登山(九州)

縄文杉へ 後編

続きです。

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先へ進むと大王杉。樹齢3千年と言われていて、縄文杉が見つかるまでは最大の杉だったそうな。近いので全体の写真は無理。これも巨大。穴があり、ガイドさんの話によると江戸時代の試し切りの跡らしいです。やはり江戸時代の人は材木として利用価値があるかどうか見極めて切り倒していたようで、中が空洞になっているから木材として使えないとして残されたようです。見たようにだいぶ割れているけれど、実際に目で見ると、やはりすごい木です。

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先へ進むと登りもまたきつくなって、世界自然遺産地域へ!

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今度は夫婦杉。二つの木が立っています。

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吃驚するのは枝が繋がっていること。どのくらいの時間をかけて繋がったのか分かりませんが、この結合のために夫婦杉と言われているようです。ちなみに屋久島町のページによると左は樹齢1500年、右は樹齢2000年だそうです。

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お魚さん?

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反対から見るとガイドさんは竜って言ってたけれどイノシシかな。

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そしてやっと縄文杉に到着!写真だとホントにたいしたことないように見えるけれど、現地に行くとこの大きさに圧倒されます。やはりこれは自分の目で見ないとダメです。

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横から見るとかなりの太さであることがよく分かります。

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この木は2000年~7200年と樹齢の説が様々なようです。屋久島町のページによると科学的計測値は2170年だそうです。日本で最大の大きさの杉。ガイドさんの話だとこの木もやはり伝説があって、おそらく江戸時代の人も知ってはいたけれど、木材として使えないので残したのではないかということでした。

まさに自然の神秘、やはりここまで来た甲斐がありました。

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さて、往路を戻らなくてはいけません。海亀?

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再び、延々とトロッコ道を戻ります。このトロッコ、まだ現役だとか。入口近くに信号機のようなものがあり、そのランプが付いていたら運転されているらしいです。欄干のない橋の上でトロッコが来たら、川に飛び込むしかないのかな?(苦笑)

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さすがに帰りは曇天に。もう少し新緑も始まっていました。

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ヤマザクラがよく咲いていました。

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見たことないツツジだなと思っていましたが、家に帰ってから調べるとサクラツツジでしょうか。四国以西に咲くツツジのようです。よく咲いていました。

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荒川登山口に戻って終了!
すでに16時。途中だいぶ休憩取ったので思ったほどではなかったけど、10時間半くらい歩いたことになるのでそれなりには疲れました。

 

縄文杉へ 前編

屋久島二日目は縄文杉へ。

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宿を早朝に出発し、荒川登山口を出発したのは5時30分頃。ヘッドランプで歩きます。グループに一人のガイドさんが付いてなかなか早く、結構ずんずん歩きます。明るくなってきて、道の途中には大きな杉があるけれど、これは数百年レベルの木で屋久杉ではないらしい。屋久杉は千年以上の木を言うそう。ガイドさんがいろいろ教えてくれるので楽しいです。

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ひたすらトロッコ道を進みます。欄干のない鉄橋とかあったりしてスリリングな所も。ヤマザクラが咲いていました。まだ平地でようやく桜が開花したくらいだったのになぁ。

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だいぶ歩いた所で休憩。小杉谷集落跡。当時は小学校、中学校もあり、島で一番の集落だったそうな。伐採ができなくなって廃村となったようです。

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歩いている途中には切り株と思われる木があり、そこからも木が生えています。江戸時代に年貢を納めるためにかなり伐採されたようです。屋久島の特徴は切った株の上にもさらに木が生えること。養分が少ないためにこのような植生が出来上がっているようです。

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まず出てくるのは三代杉。現地に会った案内板によると一代目の倒木の後に二代目の木が育ち、伐採され、三代目が数百年経過しているという受け継がれた木。一代目が1200年、二代目が1000年、三代目が350年と記載されていました。ただ、後で屋久島町のページを見ると一代目が2000年、二代目が1000年、三代目が数百年と書かれています。なかなか木の樹齢を測るのは難しいようです。

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三代杉はそれなりに大きいとは思ったけれど、まず一番先にすごいと思う屋久杉はこの仁王杉。写真では全体を写すことは無理です。やはり現地に行くとこの巨大さに圧倒されます。途中にあるこぶがまた奇怪な印象を受けます。

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歩き出した時から気づいていましたが、森の中を歩いているとやはり独特の森の香りがします。大株歩道入口からはきつい登りになりました。さらに進んだ所にあった翁杉は2010年頃に折れたようです。近くで見られる巨木だったのに残念とガイドさんが話をされていました。

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さらに歩くとウィルソン株。中には水が流れていて、祠も置かれていました。

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帰りに撮りましたが、一応ハートに見える?

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さらに進むと宮之浦岳が見えました。行ってみたいけれど、自分に行く機会が果たしてあるかどうか。

続く。

 

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