山の本

東京発 読んで旅する四季の山々 金森康夫著

けやき出版の一冊。著者の金森氏は「山の写真集」ホームページを持ち、いろいろな山を歩かれています。自分などはとても行けそうもない山や、交通不便な山などなど、たくさんの記録を詳細に残されていて、自分もよく参考にさせてもらっています。その金森氏が本を出されたということで金森氏ご本人から購入させてもらいました。そのおかげでサイン入り。サイン入り本を買ったことは何度もありますが、実際にその著者から本を買ってサインを貰うなんてことは一度もありません。なので、この本は大切にしたいと思います。

金森氏が実際に歩いた31の山行の記録となっています。小さな山、縦走、花あり、温泉あり、たくさんの記録が月ごとにまとめられていて、それぞれの季節で一番旬の山を選んで登ることができます。難しい山は少ないですが、それでも、日留賀岳、谷川連峰馬蹄形縦走など人の少ない山もありますので、少し経験のある方でも楽しめる内容になっています。

写真も豊富ですが、すべてをフィルムで撮られているのもまたすごいこと。自分なんかお花の写真をデジタルカメラで何枚も写して全部失敗していたりするのですが、それをフィルムでビシッと拡大写真を撮られるのは相当な技術がないとできないことです。

一番自分が歩いてみたいなと思ったのは2007年10月の厳剛新道から谷川岳でしょうか。中判カメラで撮られた紅葉の写真は表紙をめくって最初の写真です。錦秋と言っていい紅葉した山。このような日に歩けたら、さぞや楽しいことでしょう。

自費出版ということですから、部数はかなり少なく、なかなか書店で手に入れるのは難しいかもしれません。購入されるのであれば、早めに金森さんのページで申し込むか、ネットで購入されることをお勧めします。

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