(神野寺の大イチョウ)
秋元浅間山の先は私有地のようで2025年1月現在造成中でした。造成している人が看板を出す予定で今後通れなくなると言ってました。分県登山ガイド千葉県の山に書かれている道でしたが、秋元浅間山は秋元城跡から往復とした方が良いです。秋元城跡から秋元浅間山付近はロープが付く急峻な所や崖が多いので足回りや行程に十分注意を。
【 山 名 】秋元城跡、鹿野山
【 山 域 】房総の山
【 日 時 】2025年1月13日(月)祝
【 天 候 】曇り
【 ルート 】猪原バス停9:05→9:30秋元城跡入口→9:45本丸跡→10:15秋元浅間山→造成地→10:35国道のカーブ→古道→11:05九十九谷展望公園11:15→11:20白鳥神社→11:25白鳥峰→11:40神野寺→12:10鳥居崎→12:25牧場入口バス停
☆秋元城跡から

久しぶりに鹿野山に行くことにした。秋元城跡と前回歩かなかった白鳥峰も行ってみたい。木更津へ行き、まだしぶとく残っている鴨川行きのバスに乗る。今日は三連休の最後のせいかどうか、わずかに三人の乗車、一人はすぐに下車したが、一人乗ってきて先へ進んでいく。猪原バス停で一人下車する。

やはり少し寒い。道路を少し歩いて鹿野山の表示のある右の道に入ると車の通りもあまりなく、静かな道である。緩やかに下って進んでいくと右下から水音が聞こえる。左には小さいが川があるようだ。先へ進んでいくとやがて分岐があり、右の橋を渡る。川はそれなりに水量があるようだ。昨日もおそらく雨が降ったのではないか。左へ進んでいくと西粟倉の信号に出る。右に進み、左に九十九谷の表示を見て、さらにしばらく進む。コミュニティバスの表示を見る。随分前に乗った覚えがあるが、今もあるようだ。もうしばらく進むと秋元城跡の表示があった。

看板をちょっと見て少し先の入口から入る。少し登ると左に青鬼大神の碑というところがある。そちらへ入ると少し笹の生えたヤブっぽい道になる。この寒さだから良いけれど、暑い時期には入りたくない所である。踏み跡らしいものを辿って奥へ行く。かなりの笹のヤブだが、なんとなく踏み跡はある。左奥に行ってみたが何もない。少し戻るとまた踏み跡が見つかり、それを辿ると石碑があったが、もう倒れていた。こうして忘れ去られていくのであろう。

踏み跡をたどって慎重に往路を戻る。この平地は根古屋という場所らしい。左に見て進むと古い甕のような残骸があった。当時のものだろうか。先から城跡への道を登るが、なかなか急峻だ。石段や木段もあるが、わずかに水がポタポタと流れている場所もあった。しばらく登ると右に道が分かれているが、そちらは違うようで左に標識があってそちらに登ればよいらしい。急な階段状の道を登ると城跡の中に入った。千畳敷と呼ばれる場所のようで広い平地である。ここは戦国時代の城跡で、秋元氏が城主でこの城を築き、後に里見氏の支配下に入ったようである。

左手が本丸のようでこんもりしている。

少し先に進んでから取りつくと一段登ってまだ先に高い所がある。少し進んで高い所に登る。しっかりと土塁が構築されている。

そこからは鹿野山をよく見ることができた。下には広い場所が見える。右から下り、左へ下れそうなので緩やかな道を下る。小広い場所を通り、秋元浅間山に向かう。振り返るとやはり城跡らしい眺めであった。

先からはそれなりの急な登りになり、倒木などで進路が分かりにくい所もある。

いくつかのルートがあるようだが、左手の踏み跡を進むと左下が崖になっていたりするので少し慎重になる。その先は倒木も出てきて、それを乗り越えて進まないといけない所もあった。さらに空堀のような所も通る。登っていくと尾根になり、しばらく進むとその先が崖のようになっている。降りられなくもないが、危険そうなので少し戻るとテープが付いていて、左下にトラロープの付いた急な下りとなる。これさえもかなり段差が大きい下りで慎重に下ると降り立つことができる。やはり大きな空堀のようである。

先へ登る。しばらく登ると左へ曲がるが、尾根は登らず、右へトラバースする。少し右へ登って折り返し、尾根に再び出るが、そこから再び右へトラバースである。道が細いので注意して進むと右下からの尾根に出る。右下へ道もありそうだが、ここは尾根を左へ登る。急な尾根をしばらく登ると左が少し開けていて明るい。もうだいぶ登ってきた感じがある。さらに登るとロープの付いた所もある。右側は少し崩れたような雰囲気である。さらに登ると太いロープの付いた急登も出てくる。

このあたり、結構厳しい。

それでも登っていくと少し暗い樹林の中をさらに登って、ようやく秋元浅間山の山頂に着く。

樹林に囲まれている寂しい山頂、正面には大きな石祠が置かれている。どうやってこの山上まで持ち上げたのだろうかと思う。

水を飲んで先に進む。わずかに進んで右に急な斜面を降りる。すると道らしき所に降り立った。先に進むと右に緑色のフェンスみたいなものが張られている。動物避けだろうかと思いながら進んでいくと左手に何やら構造物がある。どうやら造成中の雰囲気だ。歩けるのだろうかと不安になりながら先に行く。しばらく進むとやはり造成していると思われる人たちがいた。近くに出て挨拶すると、看板を立てる予定だが、この道は通れなくなる予定ですとのことだった。今日は大丈夫だったらしい。山もどんどん変わっていくようだ。先へ進んでいくが、道なのかどうなのか微妙な所を進む。なんとか道の続きを辿り、進むと造成地のフェンスがなくなってホッとする。急降下で下ると左右に通っている道に出て、右に進む。しばらく進んでいくと別な道に出た。ちょっと塞がれている感じがあったが、左に出ると大きな道路に出る。少し先に進んだが、家があるだけで句碑がない。おかしいなとちょっと戻ってさきほどの道に戻ると先に案内板らしきものがあり、そこへ行ってみると芭蕉句碑があった。案内板は薄れていたが、別な位置に置かれていたものを移設したようだ。写真などを撮っていたら、先の方で何やら怒鳴り声を上げている近くの住民と思われる方がいる。おまえそこにいただろう、みたいな事を言われたのでいましたと返事をすると今一つ要領を得なかったが、どうやら地図を見ながら近くを歩いていたのが気に入らなかったらしい。ひどい暴言も投げかけられた。そそくさと退散して道路に戻る。ここは私有地なのか微妙だが、ただの道のようにも思える。まあ、もう二度と来るところでもないし、さきほどの造成地が通れなくなれば、同じような目に会う人もいないであろう。

古道に入る。しかし、気分を害した。樹林の中の道をしばらく歩いていく。たまには歩く人がいるようで問題はないが、分岐がある。左は行き止まりになるようで、右へ入るのが正しそうだ。その先へ進んでも問題はなかったが、わずかに道が分かりにくかった所が一か所あった。それでも緩やかに登っていくと左に施設を見て道路に出た。車の通りの多い道をしばらく登ると九十九谷展望公園に着く。

左は展望台のようになっていてベンチなどもある。日差しがポカポカと暖かく、悪くなった気分を落ち着かせるために、ベンチに座って眺めを楽しみながら昼食とした。

お腹も落ち着いた所で先へ進むことにする。道路を少し進むと右側に神社の石段が出てくる。石段を登ると白鳥神社である。

お参りしてから右の道を登る。お年を召された女性が二人降りて来た。もう少し先へ登ると白鳥峰の山頂である。富士講の富士山みたいなごつごつした石造りのものが置いてあり、回り込むと「日本武草薙」と書かれていた。

下りはあっという間、すぐに神社に降り立ち、石段を下りて道路に出る。右へしばらく道路歩きである。進んでから左に曲がって少し登り、右へ行くと神野寺に出る。まだ初詣という雰囲気が残っていて、出店もいくつか出ていた。その中を通り、神野寺にお参りした。

お寺を出て、右に行くと大きな木が寺の境内にある。大イチョウらしい。案内板などはないが、ネットの情報だとサイズが6.2mくらいあるらしい。十分に巨樹である。すぐ近くにバス停があり、佐貫町駅行きのバスが後50分後くらいにあるようだ。道路をさらに進んでいく。しばらく歩くと観測所入口近くに以前にも見た古い道標が今も置かれている。

さらに先に緩やかに下っていき、牧場入口のバス停を見てさらに先へ行く。しばらく歩くと左に造成地のフェンスを見るが、その手前に鳥居崎の説明版がある。もうだいぶ古びているようだ。その横を通って鳥居崎に向かう。以前にも歩いているが、だいぶ草が伸びている。もうほとんど来る人もいないようだ。あまり良い雰囲気ではないが、先へ進んでいくと以前にも見た鳥居埼の石碑があった。

時計を見ると戻ればさきほど見た12時台のバスに乗れそうだ。予定ではこの先へ歩くつもりだったが、さきほどの事もあり、気分が悪い。やはりさっさと帰ることにしよう。再び往路を戻り、春日山のバス停に出る。時間がありそうなので、マザー牧場まで歩こうかと先へ少し歩いた。しかし、少し先へ進むともうバスがやってきた。これは神野寺行きのバスだが、戻ってくるまでの時間はそんなに長くはない。時間的にマザー牧場まで行けるか心配になった。無理するより戻った方が良さそうなので戻ることにした。しばらく戻るが、なんとなくこのバス停で待つ気になれず、もう一つ先のマザー牧場入口のバス停へ行く。まだバスが来るまで十数分あった。

日陰だし風もあって寒い。なかなか時間が経たず、ようやく来たバスはやはり誰も乗っていなかった。しかし、中国人か韓国人か、マザー牧場で大きな旅行用トランクを持った人が乗り込んだ。結局、駅までその人と二人だけだった。このバスはSUICAなどは使えず、現金のみな上に新札は両替に使えないようである。持っていたのが新札の千円札だけだったので、困った。しかし、580円とこのご時世にしてはあまり高くない料金だったのでなんとか持っていた小銭で払えて助かった。

駅近くはあまりお店などはない。しばらく待って来た列車は二両編成の車両、座席の空きが少なく立って乗る。しかし、君津駅で乗り換えられたので、座ることができた。千葉駅の駅中でお土産を買い込んで帰宅した。
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