いて進んでから先を登り、その先は急な下り、また登りと忙しい。このあたりもコツクバネウツギが多く咲き、白い花を眺めながら先へ進む。眺めの松と表示があり、ベンチもある所に出たが、あまり眺めはない。そのまま先へ進むが、きつい登りが続く。また何組もパスされて登っていると空堀の表示がある。やはり城跡である。その先でも空堀らしい所があった。しばらく頑張るとやっと右奥に小屋が見え、左から回るように進むと高城城跡に着いた。

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 もらったパンフレットによると高城城跡は長尾豊景により1426年に築城され、五代目長尾藤景の時に藤景が謀殺され、臣の長尾外記入道が籠城したけれど、栃尾城主本庄氏により落城したということであった。右手にはベンチがあり、やはり守門岳の眺めである。ゆっくり休憩したい所ではあるが、まだ袴腰山は先である。水を飲んで先へ進むことにする。

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 先に進むとまずは下りである。しばらく下ったのち、再び登りになるが、なかなかきつい。下って来る人達に結構会う。ひたすら頑張って登っていく。途中には少し岩っぽい所もあるがたいしたことはない。きつい登りをこなすと一旦、登り着く。見越しの松と表示がある。左に曲がって先へ進むとまた山頂に向かうきつい登りが続く。これがまた長くきつい。途中で休んでいるグループもいた。さらにもうしばらく頑張るとやっと小さな山頂に着く。

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 そこにもヒメサユリが一つ咲いていた。

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 眺めはなく、山頂の表示と草に隠れそうな三角点の写真を撮って、少し右に進む。すると眺めがあるところに出た。何組も休んでいる人たちがいる。自分も適当に座り込んで休むことにした。

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 左手には大きな粟ヶ岳が見える。少し下から粟ヶ岳に向かう道もあるようだ。しかし、わざわざ遠回りして登る人も少ないだろう。どちらかというと下りで余裕のある人が歩くのであろう。天気がどんよりであまりきれいな景色ではなかった。まだ10時と早いが昼食のパンを食べることにした。

☆八木ヶ鼻へ

 さて、早いが下山にかかる。ちょうどグループが写真を撮っていて下りそうなので先に下り道に入る。ロープの付いた急降下でぐんぐん下る。写真はもう撮らなかったが、途中にもやはりヒメサユリがポツリと咲いていた。登っていく人に会う。しばらく下って先に進むと左に道が分かれている。左は粟ヶ岳に向かう道だ。ブナの道という案内板があった。それにしても暑い。水を飲む。

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 先へ進んで下っていく。ひたすら道に従って下っていくが、やっぱり暑い。途中、少しブナのある森を通る。するとわずかだがひんやりする。それも長くは続かず、すぐにまた明るい道になってしまう。やがて三角山に着いた。特にこれという山でもないのでそのまま先に進む。先へ進んで下っていく。ちょっと登らされる所もある。まだ登ってくる人にときどき会う。やがて左がわずかに開けている所がある。左下にはいい湯らていを見下ろすことができる。

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 しかし、まだ高さはそれなりにあるようだ。先へ進んでいくとのらりくらりと小さなアップダウンで進む道となる。やがて下っていき、下り道の分岐に着く。せっかくなので八木ヶ鼻を往復することにする。先に進んでしばらく登る。そんなに長くはなく、八木ヶ鼻の山頂に着く。一人休んでいる人がいたが、かなり暑い。もう見慣れた守門岳と粟ヶ岳、振り返ると袴腰山が高くなっていた。水を飲んで下りにかかる。

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 しばらく戻って分岐から左に下る。登ってくる人たちに会うが、軽装である。袴腰山まで行くというよりは八木ヶ鼻に登ろうという人たちであろうか。やはり少し急な道を何度も曲がりながら下り、やがて樹林の中を下ると八木ヶ鼻登山道入口の表示のある所に出た。

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 右には神社があるようだ。近づくとたくさんの靴が置かれている。どうやら集まりが開催されているようである。お参りして近くの木などを眺めていたら集会が終わり、たくさんの人が出てきた。地元の方に信仰される神社のようである。それにしても杉の木はかなり高い。少し参道を降りたら、表示があり、幹回りは5mを越え、樹齢は500年あるようだ。相当に高い。それ以外の木もかなりの高さでなかなか良い神社であった。参道を進んで鳥居をくぐると案内板があるが、創建はやはり大同二年のようである。

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 左へ行き、道路を右に折れて橋を渡ると道路に出る。左へいい湯らていに向かう。左手には八木ヶ鼻の巨大な岩壁が目を引いた。

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道路をしばらく歩いていい湯らていに到着する。昨日下車したバス停で時刻を確かめる。13時過ぎのバスまで1時間ちょっとある。ちょうどよい時間だろう。入浴する。熱めのお湯だったが、露天風呂は3つも浴槽があり、また八木ヶ鼻が目の前に見える浴槽もあって、ちょっと前にあの上にいたのだと思うと感慨深かった。

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 バス停に行く。しばらく待つとバスがやってきたが、他にも一人乗客があった。途中からも数人乗って東三条駅に着く。

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 ちょうど長岡駅行きの列車が来たところだったが、切符を買わないといけないので見送るしかなかった。時間が早いので水上駅行きにも間に合う時間ではあったが、さすがにこの二日間で疲れたので新幹線で帰宅することにした。越後湯沢まで乗り継ぎ、途中下車して蕎麦を食べてから帰宅した。

2024051901(ヒメシャガ)

 

粟ヶ岳へ 下山編

2024051738(サクラスミレ)

☆加茂市側へ下山

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 さて、名残りは惜しいが、下山にしよう。下るのもかなりの時間がかかるのである。山頂から右にも踏み跡のようなものがありそうに見える。堂ノ窪山などへ残雪期に歩く人がいるのかもしれない。加茂市への登山道は左へ降りればよいようだ。下りに入るとこちらもお花が多い。オオバキスミレとエチゴキジムシロだろうか。たくさん咲いていた。まだ登って来る人に結構会った。暑いせいか、手前のピークで休んでいる人達もいた。日当たりの良い道を緩やかに下っていく。

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 しばらく進むと小ピークに出る。石標のようなものが置かれていて、粟ヶ岳北峰という表示板があった。振り返ると粟ヶ岳の山頂は少し高くなっていた。

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 先に進むと少し先が分岐になっていて右に権ノ神岳という所への道が分かれていた。もちろんそんな道を歩くつもりはない。この道を下るだけでも大変なのである。左へ進んで下る。そこからは急な下りが始まる。ロープの付いたりしているところもある。どんどん下っていく。遠くに池が見えているが、あれが水源地の近くのダムで、あそこまで下るのであろう。

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 まだ相当な高さがあることが分かる。まだちらほらとオオバキスミレが咲いている。固まった群落も良いが、点々と咲くスミレも良いものである。こちらもイワカガミがやはり見られる。それにしても岩場にロープの付いた急降下が多い。なるほど、こちらを登るのは体力的にしんどそうだ。下りも辛いが、先日の和名倉山山行で鍛えたせいと荷物が随分軽いのでだいぶ下りやすい。やはりこちらにもカタクリやショウジョウバカマが咲いている所があった。

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 登り返しがあるが日差しもあってきつい。ようやく登った所に小屋があった。特に開けなかったが、こちらは使えそうな感じである。ベンチがあるが、暑いので水だけ飲んですぐに下り始める。

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 イワカガミを見ながら下っていくとあまりかからず水場の石標の所に着く。木にも案内板があり、水場4分と書かれているので行ってみる。細くて少し歩きにくい道だったが、しばらく進むとわずかに水が流れている所がある。そこにも先へ進むように表示があり、先に進むと岩から水の出ている水場だった。水場はちょろだが、パイプから出ている。手ですくって飲んでみるとなかなか美味しい。別に汲む必要はなく、あまり汲むと重くなるのでそんなに入れるつもりはなかったが、300mlくらい汲んでおいた。

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 元の道に戻って先に下る。あまり樹林がなく、少し暑い。こちらの道は三条市側の道よりも日向を歩く所が多い。そういう意味でも三条市側の登山道の方が歩きやすい感じがする。その上こんなに急な所が多く、岩場、ロープ場、梯子など、なかなかきつい下り、やっぱりガイドであまり紹介されないのも分かる気がした。

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 小ピークへまた登らされる。そこには6番の表示があった。山頂へは1h15、下りは1h05の表示がある。半分くらいは来たという感じだろうか。振り返るともう粟ヶ岳が高く、手前のヒュッテのあるピークも大きくなっていた。

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 さらにひたすら下る。ロープの付いた岩場もある。足場は多いのでそんなに難しくはなく、安全のためにロープを掴んで下る。それを下りきるとヤマツツジなどのお花が咲いていてきれいである。それにしてもまだ下まではかなり遠いようである。さらに下っていく。このあたりだったかその先だったか、鉄梯子が連続して出てきたりした。どんどん下って5番の表示を見て、さらに先に進むとベンチのある所があった。

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 日当たりが良すぎて休憩する気にならない。眺めを楽しみ、さらに先に進む。まだまだイワカガミが咲いていて楽しい。やはりこの山はイワカガミの山として記憶されそうだ。ひたすら下る。ベニバナツクバネウツギがあったが、こちらはまだ蕾が多かった。さらに下って4番の表示を見る。さらに先に行くとようやく樹林の中に入る。そこそこ大きなブナがあり、やはりわずかだがひんやりした感じがして気持ちよい。

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 しかしそれも長くは続かず、さらに下る。やっと2番の表示のある所に着く。ここにもベンチがあり、一人休んでいる人がいた。道が分かれているようだ。地図で確認すると右の方が普通らしい。

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 軽く水を飲んで右へ下る。だいぶ標高を落としたせいか、やはり少し暑い。急な道をひたすら下ると少し緩やかになり、眺めのある所に出る。振り返るともう手前のピークに隠れて粟ヶ岳は見えなくなっていた。さらに先に進む。また急降下で下ると急に池が見えた。そこへ向かってぐんぐん下り、やがて池の横に出た。そこには粟ヶ岳登山口1番の表示があった。

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 池横の道をしばらく進むとダムの堰堤となる。そこを進むと林道らしき道に出た。振り返ると池は快晴の天気と相まってなかなか良い雰囲気であった。

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林道を進むと右に曲がり、樹林の中をひたすら進む。だいぶ歩くとようやく道路になり、しばらく進むとキャンプ場らしき雰囲気の所に出た。右手には施設があり、先には広い駐車場、そこにバス停もあった。15時過ぎのバスを予定していたが、1時間20分ほどある。温泉まで歩いてしまうことにする。

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 広い道路を先へ歩く。途中のバス停がいくつあるか書かれているので、見ると温泉までは7つほどである。しかし、都会のバス停と違って、一つのバス停間の距離はかなりある。だいぶ歩いてようやく一つ目のバス停があった。振り返るともう粟ヶ岳が遠くなっていた。さらにひたすら歩いていく。田んぼや民家を見ながら歩き、一つずつバス停を数える。ひたすら歩いてやっと6つ目のバス停が出てくる。先の方に建物が見えてきた。ようやく美人の湯の大きな看板を見て、美人の湯に到着する。50分ほどの歩きとなり、バスを待つよりはやはり早かった。

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 暑い日のせいかお湯がわずかに熱めで長湯には向かないが、一台見送ったバスまでも一時間くらいだから、ちょうど良かったのかもしれない。露天風呂からは粟ヶ岳を見ることができて、つい数時間前にあの山頂にいたのだと思うとなかなか良い気分であった。

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 入口にバス停がある。地元の人が数人乗るようだ。やがてバスが来て乗り込む。途中でも乗ってきた人がいた。バスはだいぶ山間を走ってやがて広い所を走り、市街に入る。古そうなお店には雁木があり、やはり雪国だなと思う。駅で下車する。料金を聞くと200円であった。少し待って長岡駅行きの列車に乗る。二駅ほどの乗車だが、一駅進んだ所でしばらく停車する。何か問題があって運転計画を調整しているという。踏切で何かあったらしい。それでもしばらくで動き出した。弥彦線は本数が少なく、待ち時間が長いので多少遅れても何の問題もなかった。この日は燕三条駅の近くの宿泊である。燕三条駅で下車する。駅中には燕Wingというお店がある。地場産業で扱っている刃物や金属製品などが売られている。小さなスプーンが欲しかったので購入した。家で使ってみたら、とても使いやすくて良い買い物となった。宿に荷物を置いて町へ繰り出すが、あまりお店は多くはないようだ。近くの居酒屋さんで一杯やる。宿に戻るとさすがに疲れが出て、さっさと寝ることにした。

 

粟ヶ岳へ 登り編

2024051715(オオバキスミレ)

【 山 名 】粟ヶ岳
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2024年5月18日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】八木ヶ鼻温泉バス停8:00→8:30登山口→9:40五合目→10:307合目→11:25粟ヶ岳11:40→12:25ヒュッテ→12:40水場→13:502合目→14:05登山口→14:20水源地バス停→15:10美人の湯

☆粟ヶ岳へ

2024051701

 今回も新潟の山に行ってみる。先に小さな山に登って泊まり、次の日に大きな山を歩くのが普通だが、やはりできれば先に大きな山をこなして、次の日は小さな山に登って帰りたい。ということで夜行出発とした。久しぶりにバスタ新宿から夜行バスに乗る。早朝のドライブインに立ち寄ると寒いくらいである。放射冷却したのだろう。今日は良い天気になりそうだ。燕三条で下車する。やはり良い天気のようで快晴である。かなり暑くなるという天気予報が出ていた。

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 弥彦線に乗るのは初めてである。東三条駅は弥彦線の終点だった。下車して八木ヶ鼻温泉行きの一番バスに乗る。地元の人が一人、初めてバスに乗るというおばあさんが乗り方が分からないと聞かれる。東京土産を持っていたようなので、来たことのないこちらの知人に会いに行くのだろう。バスはのんびり走り、一人は下車していき、だいぶ乗った所でおばあさんは下車して乗客は自分一人となる。やがて山が近くなってきた。前に見えている大きな山が粟ヶ岳であろう。それにしても高い。標高は1300mに満たないが、登り始める高さが低いので標高差はかなりあるのである。新潟の山がきついのは標高差と距離が長い山が多い上に蒸し暑く、残雪が遅くまで残り、涼しい時期に入山が難しいからである。やっと八木ヶ鼻温泉に着いて下車する。

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 バスを降りてバス停の写真を撮っていたら運転手さんに山に登るの?と聞かれたので粟ヶ岳ですと答える。バス時間の紙を持って行った方が良いというので、加茂の方に下るんですと言うと、先日逆コースで降りてきた人がいたということだった。歩き出して先へ進む。粟ヶ岳登山口の表示があるのでそれに従って道を進む。緩やかな登り道で特にきつくはないが、もう日差しが少し暑い。道脇にはカキツバタがよく植えられていてきれいだった。いかにも静かな山間の集落だが、結構民家が多い。しばらく歩いていくと民家がなくなり、駐車場を右に見て、左の橋を渡る。いよいよ粟ヶ岳の麓に近づいてきた感がある。左に進んでから少し登りがきつくなって道路を歩いていくと駐車場がある。数台止められていて、奥にも数台の車が止まっていた。トイレがあるので立ち寄る。バイオトイレになっているようである。

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 少し先が登山口だった。車止めがあり、そこからはじゃり道である。ただ、しっかり整備された道であまりアップダウンもなく歩きやすい道が続く。左には沢がある。右には水路があり、結構な水量が流れていた。ベニバナツクバネウツギが咲いている。もう下ってくるランナーさんに会う。どれだけ早いんだろう。もう暑いのでTシャツ1枚になる。どうせ上に出ると日差しがあるのでTシャツでは歩けないであろう。先へ進み、しばらく歩くと林道が終わって登山道という感じの道になる。細い道で少しへつりっぽい感じ。小さな沢が流れ込んでいて触ると冷たかったので、少し顔に水をつけるとひんやりした。もう少し進むと鉄の橋を渡る。雪の時に重みで潰れないようにか、隙間だらけになっている橋で人が渡るには問題ないけど、なんとなく気分が良くない。それでも小さいのですぐに渡るとそこからはしっかりと登り道となる。

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 少し登って先へ進むと沢が左から来ていて、右が滝になっている。猿飛滝という案内標柱があった。

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 沢の中に鎖が付いているが、これは増水した時のためのものであろうか。飛んで渡って先へ進む。登っていくとやはり降りてくる人に時折会う。車でくれば夜明けから早朝の涼しい時間帯に登って早いうちに降りてくることができる。そういう登り方の方が正しいのかもしれない。樹林の中の比較的登りやすい道が続いた。途中には少し太い木がある。ブナの木という表示がある。やはり樹林の中は日差しが遮られて歩きやすい。3合目の表示あたりからは斜度が上がってきつくなった。

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ヤマツツジがちらほらと咲いている。まだ蕾もあった。やがてちょっとした岩場に出る。振り返ると眺めがあり、田んぼや民家などが見える。もうそこそこ登ってきている感じである。

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 さらに登っていく。やがて左に進むと薬師の水場という表示があり、立ち寄ろうと左へ行ってみる。少し進むと小さな沢があったが、水量が少なく、今一つでそのまま戻った。先へ登っていくとあまり太くはないが、ブナの森となる。なかなか良い雰囲気である。このあたりも下って来る人にときどき会った。ひたすら樹林の中を登っていく。

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 だいぶ登ると急にわずかな広場のあるところに出た。先に粟薬師奥の院があった。左には避難小屋があるが、屋根崩落のために立ち入り禁止と書かれていた。今は使えないようである。水を飲んで先へ進む。

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 比較的緩やかな感じの登り道を登っていると後ろからランナーさんや早い人が数人やってきたのでパスさせる。少し先で尾根に登り着いた。そこには三十二人滝という表示がある。下に滝があるらしいが、樹林で見ることはできないようだ。

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 さらに先へ登っていく。やはりきつい所も多い。どんどん登っていくと六合目の表示がある。そのあたりにはイワカガミが咲いていた。

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 左へ進むのかと行ってみるとそこは水場への道だったようで、小さな流れに出た。顔を洗うくらいなら問題ないが、ちょっと飲みたくなるような流れではないようである。さきほどの表示の所へ戻り、再び登っていく。足元にはイワカガミがたくさん咲いている。多数の花付きから言ってオオイワカガミであろう。

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 しばらく登るとやがて樹林を抜けて明るい所に出る。まだ山頂まではかなりあるようだ。暑いが日差しを避けるために長袖シャツを着込んだ。降りてくる人たちに会いながら、さらに登っていく。右手に見える雪を抱く山は守門岳であろう。まだきつい登りの所がある。ユキツバキと思われる花やタムシバだろうか咲いていた。

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 タムシバはこの暑さでもう終わりかけの感じだった。イワカガミは相変わらず多い。終わっているところもあったが、まだまだたくさん咲いていた。

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 七合目を過ぎて、やっと山頂が近くなってきた。道は右から左に登るらしい。八合目の表示を見る。先に進むと馬の背の岩場になる。風が吹きあがっていて涼しい。そんなに危険という感じでもなく、楽しい岩場の道である。それが終わると目の前の左に雪田が見えてくる。するとお花がたくさん咲いている。タムシバの先に見える守門岳もなかなか良い。足元にはオオバキスミレだろう、群落で咲いている。なんとカタクリ、ショウジョウバカマもちらほらとある。遅くまで雪田が残っていたのだろう。

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 ユキワリソウだろうか、可憐な花も咲いていた。

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 さらに登ると少し雪が横にあり、やはりカタクリが結構咲いてまだきれいだった。登っていると途中で抜いていった早いランナーさん系の女性がもう下っていくのに会った。

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 きつい所を登り切って左に曲がると山頂への登りだ。右手の斜面には残雪がまだそれなりに残っていた。遠くには名も知らない新潟の山々。しかし、山頂への道が見え、登っている人も見かけるが、かなり厳しそうだ。やがて登りになる。やはり厳しい登りである。登る人が多いせいか道が悪くなっていて、段差が大きい所が多々あり、左や右の横を登らなくてはいけない所が何か所かあった。かなりきつかったが、なんとか登っていく。途中で振り返るともう随分高い所まで登っていた。まだしばらく頑張るとやっと立っている表示板が見えてきて、山頂に登り着いた。

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 山頂は小広い。山頂からは遠くにも白い雪を抱く山が見える。飯豊連峰だろうか。脇の方では無線をやっている人がいた。山頂に座り込んで昼食にする。アゲハチョウが3~4匹高速で飛び回っていた。少し離れた所にも止まるので写真を撮ろうと思ったが、標準レンズではやはり無理であったし、少し近づこうとするとすぐ気づいて飛び去るのでやはり撮れなかった。少し風があるのであまり暑くはなかったが、日差しはそれなりにある。暑い夏ももうすぐという感じである。

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 山頂には黄色のお花が多かった。これはエチゴキジムシロだろうか。ゆっくりとパンを食べて水を飲んだ。

続く。

 

 

六万騎山へ

2024040751コシノコバイモ

【 山 名 】六万騎山
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2024年4月7日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】五日町駅12:35→13:00登山口→13:40六万騎山13:50→14:15登山口→14:45五日町駅

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☆六万騎山へ

 坂戸山の後は六万騎山を目指す。無人の五日町駅で下車する。他にも一人、登山者らしき人が下車した。その人は先に行き、自分はゆっくりと出発する。タクシーが一台待機していた。登山口まで少し距離があるのでタクシーを使う人がいるのであろう。

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 しばらく歩き、左に折れて踏切を渡る。それにしても暑い。日陰にいると長袖シャツが欲しくなるのだが、日差しを浴びると半袖でもよいなと思うくらいである。地元の人向けの電気店や営業していない飲み屋らしきお店は見かけるが、観光客が立ち寄るようなお店は見当たらない。やがて魚野川を大きな橋で渡る。高速らしき道路の下を通り、先に進むと六万騎山が見えてきた。信号を渡って先に行くと登山口に着く。車が何台も止まっていた。すぐ先に階段があり、それをまずは登る。すると左に社がある。雪がこいがまだされたままの社だが、お参りはできる。地蔵尊のお社らしい。

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 その横から登り始めるが、カタクリ、ユキワリソウなどお花がすごく咲いている。これは吃驚である。

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 スミレサイシンであろうか。普段の関東付近では会えないスミレであろう。

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 ユキワリソウも白、紫、ピンクと色とりどり。これはたまらず、足がなかなか進まない。キクザキイチゲももちろんあった。

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 ブルーのユキワリソウもよい感じである。

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 ナガハシスミレもたくさん咲いていた。

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 ようやく少しずつ登るが、意外にきつい登り、何度か折れて登るとカタクリがすごい。

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 斜面にカタクリがびっしりと咲いている。まさにカタクリのカーペット、これには言葉が出ないね。

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 少し上まですごかった。先へ登っていくとやはり暑い。そのせいかカタクリももう終わりに近い感じになっていたが、まだまだ道脇には咲いていた。ひたすら上を目指して登る。坂戸山もそうだったが、小さくてもきつい山が多い。疑似木段の登りを頑張るとやっと少し平な所に出る。そのあたりもカタクリがひたすら咲いている。進むとまた左に入れる所があり、そのあたりも斜面にカタクリがたくさんだ。この山には一体どれくらいのカタクリが咲いているのだろうか。

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 さらに登るとまた少し平な所が左にある。行ってみるといかにも里山だなという感じ、足元にはやはりカタクリだらけである。少し尾根のような所を進むようになってもやはり両脇はカタクリ、先に進んで左に小さなピークがあり、平和の鐘と書かれた小さな鐘が据え付けられていた。

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 山頂へ向かう道もカタクリ、緩やかに進んで登ると山頂に着く。数人が休んでいた。チョウジザクラだろうか、わずかだが咲いていた。先に見えるのはさきほど登った坂戸山、左手は金城山、巻機山はちょっと枝に邪魔されていた。お茶を飲んでしばし休憩。

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 先の山にも興味はあるけれど、もうこの時間では行くのは難しい。また今度、機会があれば、この山の奥の山を目指してきても良いなと思う。山頂からわずかに下るとまたカタクリがたくさんである。わずかに先に進んで登ってみるとそこから急な下りになっていて、その先はあまりカタクリがなさそうに見えた。戻って分岐から下りに入る。それでもやはりカタクリが多い。本当にこの山はカタクリだらけである。ツバキが咲いていたが、これはヤブツバキだろうか。

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 下っていくとカタクリがさすがに少し減ったなと思う所を通過する。すると今度はショウジョウバカマが咲いている。さらに下ると今度はイワウチワだ。

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しかも葉が大きいオオイワウチワである。最初はちらほらだったが、下ると結構咲いている。ロープの張られた向こうの斜面にはさらにたくさん咲いていた。

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 下っていくとまたカタクリがたくさん咲いている。それを見ながら下るともう開けた所に出て登山口に下り着いた。

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 登山口の右手には庚申塔や石仏などが並んでいた。近くにあったものを集めたのであろうか。雪が多い地方のせいか、だいぶ風化しているものが多かった。

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 のんびりと右に歩く。カタクリが一面に咲いていた場所を右上に見るとやはりピンク色に染まっていた。

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 さきほど登った登山口に出て、あとは往路を駅まで戻る。越後湯沢方面へ列車が走っていくのが見えた。次の列車まで待たされるようだ。駅に着くと40分くらい待ちのようであった。

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 越後湯沢駅に出て、入浴する時間はないかと蕎麦を食べる。しかし、改札に入ろうとして時間を見たら、時間を間違えて覚えていてまだ一時間くらいあった。なのでぽんしゅ館で入浴する。温まってお土産に新潟の柿の種を買い込んで列車に乗り、のんびりと帰宅した。

 

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