桂小場から木曽駒ヶ岳 その2
前日からの続きです。
早朝にみなさん起き出すので、自分も起きました。外に出てみると晴れのようです。
目の前にある山に登ると久しぶりにご来光が見られました。
自分は素泊まりなので、パンとコーヒーの朝食を取って早めに出発。
まだ先に見える千畳敷には雲がかかっていました。
しばらく歩いて下っていると遭難記念碑。新田次郎氏「聖職の碑」の元となった大正時代の遭難を風化させないためのもののようです。
歩いていくともうすっかりガスが上がってきれいに見えました。
馬の背を登りますが、なかなかきつい登り。
手前のピークまで登るとようやく木曽駒ヶ岳が見えました。右奥が木曽駒ヶ岳の山頂。
ミヤマシオガマが咲いていました。
頑張って登って、久しぶりの木曽駒ヶ岳の山頂。平日でしたが、さすがに人が多かったです。木祠や神社がありました。
さすがに素晴らしい眺め。随分前に友人と来たことがありましたが、その時は天気が悪く、ガスガスで何も見えない山頂でした。
向こうに見えるのは空木岳や南駒ヶ岳でしょうか。縦走したのが懐かしい。
しっかり富士山も見えました。手前は南アルプスの山々でしょうか。
名残付きない山頂を後にして宝剣岳に向かいます。下って登り返すと中岳。
下ると目の前の宝剣岳にはもうガスがかかり始めていました。
岩場を登って山頂らしき所には木祠。
先へ向かいますが、結構危険な道。その上、ルートがちょっと分かりにくい所があります。
岩場を歩いていた途中で転倒。
よくわかりませんが、足元を岩にでも引っ掛けたようで、ちょうど一回転してザックを下にして、
溝のような所で止まったので奇跡的に助かりました。
その先は崖になっていて、もう一転がりしていたら崖から転落していた所でした。
しばらく放心状態で座り込んで落ち着くのを待ち、怪我が大きくない事を確認してから進みました。
岩場が終わって三ノ沢岳への分岐に着けば、もうホッと一安心。
極楽平から下っていきます。たくさんの人が登ってきました。キンポウゲの群落。
久しぶりのキバナノコマノツメ。手前はチングルマでしょう。
ヨツバシオガマでしょうか。
駒ケ岳ロープウェイの千畳敷駅に着いて終了。もうすっかり稜線はガスになっていました。
無事に帰ることができてよかったです。
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